へろへろ雑記
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2003年10月06日(月) 天才と狂気は紙一重の証明?

ニュースサイトを巡回していたらこんなものを見つけました。

Biological basis for creativity linked to mental illness
http://www.newsandevents.utoronto.ca/bin5/030930b.asp

ハーバード大とトロント大学の共同研究によれば、創造性の高い人はより外部の刺激を受けやすいという結果が出たそうです。平均的な感受性の持ち主は、無意識的に外からの情報を取捨選択して、必要ないものを遮断するようになっているそうです。一方、創造性の高い人は外からの刺激によりオープンになっており、刺激を遮断する能力が相対的に低くなっているのだとか。

もちろんいいことばかりではなく、外部からの刺激を受けやすい、遮断できないということは精神的な不安定さに繋がる可能性があります。「天才と狂気は紙一重」とはよくぞ言ったものです。

私たちは日々外からの刺激(情報)を受け、意識的・無意識的にそれらを取捨選択し、自らの意識体系に組み入れて再構築し自分自身を「更新」しています。昨日の私と今日の私には連続性があります(少なくともあると思っています)。が、情報の取りこみと再構築のバランスが崩れると自分自身を維持できなくなるということなのかもしれません。


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