■ 日々の歩み。 ■
徒然の考察・煩悩・その他いろいろ発信中。

2003年05月29日(木) 五月晴れ。

 今日はお天気がいいですね。
刺すような強い日差しが、ジリジリと肌を焦がしてメラニンを沈着させて
いくのが、ありありと実感できそうなほどですが、やはり晴れ渡った
空の下をそぞろ歩くのは、とても気持ちがいいものです。

 朝、出勤前に布団も干してきたし、ここ数日で溜めに溜め込んだ
洗濯物も、一気に片付けたいところ。

 たまの晴れの日、会社も洗濯休暇とかあればいいのにね。



2003年05月28日(水) 鯖読み。

 年齢を詐称することを、俗に「さばを読む」と言いますが、
漢字で書くと、表題のとおり、魚の「鯖」を充てるそうな。
調べましたところ、そのココロは。

〔サバはいたみやすいので、数えるとき急いで飛ばして数えて
実数をごまかすことが多いからという〕自分の利益になるように、数をごまかす。


なんだそうです。(BY.三省堂大辞林第二版)

 ところで、ある方の日記を拝見したところ、こんなサイトを紹介していました。
精神年齢&理想の相手鑑定。 http://kawaii.tensi.to/kantei/kantei.html

 さっそくやってみましたが、私の精神年齢は 36歳 だそうです。
実年齢+11歳。予想通りの展開ですね。(震える拳を後ろに隠して努めて冷静に)


 ちゃらちゃらした若者より、ちょっと中年ぽい人の方が、息があうそうですが、
理想の恋人または友達は、明石屋さんま・江角マキコ・安西ひろこ
福山雅治・志村けん
 なんだそうです。

上記精神年齢と、列挙された有名人のイメージが、面白いほど
食い違っている気がするのは、私だけですか?


 こういったギャグ系の鑑定や占いは、ついついやってみたくなりますが、
ギャグはギャグなりに、結構実状を言い当てている場合も多いですね。

 性格判定の、こんなサイトもあります。
キャラメル研究所。 http://www.charamil.com/info/about.php

 私はTIPE 2「Going my イエーイ」タイプ だそうです。まんまですね。

ちなみに動物占いは、おだてりゃどこまでも木に登るサルですよ。
ええ。それがなにか?



2003年05月27日(火) 嫌よ嫌よも好きのうち。

 先日妹から、「深夜に時々、ぐふふって笑ってるよね。」
との指摘を受けました。「あはは」とかではなく、本当に「ぐふふ」らしい。

 どうやらテレビを見ながら笑っているらしい、というのですが、
そんな笑うほど面白い番組あったっけ? と思わず自問自答。

「火曜日によく聞こえる」との証言で、行き着いた答えは。

「もしかして、『ぷっすま』見て笑ってるのか…?」

 特にファンでもないのに、なんだか毎週テレビをつけるとやっていて、
ついつい見てしまう番組。それが「ぷっすま」

 草彅剛もユースケ・サンタマリアも、単体では全く好きではないのですが、
2人揃った時のヘタレた感じと、小心者キャラと、隠れた毒を持つ小悪党ぶりが、
だらだらとした番組構成とぴったりマッチして、なんとなく面白いんだよね。
あの番組でだけ、駄目ッぷりと、妙な開き直りが愛おしくて仕方がない。

 草彅の免許取得のシリーズが、ヘタレ全開で、異様に好きでした。
なんで免許取っちゃったんだろう。ずっと取れなかったらよかったのに。(暴言)
ゲームで負けが込んできた時の、小賢しい悪足掻きぶりは、何度見ても楽しい。

 あはは、と明るく笑えないが、知らず「ぐふふ」と笑ってしまう、
身体を張りつつ、なぜかショボイ文系の香り漂う笑い。
一昔前の、深夜枠でのウンナンを彷彿とさせます。そういうの、好き。


 ああいうダラダラした番組って、深夜枠ならではの面白さだと思う。
そんな深夜番組の魅力にとりつかれ、今日も寝不足の目を擦りつつ、
会社へ向かう、駄目社会人。もっと大人にならなくちゃ!



2003年05月26日(月) リリカルな情景。

 先週末借りた、金城武主演のビデオ、「アンナ・マデリーナ」ですが、
想像以上に面白かった。久々にホロリときた。


 金城武演じるガーフは、大人しくて冴えないピアノの調律師。
ひょんなきっかけから知り合い、ガーフの家へ転がり込んできた、
モテモテ駄目男・モッヤンは、小説家志望。

 自分の魅力にも才能にも自信たっぷりなモッヤン。でも彼の小説は
空白のまま、まだなにも書かれていない。
無限に広がる自分の可能性という才能が、ただの幻想だと知りたくないから。

 ある日、彼らの住む部屋の上階に、勝気で美しい、ケリー・チャン演じる、
モク・マンイーが引っ越してくる。
毎日下手な「アンナ・マデリーナ」をピアノで弾く彼女に、ガーフは憧れ、
モッヤンは最初反発しながらも、次第と惹かれあっていく。

 引っ込み思案なガーフは、彼女へ伝えることが出来ない想いを
小説にする。自由で無邪気な、2人の男女、○と×の物語。
現実では叶えられなかった、モクとの恋愛、自由奔放な自分を、夢のような
御伽噺の中で描いていく。


 ガーフの描く、お世辞にも上手いと言えない、朴訥とした拙い物語は、
しかし余計な装飾がない分、誰もが持っている、恋する甘く切ない気持ちを
普遍的に表しているのですよ。

 小説の中、主人公の○と×は、亡霊に頼まれて、かつて彼が愛していた
モク・マンイーへ、「愛しているよ」という伝言を伝えなければ
いけなくなる。

 散々探して、やっと見つけた彼女は、既に亡き人。
しかし、彼女もまた、かつて愛した恋人の伝言に、答えを用意していた。

「ずっと前から判ってたわ。」


 想像通りで、なんの捻りもない、少女漫画のような、甘々でお約束
の展開なんですが、グッときた。
 

 誰にも、この世界のどこかに運命の人がいて、だけど、必ずその相手と
巡りあえるとは限らないし、巡り合えても、満足するような結果は
得られないかもしれない。それでも、恋をするのは素敵だ。

 誰もが心のどこかで知っていながら、素面で言ったら、こっ恥ずかしいこと
この上ない真理でも、こうもストレートに表現されると、思わず頷いちゃうわ。

 リリカルって、こういうことを指すのね、という、お手本のような映画でした。



2003年05月24日(土) NO MUSIC NO LIFE。

 BS2で放送した、EPIC 25周年記念ライブを、
録画してもらったんですが。


80年代後半という時代を生きて、本当によかった!

