ぜんぜん重ね着しなかったね。風除けのダウンの下はずっと綿シャツ一枚だった。 そんな二月。 も、今日でおしまいなわけですが、我が家では晦日にふさわしいドタバタがありました。
そのチラシが入っていたのは半月ほどまえ。 全品、半額。 うーむ、二月は日数が少ないしね、少しでも売り上げの数字を上げるために、 なりふりかまわずきたね~。 と、お昼時に家族間でほんの少し話題になりましたが、(自営業だとすぐこういう話になる) でも注文はしなかったのです。 でもでも半額券は捨てなかったのね。 食べたくない時には、9割引きでも食べたくないけど、 食べたいとなると深夜でも、割り増し料金でも食べたい、 それがピザ。 中高齢大人家族で、みんなが食べたい時なんてのは一年にいっぺんもないのですが。
その半額券の期限が二月末、つまり今日までだったのです。 そして、今日まで半額、あしたからは二倍(通常価格に戻るのですが、こう感じる) この最後の一個感 が中高齢魂に火をつけたのです。 もちろんまっさきに母に。 「そういえばこれ今日までなのよねっ!」 と昼時(カレー)から券を持ち出し、どれを頼むのが一番お徳か、協議しました。 そして季節限定のカニ関係は半額にはしないことに初めて気づきました。 また全額3000円以上でないと半額にしないことも。 つまり、ぜったいに一回1500円を使わせる券だったわけですが、 宅配ピザではそれでもかなり安い、 じゃあこの スーパーびっくり4とかいうのの L を頼んじゃおう! 残したら明日あっためて食べればいいもんね、 ビールとコーラも買ってこよう、 キャッキャッvvv
と母を中心に話はまとまり、三時のおやつにも、夜はピザだから、なにしろLだから、 おやつを食べるとたくさん食べられないから我慢しよう、 などと、総員(3人)ピザ体制で夜を待ったのでした。
午後6時、母は、「もうそろそろいいよね。。時間かかるもんね。」 と早速でんわをかけました。 が、話中。 「混んでるね~。みんなこの券のお客だね。キャッキャッ。」 と、はじめのうち母ははしゃいでいました。 しかし15分もたたないうちに、母は眉間に深い縦皺をよせて、 わたしの部屋まで聞こえるようなでっかい声で怒鳴り散らしていました。 「なにこれ!インチキだ!ぜんぜん繋がらない!つぶれたんじゃないの!?」 まあまあ、いま一番混んでる時間だもん、すこしたって架けなおしてごらんよ。 まだお腹すいてないしさ。 と宥めるわれら。 しかしまた十分もすると、 「なんだこれ! 待ってたら勝手に向こうから切れた!もう今日は注文いっぱいで電話にでないつもりなんじゃないの!?」 と叫び声。 まあまあ、きっと半額券のすべりこみ客が夜ご飯時に集中してて、店の誰も電話に出られないんだよ。 ほら私たちだって同じじゃん。 と、なだめすかすわれら。 その後も数分おきに、 「まだだめだ!券だけくばっておいて受け付けないなんて馬鹿にしてる!もう手が痛い!」 と聞こえれば、行ってリダイヤルの方法を教え、 「信じられない。もう今日はだめなんじゃない。それにこんな電話ばっかりしていたらお風呂掃除ができない!」 と聞こえれば、行って掃除してやり、 「どうしよう、このままだと夜ご飯食べるものがない。お昼のカレーしかない。なんなのこの店は!」 と聞こえれば、最悪の場合われらはお昼のカレーでもよい、と言ってやり。
