めだかの親分の日記
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2003年02月17日(月) 秋田の生活はすごかったよ!

私の卒業したのは酒田工業高校。
卒業してすぐに家を離れました。

でも、みんなが東京やら愛知やら行くのに、
私だけが、反対方向の秋田の山の中。
それでも、一人暮らしは楽しくて、
農家の一軒家に1年間暮らしてみました。

万緑の季節、米代川の支流には、
いろんな木々のざわめきや、
動物たちの息遣いが、
気持ち良く私を包んでくれました。

そして、煌きの夏。
職場にも慣れて一人で近くの繁華街へも、
一人で行きました。
家事が苦手で、ナメクジが食器を、
這いまわっていたこともありました。

秋、十和田湖でのキャンプやら、
紅葉の眩しさを肌で感じ、
それまでの自分が何だったのか、
考えさせられました。

一晩で70センチも雪が積もった冬。
朝、ぎしっぎしっと音がするので目が覚めました。
屋根が重くなって、家が悲鳴を上げていました。
職場に行くのに、
雪を漕いで行くのでした。

秋田の生活は楽しかったのですが、
残念なことが一つあります。
それは、記録がないことです。
何も残っていません。
記憶だけが頼りですが、
あの時、写真を撮ってたらなぁとつくづく思います。

写真に興味を持ったのは、
その少し後です。
う〜ん、残念。
野球もやったし、女の子とも遊んだし、
温泉の芸者さんとも仲良くなったのになぁ…


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