足回りを交換し、運転するのがさらに楽しくなったMAYU号!そこまでやったらサイドロッドも交換したほうが足回りのバランスが向上するということで、交換!それでは作業しましょう!サイドロッドは白矢印の部分のパーツです。サイドロッドはステアリングギヤボックスとタイヤ側のナックルを結び、ハンドルの動きをタイヤに伝える操舵系の重要なパーツです。ハンドル操作によってこのサイドロッドがニョキニョキっと左右に動き、タイヤの向きを変えてくれるんですね。タイヤは路面状況によって上下に、またハンドル操作によって左右に動くので、このサイドロッドは上下左右に3次元的に動く事になります。ボールジョイントにかかる負担は相当に大きそう。これが新品のサイドロッドASSYです。両端は3次元的な動きを支えるためにボールジョイントが付いています。赤矢印が新品のサイドロッドで奥の青矢印がステアリングギヤボックスです。接続部分のボールジョイントは内部にグリスが充填されていますが、距離・年数・使用状況などによって内部のグリスが漏れてしまいスムースな動きが出来なくなってしまうそうです。スムースな動きが出来なくなったサイドロッドはガタガタ・コクコクといった異音が出るようになります。MAYU号、異音出てたなぁ~(TT)これはステアリングギヤボックスの動きをサイドロッドに伝えるバーです。このバーはタイロッドブーツ(ゴムのジャバラ)によってホコリなどから守られていますが、塗られたグリスがかなり汚れていたので清掃しグリスアップしてもらいました。清掃ついでにパワステオイルも新油に交換しました。これで足回りの気になる部分のメンテナンスは完了!今回のイメチェン・メンテで今まで交換したいなぁ~なんて思っていた部分を全て交換し、気持ち的にスッキリしたし、なにより走りの変化に驚いています(^^)また、足回りには劣化してくると異音が出る箇所がこんなにも多くあるんだな~っと思いました。足回り可動部分のボールジョイントやブッシュは激しい走りをしなくても劣化してくるパーツなので今回のイメチェンメンテで思い切って一新して良かったな~っと思いました。右サイドロッドのステアリングギヤボックス側からガタガタっと異音がたま~に聞こえていたけど、それも全く無くなり、私のストレスも全く無くなりました(^^)めったに見れない車の下側です(^^)
MAYU号のNEWホイール、Zender(ツェンダー)のトロフィー・・・アクセントのある細スポークで軽い!ってことでお気に入りなんだけど、もっと何かオリジナルな感じにしたいなぁ~っと(^^)っていうか、センターバッジのメッキがちょっとヤな感じなんですよね。それじゃMAYU号オリジナルのセンターバッジをワンオフで作っちゃえ~!っとなりました。デザイン候補はこの5つ!MをモジってMayuにしてます(^^)カラーリングは黒、白、グレーの3色で控え目な配色としました。どれにしようかなぁ~迷いますね~。とりあえず5番!ワンオフ・バッジはSOLインク出力による鮮明な画像の上に透明アクリル樹脂を1.5ミリ厚で盛ってもらい、高級感と透明感を出してもらいました。ペラペラではなく、厚みあって良い感じ(^^)Zenderのバッジは両面テープで貼り付けられていました。それを綺麗に剥がしてMAYU号オリジナルのセンターバッジを接着剤で付けました。良い感じですね~(^^)こんな感じになりました!普通にショップとかで売ってそうな見た目のバッジだけど、実はどこにも売ってない!っていうのが良いですね~(^^)このワンオフ・バッジでイメチェンのエクステリアは締めくくりとしましょう!実は3番も製作してたりします!
