趨向夢

2015年01月14日(水) 怒涛の一カ月⑥


私の実の父はおととし辺りから痴呆が始まり、
誤嚥からの肺炎で入院したり退院したりを繰り返していた
体自体は元気で、お世話するために地元に帰っていた姉がずっと
面倒見てくれていた

去年は家を建てたり、私の出産なんかで実家に帰る事が出来なかったから
今度の春の辺りには長男・二男連れて父が亡くなる前に会わせておきたいと
旦那とも話していたところだった
ある程度前から覚悟はしていたけれど、実際にその知らせを聞くと
やっぱり悲しくて
仲のいい親子でも無かったし、なんなら自分が子供を産むまで
嫌いな父親だった
でも、自分が親になって父親の気持ちもわかるようになって
やっと孫も増えて顔を見せに行きたいなと思ってたところだったのに

姉からはご飯を食べさせるために起こしに行ったらすでに息をしていなかった、
たぶん夜中のうちに息をひきとったんだと思うと
そこでハッと気付いた
二男、あのキョロキョロしてた時間に会いに来たのかな?って
そう思ったら涙が止まらなくなっちゃって

長男と旦那・義母が実家に向かってくれて
私たちはお留守番

ただ早く退院させてもらったけれど、二男の体重が減ったままでの
退院なので一週間後に診察に来てと言われての退院となった


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ゆう