French Wolf の日記
DiaryINDEX|past|will
2000年11月20日(月) |
鬱の悪化--原因不明--天気 (気圧) の変動のせいか? |
最近やる気もないし、午前中から午後 2 〜 3 時くらいになるまで、脳が寝ている。体は起きているし、もちろん会社にも出かけて、人様と同じくらいのペースで仕事をこなしている (つもり) である。しかし、朝 4 時に起きるくせに、そんなに不毛な時間があるのは絶対自分の体・脳みそに問題があるに違いない、と思って今日は 8 時間労働の後、M 鷹のかかりつけのお医者さんのところへ赴いた。
症状を訴えてみる。自分の言葉で表現したつもりだったが、ふだん必要以上に医学書 (特に精神・神経系) を読み漁っているせいか、自動的に医学用語に偏った言葉が口をついて出てくる。まぁ、典型的な A 型であり、しかも神経症的傾向の強い鬱病患者である French Wolf をよぉくご存知主治医だから、俺がいくら専門用語を羅列してみても、ビクともしない。むしろ、自分の病気についてよぉく勉強している優等生のように扱ってくれる。(と思っているのは自分だけかもしれないが、本人がそう思って幸せなのだから誰も文句は言えまい。)
今自分を襲っている感情は、悲哀感である。午前中から日没前後までこの感情が訳もなく自分の心を陣取っている。はかなさ、ふがいなさ、やるせなさ、そういったネガティヴな感情・・・しかもその矛先はすべて自分の存在そのものに向けられている・・・に囚われている。まさに漢字が表現しているように、四方、いや天井と床も含めて六方か?、をその感情で塗り固められた壁に覆い尽くされている気分である。
診断の結果、クスリを調整することになった。Paxil という SSRI が追加された。夜だけ 10mg 服用ということなので、どれだけの効果が期待できるか、自分でもわからない。が、何もないよりは 100 万倍マシだ。抗鬱剤は血中濃度が命だから、今晩のみはじめても実際に効果が出てくるまでに 1 週間や 10 日間くらいは必要だろう。気長に待つしかない。
|