2003年10月30日(木) |
健全純愛ラプソティー。 |
今日は、大学時代の友人が、仕事の関係で 上京していたので、神楽坂でご飯。
神楽坂は、初めてだったんだけど、 一方通行の狭い坂沿いから、更に細い路地へ 入った場所に、ちょっと隠れ家的なお店が 点在していて、なかなか雰囲気はあるんだけど、 初心者には、入りにくい感じもなきにしもあらず。
彼女と会うのは、久しぶりだったけど、 ご飯もお酒も美味しくて、なんだか興味深い話が てんこ盛りで、かなり楽しかったです。
人は成長し変わっていく生き物なんだなあ、と ちょっと頬を染めながら幸せそうに、そう遠くない 将来の夢を語る彼女の姿に、感慨深いものを感じた、 そんな秋の夜。
現在、レンタルビデオ屋は、最寄り駅近くの蔦屋を 利用しているのですが、蔦屋は新作早いし品揃えは 確かにいいが、如何せんお値段が高い。
アホ映画を好んで観る私には、あんなB級に380円も 払うのかと思うと、自然と伸びかけた手も引っ込むわ。
で、新作はそれほど揃ってなくても(どうせ観ないし)、 もっと気軽なお値段設定のレンタル屋が1軒欲しいなあ、 と思っていた矢先、行きつけの整骨院の先生に、すぐ 近くにあるビデオ屋さんを教えてもらいました。
本当に近い。結構、駅周辺は歩き回ってるつもりだったのに、 全然気付かなかったよ、そんな場所。
もしかして、ピュアなハートを持ってる人間にしか見えない とか、 そういうオチですかいな?
整骨院帰りに、教えてもらった界隈を探索したところ、あっさり発見。 …私のピュアハートもまだまだ捨てたモンじゃなかったらしい。
本当に小さいし、本数も少ないんだけど、店員の趣味がかなり 反映された品揃えの、レンタルビデオ屋でした。 店員さんと趣味が結構合いそうなので、会員になろうかな。
先週は、なんだかんだで日記をサボりがちだったので、 今週はちゃんと毎日書きたいです。(今日の決意)
まあ、そんな稚拙な決意表明は置いておいて。 大学時代の友人より、誕生日プレゼントが届きました。
彼女とは、大学時代からお互いの誕生日に プレゼントを贈りあっているのですが、ここ2年くらいは、 両者とも、「リラクゼーショングッズ」が多くて。
今回も、リクエスト通り、ツボ押しをはじめとする、 むくみ解消グッズの詰め合わせでございます。 ふくらはぎのむくみ取り器が、メッチャ気持ちいい…。
で、その中に、もう一人、大学時代の先輩が 選んでくださったプレゼントがあるのよ、と彼女に 聞いていたのですが、箱空けた瞬間にピンときましたよ。
アヒル隊長(ミニ)6匹詰め合わせ。
さっそくお風呂で浮かべてみます。ありがとう。
みんなに祝ってもらえて、私は果報者だ。
昨日は、知り合いの方に誘われて、ハロウィンパーティーへ。 とはいっても、本当のハロウィンは来週だし、 仮装している人は、ほとんどいませんでしたが。
で、パーティー自体は8時に終わったんですが、 全然食べ物が出てこないパーティーだったんで、 会場で意気投合した(?)人々数人と、白金台でご飯。 そのままいきおいで、新宿で朝までカラオケ。 楽しかったですけど、もうぐったり。
帰宅してお風呂入って、昼過ぎまで熟睡。 一旦起きて洗濯しましたが、力尽きて寝てしまい、 気付けば日が暮れていました。
有意義なんだか無意義なんだか、微妙なところですが、 燃え尽きたことだけは確か。
本日は、Kサンと赤坂で鍋。 1年前、「赤坂で鍋しましょう」と言っていたのに 結局食べられなかったので、1年ぶりにリベンジってことで。
それなのに、昼間は動くと汗ばむくらい暑くて、 こりゃ、鍋って気候じゃないなあ、と諦めかけて いましたが、夜になって涼しくなったので、 予定通り、鍋ですよ。今年初の鍋。
で、去年鍋を食べ損ねた店へ行ってみましたが、 やっぱりまだ鍋メニューがない。 周辺の店をウロウロ探してみて、鳥料理の居酒屋さんで 「鳥ちゃんこ鍋」を発見し、決定。
だしが鳥らしくて、ちょっと白っぽいスープが美味。 締めの雑炊が白米ではなく、玄米で、グチャグチャし過ぎず 食感が残って、個人的には白米の雑炊よりも好きかも。
デザートまで食べながら、3時間半、 ほっとんど宝塚談義。いやはや、話題が少なくてスミマセン。
これからどんどん涼しくなっていって、鍋の美味しい 季節になりますが、今年こそ、本場のちゃんこ鍋も食べてみたいな。
金がねえ!!!!
