2003年05月31日(土)
今日のサヨコ/ここほれワンワン


毎回、毎回、もはや珍獣めいた天然ぶりを発揮して、この日記にも長年に渡り、
ネタを提供し続けていてくれている、わが母・サヨコ・・・・。
彼女の生態の一番の特徴として、「自分のことを棚に上げて、他人の天然を笑う」というのがある。


お隣のノリコさんのことでバカウケしていたかと思うと、
自分の姉である、チカコヨウコについても、ネタがあれば拾ってきて、大して何でもないことなのに
ゲラゲラ、一人ウケしている( ̄∇ ̄;)



































しかも・・・・・・・・。
誰も見ていなくても。
( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;)


































たまに、あたくしに報告に来るときはまだいい方で、
どうかすると、一人でテレビを見て、一人でゲラゲラ笑っている。
誰か一緒にいるのかいな・・・・? いや、お客さんが来た気配もなし・・・・
と、彼女のいる部屋を覗くと、大概、ひとりで笑い転げているのである。


よくドラえもんで、のび太が不自然なほどに漫画を読みながら笑い転げるシーンがあったりするが、
程度でいえば、あれの実写版レベルみたいなもんだ。
・・・・要するに、かなりヤヴァい(爆)。









そんな本日。
実は、今度の月曜から1泊2日で下呂温泉に姉妹4人で出かける、あの天然軍団(4姉妹)は、
それぞれウキウキ気分で旅の支度をしている。
何やら隣の部屋でごそごそ音がしているなぁ・・・・と思った途端!!








































「うきゃきゃきゃきゃきゃ~~~♪」




































もう、コレは笑い声とかではなく、奇声に近い不気味な雄叫びであった。
無論、サヨコである。大きな独り言まで聞こえる始末( ̄∇ ̄;)
で、あたくしの部屋に報告に来た。
とりあえず、報告に値するだけの何かが起きたらしい。
しかし、隣の部屋は今は物置状態で、物色したところで、冬物夏物・布団その他が
ごちゃごちゃおいてあるだけのはずなのに・・・・一体何が起きたというのか??




「ねぇねぇ、このくらいの大きさのポーチない?」

「何に使うん?」

「温泉に行くとき、化粧品とか入れてくヤツ。」

「ちょっと待ってな・・・・【押入】ヾ(-_-ヽ)ゴソゴソ・・・・こんなんでいい?」

「あぁ、コレいいわ♪ 借りてくわ♪」





ちょっと待て!!
そんだけかいっっ!!
何事もなかったように、奇声の真実を明かさぬまま、あたくしの部屋を去ろうとしたサヨコ
あたくしは大慌てで引き止める。





「なぁなぁ、さっき何を一人で笑っとったん?」

「あぁ、あれ? ヘヘヘ~♪ ・・・・実はね。」






と、サヨコは、自分のポーチの中から紙幣を取り出してヒラヒラさせた。
かなりご機嫌・・・・( ̄∇ ̄;)






「今、化粧ポーチがなかったか探しとったら、ここの中から札束が出てきた♪」

「何ぃっっ!!??」

「あっげなっいよ~~~♪」

「( ̄∇ ̄;)いくらあったん・・・・?」

「ひっみつっだよ~~~ん♪」



































・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。








サヨコは、その札束(推定10万あるかどうか)をヒラヒラさせながら、
あたくしから化粧ポーチを奪い取り、スキップ気取りで階段を降りていった。
































さすが天然・・・・( ̄∇ ̄;)
昔、自分で別に小分けしておいた小遣いか何かを見つけただけでこの騒ぎ。
多分、財布を変えたり何かした時に、手近にあるボロいポーチに突っ込んだのだろう。
で、そのまま何年か忘れていたんだろう。
しかし、あの喜びよう・・・・。


元々、自分のお金と違うんかいっ??


今日も他人の天然を笑いつつ、自分の天然にはちっとも気づかないサヨコなのでした。

↑何枚か置いてけよ・・・・(-。-) ぼそっ


2003年05月30日(金)
阿鼻叫喚! 30kgの激痩せ


昨日の分の日記もアップ済みです♪
よろしかったらどうぞ~~~♪





昔々・・・・あたくしがまだこの「エンピツ」に日記を付け始めて間もない頃、
いとこのシオリ(仮名)について書いた事がある。
これは家系による遺伝なのか、はたまた本人の自己制御能力の欠如かはわからないが、
それこそ先に書いた、マサヨといい勝負なほどに太っていた。


彼女は、生まれた頃から近所に住んでいるのだけれど、それこそあたくしが見てきた限り、
彼女が痩せているところを、此の方一度も見た事がないくらいの、生粋のデブなのである。
ここまでスジが通っていると、もう、いとことして血が繋がっているとはいえ
コメントの仕様がない。
もう随分前に書いたことなので、忘れてしまった人も多いだろうけれども、
彼女は就職活動においてかなりの苦戦を強いられ、やっと内定にこぎつけたとある眼科でも
採用条件として、半年で20kg体重を落としてこいとの通達が出されたのである。
何故なら、シオリはそこで、糖尿病などでの症状で目を患ってやってくる人たちに対する
栄養指導をする栄養士として、雇われることになるからである。


見るからに、「コイツに言われたくねぇよ・・・・(-。-) ぼそっ」みたいな栄養士では
その眼科の信用にも関わる。
そんなわけで、シオリのダイエット大作戦が始まったというわけなのである。


結局、期限までに20kgという目標は達成できなかったものの、内定をもらった眼科には採用され、
しかも、彼女のダイエット大作戦は、未だに続いているらしい。
今日、叔母のヨウコが来ていたので、それとなく様子を窺ってみる。


すると、どうやらMAX時代より、30kgもの減量に成功しているのだという!!
コレにはさすがのあたくしもびっくり仰天、阿鼻叫喚、空前絶後、酒池肉林(←関係ねぇって)(爆)。


聞けば、まめにスイミングに通ったり、生理の時はウォーキングに出たり、
とにかく、運動をするようになったのだという。
とてもいいことだと思う。
あたくしが激痩せして、逆にシルエットの問題で、もうどうにも着られなくなった
スカートやワンピースたちも、あげた当初は悲鳴を上げている感じだったのが、
今やすんなり入るようになったのだという。
そのスカートのサイズは、ユーロサイズの38。
ウェストに換算すると、66~69くらいといったところだろうか。
このくらいのレベルになってくると、洋服選びも普通に出来るはずだ。
ベネトンとかにいくと、普通に38とかがセール品で出ているくらいだもの。


