思い、願い。。
 < 過去  目次  未来 >
中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2003年02月02日(日) 抽選券に風呂掃除をかけて

昨日の新聞のちらしに、今日の朝刊に抽選券が入ると書いてあった。
朝9時〜12時までに先着200名にもれなく当たるというもの。
もれなく、とは言っても、4等は石鹸なわけで、石鹸もらっても嬉しかないよな、だけど。

2等にプーさんのバスタオルがあって、
息子はそれが欲しい、それが欲しいと言っていた。

昨日、私と娘と息子と三人で風呂に入り、
風呂が汚かったので、息子に風呂洗っておいて、と頼み、
息子は眠いから今日は勘弁してくれ、と言ったのだが、
その抽選券の権利をあげるから、お願いだからやってよ、と頼んだら、
あっさり「プーさん」で釣られて風呂掃除をやってくれた。

かわいそうに、石鹸だったらかわいそうに、
そんなこともちょっとは思ったけど、
風呂掃除やってくれたら、いっぱい抱っこしてあげる。
という言葉にも魅せられて、彼は喜んで風呂掃除してくれた。

小2にもなって、まだママに抱っこされたい年頃?なのだ。
なんともまだかわいらしいっつーか。
でもって息子を抱っこすると娘が、これまた小5にもなって、
「ズルイ。」と言って抱っこされるのを待っている。
そんな私は夫に抱っこしてもらったりするんだが。
こんな重い私を抱っこして走り回ってくれたりするので、
それが私は非常に怖いような面白いような気分になる。

さて、今朝、9時に一度目が覚めた私は、息子に一声かけるが反応がない。
仕方がないのでそのまままた寝てしまい、娘が、
「抽選券は」
と声をかけてくれた時には11時45分であった。

あれほど先着順で9時からなのだから、早く起きて行けと言ったのに、
どうして行かないのだ、と私は怒りまくり?
12時までだからもしかしてもう何もないかもしれないが、
とりあえず着替えて行きなさい!と息子と娘を家から出した。

12時、電話が鳴る。

「あのね、金の玉が出てね。一等賞なんだけど、電気毛布とストーブとどっちがいい?」

へっ?

当たったんかい?

電気毛布をリクエストし、夫と私はしばし彼等の運について語った。

朝から母親に怒鳴られ、行ったからこそ得た幸運。
本人はプーさんが欲しかった、が、それには当たらず1等を当ててきた。
まあ、人生なんてそんなものさ、と。

息子が大きな箱を抱えて戻ってきた。

「クソ、プーさんじゃなかった。」

後ろに並んでたおじさん「プーさん」だったらしい。

きっとそのおじさんは電気毛布が欲しかっただろうに、などと話した。

夫も、「良かったじゃん、お前の部屋さみ〜(寒い)し、いいじゃん。すごいすごい。」

娘も、「そうだよ、買ったら高いんだから、ただでもらえるんだもん。すごいよ。」

あんまり周りがすごいすごい、あったかいあったかい、と言うので、
娘も、「いいな〜。」と言い出した。

「いいじゃん、寝たらもらってきちゃえば。寝る時に寒くないようにって布団を温めるために
あるようなものだからさ。」

なんてことを言い、そうだね、などと話していた。

そしてさっきトイレに起きてちらっと見たら、
娘は息子の部屋で一緒に寝ていた。
よっぽど電気毛布が気持ちよかったのだろう。

めでたし、めでたし。


最後に、昨日の夕食のため、息子がいつものごとくご飯を炊いてくれ、
真っ先に炊いたご飯を混ぜて食べた息子が、
「あっ、間違えた。」
と言っていた。

5合炊くはずが、どう考えても6合のお米を入れてしまったらしい。
そのため、パパ曰く「ガンタ飯」という代物になってしまっていた。

そのことで、炊かせた私と炊いた息子は責任持って食え、と言われ、
昨日からせっせと責任持って食べていた。

きっとそんな出来事も、「電気毛布」をゲットする運につながったのかもしれない。


 < 過去  目次  未来 >


めい [MAIL]

My追加