 TMのGET WILDで狂喜し(ウツの太り具合は納得できなかったが)、
美里のマイレボでキュンとして、鈴木雅之のめ組の女で、ポーズを決め、
大江千里で苦笑し(相変わらずでした。)、大沢誉志幸で途方に暮れて、
佐野元春のSOMEDAYを大熱唱。

 小学校~中学くらいの頃に、聞き覚えていた曲ばかりなんですが、
今でもほとんど唄えました。名曲ばかりだ。
口ずさむだけで、懐かしいような、甘酸っぱいような、ピュア(笑)な
気持ちになれるのですよ。

希望に満ちた、いい時代だった…。


 東京公演だったので、バービーボーイズのライブが入ってなかったのが、
残念でしたね。「目を閉じておいでよ」。聴きたかった…。

 いちばん驚いたのは、まつぼーこと、松岡英明
若過ぎる。歳、取ってないんじゃ…。

 細面の王子様ルックスで、昔からかなりツボなんですが、
相変わらず可愛かった。髪の毛サラサラだしね。

 自分の持ち歌、「以心伝心」の間奏部分で、参加できなかった
岡村チャンの名曲「だいすき」をチョロっと歌ってくれて、
嬉しかった。岡村チャンも出演してくれたら、もっと楽しかったのになあ。

 
 30周年記念ライブも、是非やってほしいものです。
 



2003年05月23日(金) ここではない何処かへ。

 軽く、脳内で現実逃避旅行中。BGMは「異邦人」で。(名曲)

 貴方にとって私、ただの通りすがり
    ちょっと振り向いてみただけの異邦人


 嗚呼、最近、他人に「好き」って言われてないなあ…。(唐突)
人にはさんざっぱら、「好き好き」言ってるんですが、
なかなか言ってもらえない。寂しい。しょぼ~ん。

 男女ともに、人に「好き」って言っても、あんまり信じてもらえない。
日頃の言動がふざけ過ぎだ、と指摘されましたが、本人は、至って大本気。
…でも、30%くらいは、その場の勢いかも。(駄目駄目)

 あ、でも、「…なんか気に入られた?」っていうオーラを
極々たま~に相手から感じる時があるけど(本当に極稀)、
そういう時は、大抵こっちが乗り気じゃなくなるんだよね。何故?
きっとあれは気のせい。うん。(自己暗示で切り捨て御免。)


 基本的にあまり人に好かれないのか…。
まあ、性格悪いからね。自己中だし。その割にヘタレだし。要改善。

…己を見つめ直す旅に出ます。



2003年05月22日(木) 愚痴日記。

 毎日が夏休みならぬGW明けで、慢性五月病のような私ですが。

なんだかここ2週間、疲れ気味ナリ。
確かに仕事もちょっと忙しいんですが、それほどでもないはずなのに、
身体の至るところがガタピシきてます。なんとなく調子悪い。

 ちょっと気分転換が必要みたい。
今週末は、何処かへ遊びにでも行こうかな。
とりあえず、今日はビデオを借りてこよう。

返却期限が今日までの、見てないビデオを返しがてらね。





 そんな訳で、新たに3本借りてきましたよ!
国際色豊かに、和物・洋物・アジア物で。

和 → 「ツィゴイネルワイゼン」(鈴木清順の衝撃映像が見たくて…)
洋 → 「ビューティフル・ガールズ」(可愛かった頃のナタリー・ポートマンが見たくて…)
亜 → 「アンナ・マデリーナ」(金城武主演だけど、レスリーが出演してるし…)


 全く関連性のない3本。まずはナタリーの愛らしさで慰めてもらおうか。



2003年05月21日(水) パンダパーンチ。

 いやー、先日のムツゴロウとゆかいな仲間たちは、最高でしたね!(遅っ)
土砂降りの豪雨の中、定時で急いで帰ってまで見た甲斐がありました。

 双子パンダを人間と母パンダと共同で育て、野生へ返すという、中国の壮大な
プロジェクトを紹介していましたが、いやはや、中国の人はおおらかだね。

仮にも絶滅危機指定動物ですよ。生態が未だ謎の、人工飼育の難しい珍獣ですよ。
結構、乱暴というか、アバウトでしたよ。大丈夫ですか。

 でも、生後75日くらいの、ちっちゃなちっちゃな赤ちゃんパンダは、
フワフワの産毛で、まさに動くぬいぐるみ。あんな可愛らしい生き物が…!!
はじめての寝返り映像なんて!!!
モタモタ動く様が、頬張りたいほど愛らしくてね…。