あたくしがMAXに太っていた時の洋服が着られるのだから、
以前の悲劇的問題からは解放されているというわけだ。
まぁ、あたくしはあのスカートを買った当初、ウェストはぶかぶかだったけれど、
可愛いので穿いていた・・・・というのは可哀想なので伏せておこう(笑)。


今、あたくしは押入れの中に、ウェスト66cm以上のボトムを全部ひとつの箱に納めて封印してある。
捨てるには惜しいくらいに新しいし、ひょっとしたら、また何かの弾みで太ってしまって、
こいつらの世話になるかもしれない・・・・という危惧もあり、捨てられずにとっておいたものだ。
ひょっとすると、こいつらが日の目を見る日が来るかもしれない。
それでなくとも、洋服が増え続けている昨今・・・・あれらを全部シオリに押し付けて、
押入れのスペースを開ければ、何とか収納に困らなくてもいいかもしれない。


どんなに痩せたのか、一度この目で見てみたいという好奇心もあり、
叔母・ヨウコに、ヒマがあったら立ち寄るように言えば、また何かお下がりをあげるわ♪
と言っておいた。


しかし・・・・だ。
よくよく考えてみると、ユーロサイズの38が余裕で入るというのは全然普通の範疇の出来事で、
あたくしなど、今に至っては、デザインによりけりだけれども34でもぶっかぶか・・・・
ということが稀にある。
34以下は仕入れないベネトンの洋服・・・・シンプルで好きなんだけど、セール除外品ばかりで
逆につまらなくなってしまった。


まぁ、でもシオリの平均サイズが11~13号の洋服に納まるようになったというのは、
けだし、快挙的な出来事だろう。
リクルートスーツを仕立てるのに、専門店に頼んで17号というのを取り寄せてもらったらしいのだから
あれから、3年。・・・・彼女の努力はきちんと実を結んで、めでたしめでたしというわけだ。


それに比例するように、あたくしが9~11号だったのが、7~9号になっていった。
あたくし、何の努力もしてねぇでやんの(爆)。
7号の上着だと、袖丈が短すぎて、リーチの長いあたくしはしぶしぶ9号なのよね。
でも9号って、最も標準のサイズで種類も豊富じゃない?
ここらで落ち着いていたいのよね。
あたくしが大学の入学式の時に買ってもらった、一着のスーツがあるのだけど、
コレがあたくしにとっては、定規みたいなものなのだ。
体重や体脂肪率はともかくとして、コレにすっぽりと治まる体型にしないとみっともない・・・・
そう誓って、あのデブ時代も過ごしてきたのだ。
最近、スーツなど着る機会は全くないのだけれど、多分、今なら余裕で入ることだろう。
確認もなしにそう言ってのけられる、あたくしは、いつか痛い目に遭うだろう(爆)。




さて・・・・。
本題に戻ろうか。
件のシオリ・・・・30kgの減量に成功! はいいんだけど、
コレをあたくしに置き換えて考えたい。
彼女、身長160cm。あたくし、身長163cm。
MAX時の体重・・・・彼女、ひた隠しの為不明。あたくし、63~64kg。
引くことの30kg・・・・イコール、あたくしは完全に機能麻痺した病人ということになる。
要するに、MAX時の体重が多ければ多いほど、減量分の体重にも、ほほぉ~♪と感心を誘うような
妙な錯覚を覚える感じがするのである。

↑当たらずとも遠からずといった感じがする(-。-) ぼそっ

まぁ、今は人並み・・・・ということで一件落着だろうけれど、
ストレスによる過食を続けていた彼女の箍がいつ外れるかはわからない。
可哀想なことに、彼女は青春時代、太っていることが原因で酷いいじめに遭っていたのだ。
原因は太っていることだけじゃないとあたくしは思うんだけど、
とりあえず、痩せたことによって、彼女の性格も改善されているだろうことを祈りたい。

とかく、大人に対して小生意気な口を叩き続ける彼女は、親戚連中の間でも
所謂、鼻つまみ者だったのだ。

そんな彼女も、あたくしに対してだけは、礼を尽くしていた。

↑暴力的に押さえ込んでいたわけではない(爆)

年齢はあたくしよりも6つ下だが、小さい頃から良く面倒を見てやった義理というのを
彼女は忘れていないんだろう、きっと(笑)。
今日は投票ボタンを乱発するけれども、反映されるのは所詮1票なので、もう1個付けときます(笑)。

↑自覚が遅すぎるんだ、彼女は(爆)

しかし、一瞬耳にすると、「30kg」という数字は成果として人々を驚かせるに余りある。
今では、身体が軽くなったから、運動も億劫がらずに当初よりもはりきってやっているらしい。
あたくしなんか、何にもやってないのにな・・・・。
そうだ♪
昨日買ってもらったスニーカーでも穿いて、そこらをお散歩するだけでも違うかな?
嗚呼・・・・でも、そんなことをしたらメキメキ体温が上昇しそう( ̄∇ ̄;)
一昨日、あたくしは風邪でもないのに「37.9℃」という新記録を樹立していて、
自分の体のことがますます心配なのです。
ぷよ2にも、

「この熱だったら、ちびまる子なら大喜びで学校休むよねっ?」

「ちびまる子どころか、ワカメだって学校休むよねっ?」


とかいう、わけのわからない例え話を出して、微熱の謎について語っていたのだ。
いや、これはもう、微熱じゃなくて、立派な高熱なんだけど( ̄^ ̄)。
昨日、寝る前に、どうもだるいなぁと思って体温を測ると、やっぱり37.7℃とかあって、
身体が熱くて眠れなかったくらいなのだ。
この熱の御陰で、代謝が促進されているのならいいんだけど、眠れないのは戴けない。
最近じゃ、あんまり体温を上げるような食べ物はよろしくないんじゃないかと、
自ら香辛料を自粛する傾向にもあるのだ。大好きなのに・・・・赤唐辛子(トホホ)。
カプサイシンの力など借りずとも、アサミンジャーはどんどんヒートアップしていき、
そして今日も、食事をするだけで疲れるのだろう( ̄∇ ̄;)(核爆)。


2003年05月29日(木)
わがまま爆発!