そうして19時までがんばったのですが、結局でんわは繋がらなかったのです。 どんよりとした空気のなか、話し合いがもたれました。 母は、意地になっているのか、あと30分がんばってみてもいい、と言いました。 しかしわれらは、テンパっている母に付き合うことに疲れていました。 そして、もし19時30分に電話がつながっても、こんなに混んでいるのだから、 配達には30~40分かかるだろう、すると食事は早くても20時になってしまう、 もしかしたら到着は20時30分かもしれない。 そんな時間にあんなにカロリーの高い、消化の悪いものを食べていいものだろうか、 と言い聞かせました。 カロリー が効いたのか、母はしょんぼりしながらも そうだよね、じゃあカレーあっためる、 と電話の前から離れました。 わたくしもなんだかんだと、昼からピザ脳になっていたので思ったよりもガッカリしていました。
が、母はくるりと振り返り、 「やっぱり我慢できない!お昼からずっとピザが食べたかったんだもん。違うピザ屋に電話する!」
「え~!? だって半額だから、今日までだからって一時間も電話してたんじゃないの!?」
「このままでは悔しくて眠れないから、半額でなくてもいい!こっちの(とチラシをだしてきて) ピザ屋に電話する!」
本末転倒とはこのことなり。
こうなると母は絶対にひかないので、また総員(こんどは2人)会議。
高いね~。 Lなんて食べられないよ。 あっためなおすと美味しくないんだよね。
と、昼とは違う結論に達し、すぐさま違うピザ屋に電話しました。 すぐ繋がりました。 でも結構混んでいて、到着まで40分待たされました。 母は、半額券の店からわれらと同じように流れた客が多かったに違いない、 と言いました。 わたくしもめずらしく母の意見に同意しました。
結局20時近くなって、ピザとラザニア(悔しさのあまり追加)を食べ、 家族総員、胃がもたれる~ とうなっています。
今日のわたくしはきっとすごく疲れていたのです。 気がつくとスーパーの大きなアイスボックスの前で何十種とある氷菓子を眺めていました。 ビールのクーラーケースならともかく、こんなことは真夏でさえめったにありません。 そして、ボーっと あいすまんじゅう のケースを眺めていました。 発売されたときはかなり話題になったな。 おお、モンドセレクションまでとっている。 そうか、すっかり定番になったのだな。 わたしもその夏は3つくらい食べたな。 しかし、モンドセレクションは、ヨーロッパの食品なんとか賞なのに、 よくこの餡子たっぷりのアイスが評価されたな。 やはり噂どおりデキレースなのか・・・
そしてフラフラと あいすまんじゅう を購入していました。 さきほど、食べ終えました。
こんなに美味しくなかったっけなあ? (すきなひとスンマセン) 中の大量の餡子がものすごくものすごく甘いよ。 缶詰の『あずき』とかいてある餡子くらい甘い。 それにまわりのアイスもただのラクトアイスだよな。 なんだかもっとモチっと弾力があって、まんじゅう とまではいえないが、かなりの表現力、 と思ったはずなんだけど・・・ 味が変わったのかしら。
それにしても、ギンビスのアスパラ は変わらない。 この塩味がまたビールにもあうんだよね。 と、モンド繋がりで一緒に買ってきたアスパラとビールで疲れを癒しています。 るるる。 もうすぐ三月ですよ。
2007年02月22日(木) |
なんともweb日記っぽい内容 |
昨日の想いに忠実に、そばとホットケーキを食べました。 と、書きたかったのですが、へたれて、パンケーキになりました。 ホットケーキは喫茶店のもので、今日は喫茶店の低いテーブルは嫌だったのです。 ゆっくり本を読んだり、タバコを吸ったり、ボーっとしたり、手帳に3月の予定を書きこんだり、 明日のイメージを膨らませたりしたかったので、 普通の高さのテーブルのあるファミレスに行きました。 ら、やはりパンケーキしかなかったのです。 悔しいので、薄いパンケーキを三枚いっぺんに切って、三層いっぺんに口に入れてやりました。 もぐもぐしてしまえばかなりホットケーキな気持ち。 そばはまたもや、もり。 コロッケわかめそば な気持ちでいたのですが、そういうのは、この辺では駅の構内にしかないのです。 