● おさるのひとりごと ●
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2001年01月28日(日) |
雪は溶けて参りましたが・・・ |
そこら中に雪があるせいか、そのせいでみんながスタンドに灯油を買いに行ってしまって 移動販売車(要するにタンク車)にまわす分がないせいか、昨日も今日も灯油売りが来なかった。 車のない私としては移動販売車が頼りなのだけど、おかげで灯油も切れ。(T_T) まあ、こんな時こそ(夏じゃなくても)『ああ、エアコンがあってよかった!!』と言うところでしょうか。 冬はエアコンだと弱いかと思い、石油ファンヒーター1本でやり過ごすつもりでしたが、いやいや こんな落とし穴があったとは。(^_^; ま、空気が乾燥しすぎるのはなんだけど、この際、贅沢は言っていられまい。エアコン万歳!
さて、さっき『知ってるつもり』を見て、思わず・・・。 なんてーんでしょう?感動、とかそんな簡単なもんじゃなくて、うーん。ボキャブラリィの乏しい私。 『小林ハル』さん、って言う『ごぜ』(漢字が出ない^^;)のお話なんだけど。 現在101歳でまだ御健在。『知ってるつもり』は死んだ人をやる事が多いのでちょっと意外でしたが。 『ごぜ』って言うのは今でこそ国の無形文化財っつーか、要するに『小林ハル』さんは人間国宝と呼ばれるまでに なったんだけど、(そうじゃない人もいるらしいが、多くは)全盲で三味線とか歌をうたいながら 旅をする人の事を言うらしく、『小林ハル』さんは最後の『ごぜ』なんだそうだ。 まあ、こんなに年を取ってもいい顔をしている人と言うのは人間が出来てる、と言うのか悟ってると言うのか。 哀しいまでに人に尽くせる慈愛に満ちた人、と言うのか、うーん、やっぱりボキャブラリィに乏しいな私は。 この方に限らず、故・高橋竹山先生とか、魂に訴える力を持った演奏者はそうはいない。 すでに演奏者と言うよりは、その音に自分のこれまで生きざまを全て込めた『祈り』に近いものを感じる。 だから、なんだ、って言われるとそれまでなんだけど。 なんかちょっと感銘を受けたおさるでした。
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