みゆきの日記
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2003年12月18日(木) さびしい夜

引越しの手伝いをかねて遊びに来てくれていた母が日本に帰ってしまった。
トモユキはまだロンドンで、菜子と二人の心細い夜。
来てくれると嬉しいのだけれど、帰っちゃうときがやっぱりさびしくて、
これはもうどうしようもない。

傑作だったのは菜子で、タクシーに一人乗り込む母の姿を見て、
突然私の腕から逃れようともがき、母のほうに両手を伸ばして激しく泣いた。
しばらくお別れなのがわかるのだろうか、と私も目頭が熱くなる。
母の目にも涙がたまっていて、こういうの、嫌だなーって思ったときだった。

「わんわん!!」

散歩道の奥から大きな犬を連れた婦人が歩いてきていたの。
すっかり心を奪われて、わんわん、わんわん!と叫び続ける菜子。
おばあちゃんのことは一瞬で忘れちゃったみたい・・・。
私は笑い、母も泣き笑いしてさびしい別れにならずにすんだ。

それにしても、もう29にもなるのにまだお母さんお母さんって、
私も相当ヤバイと思う。
いい加減、大人にならなくちゃねー。
もう私もお母さんなんだから。



街で見かけた大きなクリスマスツリーと、その隣のお店。
まだねらっていたりして(笑)。





明日はトモユキが帰ってくる。


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