趨向夢

2004年11月14日(日) 誤作動


朝、異常な音で目が覚める。寝ぼけた頭で
「ん?、(部屋の)中?それとも(部屋の)外?。他のマンション?」
と音の原因を考える。段々意識がはっきりしてきて、
「こりゃここのマンションだなー」
と思い廊下を除いてみる。何人か他の部屋の人も外に出てた。
どうやら『火災報知器』がなってるらしい。
通りでうるさいわね。てか、うるさくないと仕事にならないもんね(笑)。
なんだか怖いから一応外に出ても恥ずかしくない格好に
着替えて(この辺我ながら冷静だ(笑))、財布と携帯を持って
ドアに鍵をかけて1階に降りてみる。着替えてる途中で消防車の音。
おー、マジでやばいの?とちょっと焦る。

1階に下りると、警察さん数名と消防士さん数名。
ここから近いからやっぱり早いね到着(笑)。

どうやら鳴ってるのは5階の報知器らしい。警察さんの方から
「問題ないからもう部屋に戻ってくださーい」
と言うお言葉。寒いし眠いし、早く戻って寝ようと思ったら
俗に言う『おばちゃん』と言われる年代の人2人が
「原因が分からないと怖くて戻れない」
と警察さんに噛み付いてる(^^ゞ。分かるけどさー。

一応消防の方から説明。各部屋に付いてる煙感知器が作動したらしい。
ただそれは機械的な物であって、埃やタバコの煙にも反応する事が
少なくないと。5階を確認してきたけど問題ないから大丈夫だよって。

ここのマンションの住人達がこんなに集まるのは当然初めてで、
玄関に付いてる防犯ビデオを、動いてるとか動いてないとか
言ってる人達いたけど、あんなもん本物な訳無いじゃん。
あれが本物なら私と陸はとっくにここを追い出されてます。
自信を持って言えるよ。警察さんに噛み付いてたおばちゃんも
「これは意味が無い」
とキッパリとした口調で言っていた(笑)。ほんとに意味無いもの。

日曜の朝からこんな事があると1日狂うなー。
昨日は久しぶりに陸と電話で長い時間話して眠たい。

陸はたまに電話で自分が読んで面白かった本の話をしてくれるんだけど、
それが大朗読会になる事が多々ある(笑)。
面白いのを伝えたい、でも上手に伝えられない。そんな時に本を読み出す。
昨日もそう。電話の会話の4分の3は本の朗読じゃないか?(笑)。
良いんだけどね。確かに面白そうな本だったから。
早くお気に入りのコートを着てる陸に会いたいよ。
だから頑張らなくっちゃね、私。


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ゆう