 ムチムチコーギーの群れも可愛かったなあ。和む~。
そしてその翌日には、「きみはペット」で、さらに和むのですよ。

 スミレちゃんとモモのチュゥシーンにも、身悶えましたが、
酔った田辺誠一の愛らしさには、敵いませんね。
松潤なんかより、田辺誠一の方が、数段犬っぽいね。

 疲れ渇いた日常に、そんな和みのエッセンスを数滴。
ちょっと歪んでいるような気もしますが。



2003年05月20日(火) 夢占い。

 最近なんだか忙しくて、ちょっと日記が滞りがち。
こういう時こそ、頑張らねば。

 ところで昨夜、胸毛がボウボウの夢を見た。

 乳毛(その表現も如何なものか)どころの騒ぎじゃなくて。
黒く立派な縮れ剛毛が、ワサワサと生えてるのですよ。胸部に。
アメリカンのマッチョ・ガイもかくやと思われるほどに。

 鏡の前でTシャツを脱いでいて、ふと気付くのですが、

水着を着るときには剃るべきか、でも剃刀負けが…。

と、夢の中の私は苦悩しておりました。
そしてTシャツの上から、胸毛密集地帯をパフパフっと軽く叩くとですね。
なんともいえないクッションがね。

 ある意味、奇想天外。ある意味、リアル。一体私の脳内でなにが…!!!



2003年05月18日(日) 女の命。

 今日は、中野まで髪を切りに。
以前住んでいた近所のヘアサロンに、開店当初から1年半ほど通っていて、
新規開拓も面倒だし、引越し後も愛用しております。

 ワタクシ、美容院にはちょっと煩くて。
ショートカットなので、美容師の上手下手が髪型に反映されやすい上に、
スタイリングが下手なので、ブローで誤魔化されると、髪が伸びるまで
本当に大変なのよね。

 その点、今の担当のオニイサンは、キチンと髪質や希望の髪形を聞いて
くれて、丁寧にカットしてくれるので、とっても気に入っております。
スタイリングも楽だし、美容院に通う頻度を考えて、切る量も調節して
くれるし。当たり前のことだけど、意外とやってくれる店、少ないのよね。

 そして、私の頭の丸さを褒め称え、是非マッシュルームに。
強く勧めてくる。大抵の美容師に、頭の丸さを誉められる私。ちょっと自慢。


 東京だと、美容院といえば原宿、というイメージがありますが、
原宿や渋谷あたりの有名美容院でスキル積んで、独立する場合、
あんまり古巣の近くに開店するのは、やはり問題があるそうで。

 家賃が高い等、金銭的な問題もありますが、自分が担当していた
お客さんの引き抜きとか、人間関係的な禍根を遺さないためにも、
ちょっと離れた場所にお店を構えるのが、一般的だとか。

 担当のオニイサンも、原宿、渋谷、吉祥寺のお店にいたそうで。
自分の店の開店にあたり、中野へ流れ着いたそうな。

 雑誌に載っているような、お洒落な店って、メイクも髪型も服装も
バッチリ気合入れて、予約もキッチリしてから行かなきゃいけない
感じがするので、思い立った日にフラッと髪を切る私には、
中野や吉祥寺あたりの店が、丁度いい。無理しなくていいし。

 駅前からちょっと外れていて、店の内装が落ち着いていながら
センスがよくて、店員の人も、ラフだけどお洒落な感じの人だと、
大抵カットも上手なことが多いです。

 店員が全体的に若くて、人数が多くて、気合が入ったお洒落してて、
内装もいかにもな、お洒落テイストの店は、確かに今風の髪型にはなるけど、
ブローで誤魔化したり、あんまり要望を聞いてくれなかったりするし。

 一番肝心なのは、自分がどんな髪質で、どんな髪型が似合うのか、
きっちり把握して、その上でプロの意見を取り入れるってことなのかもね。
プロでも出来ることと出来ないことはあるしな。



2003年05月17日(土) 午前6時の歌舞伎町にて。

 そういえば、最近の広末、レズのオネエサン達の、好みの女NO.1
なんだそうです。女性週刊誌がそう書いていた。そうっすか…。

 金曜日に、会社の方の送別会と称して飲み会が催されたのですが、
よく判らないまま、なぜか朝6時に、歌舞伎町コマ劇前のロッテリアで、
アイスティー飲んでました。何故。


 新宿の明け方は、無数のカラスの群れが飛び交い、道端のゴミを片っ端から
漁っている、なんとも荒んだ情景が、連日繰り広げられております。
そして、鳩もカラスに雑じってゴミ袋を漁り、何かのを物凄い勢いで
啄ばんでいるのですが、明らかに牛か豚ですよ。
新宿の鳩が黒ずんでいるのは、肉食のせいだと信じて疑わない今日この頃。

 自分より大きな、しかも動物の肉を食べるなど、自然界の鳩には
ありえない食生活なのではないのでしょうか。鳩には豆だろ。
そのうち、カラスと共謀して、人間を襲うのではないだろうか。恐ろしい。

 げんに、野良猫の子供をカラスが襲ったりしているそうなので、
新宿で路上生活者、カラスと鳩に襲われ重傷。などという記事が
東スポの紙面を飾る日も、そう遠くはないかもしれない。

 石原さん、なんとかして!!



2003年05月16日(金) 少女コレクション。

 シャルロット・ゲンズブールと広末涼子は、似て蝶。

 ブロス風に。顔の造作が、なんとなく似てるよね。
10代の頃の、中性的な雰囲気も(シャルロットの方が、断然色っぽいが)。
体つきも直線的で硬い感じが似ていると思う。

 全然関係ないですが、シャルロットは、大学の時の友人Uサンに似ていると、
個人的に強く思う。不安そうな表情と、はにかんで笑った時が特に。


 最近、シャルロットのビデオばっかり借りてきてみてるんですが、
やっぱり、フレンチロリータ界のアイドルだけあって、10代の頃が
一番輝いてて可愛いよなあ。
純粋で、繊細で、生意気で、マセてて、寂しがり屋で、そこはかとなく
不幸の薫りが漂う女の子。


 彼女も今は31歳。結婚して2児の母。
さすがの子悪魔も、寄る年の波には勝てなくて、すっかり落ち着いていますが、
今年の夏に、旦那の初長編監督作品に夫婦共演するそうな。