甘え上手な女の子が、ある意味とっても羨ましく、反面とっても小憎たらしいあたくし・・・・。
それは、自分がそうできない、そうしてこなかったからという理由に帰依するのだけれど、
本日のあたくしは違った。


なんだかなぁ、もう・・・・朝からいらいらいらいら。
本日、おデート日なのに、ぷよ2からは連絡の電話一つ入ってきやしねぇ・・・・。

いらいらいらいら・・・・
いらいらいらいらいらいらいらいら・・・・


しかし、そこはそれ。恨まれなさそうな時間まで待ってから、こっちから電話してやる。




「ぅお~い。」

「んあ? うぅ・・・・今何時?」

「10時( ̄^ ̄)」

「うぅ・・・・わかったぁ。1時になったら起こして。」






・・・・・・・。
はぁっ!?
こちとら無意味に5時起きなんだけど!!
っていうか、あんたと同じ6時間睡眠で、頑張って起きてんですけど。
まぁ、ね・・・・普段、労働やら何やらで忙しいんだもの。そこを責めてはいけないわ。
寛容なあたくしはグッと考え、煮えくり返る腸(はらわた)を懸念し、
かなりの自制心で溜飲を下げ、とりあえず13時まで、自分も昼寝することにする。


とはいえ、眠れるわけがなかろう。
昨今の睡眠障害で、恐ろしい目に遭ってんだから、起きてられる時間はきちんと起きて、
日光をきっちりと浴び、その夜の睡眠に備えねばならぬのに、何の因果で昼寝なのさ。

超いらいらいらいらいらいらいら・・・・・・。
超・超いらいらいらいらいらいらいらいらいら・・・・・・。

で、うつらうつらしつつも、あっという間に13時。
あたくしは律儀に電話をかける。


「1時なんだけど。」

「おぉ・・・・そうか。んじゃ、そろそろ支度して出てくわ。」

「・・・・ん。」

「どした? 体調おかしいんか?」

「別に。」

「熱は?」

「計ってない。」

「大丈夫か?」

「大丈夫・・・・っつうか、そっちが大丈夫なん?
何やったら、今日はキャンセルにしてもいいんやけど。」


「いや、今日はキャンセルにするつもりは絶対にないからっ!」

「無理せんでもいいのに・・・・(-。-) ぼそっ」

「大丈夫やって。んじゃ、待っとってな~♪」





すぐ来るもんだと思って、こっちも支度をする。
が、いつものタイムラグを経てもなかなかそれっぽい電話が入らない。

超・超いらいらいらいらいらいら・・・・・・。
超・超・超・超いらいらいらいらいらいらいらいらいらいら・・・・・。

やっと電話が入る。いつも大垣インターを降りた頃に電話をくれる。
・・・・と思ったら。


「なんか、高速渋滞しとってな、全然進まへん。今、時速40km/hなんやけど。」

「・・・・うん。」

「ちょっと遅れるかもしれんけど、インター降りたら連絡するでな。」

「・・・・わかった。」




本当はさ、今日は靴が買いたくて、そのために連れ出してもらうはずだったのに。
占いランキングでも、お買い物に出れば、凄くいいものが手に入るからってんで、
朝からめちゃくちゃ楽しみにしてたのに、時計を見れば15時。
はぁ・・・・こんなことなら、ハッキリとキャンセルだって引導を渡しとくべきだった。
駆動時間が12時間のアサミンジャーにとって午後のひと時、既に駆動終了の合図が出ようとしている。


やっと大垣に到着したという連絡が入った時は、もう怠くて怠くて、口も利きたくなかった。




「どうしたん? 大丈夫か? 体調悪いんか?」

「ぶぇつにぃ~~。」

「ならいいけどさ・・・・。」

「あんまりに遅いんで、ムカついてるだけ( ̄^ ̄)」

「ゴメンゴメン。昨日の夜中に、ツレから電話が入ってさぁ。それで寝たのが朝の4時なわけで・・・・。」

「やったら、睡眠時間6時間同士で一緒やん。」

「いや、寝る前にアモバンを・・・・。」

「アホかぁっ!! あれは半減期2時間で、そのタイミングで起こされたら
以降寝つきが悪くなるって前にも話したやんかっ!!
どうして携帯の電源、切っとかんのよっ!!」


「うぅ・・・・ゴメン・・・・。」

「あぁ・・・・・もうっ! イライラするわぁ!!こんなん・・・・
靴の一足も買ってもらわんことにはやっとられんわぁ~っ!!





ついにあたくしのイライラは爆発(爆)。
ぷよ2は項垂れて、あたくしのイライラ爆発を沈静化するために、
靴を一足買ってくれると約束してしまった(爆)。


黒いスニーカーが欲しくて、あちこち回った挙句、アウトレットのABC MARTに辿りつく。
そこで運命的な出会いを果たしてしまった。
何のことない、コンバースのハイカットなんだけど、ゴム部分まで黒、紐も黒という
あたくしの求めていた完璧仕様のコンバースに加え(在庫あり)、
サイズはちとでかいが、何とも履き心地のよい、エナメルチックなナイキのスニーカー(現品限り)。

あたくしは、ここぞとばかり悩みまくって、何回も両方を履き替えて、鏡の前に立った。


「う~ん・・・・どっちも欲しい。どっちもいいんだけどな。
黒いスニーカーって、別に1足でいいんだし・・・・。」


「確かに全然タイプは違うわなぁ。両方ともよく似合っとるぞ♪」

「う~ん・・・・。」

「まぁ別にそんなに高いものでもないし、どっちにせよ買ったるぞ。」

「まぢ??♪ んじゃ、両方欲しい。片方買って♪ 片方は自分で出す♪」

「( ̄∇ ̄;)・・・・わかった、わかった。」



そんなわけで、めちゃくちゃにお気に入ってしまったスニーカーを2足ともゲットするに至り、
あたくしは至高の満足感を得て、本日の目的を果たした(笑)。
サイズを出してもらったり、靴に紐を通してくれたりしていた店員のお兄ちゃんは、
あたくしが悩んでいる間、遠巻きに見ていてくれて、どっちにするかを固唾を呑んで待っていたのだろう。


「すみませ~ん!!」

「はい!」

「あの、コレ・・・・両方頂きます♪」



と告げてやった時の、店員の兄ちゃんの顔は今でも忘れない(爆)。

「え!? 両方ですか!?」

「はい♪」

「ありがとうございます♪ いや、コレ、現品限りですし、4割引ですし
かなりお得な商品なんですよ♪ じゃあ、レジの方へお願いしま~す♪」



ひょっとしたら、あたくしよりもはしゃいでたんじゃないだろうか( ̄∇ ̄;)



この手のわがままを、あたくしはあんまりやったことがない。
ぷよ2とのつきあいも長いけれど、やっぱりどこかで遠慮が生じてしまう。
かなり惚れこんだ物以外は、大抵、諦める。買ってもらうとなると、余計にそうなる。


ぷよ2は、そんなあたくしに洋服やら靴やらを定期的に買い与えてくれたりするんだけど、
昔はそうじゃなかったらしい。というか、今までつきあった中で、靴やら洋服やらを
彼女に買ったことは一度もなかったのだというのだ。


