● おさるのひとりごと ●


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2001年01月25日(木) 演歌の流れるラジオ

今朝(24日)、会社に行く途中の川沿いで1人のおじいさんがラジオで演歌を聞きつつ
しゃがんでカバンを開けて何かをやっていた。
どこかで見た事のある風景だなぁ・・・と、思っていたら、ふと頭をよぎるものが。
実家の車庫の前で朝市で買って来た野菜などを折り畳み椅子に座りながら洗っているうちのじいさんの姿である。
あー、あれかぁ、懐かしいなぁ。
と思ったらちょっとうるうるして来た。
普段はそんなに考えたりはしないんだけど、意識のどこかにかならずじいさんはいる。
何か迷ったり、大変な事がある時にはかならずじいさんがそばにいるような気がする。
別に、今までそうだった、と言うわけではない。
だって、じいさんはとっくに亡くなってしまっているし、私も実家を出てかなり経つからだ。
基本的に私はじいさんっ子だからかもしれない。
そんなじいさんは山菜取りに行く時もドライブするときも車庫前で作業してる時もラジオが好きで
常に流しっぱなしにしていた。
じいさんの遺品整理をしていたら大小さまざまなラジオが出て来たこともある。
いつものせわしない出勤時にちょっとだけノスタルジィなおさるでありました。


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