MAYU号、BTSキットやM3B用強化アッパーマウントの御陰で足回りからのインフォメーションが今までよりも格段にドライバーに伝わるようになりました(^^)。相当に硬度の上がったアッパーマウントは路面の細かな凹凸をそのままドライバーに伝えるため、言い換えると今までよりも不快になったとも受け取れますが、私的には好みの味付けですね。コーナー曲がる時がとっても楽しくなりました。キャスター角の変更によって、今までよりもインに入っていくのが分かります。いつも通るちょっと短めのユーノディエール風(^^)直線の後の下りの左コーナー、新しい足回りではグイグイと内側へ向います・・・ニュートラルに近いって言うのかな。(今までは気持ち外側に^^;)車体はググッと踏ん張り、気持ちの良いロール状態を保って出口へ。タイヤへの負担は今までよりも相当に多いと思うけど、踏ん張っている感じがタイヤのグリップ感とかハンドルから伝わってきて、とても気持ちの良いトレースをしてくれます。今までの足回りはタイヤの性能を生かしきれていない感があったけど、新しい足回りは違います!アライメントを取ったことも手伝って、タイヤがその性能を十分に発揮できる粘りのある走りができ、コーナーが楽しくなりました。そうそう、ピレリP6000ですが、曲がりながらさらに踏んでいき限界点を超えると穏やかにズルズルと滑り始めます。いきなりではなく、予想できる滑り出しなので、慌ててカウンター!なんてことはないですね。前後重量配分が約50対50ってことで、コーナーリング時のボディバランスが良いのもE36の美点ですね。さて足回り、言い変えれば足が固くなったってことで、それまでにも増して車内のビビリ音が出るようになりました(TT)ってことで、ビビリ音の温床である左右フロント内張りを交換することにしました。買ったのは中古の状態の良い内張りです・・・あれれっ?どこか違うな~っと思った方、鋭いですね!そう、これは右ハンドル用の右前内張りです(^^)助手席なのにドアミラースイッチがあるでしょ!調べてみたら右ハンドル用の右前内張りでも装着できることが分かったので、シャレの意味もこめて装着することにしました。どんなシャレかって?「あれ、なんで助手席にドアミラースイッチがあるの?」「あっ、それね!もともとこの車ね、右ハンだったのね。 で、左ハンに改造したのね!内張りはそのままにしたんだ!」(^^)そうそうビビリ音、開閉頻度の多い運転席や助手席の内張りはその影響で内張りの止め具である内部のプラピンが折れたり、欠けたりすることが多くあります。その欠け落ちたプラピンが内張り内部で動き、カタカタッ!とか、プラピン欠けによって浮いてしまった内張りがコトコト!っとかね。また内張り内部の配線(ドアミラー配線やスピーカー配線など)の結束が緩みビビリ音が発生している場合もあります。内張り交換でビビリ音の無い静かな車内に感動!足固めたのは良いけど、内張りからビビリ音が聞こえてきたらカッコ良くないですもんね。ドアを閉めたときの硬質な感じも今までに増してグ~です(^^)そうそう、イメチェンってことでフロアマットも交換しました。運転席は黒でアルミプレート付きのレーシーな感じのです。助手席はグレーの普通のマットにしました。今まではカロイズムの黒×赤のシザルだったので、今度のはちょっと地味かも。右ハンドル用マットを切って使っています。
先日の足回り交換で強化されたM3用ブッシュを装着したことで、ハンドリングが劇的に変化しました!ここで復習!(^^)M3B用アッパーマウントをM3以外のE36に使用した場合のメリットは・・・1.前傾姿勢のフロントの車高を7~10mmほど上げられる。2.硬度が高いためマウント自体の動きが少なくステアリングからの インフォメーションがつかみやすい。3.キャスターが増えるため直進安定性が良くなる。4.ハンドルの戻りが良くなる(若干重くどっしりした感じ)。もともと操作感の重いハンドルはさらにずっしり重くなり、メリットを実感しまくりの私ですが、ボンネットを開けると「なるほどね!」っとなります。純正アッパマウントブッシュはストラットホールの真ん中にショックの頭が位置するんだけど、M3B用はこのくらい後ろに下がっています。下がった分だけキャスター角が増えたことになります。これにM3B用ロアアームブッシュを装着してナイスな足回りの完成!
この間グリルをカーボンシートで貼り貼りした時のカーボンシートがかなりの量余っていました(^^;)それでは!ってことでトランクボタンの周りにカーボンシートを貼る事にしました。トランクボタンの周りの黒いプラスティックのパーツに貼る事にしました。取り外しは以外に簡単!白○部分にあるプラスのタッピングを外します。あとはこの状態で上に持ち上げれば外れます。こんな感じでボタンホール周りも綺麗に貼り伸ばしていきました。もちろんカーボンシートは一枚で張りました!装着するとこんな感じ!今までは特にアピールの無い部分だったけど、カーボンシートを貼ったことでツヤが出て、かなり目立つようになりました(^^)そうそう、カー用品点で面白い物を発見!シャークアンテナです・・・ってこれはダミーです(^^)空気の乾燥する冬って、車から降りる時に静電気がバチバチってなりますよね。このダミーシャークはあの嫌なバチバチを軽減してくれるようです。なんか裏に電極みたいなのが付いてて車に帯電している静電気を除去してくれるようです。この間ディーラーで7シリーズを見たときに、これと同じようなシャークが装着されてるのを見てカッコ良いな~なんて思っていたのでタイムリーでした。ダミーシャークももちろんカーボンシートで貼り貼り!