 ラブコメディだそうで。題名もずばりそのまま直球勝負。ひねり一切なし。

「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」
http://www.cinemaparisien.com/ma_femme_est_une_actrice/


 個人的には、結構面白そうなので、見に行く予定。


 ところで、広末も松田龍平と共演して、映画出てますね。
トリックケイゾクの堤幸彦監督、「恋愛寫眞」http://www.c-o-o-l.jp/index2.html

 もう、タイトルとストーリーだけで、甘酸っぱくてキュンとしますが、
この映画の広末はとても可愛い。 映像で見る限りですが。

 私は、巷に氾濫していた、ボーイッシュで元気印の広末を可愛いとは
全くもって思わないんですが、最近の、危うげな色気があって儚げな広末は、
ビジュアル的に好きなので、こういう黒っぽい飾らない服装だと、独特の
透明で薄幸そうな空気が際立って、いいですね。

 そして共演の松田龍平も、随分痩せたせいか、少年ぽさが抜けて、
えらい男前になりましたな。
「御法度」の頃は、プクプクしてて、周囲が騒ぐほど美少年だと
思わなかったんだけど、頬が削げてシャープになったら、お父さんに
雰囲気が似てきて、格好いい。

 時の流れに揉まれて、人も変わっていくのですなあ。
 



2003年05月15日(木) 日本の夏、煩悩の夏。

「ウォーターボーイズ」ドラマ化決定!

 8chで、7月から。
「きみはペット」の放送が終わったら、なにを見て胸をときめかせれば、
という、私の小さな不安は、このニュースでほんの少し吹っ飛びましたよ!
やっぱり夏だし。あ、でも深夜枠ではないんだ。(一体何を期待して…。)
火曜夜9時からだそうです。

 杉本哲太、眞鍋かをり、竹中直人、柄本明あたりの配役は、映画と同じですが、
主役の高校生役は、総入れ替えらしい。
そうだよな。妻夫木クンもすっかり研修医で、ちょっと高校生はキツイよな。

 山田孝之君・森山未來君・瑛太君・石垣佑磨君・石井智也君だそうです。
瑛太って、「きみはペット」で、モモのダンススクールの友達役で出演
してる子らしい。結構可愛い。短髪だし。
やっぱり水泳部は、耳が出るくらいの短髪だよ。


 てっきり、某少年アイドル事務所のジュニアあたりで揃えるのかと
思いましたが、違いましたね。
普段から、必要以上にシャツ肌蹴させて踊ったりしてるし、
年齢的にも丁度いい頃合の子が揃ってると思うのですが、やはり
競泳用水着は、事務所的に駄目なんでしょうか。

 私は年端もいかない少年どもが、露出度高めでワキャワキャ騒いでいるのを
見て、痛々しいとは思えど、目の保養だとは思わない常識人なので、
若干年齢的に高めのオニイチャンの方が、いいのですが。


 それにしても、最近のドラマは、あからさまに20代後半女性の
煩悩を擽ろうとするものが多くて、困っちゃうね。
簡単に擽られてる自分の底の浅さも嫌んなっちゃうけど。



2003年05月14日(水) 大☆失☆態。

 酒は飲んでも飲まれるな!!

 まめ家家訓。…もう、アップアップお酒の海で溺れてます。
久々に、酒に飲まれました。家まで帰ってきたのは朧げながら、
なんとな~く、そこはかとなしに覚えているのですが、

玄関開けた瞬間からの記憶、一切なし。

 目が覚めたら、突然朝6時。
電気はつけっぱなし、洋服のまま、つうか時計も眼鏡も指輪もしたまま、
ベッドに倒れてましたv てへ。

 もう、酒臭いわ頭痛いわ吐き気は止まらないわ、寝返り打つだけで
毛穴から酒が吹き出そうな勢いで、直立歩行は夢のまた夢。

完全な二日酔い + 布団もかけずに寝て風邪気味。

 一応、ぐらぐらしながらシャワー浴びて定時通りに出勤できるよう
用意はしたんだけど、立てない。立つんだジョー!!(無理だって)

 結局、会社休んじゃった…。駄目社会人ここに極まれり。

 妹の証言によると、うわ言のように「明日は会社行かなくちゃ…。」と
繰り返していたそうですが、自覚以上に身体は正直。若くないんだな。もう私。


 これからは、責任ある大人の自覚を持って、生きていきます。
平身低頭、土下座して謝罪です。本当に申し訳ありません。



2003年05月12日(月) ゆらゆら帝国。

 昨夜(というか今日)、結構大きな地震がありましたね。
揺れで目を覚まして、寝ぼけながらもテレビで確認したら、
震度4だったとか。

 先週も夜中に地震があったし、最近頻発してますねえ。
そろそろ来るんでしょうか、東海大地震。

 地震大国(?)静岡県に生まれ育った私は、物心ついた頃から
かれこれ20年近く、東海大地震が近いうちに来ると、
聞き続けてきましたが、予兆はよくあるものの、デカイ本番は
なかなか来ない。狼少年並みだ。でもいつか絶対来る。

 東京は、東海大地震がきても、静岡ほどの揺れはないと言いますが、
ビルが多いので、高い階にいると揺れが余計大きく感じられて、
大した震度ではなくとも、結構ビクビクします。

 それに、地下鉄やら地下道やらで、地面の下も深く掘ってあるから
地震にもの凄く弱そうなイメージがあるのよね。東京は。海抜も低いし。


 学生時代には防災訓練は付き物で、私の通っていた小学校は
海沿いだったこともあり、地震の防災訓練は、大掛かりなものを
年に何回かやっていましたね。

地震発生のサイレン → 机の下に潜る → 防災頭巾を被って運動場避難

 ここまでは、どこの学校でもやるんだろうけど、その後に、
津波が発生した場合を想定しての避難訓練 なるものがあるのです。

 全員で、地域の最も高いビル(5階建て以上)に避難するのですが、
この訓練があるだけで、地震が起こったら、大変なことになるんだな、
という緊迫感が凄くあって、子供心にドキドキしたものです。

