2007年08月26日(日) |
■犬顔家の一族の陰謀 |
~金田真一耕助之介の事件です。ノート
すごく面白かったです! げらげら笑った。以上!
・・・・・・・いや、だって、一見さんが他に何を語れないいっていうの??(笑)
後、ちょっと別感想なんだけどコレを見ていて、何で、皆、 2時間サスペンスとか、殺人事件ものが、好きなのか、 判ったような気がします。 やっぱ血が踊りませんか?・・・・・・・えっ?私だけ??
まあ、ともかく以下ネタバレつうか、あんまりばらしても居ないというか、 トンチンカンな感想なので、笑って下さる方だけ見て下さい。
木野花さんが重大な役をやるのですが、これって、 日本のサスペンスモノの伝統芸!キャストを見るだけで、犯人が判って しまうって、高等テクニックなのねと、遣られたと思いました。 考えすぎ?
クドカンの金田真一さんが良かった。ゆるゆるな所が。(笑)
事件です!ノートはマジ、コワイですね(笑)
小松さんは勿体ないんだか、なんだかのポジションだと思った。
前より(多分)ミュージカルを見ているので、元ネタが判るようになった。
勝*地クンは良かったけど、お友達と、もっと、 地味で売れてない(ポイント)子でも良かったのにねと話し合いました。
だって、チケットが取れなかったから。やっと2階席。。 そして、カリギュラも取れないから。(;_;)←進行形です。
助比代は、阿部サダオだと思っていた。。。犬顔化粧なんてして、 わー、豪華だと思っていたのにと云ったら、連ドラ出ているんだから、 無理だよと友人にツッコまれた。
実は遅れてしまって、池袋駅から、爆走で劇場に行ったのですが、 開演が10分押しのようで、私が2階席に向かう長い階段で、 フ/ァ/ン/ト/ムが始まってました。で、階段を駆け上がった所で、 案内の人に「お疲れさまです」と、云われた。
つうか、サンシャイン劇場は遠いです。 なんとかして下さい。 神奈川県民から不評の池袋(笑)
所で一幕終わりにアナウンスが、まだ探偵*金田さんが走っているのに、 20分の休憩をお知らせしようとして止めて、ラストで最後のカーテン コールがあるのに、客だしの合図があったのは、、、、
ネタですか??? 友人(別の人つうか、たつみさん)に聞いたら、覚えてないと云っていた。 真相が超気になりました(笑)
と、いうわけで8/8のチケットを流した私は、まあ3日くらいじゃ、 そんなに変わらないよ、ふっと、うそぶいる間もない位、 忙しがしかったのですが、落ち着いたら、なんか、やっぱり見たくなって、、 こまめに某掲示板をチェックしていたら、
最前列が出ているでは、ありませんか!!!
震える手で交渉を開始したら、速攻決まりました。 ありがとう、譲渡主さん!!!
父親の誕生日ねとか思いましたら、これを逃したら後悔しそうなので、 無視しました。後で、この時期はバスって、お盆ダイヤでもし、日曜の 時刻表で動いていたら、帰りタクシーじゃんと青くなりましたが、 そん時はもう、劇場の前だったので、腹をくくりました。。。 (土曜ダイヤだったから、ギリギリセーフだったんだけど)
というわけで、仕事をちょっと切り上げて、さっさと行きましたでありますよ。 今回は2回目ということで、ストーリーも判ってますし、 「かもめ」も読んだし、誰に遠慮もなく「たか子さんビジョン」です。
というわけで、以下、ネタバレというか、感想。
おかげで、初回では気が付かなかった、段田さん演じる署長さんに、 ぐるぐると、ソーセージを巻き付けるヒゲたか子警官を堪能出来ました。 もう、ココが超可愛い~。 セリフが無いから、余計に可愛いのよ~
私的生瀬さん、ベストは2幕1場のレストランの場面。 あの過剰演技のウエイターが、めちゃくちゃおかしいよ~
財布を落とした、 コイビトに振られた、哀しい演技といって、 全部、手をすっと額に載せる、井上君もツボです。
おっと、マリヤの話しですね。
実は冒頭から、きっちり、たか子さんは仕事をしてまして、 オリガを見つけたマリヤが、初めは怒った風なのですが、
にっこりと笑うのですよ。 実はここだけで、芝居の内容が判ってしまうという。。。。。えっ? そして、ラスト場面、4人の兄に交互に、遺言を聞かされるマリヤが 痛々しくも美しい。
結構、サイトで感想をチェックすると、大竹さんが凄かった という意見がが多いのですが、いや、スゴイのですが、 皆、日本人なんだから、判官贔屓になろうよ。
有る意味、この芝居の核になっているのは、 しみじみとした夫婦像を見せるチェーホフ夫妻ではなく、 その姿を見て許してしまうマリヤだと思うんだけど。。。。
如何せん、葛藤らしい葛藤が、 パン生地の緞帳に、 押しつぶされるだけだからねえ。。 しかも、それは兄さんにコイビトが出来る葛藤だ。 その後の兄さんの嫁が理想の嫁じゃないというイライラが、 ちょっと少ないので、判りにくいのだが。。。
こればっかりは仕方がないか。。
と、いうわけで8/4-12までの夏休みが終わります。
4日はちょっと出なくちゃ行けなかったんですけど、 その間にしたことは、
・打ち上げに出席 ・ロマンスのFirst観劇が終わってからは、ずっと、
カキモノの締切に追われてました。 皆様、何のとそれぞれ思う所がおありでしょうが、 それは思った通りのモノとお思い下さい。
それが正解。深くツッコマナイのが 大人の嗜みですから。