その代わり、アクセサリーとか時計とか、そういうもので代替していたようだけど、
あたくしはアクセサリーをあまり欲しがらない。
指輪だって、シルバーのピンキーリングでサイズのデカいのを選んだら、
たまたま薬指に入っちゃって、¥980で済みました・・・・とか、そういうレベル。


ネックレスはしない主義だし、アンクレットは流行が来る前に、手作りのターコイズ&シルバーのものを
愛用していたので、特別に新しい安物を欲しいとも思わない。
後にアンクレットが流行してくれた御陰で、品揃えは充実したけれど、
あの時、探しに探しまくった挙句、男性モノのブレスレットを破格で売ってくれた
アメリカンストアのお兄ちゃんにはめちゃくちゃ感謝したものだ。
手作り注文が入ったのだけど、その客が何ヶ月も取りに来ないから、お譲りしてもいいですよ♪
という運びで、なかなかセンスのいい、そしてサイズもジャストフィットのアンクレットを
¥1500で手に入れたのだ。もう・・・・かれこれ7~8年前の話になるか。
だから、アクセサリーはそこらでホイと手に入るものではなく、安物でもいいから
自分の気に入ったこだわりの一品でないとダメなのだ。




本日、手に入れたスニーカーは、早速サヨコの検閲が入った(爆)。
と、いうか、モロに試着された( ̄∇ ̄;)

「あ♪ コレ履きやすいわぁ。サイズもピッタリやし♪ 借りれる♪借りれる♪」

隠しておこう・・・・そう心に誓った(爆)。
2足もいっぺんに買ってしまったので、また置き場所諸々について文句を言われるかと思いきや

「いや、靴っていうのはさ、本当に履きやすいのに出会ったら、
すぐに買うべきなのよ。迷ってると、逸り廃りの問題ですぐになくなっちゃうし
こういうものは、衝動買いでも納得がいったら、買っとくべきなのよ。」


と、諭された。
洋服もまたそうで、流行を追っかけないあたくしとしては、本当に気に入ったデザインで、
価格もそれほど高くなく、サイズもジャストフィットだったら、
迷うことなく買うようにしているのだけど、
あたくしもサヨコもあまり流行を追っかけることなく、持論を貫き通しているところがあるので
そういうものにお目にかかれることは滅多にない。
だから、一度に大量購入することは、互いに責められたものではなかったりするのだ。




うむ・・・・あのイライラもどこへやら。
と、いうのも

↑オンナって鬱陶しいよね・・・・

まぁ症状は、人それぞれ多種多様なんだけど、今回のイライラは半端じゃなかった。
イライラの上塗りをした張本人がいるからなんだけど(爆)、それにしても
自分じゃ歯止めが利かないものだから、どうしようもない。

珍しく、わがままを爆発させて、ちょこっとはスッキリしたアサミンジャーなのでありましたとさ。


2003年05月28日(水)
美徳


この国では、謙遜したり、自己卑下したりすることが美徳とされていて、
何のことない、このあたくしも、そういった環境で育った。

「つまらないものですが・・・・」

「私でよろしければ・・・・」

「滅相もない。そちらの方が幾分にも勝って・・・・」


エトセトラエトセトラ・・・・。この口からそのような言葉が吐かれていると思うと、
少しばかり背筋が凍る。
しかしコレは日本においての美徳であって、世界共通というわけではない。


アメリカなんかでは、自分を卑下するなんて以ての外。
ビジネス市場においては、自分を誇大評価してガンガン売り込んでいくくらいの強かさがないと
生き残ってはいけないんだそうだ。
日本にもそういう世界がある。
言わずもがな、芸能界だ。


あそこは、カタギの世界と違って、隣にいるヤツよりも自分の方が勝っていると
思い込んででも仕事を獲りにいかないとあっという間に干される。
・・・・現実、ここに在りき( ̄∇ ̄;)


今読んでいる、心理学の専門書には、この「日本独特の自己卑下」がうつを招くと
警鐘を鳴らしている。
アメリカでは真逆で、看板にはデカデカといいことばかりを書き連ねたものの
実際問題の実力がそれに追いつかなくて、パニックや喪失感、自尊心の崩壊といった形で
うつが起きるのだという。
まぁ、どちらにせよ、人間、「ほどほど」というのが大事らしく、
あまり自己評価が低すぎるのも高すぎるのも、よろしくないというわけだ。
自分を知ることで、うつは治るのだという。目安は3~4ヶ月程度。


しかし・・・・。
ここまで自己分析をし、今あるべき姿が何たるかをハッキリと見せ付けられ、
なおかつ、うつになったりならなかったり・・・・そして突然のようにして起こる発作。
これら、あたくしの身の上に関しては、一体どのような説明がつくというのでしょう・・・・?
どうやら病名は「うつ病」ではないらしいし、どこらへんからがPTSDなのかもわからない。
一応、人格障害みたいなことがカルテに書いてあるのを、この間チラッと見たけれど、
あたくしは、今どんな状態にあるのか、真実のところがベールで隠されている。




主治医には必要以上のことを話していると思う。
そして、「ソクラテスの産婆論」ではないが、オーアエだって、必要な分は全肯定してくれる。
自己評価が抜群に低すぎることもわかった。
だからそれだって、気持ちひとつだろうから、色々なことで以って克服しようと
もがいて、ぶつかって、撃沈の繰り返し。




ただ・・・・。
あたくしだって、心の病気とはいえ、世間の定規みたいなものを全く無視しているわけじゃない。
根拠は、ある。


とある、女性の存在だ。
このオンナは、あたくしよりも抜群に勉強が出来たが、
あたくしよりもモテるタイプではなかった。
今でもあたくしは、それだけを心の支えにして生きているようなもんだ(苦笑)。
これから、見苦しいことを書くかもしれないけれど、
あたくしが本当に自己評価が低いのかどうか、コレでハッキリすると思う。




マサヨ(仮名)は、とにかく職員室での評判が良く、常に成績もトップクラス。
高校は、学区内一の進学校を卒業し、それから某有名国立大学の理系に進んでいった。
ただ、容姿的にいうと、確実・・・・とまではいわないけど、十中八九あたくしの方が勝っていた。
マサヨは太っていて、例えば、「痩せれば綺麗になるタイプ」とかいうのでもなく、
顔も、俗にいう「平安美人」系。見事なほどの一重瞼であった。

しかし、容姿が良ければそれでいいか、勉強ができればそれでいいか、という問題ではなく
何をすればモテるのか、という観点において、彼女はどうやらとんでもない勘違いをしていたようで
あたくしは、別に彼女を傷つけるつもりはないけれど、「このオンナは正真正銘のバカだ」
15の頃、痛感した。