 津波は河川を逆流して、海から離れている地域にも広く被害を及ぼす場合も
あるし、東海大地震発生の場合は、建物崩壊の他にも火災が発生して、
大災害に発展、都市機能が全てストップすることも十分考えられるので、
万が一、家へ帰れない場合のため(私立小学校だったので遠方通学が大半)、
緊急用の毛布を、全員学校に置いていました。

 親と連絡が取れない場合は、どんなに距離が遠くても、歩いて
帰らなければならないので(小学校と私の家の距離は、約20キロ)、
住んでいる地域毎にグループ分けされて、帰宅ルートの確認などもする。


 小さい頃からこういった訓練やビデオ、研究施設見学などで、地震の怖さを
刷り込むのですよ。清水だからと言って、蜜柑とお茶とサッカーだけで
生活している訳ではないのです。(当たり前)

 
 天災は忘れた頃にやって来る、と俗にいいますが、
東京で震度6の大地震なんぞ起こった日には、未曾有の大パニックに
陥ることは想像に難くない。阿鼻叫喚の地獄絵図だな。
有効な避難策を考えねば。 



2003年05月11日(日) スカ三昧。

 今日は、知人と一緒に、知人の知人がやっているバンドのライブへ。
要するに、お付き合いで、全く見ず知らずの他人のライブ。
社会人バンド3組だったんですが、全部スカパラのコピバン。

 狭い会場で、客より出演者の合計人数の方が、絶対多い、
大学の音楽サークルの発表会のような、内輪ノリのライブ。

 知り合いしかいないからか、真昼間から酒かっくらいながら
演奏していたせいか、どうにもこうにも段取りが悪くて。

 演奏が始まってしまえば、それなりに楽しめるんだけど、
1バンドの人数が多いから、入れ替え時間が異様にかかる上に、

3組で順番に2ステージ(何故1回に纏めない?)、
3組バンドシャッフルメンバーで2組(モー娘。か?)、
さらに、最後に全バンドでの演奏(酒が入って演奏者ヘベレケ)


 といった具合で、所要時間、4時間の長丁場。

 出演者は酔っ払ってノリノリでしたが、客は付き合いっぽい人が
多かったし、みんな酒もそれほど入ってなくて、結構冷め気味。
こんな内輪ウケでチケット代2,000円は、飲み放題とはいえ、
ぼったくりだな。

 つうか、出演者も客もそんな若くないんだから、2時間半くらいで
終わろうよ。せめて。途中で疲れて眠くなるっちゅうの。

 
 色んな意味で、若くない私には痛いイベントでした。



2003年05月10日(土) 里帰り。

 一日早いですが、母の日なので妹と揃って実家へ。

 朝帰りの二日酔いと寝不足で、マグロのように横たわる妹を
なんとか叩き起こして、花とケーキを買って帰ってみれば午後6時。

 隣県片道1時間半の距離ですが、不肖の娘共は、約2ヶ月ぶりの里帰り。
たまにしか帰ってこないせいもあって、夕飯はオカンが好きなものを
用意してくれるので、それが楽しみなのよね。(親離れ出来てねえな…。)

本日は、私の大好物・鮎の塩焼き!!

 わーい、今年初めての鮎だ~。美味~い。
カボスかレモンをかけて食べるのが好き。

 もし明日世界が滅びるなら、最後の晩餐には、
鮎の塩焼きと白いご飯とナメコの赤だし味噌汁を所望する。
できれば富士川の天然モノの鮎で!! そのくらい好き。
 
 日曜にちょっと所用があるので、慌しい日帰りでしたが、
母の日といいながら、どっちが祝ってもてなしてもらってるんだか
イマイチ微妙な母の日イベントでした。


 ところでママン。
早く結婚しろ、というのは簡単ですけど、
結婚は相手がいなくちゃ出来ないのよ。

 妹の、合コンでの失敗話を、家族で聞きながら (ある意味、晒しあげ)、
初夏にしては不似合いな冷たい風に、思わず肩を竦めずにはいられない
適齢期の姉妹2人(お嫁に貰ってくれる人募集中)なのでした。



2003年05月09日(金) ビデオの時間。

 引っ越して2ヶ月、やっとビデオレンタル屋の会員になりました!

最寄の店が、店舗縮小でほとんどDVDしか置いてなくて、メジャーで
面白くない作品ばっかり置いているので、ちょっと遠い店で会員に。
こっちは、結構使えそうです。

 セルジュ・ゲンスプール監督作品が、他店より明らかに充実していたのが、
なんだか意味深。需要が多いのかしら。

 ゲンスブールは、フレンチロリータ界の妖精、シャルロット・ゲンスブール
の親父なんだけど、娘相手にムニャムニャしちゃうような映画、喜んで撮ってる
ようなホンモノなので。

「夢見るシャンソン人形」作ったのもこの人。
マジ、ロリータ好きなんだよね。
映像のセンスもあるし、女の子も可愛いので、私は好きですが。

 その他も、ちょっとマニアックな作品が揃ってましたね。
香港映画の品揃えがイマイチなのが、ちょっと残念でしたが、
寺山修司の映画が、4本も置いてあったのには吃驚。

 ずっと探してた、「上海異人娼館 チャイナドール」を借りる。
ピーターが女装して出演してますが、エライ綺麗だ。
山口小夜子も綺麗。でも映画自体は大したことないですが。