とにかく、5-9迄はずーと、書いてました。 いやあ、終わらないと思ってましたが、 終わりましたね。 良かったね、私。
でも、予定では二日ほど早く終わって、 夏休みを満喫したはずなのですが、 結局、ずれずれで、なんかそれから、息をついて いる間に、今に至る。。。。。
それでも、昨日は散髪して、あずみ読んで、 (切っている間に読ませてくれる。いい店だ) ジンギスカン食って、たらふく飲んで、 ミュジーカルとアニソンカラオケやって、 大変楽しかったのですが、
JRの一部が運休したせいで、タクシーで帰るハメになり、 最後に水を差されてしまいましたよ。Suikaで入ったから、 出るのに時間が掛かった。 自動改札つっきれば、 良かったのかしらと思ったよ。
まあ、そんな感じですが、とりあえず無事に終わりそうです。 そして、ビミョウに飲みすぎでフツカヨイですし。
・・・・・・・・・ちっ、明日から行きたくねえなあ。 (ノ`´)ノミ┻┻
とりあえず、再来週はどっかで休もう~
ちゃんと、初日は8/3でしたね。 ごめんなさい、井上先生。 そして、前日はばかにみたい緊張して、 カウントダウンなんかしていたんですが、
肝心の8/4PM六時半はバスに乗っていて、 うわっと気が付いた時は7時を廻ってました。 なんか、莫迦だ、私。
ま、そんな感じで自分がチケットを持っている8/8まで、 ガマン出来るじゃんと思ったのですが、TVでうっかり、 迷/宮/美/術/館に出ている段田さんを見ていたら、 どうにも、こうにも、見たくなり、 会社の方も、(ちょっと出ないといけなかった) 思ったよりさくさく片付き、某チケット救済掲示板を見たら、 当日分が売りに出されているではありませんか!!!!!
早速、ご本人さまと連絡を取って、8/4のチケットを譲渡して 頂き、(その節はありがとうございました) いざ、パブリックシアターへ。 ちなみにここのクリックカフェは、早くて、安くて、美味しいです。 なんか区の職員がやっているぽく、接客はシロウトぽいですけどね。
で、さて、肝心の中身はと申しますと、ネタバレ含むのでご注意下さい。
チェーホフの評伝劇でした。
つまり、チェーホフがああした、、こうした、こうなったというお話しを、 チェーホフの短編をモチーフにして作っているのかな。 晩年のチェーホフが引き起こしてしまったやるせないロマンスの結末は、 ちょびっとだけで、
少年時代-井上芳男さん 青年時代-生瀬勝久さん 壮年時代-段田安則さん 晩年時代-木場勝己さん
男四人が、リレー式にみっちり演じておりました。 で、他の自分の分が終わると他の登場人物を 演じているのですよ。一人数役をこなしてます。
そんなわけで、(私的にはこの表現がぴったりだ) 妹=マリヤは松たか子さん、 女優=オリガは大竹しのぶさんでした。
・・・・・・・・・予想と大外れでしたね。ふふっ。
いや、見る前にその外れた意味を良く考えれば良かったですが、 そのままドキドキと、大竹さんと松さんの女の闘いを期待してしまったので、 拍子ぬけすることになりました。すいません。 いや、面白かったのですが、なんつうか、ああー、いつもの評伝劇じゃんと、 (そんなに、たくさん見ているわけではないのです)感想が落ち着いてしまう。。
なんとなく、宮/崎/駿監督が、某木村さんで声で当てたアニメで、 「初めてラブストーリーを作るんだ」と、仰っていた記事がありましたが、 出来上がったものを見て、面白いけど、いや、ラブストーリーじゃありませんから と、心の中で突っ込んだのを思い出しました。
多分、女性作家だったら、同じ資料を使っても、 兄に献身的に使える妹と、 奔放にきままに振る舞いながら、作家を愛してた女優の確執というのは、 もっと浮き彫りになっただろうし、ラスト場面、遺産の分配と相続を頼まれた、 なんで、こんなのばかり私に来るの?と、いうよりは、 大好きな兄との別れが一番哀しい妹の涙に、 ぐあばっともらい泣きしたと思うのだけど。
そう、松たか子さんは美しい日本の妹でした。(ロシア人なんだけど) シンプルな白と地味色のスカートがよく似合ってました。 そして、姿勢が大変美しかったです。
大竹さんは本領発揮で大暴れでした。 それでいて、晩年チェーホフとのラブ場面ははすっぱで、性格は悪いんだけど、 ちゃんと可愛い女でした。流石。 男優さんも皆、仕事をきっちりこなしてました。 井上くんはさておき、松さんが若手に見えたのって、なんか新鮮だなあと。 そして、この二人に音楽劇の歌の部分はほぼ任せていました(笑)
ちなみに、この日、井上君はありゃ、タイミングとちった?と思いましたが、 ネットで見る限りの、脱稿を考えたら、無理ないやと、思いましたよ。 後、一幕がこなれた感じなのも。。。
後、もう一つもやもやがあったのですが、それは、私が云いたかったことを、 きちんと文にしてくださって方がいるので、割愛。 やっぱり、チェーホフをちゃんと読み込んでいて、そして表現者は違うなと思いました。 脱帽。リンクとかは張りませんけど。
でも、総じて大人の為の大人の、役者も含めて、芝居なんだと思います。
まあ、見ている私は大人になりきれてないのですが。。。 ↑ちょっと、(_ _ )/ハンセイ
とりあえず、次に見るまでに「かもめ」は読んでおこうと思いました。 って、レベルひくっっっ。
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