どうして最寄り駅は、地下鉄との乗り換えもできるそこそこ大きな山手線の駅なのに、 近くにフジそばとかがないんだろう。 ま、本屋もないしね。 ワカモノの街ではないってことなのでしょう。 しかたないので、普通の蕎麦やに入って、もりそばを食べました。 禁煙とか、携帯禁止とか、張り紙がうっとうしい店でしたが、割りと好みの汁。 最近あちこちの店でお蕎麦を食べていますが、実家の近所の、出前を頼むと5分(本当に)で届く、 やぶちゅうのソバが一番いいな。 うまくも不味くもない(たまに不味い)いつもの味。 たまに不味いのは、定休日の前の日で、出汁を使い切ろう、新しく作るまいとの思惑が見え見えのときです。
今日は、昼すぎに起きて、洗濯をして、そばを食べにでて、ホットケーキとコーヒーでまったりして、 お風呂に入って、ビールを飲みながらこれを打っていて、 19時の今、もう今日はなにもやることがない、という素晴らしい日でした。 なにより自転車がよかった。 直してよかった。 空気を入れても入れてもすぐもれるので、もうチューブがダメなのか、 前後輪のタイヤのチューブを交換したらすごくお金がかかるのではないか、 それにサビがすごすぎるのは、中国製だからか、 と、シートをかけてそっと見ないようにしてきた自転車だったのですが、 先週、勇気をだして、自転車屋さんに相談にいったら、空気入れの口金がだめになっていただけと分かり、 両輪口金を換えてもらって1600円でした。 ついでに水でパンク検査もしてもらったら、チューブは無事でした。 よかった。両輪に空気いっぱいの自転車はスイスイと走り、 一番サビていたカゴを外して捨ててしまったので、見た目も少しましになり、 次の天気がよい休日に、木工ボンドを使うという裏技で、しっかりサビ落しもしたいです。
その自転車で、両隣の駅周辺をソバやを探して走り回り、 唐突ですがライブやお芝居の前に緊張するのは、 やっぱり誉められたい そして失敗したくない からだとつくづく分かりました。 今朝起きたらなんだか喉が咳っぽいような気がして、ドキドキして少し青ざめたのですが、 自転車で走っているうちに気のせいだとわかりました。 なんだ!? 失敗しても体調のせいだ、と緊張や誉められたい心が身体をしてそういう方向にしむけたのか。 夕方なぜかカンツォーネが熱く流れるファミレスで、やっぱり好きだからやる、 それを見て 聞いて欲しい というところに戻らないとな、 本番前にこういう気持ちになってよかった、と思ったのでした。 そして先ほどお風呂屋さんの湯船の中で、 自転車で街中を走り回るのって、銭湯で富士山のペンキ絵を眺めている時に似ていると思いました。 中途半端に開放感があって、頭がボーっとしているようでめまぐるしく考えが浮んでは消えて、 そこそこ気持ちいい。
広い広い土手沿いの道や、大きな川にかかった橋の上を自転車で走るのは、 海に臨む露天風呂のようなものです。 視界が広くてただひたすら気持ちいい。 両手を広げて胸をはりたくなるところも似ている。
と、雨が降ってきました。 明日は嵐のようです。 あらら。 荻窪で待っています。
2007年02月21日(水) |
汁 は つゆ ね。しるって読まないでね。 |
いま自分は何を食べたいか を真剣に考えてからご飯を食べようと思っちょります。 ここしばらくは、とにかく
さつまいも。
そして
そば。
繊維質を欲していたのか? 確かに大腸の活動は活発、そして間髪入れず。 夜においもを蒸かしておいて、翌日ホイルに包んでストーブで焼くのです。 そして外食は そば。 いつも もり です。 暖かいおそばにしようかな、と考えていてもお店に入ると 口は もり と動いている。 最近はどこでも、そば湯が最初からついてくるのですね。 んー、飲んでいる時はともかく食事のときはそんなもんいらん。 それから 出汁命 なのか、甘めの汁が多いように思います。 もりそばの汁は、そのままでは飲めないほど濃く、苦いほど濃くあって欲しいものです。 あとね、せいろ っていうのはなんだか恥ずかしくて言えません。 「せいろ一枚。」 なんてとてもダメ。打っていても恥ずかしい~。