 駅からちょっと遠いのが難ですが、あれだけの品揃えなら、
色々探していた作品が見つかりそうで、楽しみです。



2003年05月08日(木) 青春偶像。

 みなさんは、初めて買ったCDやカセットやレコードを覚えていますか。

 私は、小学校1年生の頃に買った、チェッカーズのファーストアルバムカセット
…カセットですよ。A面B面。時代が偲ばれますね。

 先日そんな話を妹としておりまして。
妹が初めて買ったのは、光ゲンジのファーストアルバムカセットだそうです。
そういえば、よく姉妹揃って聴いてたな。


 光ゲンジといえば、デビュー当時から物凄い人気でしたね。
当時私たちは小学校低学年でしたが、学校の女の子はみんな光ゲンジ好きで、

光ゲンジファンにあらずは、人にあらず

くらいの勢いで、猫も杓子もガラスの十代を歌い、ローラースケートを練習
したものです。

 隠れキリシタンならぬ、隠れチェッカーズファンの私も、一般教養として
光ゲンジもきっちり抑え、ローラースケートで走り回っていましたね。


 ちなみに妹は一番人気のカー君こと、諸星ファン。
私は、最年長の内海君や、海老グラタンが大好物の山本君が好きでしたが、
そのラインはマイノリティーだったらしい。


 デビュー時の光ゲンジは、飛鳥涼が楽曲提供をしていて、歌唱力はともかく
名曲が多い。今でもファーストアルバムの曲はほとんど歌えるし。

 「RAINY GIRL」という、淡い男の子の恋心を歌った曲が
特に名曲でねえ。切なくて甘酸っぱい詞がよかった。
「Graduation」も、卒業シーズンによく歌ったなあ。

 1曲目に入っていた、「THE WINDY」 という曲は、間奏部分で
早口言葉(?)が入るんですが、試しに歌ってみたら、未だに覚えてました。
凄えな、自分。


 私たちは姉妹ともに、あまり熱心なファンではありませんでしたが、
中学くらいまでは、クラスに一人は必ずいたよね。熱狂的なジャニーズファン。

 中学の頃、凄いスマップファンの子がいて、ルーズリーフに
スマップの曲の詞を全部手書きで清書して、曲名順にファイリングしてた。
下敷きもスマップ。夏に持ってくる団扇も、当然スマップ。

 …女の子なら、深さの差はあれ、ほとんどの人が一度は通る道なんだろうね。



2003年05月07日(水) 厚顔無恥。

「きみはペット」が脳内大ブーム。

 年甲斐もなくお恥ずかしい限りですが、久々に嵌りました。
原作の漫画も、既出分、全部買っちゃった…。馬鹿丸出し。

 原作の方が面白いなあ、やっぱり。
そうそう!! って部分が多くてね。最中にこむら返りとか。

 妹と2人、黙々と読み漁っております。
そして顔をあわせては、ペットが欲しいと言っております。
妹は、「やっぱり高校生あたりで…」と、犯罪スレスレの
独り言を呟いております。やめて。

 姉妹揃って現実逃避中。嫌なオタク姉妹だわ。



2003年05月05日(月) 傷痕。

 日テレの「きょうの出来事」を見る。

 イラク戦争の現地取材を行っていた、佐藤和孝さん山本美香さん
が、無事帰国したとのことで、番組でイラク戦争の特集を組んでいました。

 戦渦の只中で、ジャーナリストという立場の人間が体験した
ありのままの状況を切り取った、画像も荒く、構成もない、
荒削りなレポート映像を見ていたら、やりきれない気持ちになりました。


 近年の戦争では、情報操作も重要な作戦の一つであり、今回の戦争でも
アメリカもイラクも、厳しい報道規制を敷き、自国に有利になるような映像
ばかりを、競ってプレス達へ撮らせようとしていました。

 爆撃を受け倒壊した家屋や、血塗れの一般市民。
圧倒的な戦力の差の前に命を落とし、ゴミのように放置されたままの兵士の死体。
フセインの像を倒す市民たちの姿や、ブッシュに感謝しフセインを罵倒し
略奪を繰り返す市民。


 作為的にせよ偶発的にせよ、すべては事実でありながら、真実の一部で
しかなく、客観的な視点から総合的かつシンプルな判断を下すことは、
不可能に感じました。
  
 
 私たちが目にした戦火の様子は、現地にいるジャーナリスト達によって
齎されたものでしたが、戦争の現場にいて生命の危険に晒されるといっても
当然のことながら、イラクにいる一般市民の人々と同じ視点では、この惨状を
捉えられないと思います。

 ただ、ロイターの特派員がアメリカの攻撃を受けた映像は、ジャーナリスト
の人々が体験したもっとも生々しい戦争の姿が、そこにあったように感じました。

 爆音に、あつまる各国の報道員たち。
なにが起きたのか、「攻撃されたらしい」「アメリカが?」少ない情報から
現状を把握しようとしながら飛び込んだ、ホテルの室内。

 粉々のガラスの破片の中、血塗れで倒れるロイターの報道員。
飛び交う怒号。みんなで負傷した報道員を担ぎ上げ、運び出す。
ベランダには、カメラマンの死体が、襤褸切れのように倒れている。

 カメラは女性の山本さんが持っていたようでしたが、パニックに陥り
悲鳴を上げ、涙が止まらず、佐藤さんに「泣くな!」と怒鳴られ、
しゃくり上げながら、彼女は「畜生!」と罵倒していました。


 何故、彼らが攻撃され死ななければいけなかったのか。
つい先刻まで話を交わしていた隣人が、絶対的な力の前に、なんの理由もなく
あっけなく命を奪われる現実。

 血塗れの揺り籠を指し示し、その中で眠ったまま爆撃に吹き飛ばされ
死んだ赤ん坊の話を、繰り返し繰り返しカメラに向かって怒鳴り散らしていた
イラク人のおじさんと、彼らはその時初めて同じ視点で戦争を見たのだと思う。