MAYU号のイグニッションコイル、2000年10月09日(月)の日記「トラブル再発!でも! 」で完全リークしたコイルを1個交換しています。車に装着されているイグニッションコイルは全て同じ時期に作られたコイルってことで、他の5個もそう遠くない時期に寿命を向え不通電になることが予想されます。今回のイメチェン・メンテ!でメカさんにMAYU号のコイルの状態をチェックしてもらいました。これが今まで装着していたコイル6個です。こうやって見ると別に変化は見受けられないけど・・・・。アップにすると・・・矢印の部分にリークしていることを物語る跡が!!(TT)その反対側にも跡が・・・(TT)コイルがリークしだすと白い粉のようなものがコイル両脇の取り付けベースあたりに付着します。片側リーク、両側リークと段階的にリークの度合いが深刻になり、最終的には完全リーク(不通電)となるようです。MAYU号のコイルですが、全て通電してるけど、6個のうち4個に片側もしくは両側リークの跡が見られたので、予防メンテということで中古の状態の良いコイルを購入して装着する事にしました。取り外したコイルのうち2個は状態良いコイルだったので、今回取り付けたコイルがリークしはじめた時の予備にトランクに置いておく事にしました。これが購入したコイルです。またまたE34・525のコイルです(^^;)今まで特に不具合を感じていなかったコイルだけど、予想通りリークしていたみたいです。完全リークする前に交換できて良かったな~(^^)リークしていない状態の良いコイルによって今までのリークしていたコイルより強力なスパークが期待できるので、イリジウムパワーの性能を最大限に引き出せそう(^^)中古のコイルって難しいですね(TT)実は合計18個のコイルを入手し、その中からリークしていない状態の良いコイルを選んで付けたんです(^^:)さてE36、最終型(98年式)で製造から6年が経過し、91年式の初期型になると13年もの年月が経っている事になります。各部の経年劣化や消耗、磨耗は乗り方や保管状態、また個体差があるけど、確実に劣化し、くたびれているのは事実ですよね。そんな時、新品にするか?中古にするか?をその時に必要なパーツによって使い分けると費用を安く抑える事もできますよね。ってことで、私は故障する可能性の有るパーツの中で中古品でも問題無いパーツの場合は状態の良い物を前もって用意して、この先やってくるであろう故障に備えています(^^)故障する可能性の有るパーツ・・・イグニッションコイル、アイドルバルブ、エアマスセンサーとかね。
足回りを交換したらキッチリとアライメントを!ってことで調整してもらう事に(^^)でもでもアッパーマウントを前後共にM3B用を装着しているMAYU号はノーマルセダンのメーカーアライメント規定値では合わせられないんですよね。っというわけで、M3リムジンのメーカーアライメント規定値の範囲内で調整してもらいました。M3リムジンは正規輸入されなかったモデルなので、その規定値をメカさんに調べてもらい、アライメントテスターに数値入力してもらいました。これがアライメントデータです。・・・って私は見ても分からないです(^^;)スプリング、アブゾーバーだけでなく、マウント類やロアアーム交換などによって今までとは雲泥の差の走りとなったMAYU号は、それまであった足回りからの異音も無くなり、キャスター角の変更で今までよりもさらに重いハンドリング、ブレーキ時はダイレクト感がハッキリと感じられ、「BMWってこんな足回りだったんだ!」と思わせてくれます。そうそう、足回りからの異音の原因は・・・これは純正ロアアームブッシュです。ここにM3B用の偏芯された強化ブッシュを入れました。写真では見辛いけど、ブッシュには亀裂が入っていました。純正ロアアームブッシュは硬度が低く、穴の両脇にアームから入力された力を逃がすための小さな穴が開いているためハンドリング、ブレーキフィールはダルな方向(コンフォート)となるようです。これはロアアームに付いている2箇所のボールジョイントです(TT)ジョイントブーツが破れ中に入っているグリスが漏れてしまっています。コトコトコクコクの異音の原因はこんな所にあったんですね。にしてもヒドイ状態(^^;)メカさん「このような状態のE36はよく見かけますよ、MAYU号が特にヒドイとは思いませんね。足回りって毎日少しづつ劣化していくので、オーナーさんはその変化に気付き難いんですよね。ただ、今回のように気になるパーツを交換したあとはその変化をハッキリと感じると思いますよ!」はい、実感しまくりです!(^^)