そんな日々を五日もおくったら、 『今日は肉!』 という断固たる声が頭の中に響きましたよ。 身体って正直ですね。 なんかもう面倒だから、わたしはベジタリアンです、と世間には言っておこうかな、 などと思っていましたが、こういう声が聞こえるうちはやめておきます。 そしてものすごくアメリカなお店に行って、赤身ビーフ100%のよおく焼いたでっかいハンバーグを食べました。 肉も魚も、自分はエキス・肉汁・動物の脂肪・血の味 がダメなので、しょせん肉といってもこんなもんです。 満足して、本日はまた そばにもどったよ。 毎日お昼はもりそばでいいな。 内田百閒みたい。 ますます爺さんみたいなおばさんになっていきつつあります。
そして明日は、昼はそばで、夕方はホットケーキだ! このへんも爺さんみたい。 おじさんやお爺さんって、よく喫茶店でホットケーキを食べている。 その遭遇率は、おばさんホットケーキより高い。
とにかくものすごく分厚いホットケーキが食べたいの。 パンケーキでは妥協しないぞ。 そしてゆっくり翌日のライブの脳内リハーサルをしてコンセントレーションを高めます。 荻窪ルースター・ノースサイド 来てね~。
2007年02月17日(土) |
美味しい紅茶ゼリーというものもあった |
というのが、今日の一番の収穫です。 あったんだねー。 いままで、コーヒーは味も香りも強くて独特なので、ゼリーにしても美味しい、 とは思っても 紅茶に関しては そのまま飲めばいいではないか・・・ と低~く見ていたんだけど、本日そうでないものもあることを知りました。 アールグレイのゼリーでした。 あれなら、もう何回かは食べたいな。
それから都庁の展望台に上ったぞ。 こっちが普通は今日一番の話題かもしれないけれど、のぼって10分で下りたので、 特に言うこともなし。 サンシャインの方が高いしね。 あ、エレベーターはただでした。 それから45階ぶんを55秒で一気にのぼるエレベーターでしたが、 あまり耳がブォーンってならなかったよ。 でも少しはなります。
都庁の45階になにをしに行ったかというと、都営バスのグッズが欲しかったのです。 都バスグッズファンとして、 みんくる(みんなのくるま)ちゃんの根付は無事にゲットしましたが、 都営バスの携帯クリーナーは売りきれていた。 実は都電クリーナーも欲しかったので、その後荒川線の営業所まで足をのばしました。 雨まで降ってきたよ。 でも携帯クリーナーの販売は終わったみたいです。 都営グッズは製作数が少なくて、発売を待ってゲットしないとすぐなくなってしまう。 現在一押しらしい、ぬいぐるみ付きパスケースと↓ http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/fan/cardgoods/original/bus_detail_12.html キーチェーンしかなかった。 製作数が少ないくせに、企画の半分くらいはこのようなどうでもいいものなのだ。 だいたい非売品のファイルとかの方がかわいいよ・・・ ブツブツ。 都庁では実際に吹ける、オカリナ付きチェーン↓ http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/fan/cardgoods/royalty/detail_01.html に少し心がゆれましたが。 なぜ、透明プラスチックなのだろう。 オフホワイトの樹脂とかにすればいいのに。 安っぽいよね。 大人は持てないよね。 食玩をみならえ!