 
 イラクを解放するという、ブッシュの判断が正しいのか誤っているのか、
そんな客観的な判断は、戦争の中には必要ないのではないか。

 親しい友人や家族や恋人が、本人にそれだけの理由もなく殺されれば、
誰だって殺した相手を憎むでしょう。
国家の再建という大局の中で、それがやむを得ない死だったと説明されても、
憎しみや遣り切れなさが消える訳ではない。


 戦争は個人同士の感情の衝突ではなく、国家という大きなカテゴリーの問題
だと思っていましたが、ちっぽけで極々平凡な一般市民が、親しい人々や
自分自身の命を、突然理不尽な理由で失うことで、憎悪を募らせていくような
そういった非常に身近で、ある種利己的な部分の問題なのだと思います。

 どんなに戦場の惨状を見ても、実際に身近な人が殺され、自分の命が
危機に晒されなければ、戦争を体験したことにはならない。

 大切な人を殺した奴らが憎い、いつか復讐を、といった根深い憎悪を
生まずに戦争をすることは、結局不可能で、その現実が変わらない限り、
戦争による問題解決もまた、絶対に不可能なのだと思う。

 大切な人を殺されて、自尊心を踏みにじられ、そういった屈辱や憎悪を
全て許容して、戦争のない平和な社会を、などとは、なかなか言えない。
 
 
 日本に安穏と生活している以上、戦争についてあれこれ偉そうに言う
資格は、誰にもないのかもしれません。



2003年05月04日(日) おさんぽ。

 今年のゴールデンウィークは、お天気がいいですね。
真夏のような日差が、虚弱な私には、滅法辛いですが、
絶好のお散歩日和なので、連日テコテコ歩き回っています。

 自他ともに認める運動音痴というか、運動神経がないと
言っても過言ではないほど、身体を動かすことと縁遠い私ですが、
歩くことだけは好きです。よく歩くし速度も速い。

 女の子と一緒に、いつものペースで歩くと、大抵相手が
息切れして遅れ気味になって、速過ぎると言われる。

 ただ、歩く姿がペッタンペッタン、サカサカサカサカといった
擬音で表せそうな格好悪い姿勢なのが、チョット恥ずかしい。
靴底の減りも早いし、変な癖がついているし。


 最近は一日中座りっぱなしのオフィスワークなので、
足腰もすっかり弱ってしまい、昔ほど長い距離は歩けなくなりましたが、
片道4キロくらいなら、余裕で徒歩移動圏内。


 東京の中心部は、駅と駅の間隔が非常に短いので、一駅分
歩くのも、時間にそれなりに余裕があるなら、大して苦にならない。
知らない道に迷い込んでしまって、コンビニで地図を確認しながら
散歩するのも、結構面白いし。

 電車や自動車の車内からは見えない、新しい発見があったり、
気になる場所でふと立ち止まってみたり、新鮮な驚きがあって、
なかなかいいものです。



2003年05月03日(土) 大人の階段。

 先週に引き続き、今週もシネパトスへ。
本日は、香港の前衛映画といえばこの人、王家衛監督の「ブエノスアイレス」

 ウォン・カーウァイ監督といえば、映像はクリストファー・ドイル
発色が独特で好き。特に青赤黄の発色が凄く綺麗。
それまでカンフー一辺倒で、どこかダサかった香港映画のイメージを、
若い女性に受ける、お洒落なイメージに換えた功労者。

 で、「ブエノスアイレス」といえば、同性愛を扱った衝撃作。
のっけから、白ブリーフ一丁のレスリー・チャントニーレオンが、
もう鼻息も荒くキスして弄りあっていて、生々しいっつうかなんていうか…。

 トニー・レオンは、手が泳いでたり若干腰が引け気味なんだけど、
レスリーが、超ノリノリに見えるのね。

公開当初も渋谷に見に行ったんですが、この初っ端の映像に、まだ若かった私は
大変な衝撃を受けまして(そりゃそうだ)、その後の話の内容なんて
吹っ飛んじゃって、半分くらいしか判ってなかったのね。

 
 内容としては、掻い摘んでみると、ゲイの香港人のカップルが、
アルゼンチンのブエノスアイレスで、だらだらとひたすら喧嘩して仲直りして、
でも結局、常識派の彼の方が面倒くさくなっちゃって、全部放り投げて
逃げちゃった。といった按配。うん間違ってない。

なんでトニーはこんなにハッキリしないんだろう
なんでレスリーはこんなに我儘なんだ、これじゃあ只の嫌なヤツじゃないか

と、20歳の私には、寄ると触ると喧嘩してすれ違ってる2人の姿や言動は、
ちょっと理解不能で、釈然としなかったんだけど。

 あれから5年。伊達に私も年を取った訳じゃなかった。
地球の裏側、故郷から遠く離れた異国で、なんの確定された未来もなく、
不安や虚しさを抱えて生きている2人が、自分の中の空虚を、身を寄せ合う
ことで、仮初に埋め合わせていくような、刹那的な関係。

 自分のことで精一杯な人間的な弱さと、それでも時には、傷ついた愛する人を
一生懸命慰め、癒そうとする姿に、切なさが込み上げてきて、5年前には
見えなかった2人の姿が、今は確実に見えてきたように感じました。


 で、レスリーが、自由奔放で我儘で無邪気で、でも何にもできない男を
演じていますが、もう可愛いのなんのって!!! 

 もうあまりの可愛らしさに、胸キュンの連続ですよ。
無職のくせに料理も出来ないし、本当に役立たず。しかも我儘で気に入らない
ことがあると、プイッと出て行っちゃうし浮気はするし、何様だ!!と、
胸倉掴んで引き倒したくなるようなヤツなんですが。

 超・小悪魔ちゃんキャラ全開。

レスリー、当時40前後なんですけどね。
両手を怪我して、包帯でグルグル巻きにされれば、子犬のようにだらしなく
テーブルについて、「次は鳥が食べたい」とか言って、トニーに箸で
食べさせてもらうのですよ!!