マサヨは時に、あたくしのことを牽制しライバル視した。
何故なら、あたくしも職員室での評判は悪くなかったし、成績も中の上くらいだったし
所謂、優等生グループの一員だったので、「優等生=モテない」という方程式を
多分、どうしても確立させたかったのだろう。
自分はどれだけアタックしても男子生徒には引かれるのに、どうしてあの子は
初恋を実らせることが出来るのか・・・・?
マサヨは、多分あたくしの事をこういうふうに見ていたはずだ。


優等生グループにも、モテる子とそうでない子があって、見事に2派に別れていた。
真面目一本槍で通していても、やっぱり最終的には容姿と心遣いで、人は判断する。
容姿は最終的な決め手として、大事なのはやっぱり「周囲への心遣い」だ。
マサヨには決定的にコレが足らなかった。
勉強は出来るが、中身は全然の、要するにおこちゃまだったのだ。
人伝に聞くと、彼女はあたくしと違うクラスの時にも、男がらみで何度か騒動を起こしてきて、
その度に周囲が辟易とするような状況に陥っていたらしい。
マサヨと付き合いの長い女の子は本当に出来た子で、
彼女が何度騒動を起こそうとも、冷静にその状況判断をして、何が悪いのかを徹底分析していた。
この女の子は、勉強はあまり出来る方でもなく、そうかといって体育が得意というわけでもなく、
顔も、平均値くらい・・・・なのに、年上の人や同級生からすごくモテた。
要するに、気配り上手で、周囲に対する思いやりが人一倍あったということになるのだろう。


その点、マサヨときたら、台風の目のようなもので、
確かに優等生で勉強も出来て、それは大変結構なんだけど、
その上で、台風の目だと、ハッキリ言って鼻持ちならない迷惑な存在ということになる。


あたくしは、中学を卒業してから以後も、例の魔女集会から漏れてくる情報に耳を傾け、
常に自分と比較し続けた。
みっともない・・・・それはわかっている。
だけど、せめてあのオンナよりはいいオンナであることを自覚するためには
コレも必要な作業だったのだ。
あたくしを陥れ、徹底的に叩いた上、自分が一番でないと気が済まないマサヨに対する最大の報復は、
あたくしが勉強なんかからは完全に手を引いて、優等生面することもなく
自由な校風の高校へ進学し、男にもさして不自由していないところ、ガツリと見せ付けてやる、
そして、希望通りの大学に進学していき、自立したキャンパスライフを送りつつ、
田舎では決して得ることのない、磨かれた何かを常に身に纏うことだった。

で、それも成功した。
只今、男にも不自由していない。
まぁ、不自由しているといえば、自分が思い通りの仕事に就けていないということくらいだけど
このご時世、どんなに優秀な人材であっても、突然会社から三行半を突きつけられるのが現状だ。
贅沢は言うまい。それに、養ってくれる人がいて、ちゃんと食えてるし。


ここまで書いたのだから、毒は全部吐いてしまおう。
言ってしまえば、マサヨの不幸はあたくしの幸福なのだ。


この年だから言えるのだけど、男もいない状況で、なまじ出来るからという理由だけで
仕事ばかりを押し付けられ、給料を持て余すような生活は果たして本当に幸せだろうか?
好きになる人には必ず逃げられ、お見合いも断られ、そんな生活は果たして本当に幸せだろうか?
会社から必要とされているのはいいけれど、本質を見失ってはいないだろうか?
どうして痩せられないのか、考えたことはないのだろうか?




うちらは、かつて冗談で、マサヨがいつロスト・ヴァージンをしたのか
そんな下世話な話を、同窓会の時か何かでしたことがあった。
皆、口をつぐんで、今にも吹き出しそうなのを必死で堪えている。
輪の中には、オトコもオンナもいたはずだ。そして話の種はマサヨ・・・・。

ある男の子が恐る恐る言った。

「多分、頼まれてもムリ・・・・。」

それを聞いて、別の女の子が気の毒そうな顔をしつつも笑い転げていた。
彼女もきっと、マサヨよりはマシ・・・・と自分のことを思っていたに違いない。

「俺、想像すらできねぇんだけど・・・・」

別の男の子が、これまた恐る恐るそう言った。あたくしも同じことを思った。
あの気位の高いマサヨが男の前で裸を曝すなんて有り得るだろうか?


この時あたくしは思ったのだ。
生まれたままの姿になった時、男性に、お世辞でもいいから「綺麗だ」と言われないことには
終わりだ・・・・と。
まぁ、喩え、「綺麗だ」と言葉に出さなくても、男性の身体が反応してくれないことには困る。
自分を見て、萎えた・・・・なんて、あるまじきことだ( ̄∇ ̄;)

たまたま、あたくしの出会ってきた男性は、上手にあたくしを抱いてくれる人が多かったし、
あたくしのプライドやら、自尊心を傷つけるようなことは一切言わなかった。


想像もしたくないのだけど、この年になって、オンナとして見てもらえないマサヨ
やっぱり終わってるんじゃないだろうか・・・・?
終わってないあたくしは、幸福なのだ。
たとえ1人の男性からでも、心底必要とされ、見返りを要求されず、
「好きだ」とのたまってくれるのは、かなり幸せなことではなかろうか。
そして、その男性が、1人ではなく、友達も入れて複数だった場合、
あたくしはこの上ない、幸せ者なのだ。

↑マサヨの写真を見たぷよ2、ヒク(爆)

マサヨの現物を見たことのない、彼でさえ、拒否反応を起こした彼女の容姿は、
多分、真っ暗闇でないと通用しないのだろう・・・・。


それでも、風の噂で聞いた話だが、彼女も自分の風貌に愈々自信がなくなってきたのか、
とある女の子に相談を持ちかけたのだそうだ。

「私って、ブスなのかなぁ・・・・?」

相談された方はえらい迷惑だ。とにもかくにも返答に困る。
本質は別のところにあって、マサヨがとりあえず治さなければならないのは容姿ではないからだ。
相談された女の子は、苦し紛れにこう答えた。

「平安時代なら、美人なんじゃないの?」

「・・・・そう? そうかぁ。」

「・・・・・・・・。」


言葉に詰まってしまうような、劇的な質問だったらしい。
あたくしだって、マサヨにこんなことを聞かれたら、固まるのは必至だ。
でも、そんなことをあたくしに質問してきたら、コレをチャンスにあたくしは
とんでもない暴挙に出るかもしれない。

↑悪魔だというなら言うがいいさ♪

とにかく、最悪でもマサヨレベルのオンナに成り下がるのは、一般常識的にも美的感覚においても
願い下げだ( ̄^ ̄)
アイツに対してだけは、日本古来の「美徳」とやらを使わずに、真っ向勝負してやるさ。


2003年05月27日(火)
叶わぬ夢


さすが、陸の孤島・岐阜( ̄∇ ̄;)
昨日の地震も、飛騨山脈と長野県のとてつもなく強い地盤の御陰で、ピクリとも揺れませんでした。
東南海地震の危機が叫ばれていますが、実は被害に遭うのは愛知と三重で、
海のない岐阜県は、案外大丈夫なような気もします。凄く不謹慎ですが( ̄∇ ̄;)


そんなことより、あたくしは昨日の雨やら曇天やらで、気分が滅入っております。
おまけに足も浮腫むし・・・・顔も浮腫むし・・・・
でも、何となくポテチは食いたいし・・・・(ただの我侭だろ!!)