このように万年大赤字の都営交通に大きく貢献するわたくし。
でも都バス携帯クリーナーはネットオークションでゲットするつもりです。 ああ、どこかの営業所にはきっとまだ在庫があるんだろうな。 悔しいな。
本日の気持ちよき入浴タイムのバックグラウンドミュージックは、
山谷ブルース
だった。
荒川区の方のお風呂にいったからだろうか。 あの歌、長いんだよー。
2007年02月13日(火) |
また嘘をついてしまった |
今日はイベントの下見というか店探しにお付き合い。 わたしはラムとキューバ料理を食べるためだけについていきました。 築地の、とういうか築地市場の裏の 「キューバンカフェ」 というお店です。 日記でお店の名前をはっきり書いたりするのはめったにないのですが、 平日のせいかあんまりガラガラで、いいお店なのでみんないけばいいな、と思って。 大江戸線だと歩いて1分。日比谷線や新橋の駅からは10分くらい。 近いよ。 でも、あまりにも市場の裏だ。 世界一巨大な市場の裏。 あたりはほんのり、いやしっかり塩鱈みたいな香り。 いまどきのオフィス・店舗複合ビルの一階なのですが、 天井が高くてガラーンとしていて、真っ白な壁で、じゃまな装飾のない、 つまりお金を掛けていない内装が、わたし好み。 メジャーでない外国の地方都市の地元民しかいかないカフェみたいなの。 穴倉みたいな店や、壁が黒っぽい店→洞窟みたいな店は嫌いです。
そこでいろいろ話をしたり聞いたりしていて、 数日前のこの日記でも書きましたが、 毎日20分のウクレレ練習をノルマにしていると。 でも実は昨日と今日はしていません。 時間はあったんだけどさぼりました。 なんだ指うごくじゃん、と思ったらつい怠け心がわきました。 でも、話のあいだについ褒められようと、 毎日20分練習している と言ってしまいました。 明日は、必ずします。 そしてもういいかげんいやっていうほど大人なのだから、 ひとに褒められようとどうでもいい嘘をつくのはやめにします。
うちの引き出しを数えてみました。 カウントブーム。 22個ありました。 すべてにものが詰まっている。 けれど、部屋には収納できないものが山のようにあふれている。 シンプルに暮らしたいと願い、わりとまめに、ゴミ捨て・リサイクル・取捨選択 しているつもり。 でも毎日新しいものが欲しくなり、文庫本にいたっては二日に一冊は増えていく。 本は諦めていますが、衣類や小物は引き出しに入れたい。 でも引き出しの中はいっぱい。 なにが詰まっているかというと、 もうずっと再生していないけれど、二度と手に入らないので捨てられない ライブや現地で買った音楽テープとか。 もうずいぶん演奏していないけれど、これまた再取得が難しい手書きの譜面や歌詞カード類。大量。 舞台でしか着れない衣装類。 来夏に使うので捨てられない蚊取り線香の大箱(1/3中身あり)。 絶対になくしてはいけない、PCの取説やリカバリーCD-Rや、いろいろなハードのドライバディスク。 タオル類。これも大量。
どれもこれも現在そとに出ている衣類や小物よりももっともっととっちらかりやすくて、 引き出しに入れておかなければ度が高いものばかり。 だしておくわけにはいかず、ダンボールに入れたりすると今度はこれを収納するスペースをつくらなければなりません。
これらに加え昨年から、カトレア読書会で毎週必ず何十枚とたまっていく戯曲のコピーがあります。 ほとんどA4かB4。 大量の紙類。
押入れの中に布団が入りません。 いまは冬布団が外にでているからいいけど。 暖かくなったらどうしたら・・・ バイクで布団をかついで実家にもっていくしかないのでしょうか。 布団ぺたんこ真空パックを通販で? しかしうちには掃除機がないのでした。
時間がない! しかし腹がへった! そんな時、Mバーガーに行く人もいれば、豚丼の店に入る人もいる。 わたしは断然、立ち食いソバ です。 東京中のあちこちの立ち食い ほとんどが駅ソバ に立ちよりました。 まあ、出先が多いんだけど、出発前になんとか! と地元で駆け込むこともままあります。
まえまえから思っていたのですが、昨日は数を数えてみました。 立ち食いソバは、いまはほとんど食券を買って、カウンターで 「そば」か「うどん」 を申告しますよね。 新宿から西の方のお店では、その比率は半々くらい。 少し前のうどんブームのせいか、うどんの方が優勢なところもある。 これがずいぶん自分的には、信じがたかったんだよね。 「そば」か『うどん』を選べるのは、まあお世辞というか、建前というか、名目というか、 一応、ってかんじで、 「そばに決まってんじゃん。」