ノッケからいきなり品のない話で申し訳ないんですけど。 薄い財布を眺めて透かしてひっくり返しても、ないものはない。 どのくらい切実かというと、家の米びつが空なのに、米も買ってないほど。
でも、明日も外食しちゃうの。テヘ。 (その余裕があるなら、米を買えという質問はスルー)
今月は誕生月だし、自分にご祝儀とばかりに、 ガンガン派手に遣ったからなあ。 毎週末どっか遊びに行って、髪染めて、靴2足買って、 スカート買って、バッグ買って、コート買って、外食し放題。
そりゃ、遣いすぎだわ。 冬ボーナスも出ないかもしれないっていうのに。
まあ、金曜日は給料日だし、なんとか乗り切れたので、 来月からは、もうちょっと堅実に過ごします。 12月あたりに旅行行こうと思ってたけど、お預けだな。こりゃ。
ご利用は計画的に。
2003年10月21日(火) |
未知という名の船に乗り。 |
なにか、途轍もなく大事なことを暗示する夢を 見た気がするのですが、朝起きたらさっぱり思い出せない。 咽喉の奥に、小骨が引っかかっている様な心持ちだわ。
今月は、プライベートもイベント目白押しでしたが、 仕事もちょっとゴタついていて、ゆっくり休む時間が あまりなかったので、心身ともに疲れているのかも。
たまにはのんびりだらだら過ごすのも大切だ。
2003年10月19日(日) |
花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき。 |
とうとう26歳になりました。
25歳の誕生日は、20代の節目の年だと、 これからの人生に向けての期待に、能天気に 胸を膨らませていたものですが、蓋を開けてみれば 表層は、これといって変化もない凪の状態に見えつつ 水面下では、今まで目を背けて、先延ばしに放っておいた 自分の弱さやいい加減さや、それらが招いた不安と 対峙せざるを得ず、しかし納得できる答えも打開策も 全く見当たらずに、葛藤を重ねた年だったような気がします。
まだまだ子供じみた甘えや、現実を顧みない楽観的な考え方が 捨てきれず、人間的に未熟としかいえない状態ですが、 可能性を冷静に見極めたうえで、自分でどう人生を選ぶか、 停滞気味の現状を整理する時期が、そろそろ来たように感じます。
いつまでも実現不可能な理想を抱え込んで、それが原因で 前に進めないと判断するなら、どんなに愛着があっても 切り捨てる力が必要だし、それでもそこに価値が見出せるなら もっと強く自信と信念を持って、逆境でも前進する強さが必要です。
数年後、自分がどんな道を選ぶのか、結局なにも選べずに、 同じような葛藤を捏ね繰り回して、ウジウジ停滞しているのか、 全くもって五里霧中の現状ですが、一度きりの短い人生、 いつまでもやり直せる訳でもないので、どんな結果が 待っていようとも悔いが残らないよう、自分を見失わない ようにしたいです。
そんな訳で、行ってきました。「人体の不思議展」
なんつうか、本当に不思議だね。生命は。
たかだか2メートル足らずのこんな脆弱な器の中に、 あんなに色んな高性能な器官が、ぎっしり詰まってて 上手くいくと80年近くも動き続けるなんて、 これはもう、奇跡だ。神の領域だ。
替わりが利かないことが多いのだから、もうちょっと 自分の身体も労わってやろうという気になりました。
2003年10月17日(金) |
ウキウキ☆ウィークエンド。 |
今週は、ちょっとバタバタ忙しくて日記も滞りがちですが、週末も ワタクシの26回目生誕日が控えていますので、 ちょっくら出歩いております。
そんな訳で、生誕前夜祭の土曜日は盛大に、会社の女の子たちと 「人体の不思議展」に行ってまいります。 http://www.jintai.jp/top.html
モノホンの人体標本見てきます~。報告はまた後日。
私の周りで話題沸騰のドラマ、「マンハッタンラブストーリー」 http://www.tbs.co.jp/manhattan/
第一回は見逃しましたが、今日は見ましたよ。 感想としては、もうお察しの通りで申し訳ないんですけど。
ミッチ-最高!!!