それはそうと、まだ排卵日とか生理前とかの症状が出るにはちと早すぎるのに、
胸が張るとか、前述の浮腫みとか、倦怠感・・・・
あと、もう「微熱」という言葉では治まりのつかない高熱・・・・?
コレって一体何なのよ!?
・・・・などと、ここで愚痴を垂れていても仕方がないのですが、
ホントにどうにかならないもんですかね。
御懐妊の兆候だとでもいうのなら、甘んじて潔く受け止めもしますけどね。
こんな体温で、もし、子宮の中に赤ちゃんがいるんだとしたら、きっとその子もえらい迷惑だと思うのよ。
みんなの平和のために、妊娠していないことを祈りたい。
基本的な体温がせめてもう少し下がってから、子は宿したい。
そうじゃないと、子が可哀想。こんな身体に宿ってしまったら、気の毒。


薬、本当はもっと減らしたいんだよなぁ・・・・。
オーアエは何のためらいもなく、あれだけの量を処方するけれど、
効いているのかどうかがわからない。
ロキソニンなんて、もはや、微熱を高熱にしないためのストッパーに過ぎない。
で、ここのところ、2回に分けて薬を飲んだりするので、
アモバンとマイスリーをそれぞれに分配して、飲むことになる。
本当は飲まなくてもいいアモバン。
当然、朝の寝起きはかなり悪い。
今日も、奇妙な夢を見た。
そしてここ数ヶ月、夢と現実の区別がつかなくて、大変困っている。
今日も、テレビでタモリの声がするなぁ・・・・もうお昼だから起きなくちゃ・・・・
と、身体を起こすと、サヨコは稲沢に出かけていて、
おまけに時間は10:30という、非常に中途半端な起床だった。
テレビはついていなくて、一体どこからタモリの声がしたのか、まず以ってそれが不思議なんだけれど、
見る夢がとても現実味を帯びていて、ハッキリしすぎているというのもなかなか困りものだ。

電話の夢・・・・というのもよく見るのだけど、電話の相手の声がハッキリ聞こえないことが多い。
そして話している内容は、そういう時に限って、とても重要・・・・みたいな夢。
焦って、色々とメモをとったり、確認を取ったりして、その間にあたくしの本当の心拍数は
うなぎのぼり・・・・( ̄∇ ̄;)
目が覚めると、何でか凄い動悸に襲われていて、ドドッと疲れていることが多い。


そんな今朝は、アモバンの後遺症・・・・懐かしのザンザン現象を伴っていた。
もうヤだよ・・・・(-。-) ぼそっ
短くてもいいから、ぐっすり休むために眠りたい。
眠っている間中、あたくしの脳みそは色々と活動をするらしく、
それに伴い、変な動悸や高体温、おまけにザンザン現象とか、頭痛・・・・
明らかに、休んでいない証拠である。


まぁ、そろそろ梅雨時期だし、あたくしも覚悟を決めないといけないのかもしれないわね。
発作の回数も増えるだろうし、食うにも下手な体力が必要になるやもしれぬ。
そんなあたくし。目下一番困っていること・・・・

↑本人にとってはかなり深刻・・・・。

快眠を促すには、一度体温を上げたほうがよいらしいのだが、
あたくしの場合、食事で上がった体温が下がらぬまま深夜を迎え、
結局、上げた体温は下がらないので、上がるようなことはしないほうがいい・・・・
という結論に辿りついた。
とはいえ、このままの生活を続けるわけにはいかない。
熱さえ下がってくれれば、もっときちんとした生活が出来るだろうに・・・・。
あたくしの願いは、至ってささやかなのだが、なかなか叶わないのだ。


2003年05月26日(月)
反動で近況報告/いい人たちよ、ありがとう


昨日、携帯のメアドを変えたら、「了解~」というご丁寧な確認メールと共に、
最近、ちょいとご無沙汰になっていた人々から、次々に近況報告のメールが入った。


メアドを変えるのも悪かねぇな・・・・┐( ̄∇ ̄)┌オホホ
などと感じてしまう瞬間なのでした。


今日も、そんなわけで、読む意義のあるメールが、ある意味迷惑メールよりも沢山来てくれて、
でも、そういうメールは、受信料を払ってでも読むべきものだから、
何だか、ノスタルジックになったりしながら、全部に目を通しては、
ついでだからと、返信したりしていた。


養成所時代の友人・かよ子(仮名にすると皆が喜ぶので、仮名(爆))は、
身体を壊して第一線から退いたものの、持ち前の語学力を発揮して、
今はフランス語の翻訳をしてるんだそうだ。(ここまで書くと関係者には誰だか筒抜けだ)
「芸は身を助く」という言葉を地でいく彼女・・・・。
英語じゃなくてフランス語というところがイカしている♪
彼女と一緒に、その昔、時代物の邦画を見に行ったんだけれど、
そのタイトルがどうしても思い出せなくて、その旨を返信に書いた。
・・・・ら。
この瞬間に、その返事が届いた。
「どら平太」だった( ̄∇ ̄;)
面白い映画だよ♪ 役所広司とかが出てるの。
彼女の実家の近所がロケ現場になったから、それで見に行ったんだった。
期待してなかったのに、結構面白くて、得した気分になったことを思い出した。


チャットで知り合いになった、シヴァとは、お国自慢・・・・というか、
佐賀と岐阜、どっちが田舎か!? というテーマで、自分の住んでいる所が
いかに田舎であるかというのを主張しあったりした(爆笑)。
47都道府県の中で、忘れられやすい県・ワースト5の中に入っている佐賀と岐阜は、
それでなくとも、何だか地味な県なのに、その地味さ加減を更にアピールしあうなんて・・・・( ̄∇ ̄;)
彼はあたくし以上に、故郷思いの素敵な人だ。