 トニーが風邪で寝込んでいれば、そっと寄っていって、
「もう2日もご飯を食べてなくて、お腹が空き過ぎて死にそうだ」
って、病人叩き起こして、ご飯作らせるんですよ!!!

 そんなオネダリの数々に、トニーは翻弄されっぱなし。
でもぶつぶつ文句言ったり時々キレながら、なんだか幸せそう。いいなあ。


 自分にはない奔放さと無邪気さに惹かれて、愛しているから自分だけ見て欲しくて、
でも束縛されてくれない奔放さに苛立って。一種のパラドックスに陥るトニー。

 奔放に振舞っても、愛され赦されることを当然と捉えていて、
トニーの苦しみを最後まで理解しようとしなかったレスリー。
全てを失って、初めて自分の中で、彼の存在のがどれだけ大きかったかを
思い知っても、すれ違い綻びてしまった2人の絆は、修復できないまま。

 アルゼンチンタンゴの、もの悲しい旋律が、フランス映画のような
アンニュイで救いがない雰囲気に嵌っていて、否が応にも盛り上がる。



 こういう交錯する恋愛の機微、というのを理解できるようになったなんて、
5年の間に私も大人になったんだなあと、感慨に耽ってみたり。



2003年05月02日(金) 癖。

 なくて七癖。なんて諺もありますが。
人間誰しも、自覚無自覚に係らず、なんらかの癖があるものですね。

 癖というのは、いつの間にか身についているものですが、
ストレスなどのマイナス要素から発生するものも多い。

 例えば、髪をしきりと触る癖。
女性に多く見られる癖ですが、これは不安を感じたり自信がない場面でよく表れる。
髪以外にも、不安を感じると、身体の一部を触る癖は多いですよね。
鼻を触ったり、腕を組んだり撫でたり。耳たぶを触る人もいた。


 俗に悪癖と言われるもので、爪噛みがありますが、私はこの癖がある。
不安になったりイライラしたり、ストレスが溜まった時に無意識に出ますが、
精神状態が不安定な時期が続くと、爪がガタガタになって、血が出るほど深爪に
なるまで、ずっと噛み続ける。

 幼稚園から高校くらいまでは、この癖が酷くて、よく母親に叱られたものです。
大学生頃からは、爪の形も気になるし、自分でも噛まないよう意識するように
なって、随分治まってきましたが、今でもストレスが溜まると噛んでしまう
ことが時々ある。


 興味深いのは、私の妹も爪噛みの癖があるのですよ。
だから姉妹揃って、爪が深爪。

 妹も、幼稚園から高校くらいまでがピークで、大学に入った頃には
落ち着いてきたらしいのですが、今でも精神的に追い詰められると出るらしい。


 その他にも、妹と共通の癖がもう一つ。うつ伏せ寝。
布団を身体に巻きつけるようにするので、身体全体が布団にガードされるし、
顔も枕と接しているので、非常に安心感があって、寝やすいんですが、
習慣がない人には、非常に寝にくい体勢らしい。

 腹を下にして寝るのは、野生動物に見られる寝方で、敵が睡眠中に襲って
来ても、すぐに逃げられるためだそうですが、姉妹揃って野生って…。
人間でうつ伏せ寝の場合は、自己防衛本能過剰 だと、なにかで読んだし。


 癖も、生活環境が同じだと伝染するんですかね。
というか、実家の環境に問題があったのか…???

 謎は深まるばかり。



2003年05月01日(木) 心頭滅却。

 水曜の晩、きみはペット を見ながら、独り身悶える。もぉ~。

 なんなんですかっ!! 

登場人物の男性陣が、老いも若きもみんな可愛い。

そこはかとなくヘタレてて、非常に愛らしい!! くは~っ。

田辺聖一の、デキる男のはずなのに、頼りなさげで単純そうなお馬鹿っぷりと、
嵐松本の、計算ずくのちょっとブラックなブリッ子に、真っ正面から戦いを
挑まれてますよ! チワワを抱えた長塚京三も、ラブリー。

か~わ~い~い~。(←鼻にかかった発音および平坦アクセントで!)

 小雪も、今までピンとこなかったんだけど、このドラマの
スミレちゃん役では、凄く好き。可愛いなあ。うん。みんな可愛い。

 昨日の放送の最後、モモが寝ているスミレちゃんにチュウするシーンなんか、
可愛らしすぎて、もう枕抱き締めて悶絶ですよ。

「ヤベ、止まらないかも…」なんて、可愛いこと言ってんなよ~っ!!!


 非っ常に、私の煩悩のストライクゾーンを、的確に深く抉った一言でした。
ああそうさ、判りやすくて結構。どうせ底の浅い人間さ。(開き直り)

 この科白で、私はこのドラマを最後までビデオに録画してでも見届けることを
決定いたしました。もう離さない。

 それにしてもこのドラマって、松本ファンはともかく、20代以上の働く
女性以外に面白いと思う人がいるんだろうか…。随分ピンポイント攻撃だね。

 
 ちょっと興奮(?)し過ぎて寝付けなかったんで、そのまま深夜番組を。
所ジョージの番組を見ていたんですが、ちょうど 中川家 が出演。

ちょっと、兄!! 可愛らしすぎ!!!

 どうしたっ!?凄くプリチーなんですけど。いやマジで。
在りし日のウッチャンを彷彿とさせる、あのルックスはなんなの!!
いつもの如く、ほとんど喋らないんだけど、思わず凝視。
あんなに可愛かったっけ? 凄いよ。どうしよう。


 そんな訳で、私の脳内ランキング3大可愛い男は、
中川家〈兄〉、内村光良、レスリー・チャン に決定!!(若い順で)



…ちょっと冷静になろう。うん。はしゃぎ過ぎだ。


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