いよいよMAYU号の足回りが生まれ変わる時が来ました!嬉しぃ~♪車体製造番号からMAYU号の足回りはアッパーマウント形状が前期型、スタビ取り付け方法は後期型という足回り変更途中のややこしい足回りなんですよね。このまま前期型アッパーマウントを生かした場合、ビルシュタインで選ぶと、複筒式のみの設定となります。やっぱりビルシュタインは倒立式でしょ!ってことで、アッパーマウントも含む足回り交換で後期足にコンバートすることになりました。今回の足回りモディは豊富な実績とノウハウを持つ深澤自動車 (Fukazawa Modify)の深澤社長と相談しながら進めていきました!さぁ、組んでいきましょう!・・・って私はココで帰ることに(^^;)(装着とアライメント調整などで一泊二日の入院となりました)これが今回交換したパーツたちです!アップで見てみましょう!M3B用アッパーマウントが装着されたアブゾーバー上側とM3B用ロアアームブッシュです。ノーマルのロアアームブッシュは穴が真ん中に開いていて、その脇に入力された力を逃がす穴が開いています。走りを詰めていくとゴムの硬度(柔らかい)と両脇の逃がし穴がネックとなってきます。どうしてもダル(コンフォート)なフィールになるようです。対してこのM3B用ロアアームブッシュは穴が偏芯されていて、キャスター角の変更ができ、逃がし穴など全く無く、硬度も純正の比ではないようです。これによってタイヤの動きに遊びが無くなり、ガチッ!としたフィールになるようです。M3B用フロントアッパーマウントは偏芯していて、15ミリくらいタイヤが後ろに下がり、車高は10ミリくらい上がります。ゴムの硬度は相当に硬いようです。左からロアアーム本体、M3B用ロアアームブッシュ、フロントスタビブッシュ、フロントスタビリンクです。ロアアームにはボールジョイントが2個付いています。(アーム上左右)またフロントスタビリンクにも小ぶりなボールジョイントが2個付いています。ボールジョイントは劣化すると走りにダルなフィールがでて、さらにはガタガタ・コクコクと異音が出るようです・・・そういえばMAYU号音出てたかな(^^;)このボールジョイントは足回り見直しの時には一緒に交換した方がバランス的に良い方向に向うようです。今回交換した明細は・・・BTSキット倒立type x1 フロントアッパーマウントx2(M3B用)ベアリングワッシャー x2スプリングゴムシート x4アッパーシート x2リアアッパーマウント x2(M3B用) リアバンプラバー x2ダストブーツ x4リアアッパーカラー上下 x4フロントロアアーム x2ロアアームブッシュ x2(M3B用)フロントスタビリンク x2フロントスタビブッシュ x2深澤社長のノウハウを元にロアアームも含む気になるパーツを全て交換しました!ここからは深澤社長@ゴットハンドのコメント!「BTSキットは馴染んでくると結構前傾姿勢になります。 そのため多少ハンドルが取られやすく、シビアなフィールになります。高速安定性と運転のし易さをお望みの場合は、M3B用アッパーマウントをキャスターの補正と車高UPを兼ねて、装着をお勧めします。素晴らしい足に仕上がります!M3B用アッパーマウントをM3以外のE36に使用した場合のメリットは・・・1.前傾姿勢のフロントの車高を7~10mmほど上げられる。2.硬度が高いためマウント自体の動きが少なくステアリングからの インフォメーションがつかみやすい。3.キャスターが増えるため直進安定性が良くなる。4.ハンドルの戻りが良くなる(若干重くどっしりした感じ)。M3B用アッパーマウントを装着すると、ショックの取り付け位置がノーマルよりも後ろに下がりますのでタイヤも自然と約10mmほど後ろに下がります。それを補正するためにM3B用ロアアームブッシュを装着するのがベターです。このM3B用ロアアームブッシュで約15mmほどタイヤの位置は前に行きます。ノーマルロアアームブッシュの穴開きゴムと違い、しっかりゴムが詰まったM3B用ロアアームブッシュは純正強化品で、タイヤが前後に暴れることが無く、正確なコーナリングとブレーキング時の安定感が大変良くなります。」さすが深澤社長@ゴットハンド、ノウハウ持ってます!