と。まぁ、あたくしが連絡を密に取り合っている人というのは、極々一部の限られた人なんだけど、
とんでもなく、あっちゃこっちゃに偏った、ヘンだけど面白い人たちばかりだ。
加えて、数々の意味で「いい人」。
「いい人」って何だ・・・・?みたいな哲学じみたことはおいといて、
とにかく、できた人が多いのだ。
よく働き、よく考え、よく食べ、よく眠る・・・・
それ以上に、「自分」をしっかり立てている。
あたくしは、食を拒み、寝る時も薬頼み、考え始めるとドツボに嵌り、オマケに無職。
こんなあたくしを、何らかの形で支えてくれている人たちは、皆「いい人」なんだ。


実は今日、あまりの頭痛と倦怠感で、おデートキャンセル・・・・。
雨と、とんでもない曇天が、あたくしをベッドに貼り付けにしてくれた。
最近、昼寝とかは一切してなくて、午前中にはちゃんと起き出して、夜、眠る・・・・
という基本的なリズムを確立していたんだけど、さすがの今日はダメだったみたい。
でも、沢山の近況報告メールが、ちょっとあたくしを元気にしてくれた。


いいひとたちよ、ありがとう・・・・。

↑食うにも体力を消耗する季節だから( ̄∇ ̄;)

エレベーターにさえ乗らなければ、外出もへっちゃらなんだけど(笑)。


2003年05月25日(日)
とうとう変えてやった( ̄^ ̄)


携帯のメアド・・・・。
未承諾広告・・・・とは名乗らずに届く迷惑メールの多いこと、多いこと。


ついに業を煮やしたあたくしも、やむなく携帯のメールアドレスを変更することにした。
ドコモでは、変更するにあたって、第3希望まで入力せねばならず、
頭の中でアルファベットやら何やらが踊る。


出来るだけ長くしたり、-や_や.や数字なんかも組み合わせた方がよろしかれ・・・・
と、電話会社が言っているので、まぁ、それに従うことにする。
今まで、本当に短かったからな・・・・あたくしのアドレスは。
それであの数なんだから、まぁ、変えずに我慢すればいいだけのことなんだけど、
毎日必ず3通は届くという、日程じみたこの感覚が鬱陶しいといえば鬱陶しい。


放って置くと、誰それから届いたメールも同じように見てみぬ振りをしてしまうので、
それはちょっと不味いかな・・・・と思っていた。


新しいアドレスにして、とりあえず、友人やら何やらにそのアドレスをばら撒く。

↑まぁ、PCもあるからね。

友達がいないんじゃないかと思ったわ(爆)。


でも、そいつをばら撒いたことで、返信として、まとめて友人らの近況が聞くことが出来た。
「姉」も生きていた♪ 元気そうだった。
携帯を水没させたそうで、こっちの電話番号やら携帯のメアドやらが全部わかんなくなったのだという。
あ・・・・あの人らしい( ̄∇ ̄;)
携帯水没というのは、ありがちな日常事故だが、
「姉」がそれでテンパっているところを想像すると、何となく「うぷぷ」と笑えてきてしまうのは
命知らずのあたくしだけでしょうか(爆)。

オマケに。

↑変えてもその日のうちに連絡とれねぇじゃん(爆)


2003年05月24日(土)
多分このモヤモヤはあたくしだけではなかった


連続視聴の限りを尽くしている、「爆笑オンエアバトル」・・・・
あたくしは、なるべく録画を続けている。






































が。



































ついこの間、第5回チャンピオン大会のビデオは、何とイラク戦争の影響で40分も番組が押し、
その40分間のせいで、次世代のお笑いを担っていくだろうチャンピオンが誰だかわからないままだった。




































誰なんだ・・・・?
優勝したのは一体誰なんだ・・・・?
ネタはいいから、早く結末が知りたい!!!!




と、金曜の本放送の時に、土曜の深夜に再放送をするというお知らせテロップが!!!!
コレは何としても撮らねばならぬ!




































ビデオも完璧に用意して、予約録画ボタンを押すばかり♪
と、そこへ電話が。
ぷよ2である( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;)

↑嫌いだからいいんだけど

うまいこと編集して、とりあえず前に撮ったのと一緒につなぐこともできて、一件落着。
優勝者は、あたくしびいきのあの人たちだった♪

↑結果のみ知りたい方は、即押し!!

とりあえずホッとしてるわ♪
身体の調子が悪くなった時に、一番よく効く薬といえば、オンバトのビデオだからね。
最近、お気に入りのコンビは、低音が魅力の「麒麟」です(笑)。


2003年05月23日(金)
ヒメ様あつかい


この世に、あたくしのことを「ヒメ様扱い」してくれる親類が一人だけいる。


叔母・チカコである。


サヨコチカコと3人で、長島のアウトレットモールに行ってきました。


チカコはあたくしに、ホットパンツとベルトとシャツを買ってくれました。
サヨコはパンツ3本に靴2足買ってもらってました。
チカコはまた、一月しないうちに辺境の地、サウジアラビアに旅立ってしまうのです。





御年、61歳・・・・。
彼女の世界巡りは続きまくっている。


彼女には娘はいなくて、2人の息子は自分の気に入らない嫁と結婚していった(爆)。
あたくしから見れば、いとこのお嫁さんたちは、いとこの出来の良さからいって、
凄く妥当で、出来た人たちだと思っているのだけれど、
叔母・チカコはあんまりお気に召していない模様・・・・。


娘が欲しかったぁ・・・・・。
コレが彼女の口癖で、息子たちが結婚した暁には、彼女たちを世界旅行に連れまわしたりするのが
夢でもあったわけだ。
しかし、お嫁さんたちの趣味とチカコの趣味というのは、本当に逆ベクトルで、
そんなわけで、「ヒメ様」の役割はあたくしへと矛先が向く。


幼少の頃から、

「夕雅さん、アレ買ってあげる、コレ欲しくない?」

というのが続いてきた。
チカコの差し向けるものは、柄や色が派手で、
白・黒・グレー・青といった寒色系を好んでいた10代の頃までのあたくしは、
それこそ、今のいとこのお嫁さんたちみたいに、頑なに自分の主張を押し通してきたわけだけど、
さすがにこの年齢になると、身につける洋服の色も、多少鮮やかな方が顔色も良く見えるし、
デザインも多少奇抜な方が、若くも見えるということで、
ここ最近では、チカコからの提供物は、それこそミカンの皮でも頂くようにしている(爆)。




この日、サヨコは運転手、チカコはスポンサー。
・・・・そしてあたくしは荷物持ち( ̄∇ ̄;)
彼女たちは買ったものをあたくしが全て持つので、あちこちの店に入っては、次々に試着。
結構楽しそうだった。


あたくしはといえば、ここ最近出かけるといっても、相手はほとんどぷよ2だし、
運動らしい運動なんかもしないから、荷物を持って歩き回るというのも、特に苦でもなく、
彼女たちの奇抜なファッションショーが見た目的にとても面白かった上、
自分でもちゃんとしたものを買ってもらったので大満足だ。




