「存在の証」
認識されてから初めて存在できることがある。自分だけが知っていていかに存在を確信していようとそれがあの人に伝わらないならあの人にとってこの存在はないものと同じだ。あの時、わたしは次々と何時の間にか生まれていった大事な大事な不確かなものをしっかりとあの人の中で存在させたかったからあの人に会うべきだと思ったんだ。