さて、まず見た目・・・装着直後ってことでパーツが馴染んでないので車高が今までよりも25ミリくらい上がっています。こんな感じで今までよりも車高が上がっています。今までは指1本分タイヤが埋まっていたフロントもこの通り!指2本くらいのクリアランスがありますね。馴染むと指1本くらいに落ち着くようなので、楽しみだな~。走りは・・・深澤社長の言う通り!乗って5メートルでその大いなる違いに感動しました!今までよりもかなり固いけど、しっかりとストロークする足で、ちゃんと路面の凸凹を吸収しています。走っているとコツンコツンとBTSが良く動いているのが分かります。ブレーキ時は今までとは比べ物にならないくらいにダイレクトなフィールになりました。とにかくハンドリングのダルな遊びが無くなり、運転する楽しさが倍増!って感じです。まだ交換直後なので、詳細インプレは後日アップしますね!深澤社長~どうも!また近いうちにお世話になりますね(^^)~その後~さて、このMAYU号の足回り、深澤社長も前々からM3用ブッシュを組み込んだBTSキットの商品化を考えていたようで、今では「FMオリジナル・BTSスーパーコンプリート for E36」として販売されています。確かな性能と満足な結果を約束できる納得の足回り!ですね。この「FMオリジナル・BTSスーパーコンプリート for E36」に、くたびれていると予想されるロアアーム、フロントスタビブッシュ、フロントスタビリンク、さらにM3B用ロアアームブッシュを同時交換すればMAYUスペシャルforお買物用!の出来上がり(^^)
イメチェンモディのエクステリアが終わり、メンテ編に突入!メンテ編はMAYU号を1週間ショップに預け、今現在のMAYU号の足回りや各機関の状態を調べてもらい交換部品を決めていくことにしました。まず最初に交換したのはエンジンヘッドカバーパッキンです。ジャ~ン! あまり見る機会のないエンジン内部です。交換したエンジンヘッドカバーパッキンはエンジン外周に沿って装着されているパッキンです。エンジンオイル漏れの大半の原因はこのパッキンのようです。年数経つとゴムが硬化し、わずかな隙間が生じ、そこからオイルが漏れてしまうようです。MAYU号のエンジンヘッドカバーパッキンはゴムというよりプラスチックみたいに硬~くなっていました(^^;)今までのオイル漏れの原因はこのパッキンでした。それとプラグホールパッキンも交換しました。これは6個あるプラグホールにエンジンオイルが侵入するのを防ぐためのパッキンです。このパッキンも硬~くなってました(^^;)ごく少量だけどプラグホールにオイルが侵入していたので、洗浄してもらいました。プラグホールにオイルが侵入した場合、エンジン回転が息継ぎしたり、正常な点火が行われなくなり、アイドル不良などの現象が起きるようです。メカさん・・・「ちょっと周りを走った時に感じたんだけど、このM50は上まで良く回るね!それにエンジン内部状態良いね!かなり綺麗な金属表面だし、鉄粉ダマリも無いし、距離や年数から考えてエンジン機関は特上レベルだよ。鋳鉄ブロックのこのエンジンは耐久性あるし、回り方が素直で豪快、踏んだら踏んだ分だけトルクが出てくるから面白いんだよね。メカチューンのベースに良いな~どうする?」今までエンジン内部見たこと無かったけど、特上!のお墨付きをもらったことで、これまでのオイル交換サイクルやオイル選びに間違いが無かったことが確認できました(^^)
イメチェンモディも順調に進み、いよいよ足回りをどんな感じで仕上げるか?の煮詰めの段階に突入!(^^)コダワリのパーツを使った優秀な足回りにする予定ですのでお楽しみに!っとその前にオイル交換でもしようかな~っと。今回入れてみたのはMOTUL 300V COMPETITION 15W 50 です。今まで入れていたカストロール・RSが10w-50だったので、少し硬めになりますね。ショップの店員さん「エンジンの軽い吹け上がりや始動性向上を望むなら柔めのオイルが適していますが、トルク感の向上やエンジンパーツの保護などを望むなら硬めが良いと思います。」今までオイル交換してハッキリとそれまでとの違いを体感した事はなかったけど、このMOTULは良いかも~!鈍感な私でも低速トルクが太くなったのを体感でき、回転の上昇はそれまでに比べてほんの気持ち重いけど、その重さにはしっかりとしたトルク感がついてきます。良いオイル見つけたかも!