なんつうんですかね。クドカンのミッチ-への愛が溢れてますよ。 あのミッチ-が、よりミッチ-王子らしくあるような役!! ミッチ-のチャームが、増幅倍増されていますよ!!
いつでもどこでも指の先まで決めポーズ、男友達皆無で女の子とは仲良し、 男子校出身、意外と小心者、サラサラの黒髪(前髪長め)、色白、 鋭角的な横顔のライン、切れ長の目 という数々の記号が、 私の心を吹きすさぶ嵐のように、メッタ打ちにするのです!!
ミッチー以外も、妙にヤサグレつつも、恋する乙女なキョンキョンも、 乱暴な口調と、超王女様キャラ全開の森下愛子も、可愛らしさを演じるために、 栃木訛りを駆使する、計算づくめな女子アナ役の酒井若菜も、すごくいい!! みんな、頬摺りしたいくらい可愛いよ~。
来週からは、松尾スズキの妻役で、YOUまで出演するらしい。 ああ、これから毎週木曜日が楽しみだわ。
人生2度目の宝塚観劇。今回は、新トップコンビになったばかりの星組。 それよりなにより、S席だよ、ママン!!!
「王家に捧ぐ歌 -オペラ「アイーダ」より-」
ジュゼッペ・ヴェルディの、有名なオペラ「アイーダ」が原作。 (今度、劇団四季でも上演が決まりましたね) 古代エジプトの悲恋モノ(…か?)。 コスプレです。みんなキンキラキンに光ってます。(一部黒塗り)
エジプトの若き将軍・ラダメス、エジプトの捕虜となった、 エチオピアの王女・アイーダ、エジプト王の娘・アムネリスの 愛憎入り混じった、三角関係。
で、感想ですが。 押忍!! 熱血☆星組!!! これに尽きる…。
新トップ・湖月わたるのラダメスは、異様に気合入って吼えまくり。 いや、マジで咆哮するのですよ。メッチャ、漢前。 甲子園目指して熱く燃える、スポ根野球部エース のようだ。
タイトルロールにもなっているアイーダは、もともと男役の 安蘭けいが、今回女装(?)で挑戦。 先の宝塚大劇場での公演も観ているKサンによれば、随分 女の子らしくなったとのことですが、やはり男役。
なんだかやけに、野性味溢れるお姫様でした。
エジプト王女や女官にいびられる、健気で優しいお姫様、という 設定らしいですが、どうにも腕っ節が強そうで。 背も小柄だし、物凄く細いし、女声での歌も凄く上手なんですが、 所作や台詞回しが、ところどころ、妙に力強い。
そして、今回の私のお気に入りは、アムネリス役の 檀れい。 以前、月組のトップ娘役を務め、星組トップ娘役に返り咲いた彼女。
宝塚一、美貌の娘役 という謳い文句を聞いたことがあるのですが、 写真ではそれほど綺麗だとも思わなかった、失礼な私。
いや、マジ綺麗でした。
言っちゃあなんだが、歌はかなり下手だし、踊りも上手くないけど、 目力溢れる迫真の演技で、物凄く高貴で綺麗に見えるのです。
熱血トップに引き摺られてか、彼女もかなり熱い演技をするので、 感情の起伏の激しい、高潔にして高慢なアムネリスが、メッチャ嵌る。
エジプトの女王となることを声高らかに宣言する場面なんて、 貴女がトップです。と思わず平伏したくなるほど、威厳溢れる立ち姿。
全体的には、迫力のあるコーラスが多いし、湖月わたるの絶叫唱法と、 檀れいのヘロヘロ歌唱はともかく、安蘭けいが、伸びのある美声で 全体を引っ張っていて、かなり聴き応えがある舞台でしたが、ところどころ、 なんだかちょっと毛色が違うというか、違和感のある、妙に現代風の軽い曲も あって、小首を傾げたくなる場面もなきにしもあらず。
宝塚では、基本的に男役至上主義的な考え方が主流ですが、 せっかく観る人の大半は女性なのだから、今回みたいな 女性の登場人物が強い内容も、もっと増えてもいいよなあ。
少なくとも、私は好きだな。
木場の東京都現代美術館へ行ってきました。
「ガウディ かたちの探求展」 http://www.mot-art-museum.jp/ex/plan6.htm
サグラダ・ファミリア聖堂など、奇抜なデザインの 建築で知られる、ガウディの展覧会。
もともとガウディに関しては、一般教養程度の知識しか なかったのですが、夏に清里でみた、写真家・細江英公氏の 写真展で、ガウディの建築物を写した作品が何点かあって、 とても印象に残っていたので。
彼の手がけた建築物の映像、模型による検証の他、家具などの 展示もあって、想像以上の見応えがありました。
非常に独創的・一見アバンギャルドとも言える外観の建築物 ばかりなので、デザイン重視なのかと思ったら、全っ然違う。 あれは、計算しつくされた、非っ常に高度な建築物なんだそうだ。
まさに、奇抜にして繊細、大胆にして緻密。
幾何学、物理学、「異なる荷重を受ける示力索とそれに 対応するアーチの構造上の強度」がウンチャラカンチャラと、 数学やら物理やらが壊滅的に駄目な私には、サッパリ判らん 難しい話も多かったけど、なんつうか、
ヤツは天才だ ということだけは、よく判った。
一見、曲線が多用されて、不思議な形の椅子も、座った人の 身体にフィットして、座りやすいよう、工夫されているそうな。
特に上記の、アーチを多用した多層構造の建物での、アーチの強度実験、 「逆さ吊り実験」というのが、印象的。
細い鎖を、建物のアーチラインに見立てて、ドレープ上に何重にも 複雑に垂らし、鎖(アーチ)の柱を支える部分に、細長い錘(柱)を 掛けた巨大な模型を、天井に吊るす。
要するに、鎖で骨組み線だけの建物模型を、逆さまに造る。 アーチの上に柱が乗ると、当然のことながらアーチに荷重がかかるので、 アーチへの柱の加重の様子を、錘を鎖に垂らすことで、逆さまに表現。
これを吊るした真下の床に、鏡を置いて、反転して鏡に映りこんだ 鎖の曲線が、もっとも自然で、強度的にも完璧なアーチの形になる という実験。
正直、文だけだと、どんなものなのか想像がつかないと思いますが。 (私も説明文読んでも、判らなかった)
実際に目にすると、キラキラ光る銀色の鎖と錘で出来た模型は、 大きなシャンデリアのようで、下の巨大な鏡に逆さまに映ると、 ガラスと銀細工で出来た、繊細で綺麗なお城が、足下に現れたようで、 難しいことが判らなくても、文句なしに綺麗でした。
すごくスペインに行きたくなった。
表題だけで内容がピンときた人、挙手!(結構多そう)
日本産のトキが、とうとう絶滅してしまったそうです。
享年36歳(推定)、人間に換算すれば100歳を超える 高齢だというので、なにが起こっても不思議ではないですが。
なんでも、朝方に突然飛び上がり、保温室の扉に激突したのが 原因の、頭部挫傷による死だとか。
江戸時代頃までは、それこそ今のカラスか鳩並みに、 数も多かったというトキ。
夜明け直後の空の薄桃色を、「朱鷺色」と言いますが、 あれは、トキの羽根の内側の、鮮やかな色とよく似ている ことからつけられた色の名前だとか。 なんだか風流な鳥ですな。
しかし、実際には、田を荒らすので害鳥とされ、 またその美しい羽根を売ったり、肉を食用にするための乱獲で、 300年足らずで、その数はみるみる間に激減。
「ニッポニア・ニッポン」という学術名を持つ鳥は、 同じ名前を冠する日本人によって、無残にも絶滅に追いやられて しまう結果となってしまいました。
自然淘汰による種の絶滅は、天が定めた運命で仕方がないと 思うのですが、人間という、この地球に生存する生物の中の 一つに過ぎない種が、利己的な傲慢によって、自然の摂理を歪めて 他の種の存亡を左右するというのは、ちょっとやり過ぎな気がします。
でも自分たちの犯した過ちの結果として、激減してしまった生物を、 今度は閉じ込めてまで保護する、というのも、やり過ぎな気がします。
最後のトキは、なにを思って、長年閉じ込められたケージの中で 飛び立とうとしたのでしょうか。