この感覚は、出身地ならではのことだと分かりました。 立ち食い初めは高校時代だったのですが、高校は上野にありまして、立ち食い初めも上野。 若気の至りで、あちこち世田谷や武蔵野の方にも住んでみましたが、やはり水が呼ぶのか、 現在は文京区と台東区と荒川区の狭間に住んでいる。 んで、地元の立ち食いソバ屋ですが 99.5%の人は(ほとんどおじさんだけど)「そば」を選ぶ。 これはわたしがそばを食べている10分ほどの間に、13人が来店し、12人がそばを頼んだので、 この数字になりました。 異端の、カレー でさえ、カレーそばを選ぶ。 うどんの影響で最近現れた、(わたしのいう最近は10年くらいのスパンで考えてください) さつまあげ まる天 のたぐいでも「そば」。
どうも東のひとには、うどん ってうちで食べるものであり、 また離乳食の子供が食べるもので、具合の悪いときに食べるもの、のイメージが強くて、 外で、お店で、わざわざ食べる気持ちがおこらないのですよ。 そばもうちでも食べるけれど、どうしてもプロのそばとは別の食べ物のように感じます。 安くてぬるくて不味いことも多い、駅ソバ でもあれはあれで、うちソバとは別のものという感じがして、 まあ感覚の問題です。 西のひとには、逆なのかな。
なにがいいたいかというと、東京には日本全国 東西からひとがやってきて暮しているけれど、 うちの地元には、下町のこの辺には、西からやってきた人々がほとんどいない、ということです。
まあ、東京のうどんは不味くて食えないから、いっそ そばを選ぶ という西人も混じっているかもしれないけどね。
PCライフにプリンターは必要か? 仕事に使っていなければ、ほとんど必要ない。 ページを丸々印刷するほどのこともない。 必要なところをメモすればたいていOK。 年賀状や、ライブのちょっとしたチラシ。 フライヤーという言い方にどうしても慣れない昭和生まれはもう、 一生チラシでいい。 フライヤーって聞くと、肉屋のコロッケや、同級生だった肉屋の子供 あべちゃん の服がいつも揚げ物の匂いがしたことしか思いつかない。 そして今年の年賀状はまだ作成していない。 お返事ももちろんだしていない。 いつもの年なら二月は厳冬な東京で、どうにも寒中見舞いを出すような陽気でもない。 それに二月にだす寒中見舞いに、いのししの絵をいれてもいいか迷っている。 それはさておき、チラシ。 メールも携帯もほとんど使用しない方々のために、毎回十数枚つくったりする。 それを印刷するのにプリンターが必要なのだけれど、隠れ家のプリンターは三年前、バラバラに分解し燃えないゴミにこっそり混ぜて捨ててしまった。 メンテナンスをすれば十分つかえたのだけれど、インクが高かったり、 まめにキレイにしないとすぐ用紙が汚れたりで、 何十度目かに目詰まりを起こしたときに、 「こんなもんいらん!」 といじやけて捨ててしまったので、以来プリンターはない。 いじやける は東京弁ではなくどこかの地方のことばなのだけれど、 とても可愛くて使い勝手がいいので愛用している。 普段は別段、まったく困らない。 年賀状は実家でつくって実家で印刷する。
それで本日、2月のライブのチラシ作成と印刷のために実家にやってきました。
できました。 でもね、どうにもいわゆるかっこよくないの。 それはプリンターが古いから。 古いとなんだというと、印刷領域が狭いの。 小さなハガキのスペースなのに、上下左右 印刷できない空白の領域がたくさんあるの。 なので、なにをするにも真ん中に寄せて、必要な情報もチマチマチマチマ。 イメージ画像も入れたいけれど、端がきれてしまうので慎重に真ん中に寄せて、ぎりぎりの拡大でコセコセコセコセ。 そして、 実家のプリンター君は、もう何度も徹底的に掃除したのだけれど、右端3mmのところに、 黒い汚れの筋がどうしてもでてしまうので、 印刷領域をますますギリギリに左に3mmずらして、 ホルダーにセットするときに、 目分量で、 手で、 端から3mm隙間をあけるように常にずらしておかなければならないのです。
だからチラシはできたんだけど、 昭和的にいうと、 ダサい。 でも所詮チラシなんだからいい、と自分にいいきかせる。
平成的にはどうなの? やっぱり買い換えるところなの?
