No._ _ _ _ _ _ _ _ _ Date 2002年10月10日(木) |
同じ場所に。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 時間が経つにつれ、心にある鉛が更に重くなる。 考えないようにすればするほど、頭の中はあのことで いっぱいになる。 幾ら考えこんだって、答えはもうすでに出ていて 変えようがない。。 それなのに違う答えを、見つけようと必死に頭の中で 色々な思考が廻る。 自分にとって、都合の良い答え。 何度も何度も、心から望んだ。。 だけどいつも叶わない、あの願い。 この先、ずっと叶わないことは解かっている。 今更彼の気持ちが、変るならきっとあの時に 変っていただろう。 彼が一度決めたらその、答えを変えないこと知っているから。 離れていった心は、二度と戻らない。 解かっているのに、花梨はまた同じ場所に戻ってしまう。 何度も何度も同じところを廻る。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - |