へろへろ雑記
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2005年03月20日(日) |
ブログについて思うこと |
パソコン通信〜インターネット初期は特定のトピックについて議論するという形が通常で、トピックから逸れた話題は歓迎されない風潮があったように思います。この3月でついにニフティのパソコン通信が終了するにあたり、時代の流れをひしひしと感じてしまいました。
ホームページブームの初期も、パソコン通信時代の雰囲気を引き継いで特定のジャンル(特にオタク系)についての情報サイト系が多かったです。私のHPもその流れに沿って作られています。 しかし、無料掲示板、無料日記サービスがつぎつぎと始まり、特定のテーマについて書くよりも一番身近な話題、つまり自分の日常についてのコンテンツが圧倒的になりサイト数も爆発的に伸びました。
私のように毎日仕事に追われ日常の発見が少ない人間は、日記ですら自分の気持ちを書くことが少ないように思います。日常を書かない理由は他にもあって、些細な情報であってもこれだけ蓄積されてくると、私個人を特定するに充分な情報が不特定多数の人に行き渡ってしまうという恐れを持っているからでもあります。逆に私はROMの人の情報は殆ど知らないという、通常の人間関係ではありえない状況が成立するのがネットな訳です。
どうしても書きたいけどひとさまに知られたくなければ日記帳にでもチラシの裏にでも書いておけばいいんですが、たまには情報を共有したいなと思うこともあってジレンマとなっています。
そして今やブログブーム。weblogという名の通り、もともとジャーナリズム色の強いツールだったんですが、今や日記と掲示板とリンクを兼ね備えたサービスとして認識されつつあるようです。それにしても毎日ちゃんと書いている人は本当に偉いです。この「へろへろ雑記」も足掛け5年目に突入しました。超不定期更新ですが今後ともよろしくお願いいたします(HPの方も更新しなくちゃ)。
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