ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年12月09日(火)
学習できないんじゃなくて、そう、「〜できない」じゃなくて
そういう意味じゃなくて。
赤の他人同士が隣りにいて同じ時間を過ごすということは
とっても難しくて、分かり合えていると思っていても
自分のことさえ完全にわかっているわけじゃないのに
相手の、まして赤の他人のことなんて、わかることは難しい。
わかろうとする気持ちを大事にしたいと、思う。
好きだからって負けた気分に、負けた立場にいるような錯角に陥らないこと。
好きだからしょうがない、じゃあ悲しい恋愛じゃない?
ありがとう。ありがとう。
ワタシは前を向きたいの。
同じことを繰り返しているようでも、きっとどこかで違ってるんだ。
それは本当に。
ココロの中の小さな部分が、もう違ってる。
あのコトバを何度も頭の中で繰り返す。
まるで呪文の様に、何度も何度も。
そうすると不思議なことに、ちゃんと前を向こうってできるんだ。
そして、教えてくれたおなじないも。
コトバで傷ついてコトバで癒されていく。
だから、曖昧なコトバで返事をしたくないし、返事をしてもらいたくない。
ちゃんと目を見て、まっすぐ話そう。
来週で長かった卒研が終わる。
リハーサルと発表。
ワタシは壇上に立って読む人になりました。
リーダーと2人で、ひとり6分ずつ。
タエコはパワーポイントを操作することに決まった。
出だしはワタシで、そう、一番大事な最初のひと言はワタシ。
緊張する。今でも、考えるだけで。
胸張って行こう。今までやってきたことを堂々と発表しようと思う。
賞なんていらない。
一等賞になることよりも、もっと大事なことがあるから。
腹を立てたり、うじうじしたり、喧嘩したり。
いろんなことを乗り越えてきた。4月からずっと。
お互いを理解することはとても難しかったけれど
何かを乗り越えると、団結力が増す事がわかったし
それぞれが目標に向かって頑張ろうとしていた。
終わってしまうことにホッと安心すると同時に、少し寂しさを覚えた。
大丈夫。卒研が終わってもワタシたちは仲間だよ。
きらきらの人に頼まれたしみ抜きはできなかった。今でも悔しい。
かぼちゃの煮物を持っていこう。
「幸せになれるかぼちゃの煮物だよ。この前美味しいって言ってくれたから」
幸せにしてあげたい。幸せになりたい。
それはきらきらの人と。
ワタシの中に入ってくるのはきらきらの人。