2007年の一月は病と怠惰であっというまに過ぎ去ってしまいました。 しかし今日が本当の節目。 今年の目標は 一日を充実して過ごす です。 だって一月はたいてい寝てばかりだったから。 それも咳き込むと何度でも目がさめてしまうので、眠ったようなウトウトしているだけのような、 そんな夢うつつな一月だったのでした。
★掲示板 に2月のライブの告知がありますので、見てね~
★この日記のメールフォームを通して、あまりに大量の日本語・外国語の勧誘メールが届くので、リンクを切りました。熱心すぎる。
今日は久しぶりに銭湯で長い時間をかけてお肌を磨き、湯船に何度もつかり堪能してきました。 薬湯の入った小さな湯船がお気に入りだったのですが、久しぶりに大きな浴槽につかったら、 その圧倒的なお湯の量に やっぱり大浴槽! と心を改めました。 大量の水のなかにからだが浮ぶというのは、プールでも海でも同じ、たまらない気持ちよさです。 しかし、その気持ちよき入浴中、気持ちよくない話をえんえん聞かせてくれたパンチパーマのおばさん。 ××さんちのお姉ちゃんが最近赤ちゃんを生んだそうなんです。 それがすっごく細いこなのね。(赤ちゃんがかな?) すっごく細いのよ、そのお姉ちゃん。なのに赤ちゃんが3800gもあってね。(へー) 旦那さんも大柄だからそっちに似たのかもね。 (この辺までは普通の世間話) だからお産が大変で、(そうだろうね~) 後産がでなかったらしいのよ、(おいおい生生しいな~) 後産が子宮にはりついていたらしいのね、(ますます具体的に生生しいな~) お産が大変だから(赤ちゃんが大きいからな~) 麻酔をいっぱいかけたらしくて(おまえは主治医から直接聞いたのか) 一時はほんとうにあわやというところだったんだってよー(あわやなんだ?手術か?まさか命のあわやか?) あらーそうー(聞いていたもう一人のおばんさんの興味なきあいづち)
もう一人のおばさんは××さんちのお姉ちゃんを知らないんだろうな。 しかし生生しいぜ。 たぶん、お姉ちゃんの母が本当に親しいひとに、 「大変だったのよう。」と話して、 それをその人が自分の親しい人に話して、だんだんに広まっていったのでしょう。 そして銭湯の同じ湯船を通してこの私にまで! お姉ちゃん本人は、自分の後産の話しがこの下町でこんなに広まっているとは、 夢にも思っていないでしょう、幸いなことに。 だってわたしが××さんちのお姉ちゃんだったらと思うと、いたたまれない。 まず、いくら親しいとはいえ、娘の内臓のことまでおしゃべりした母を責めます。
|