2003年02月02日(日) |
抽選券に風呂掃除をかけて |
昨日の新聞のちらしに、今日の朝刊に抽選券が入ると書いてあった。 朝9時〜12時までに先着200名にもれなく当たるというもの。 もれなく、とは言っても、4等は石鹸なわけで、石鹸もらっても嬉しかないよな、だけど。
2等にプーさんのバスタオルがあって、 息子はそれが欲しい、それが欲しいと言っていた。
昨日、私と娘と息子と三人で風呂に入り、 風呂が汚かったので、息子に風呂洗っておいて、と頼み、 息子は眠いから今日は勘弁してくれ、と言ったのだが、 その抽選券の権利をあげるから、お願いだからやってよ、と頼んだら、 あっさり「プーさん」で釣られて風呂掃除をやってくれた。
かわいそうに、石鹸だったらかわいそうに、 そんなこともちょっとは思ったけど、 風呂掃除やってくれたら、いっぱい抱っこしてあげる。 という言葉にも魅せられて、彼は喜んで風呂掃除してくれた。
小2にもなって、まだママに抱っこされたい年頃?なのだ。 なんともまだかわいらしいっつーか。 でもって息子を抱っこすると娘が、これまた小5にもなって、 「ズルイ。」と言って抱っこされるのを待っている。 そんな私は夫に抱っこしてもらったりするんだが。 こんな重い私を抱っこして走り回ってくれたりするので、 それが私は非常に怖いような面白いような気分になる。
さて、今朝、9時に一度目が覚めた私は、息子に一声かけるが反応がない。 仕方がないのでそのまままた寝てしまい、娘が、 「抽選券は」 と声をかけてくれた時には11時45分であった。
あれほど先着順で9時からなのだから、早く起きて行けと言ったのに、 どうして行かないのだ、と私は怒りまくり? 12時までだからもしかしてもう何もないかもしれないが、 とりあえず着替えて行きなさい!と息子と娘を家から出した。
12時、電話が鳴る。
「あのね、金の玉が出てね。一等賞なんだけど、電気毛布とストーブとどっちがいい?」
へっ?
当たったんかい?
電気毛布をリクエストし、夫と私はしばし彼等の運について語った。
朝から母親に怒鳴られ、行ったからこそ得た幸運。 本人はプーさんが欲しかった、が、それには当たらず1等を当ててきた。 まあ、人生なんてそんなものさ、と。
息子が大きな箱を抱えて戻ってきた。
「クソ、プーさんじゃなかった。」
後ろに並んでたおじさん「プーさん」だったらしい。
きっとそのおじさんは電気毛布が欲しかっただろうに、などと話した。
夫も、「良かったじゃん、お前の部屋さみ〜(寒い)し、いいじゃん。すごいすごい。」
娘も、「そうだよ、買ったら高いんだから、ただでもらえるんだもん。すごいよ。」
あんまり周りがすごいすごい、あったかいあったかい、と言うので、 娘も、「いいな〜。」と言い出した。
「いいじゃん、寝たらもらってきちゃえば。寝る時に寒くないようにって布団を温めるために あるようなものだからさ。」
なんてことを言い、そうだね、などと話していた。
そしてさっきトイレに起きてちらっと見たら、 娘は息子の部屋で一緒に寝ていた。 よっぽど電気毛布が気持ちよかったのだろう。
めでたし、めでたし。
最後に、昨日の夕食のため、息子がいつものごとくご飯を炊いてくれ、 真っ先に炊いたご飯を混ぜて食べた息子が、 「あっ、間違えた。」 と言っていた。
5合炊くはずが、どう考えても6合のお米を入れてしまったらしい。 そのため、パパ曰く「ガンタ飯」という代物になってしまっていた。
そのことで、炊かせた私と炊いた息子は責任持って食え、と言われ、 昨日からせっせと責任持って食べていた。
きっとそんな出来事も、「電気毛布」をゲットする運につながったのかもしれない。
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