夜明けの空の色に、いなくなってしまった仲間の姿をみたのかな。
体育の日が10月10日じゃないなんて…。
ところで、昨日髪を切りました。 ここのところ伸ばしていたのですが、(といってもかなり短いが) ケアを怠っていたため、毛先がボサボサに痛むわ広がるわで 収拾がつかなかったので、思い切ってばっさりと。
切り終わって鏡を見たら、すっきりしたせいか、 頭の形が物凄くはっきり判る髪型になっていて、 自分の頭のあまりの丸さに、思わず、
「まるっ!!」 と叫んでしまいました。いや、マジ球体に近いよ。
しかも最近太ったので、顔のラインもパンパンで、 もうちっと頬のラインをスッキリさせないとヤバイな、と 今更ながら痛感しました。
ついでに、髪の色がまだらになってきていたので、 カラーリングもしたんだけど、ちょっとイメージと違ったかも。
まあ、会社帰りで時間がなかったせいで、色見本とかしっかり 確かめないで染めてしまったので、時間がたったらどんな色に なるか判らないけど。
もう暫く様子見て、納得いかなかったら、自分で染め直そうかな。
ちなみに、今年の秋のイメージカラーとしては、 いつも髪を切ってくれる美容師のオニイサンと相談して、紅茶色に決定。
あんまりツヤツヤしていない、深みのある赤がかった茶色。 ほんのり毒キノコテイスト ってことで。
2003年10月08日(水) |
朝起きて真っ先に、私のこと考えた? |
久しぶりに、宝塚ビデオ鑑賞。 約10年前の、バウ(宝塚の小劇場)雪組公演。
「二人だけの戦場」
当時の雪組トップスター、一路真輝主演。 なにしろ10年前の作品なので、2番手以下、脇を固める 役者は、現在の宝塚で君臨(?)している方々がゴロゴロ。
宝塚初心者の私が見て判っただけでも、歌劇団理事に 就任しているトップ・オブ・トップ、轟悠、 現在宙組トップの和央ようか、星組で大人気の、安蘭けい。
ヒロインには、現宙組娘役トップの、女帝・花總まり。 まだ、娘役トップに就任する前の若手時代ですね。
話としては、かなり暗くて重い。 独立を求める少数民族と、それを制圧しようと監視する連邦政府が 一触即発でにらみ合う自治区に、理想に燃えた新米エリート仕官(一路)と その友人(轟)が配属される。
一路扮するシンクレアは、そこで少数民族の娘ライラ(花總)に 出会い、二人はお互いに惹かれていく。
自分たちの国を渇望する少数民族は、ライラの父であるシュトロゼックを 中心に、シンクレアの上官であるハウザー大佐と協力して、 話し合いによる穏便な独立を求めているが、実現にはなかなか至ることができない。
そんな中、少数民族の一部の若者によって、テロが起きた。 仕官数名が死亡し、軍内部でも攻撃への気運が高まる。 部下もシュトロゼック達も血を流さずに、民族独立を実現させる べく画策する大佐とシンクレアと、それを糾弾する副官たち。
民族紛争と軍内部の確執は、シンクレアとライラを 思いがけない運命に巻き込んでいく。
民族問題、男の友情、理想の実現にむけ奔走する上官との関係と、 前半~中盤は、軍内部の交流・確執と、政治的な重い内容が主なので 私のような初心者が考える、「宝塚らしい華やかさ」とは違うというか、
ぶっちゃけ、地味 な印象なんですが、主要人物たちが 丁寧に描かれていて、かなり見応えがあります。
そして後半、シンクレアとライラの別れと再会は、涙なしにはみられません。 宝塚のビデオで、初めて号泣。
このあたりは、一路真輝よりも花總まりが、演技で引っ張るんだよ。 前半はぶっきらぼうな話し方と無表情だし、歌もダンスもいまいち パッとしなかったんだけど、後半の迫真の演技は凄い。
ちょっとぎこちなかったり大げさな部分がない訳じゃないが、 思わず引き込まれて、一緒に泣いちゃうよ。
