double-dealer
 「アンタ、裏表有り過ぎ。」と女友達に謂われてしまう、其の理由は自覚してた筈でした。

 僕は同性の前ではイイコぶり、猫を被ろうとする。多少、己の意に染まぬ事でも相手が望むなら出来るだけ為そうとする。
 出来るだけ相手に避けられ無い様に、嫌われ無い様に、そんな想いが行動の源。

 野郎に対する態度と女性に対する態度が全然違う、女性には親切で野郎にはぞんざいに…そんなの理解出来無いと亦女友達に謂われてしまった。
 男性に親切にするのならまだ理解出来るのらしい。女なんて結局男が絡むと裏切る生物なのだから同性を全面信用し無いし機嫌取りもする気にはなれ無い、と友達は謂う。

 僕の行動を「女性には意地を張らずに大人しい素の自分を出してお付合い、野郎には嫌われても如何でも良いからいい加減に接している」と捉えるか…「女性は信用出来無いから上辺を繕ってお友達ごっこ、野郎は心から信用出来るから取り繕わずに本音で接している」と捉えるのか…正直どっちでも構わ無い。本当は如何なのかなんてもう忘れてしまった。
 同性も異性も本当は信用出来無い。同性の思考は読め無いし、異性なら尚更。其れでも同性に嫌われたくは無いと思うのは小さい頃から女性にだけは嫌われぬ様振舞えと教え込まれてきた所為だ。

 僕の裏はどれで僕の表は何?
 大声出して笑って間抜けな行動続けた侭何も知ら無い振りを今も続けて居たら君は僕を嫌わずに居てくれたのか?
2002年01月27日(日)
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