short story


2005年03月23日(水)


「特別な宵の囁き」


素足にかかる言葉は
二人を包んだ。

うなじにゆれる湯気は
何も隠すことなく
何にも隠れない。

この時ばかりは
特別な宵に
特別な僕ら。

頬に当たる雨粒は
共に行こう。
傍にいるよ。
そう囁く。

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日記才人