エリザベートやマリー・アントワネットやら、高貴なお姫様が 当たり役と言われているけど、こういう自然体で等身大の女の子も 演じられるんだと、ちょっと意外な感じがしたほど。(今はどうだか知らないが) トップ就任期間3年くらいが平均の昨今、相手役を5人渡り歩き、 雪組・宙組でのトップ就任期間が異例の10年目に突入という、花總まり。
盛りが過ぎないうちに、美しく後輩に座を譲るべき という宝塚的美学では、 あまりの長期政権に「往生際が悪い」だの「金を積んでいる」だの 黒い噂とバッシングも激しい人ですが、居座り続けるだけの底力を 見せ付けられた気がしました。
侮れん、宝塚。
本を購入。「小川未明童話集」
「日本のアンデルセン」(だからこういうネーミングセンスがね…) と呼ばれた、日本を代表する童話作家。
子供の頃に、誰でも一度は読んだことがあると思いますが、 淡々とした語り口で、一見、フンワリとした雰囲気があるんだけど、 拭いきれない寂しさや影を付き纏わせつつ、人間の優しさや脆さを 浮き彫りにするお話の数々は、大人が読んでも胸を打つものがあります。
「牛女」や「野ばら」など、色々好きな作品はあるのですが、 この人の代表作に、「赤い蝋燭と人魚」という話がありまして。
子供の頃、あの話を読んだ私は、怖くて怖くて仕方がなかった。 あんまり怖くて、ずっと怪談だと思ってたほど。
挿絵が暗い色彩のものだったのも一因だと思いますが、 とにかく、優しかった人たちが、簡単なきっかけで豹変してしまうのも 優しい優しい人魚に、みんなが幸せに感じるような結末がないことも、 なにもかもが救いがなさ過ぎて、読んでいて辛かった。
しかも、何故かウチの実家に、真っ赤な蝋燭がありまして。 どこかのお土産らしいんですが、黒い鉄製の燭台に刺して、 父と母の寝室に飾ってあったのね。
怖すぎて話のラストはよく憶えていなかったんだけど、 赤い蝋燭が不吉だ、という強烈なイメージだけ残っていたので 余計怖くて、なんであんなものが家にあるんだろうと、 一人で怯えてた。
で、最近ふとあの話を思い出して、どんなラストだったか 確認してみようと思って、本を買ってみたのです。
流石にもう怖いとは思わなかったけど、やっぱり哀しい話だわ。 童話なので、1話がとても短いし読みやすいので、秋の夜長にお勧め。
月曜日ですが、所属部署(といっても3人だけだけど)で飲み会。 先週末も生肉でしたが、今日も馬刺しだ。 最近、生ばっかりだなあ。
で、さらに生牡蠣を食す。
生牡蠣、結構好きなんですが、なかなか食べる機会がなくて、 生まれて初めて食べたのも、去年の25歳の誕生日。 以来、1年ぶり2度目の生牡蠣ですよ。美味しい~。
物凄く幸せそうな顔で食べていたらしくて、 部長が2つも注文してくれました。(1つずつバラ売りだった)
1週間、働く気力が湧いてくるってモンです。
結局、土曜日は寝腐って1日終わってしまったので、 日曜日の午後に、妹とお出かけ。
開館20周年記念ということで、白金台の庭園美術館で、 日曜日まで夜間ライトアップをやっているので、最終日に滑り込み。
すっかり日も落ちた6時くらいに到着してみると、 鬱蒼と木が生い茂った暗やみの中、暖かい色合いのライトの中 アールデコ調の白い建物が浮かび上がっていて、なかなかいいムード。
最終日とはいえ、流石に日曜日の夜は、お客さんも疎ら。 美術館では、朝香宮所縁のアールデコの展覧会をやっていますが、 人気の少なく、昼とはまた違った雰囲気の館内を、ゆっくり 鑑賞することができました。
今まで修復中で非公開だった、3階テラス部分の「ウィンターガーデン」も 今月から公開されていて、なんだかお得な気分の特別公開でした。
美術館に併設されたカフェで夕飯を食べて、まだ時間が早かったので、 妹さんの案内で、六本木ヒルズに、おのぼりサン見物へ。
まず降りる駅を間違えて、迷うこと15分。 ようやく辿り着いた六本木ヒルズは、日曜の夜でも大盛況。
ただ、なんだか迷路みたいで、内部も判りにくい事この上ない。 案内標識もあんまり親切じゃなくて、少し離れている大江戸線の 駅なんて、あれだけじゃあ、方向音痴の私は辿り着けないよ。
私的には、日本庭園(しょぼかったけど)の毛利庭園が まだ整備中なのか、工事現場でよく見かける、緑の三角ポールが 各所にたくさん置いてあるのと、ヒルズ内はとにかく段差が多いのに 照明が全体的に薄暗くて足元が危ないのか、段差に黄色と黒の縞々の 注意シールが貼ってあるのが、気になった。
全体的な雰囲気やデザインに凝るなら、あのシールはないだろう。 それだったら、足元の照明を増やした方が破綻がないのでは。 まあ、予算が掛かりすぎて駄目なんだろうけど。
洋服とアクセサリーの店を何軒か見て廻ったけど、 お値段は場所柄、少々高めなものの、結構可愛いものがありました。 VIVIAN TAMのお店が、特に可愛かった。
普段はああいった有名ブランドの洋服に縁がないので、 たまに眺めると楽しいです。買えないけど。
とにかくお金が掛かっていて派手なのは確かな場所でした。
花金(古っ!)ということで、会社の人と飲みに行ってきました。 生肉パーティーです。
体質的に合わない人もいるし、見た目が苦手な人も多いようですが、 鶏でも馬でも牛でも内臓でも、私は生肉大好き。 私が食べられない酒の肴は、虫とキュウリだけだ。
新宿御苑駅から、ちょっと奥まった場所にある、 韓国人の方がやってらっしゃるお店で、なかなか本格的な 他の店ではお目にかかれないような生肉が豊富に揃ってました。
眞露ロックとまた合うのよ。生肉は。
結局、かなり出来上がって、勢いでもう一軒ハシゴした挙句、 終電逃した人々と一緒に、朝までカラオケ。 疲れていたのか、タンバリン叩きながら寝てました。
生肉でつけたスタミナも、朝までには使い切った気分。 そして折角の土曜日も、目が覚めれば午後5時。もう終わるっちゅうねん。
今日は、KサンとMサンと、新宿御苑で食事。 以前、会社の女の子とも一緒に行ったことがある、 「ミュン」という、ベトナム料理屋さん。
ベトナム料理屋は、最近のブームに乗って 色々ありますが、私が食べた中では、この店が いちばんオーソドックスで美味しいと思う。
生春巻き、揚げ春巻き、青いパパイヤのサラダ、 空心菜の炒め物、海老ダンゴ、ベトナムそうめん、 デザートのフルーツに、ドリンクの飲み放題で、 一人4,000円ナリ。お腹一杯。幸せ。
特に、パパイヤのサラダが激美味。 タイ料理に比べると、辛味がなくて優しい味がする。 特にこの店の料理は、パクチーやシソなどの香草が 効いているので、香草好きな私にはたまらない。
まったりと話し込んだ後、店替え。 ここも、ランチによく利用するお店ですが、 新宿2丁目にある、「ココロカフェ」。
ランチも美味しいけど夜もお手頃価格で 美味しいご飯が食べられる。 カフェなので、お茶とデザートも充実。
新宿の中心からはちょっと外れているので、 それほど混んでいないし、寛げる雰囲気で 値段もお手頃なので、新宿御苑~新宿2丁目周辺は 結構穴場かも。
まだ何軒か気になる店があるので、色々新規開拓してみたいところ。
早いもので、今年も残すところ、あと1/4。 いったい何をしているのだろうと、ふと我に返ること暫し。
今日の大ニュース。
① 朝、家の前で小西真奈美を目撃。
どうやらドラマの撮影らしい。早朝からご苦労さんです。 すんごい顔ちっちゃくてスタイルよくて、別嬪さんでした。 朝から目の保養。
② 妹の会社が、倒産の危機。
本当は、10月から親会社に吸収合併の予定が、 急遽中止 → 倒産の危機に追い込まれたらしい。 とりあえず、明日全てが決まるらしい。
まさしく運命を感じた1日。
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