そんな大満足の中、帰って来た矢先にチカコから電話が入った。

「はい、日野です。」

「あら、夕雅さん? 無事に着いた??」

「うん♪ 今日は色々買ってもらってありがとう♪ 楽しかったよ。」

「そ~ぉ? あのさぁ、あたし思ったんだけど、夕雅さん、実はそんなに買ってないんじゃないの?
もしアレだったら、まだ向こうに経つまでに日もあるし、何か好きな靴でも1足くらい買いなさいな。」


「うわぁ~♪ 何て殊勝な・・・・勿体無い!!
今日は欲しいものは全部買ってもらったから、もう別にいいのに。」


「どこかで見つけたら、サヨコさんにでも言って買ってもらっときなさいよ。」

「うん、ありがとう♪ そうさせてもらうわ♪」




どこまでも、「ヒメ様」なあたくしなのであった。
パラサイトシングルなので、スポンサーがいる時に、とにかく欲しいものをゲットしておく・・・・
というのは、まぁ基本中の基本だけれど、29にもなってこの有様はいかがなものかしら・・・・
と反省はしている、コレでも(爆)。


と言ってはいるけれど、実は本日ゲットしたものは、何も洋服関連だけではない。

↑ありがたや・・・ありがたや・・・

実は、あたくし。
これらの商品がいくらするのか、全く知らない。
自分でそれこそ何本も持っているけれど、それらは全部、チカコから流れてきたものなので、
本当はいくらくらいのものなのか、全く知らない(爆)。
「ヒメ様」というのは現金を持ち歩かないものだが、これら商品の価格を知らない時点で、
あたくしは立派なヒメ様なんだなと思った(爆笑)。





・・・・現金は、ないので持ち歩かないというだけのこと(爆笑)。


2003年05月22日(木)
でかい本屋に見る、最近の日本の有様


家から割とすぐのところに、でかい本屋ができた。
本屋は好き。
久々に、まったりと色々な書籍を見てまわる。

↑いや、真剣に考えて買ったんだけど。

今の日本の社会構造上、人の良し悪しは分別しがたい。
で、オーアエなんかは、あたくしのことを半ば馬鹿にして、「いい子ちゃん」扱いするし。
別に、この本を読んだからといって、あたくしが長年患ってきた何かが全て払拭されるという
画期的なものではないだろうけれど、慰めくらいにはなって、納得できるかもしれない。


とかく、臨床心理学の専門書には目がいく。
あたくしは自分のロールシャッハテストのカルテを自分で持っているので、
何とかして、詳しい関連書籍を見つけて、自分のカルテと照らし合わせた上、
分析してみたいのだ。
本屋では、未だそれが叶ったためしがない。図書館にでも行ってみるしかないんだろうか。
謎の数値の存在と、第5番目のカード・・・・別称『父親カード』と呼ばれる段の所見の無記入。
コレがかなり気になって仕方がない。
オーアエに聞いてもけんもほろろだし、如何せん、あたくしとサシで勝負した、心理士・カノウは
今どこで何をしているのやら。
大病院の組織力には屈するしかないアサミンジャーなのであった(笑)。


それにしても、最近、こう、自己啓発系の書籍が増えてますよね。
いかにもそれっぽいのじゃなくて、
「いいオンナになるために」
「自立した女性の生活サイクル」
「できる女と可愛い女の違い」
「3日でなれる! いいオンナ」


( ̄∇ ̄;)・・・・あのねぇ。
自慰行為もここまで本屋でありありと薦められるのを見ると、萎えるわ。
っていうか、そういう書籍がどっかりと平積みになっている時点で、買いたくなくなる。
こんな本を読まなくたって、ステディその他には恵まれていて、
一体何の不満があるというのさ?
それが売れてるっていうんだから、皆、よっぽどいいオンナとやらになりたいのねぇ。
コピー商品のような、できた女がどんどん輩出されて、あたくし的にはマイノリティだからこその
「いいオンナ」を目指したいもんだと思った(爆)


男性版でも色々ある。
「仕事の出来る男はここが違う」
「どうしてあの男だけ出世していくのか」
「モテる男になるために」


そして、究極!!「女の口説き方」 ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!

それ買うなら、あんまり薦めないけれど、キムタクの「解放区」(あれ?「開」?)でも読んどけ!!
幾分、マシだよ、精神的に(爆笑)。








同時に「NANA」8巻入手♪
矢沢あい信者(←何者だよ)のあたくしとしては、待望の8巻。
あの人は、ダラダラと書かないから好き。
初期の作品は、もっとコンパクトで、もっと凝縮されていて、
もっと凄いのがあったんだけど、「マリブル」あたりからだんだん萎えだした( ̄∇ ̄;)
あの人は「りぼん」を離れて、けだし正解。あと、一条ゆかりも。
そんなあたくし、矢沢信者としては、いつ出るかいつ出るかと、待ち焦がれているものがある。

↑いよいよ、表紙もあの人の出番かしら♪









あの人というのは、言わずもがな、イザベラである(爆)。
そんな素敵な装丁だったら、内容なんか関係ナシに買うのに(爆爆)。


2003年05月21日(水)
ふたつと同じものはない


本日・・・・。
・・・・っていうか昨夜。
結局、4:00過ぎまで眠れず、マイスリーを追加で1錠ぶっこんだところで、ようやく眠れた。
正午過ぎに目が覚める。


頭痛と動悸が酷いような、何だか凄くだるいような・・・・
でも、やらなきゃならない(やりたい)ことは沢山あって、さてどうしたものかと
暫し、覚醒しきっていない頭でボーっと考えていた。


ぷよ2の友人が、この月末にオブジェの個展をやるらしく、それ用にと
あと、やっぱり彼の同級生で、別件で子供が生まれたからというので、
色紙を2枚書く・・・・と、やらなければならないことはハッキリしていた。
で、実は頭の中では、歌はともかくとして色紙の構図みたいなものはハッキリと出来上がっていて、
早いとこ、書き付けなければ忘れてしまう・・・・みたいな感じでもあったので
歌は出来上がっていなかったけれど、
とりあえず、その2枚の色紙の大体の構図を書くことから始めることにした。


自画自賛するわけではないが、個展を出す人のお祝い用の方は、自分でも参ってしまうくらいに
何だかいい感じに仕上がって(笑)、ここらへんから興が乗り始め、
いざかからん、出産祝い♪
・・・・が、こっちがうまくいかない。
やっぱりイメージしていたのと、画材との相性って、巧い事合致してくれないものなのね。
絵心のないあたくしは、失敗作をしげしげと眺め、使ったパステルが油性のものだというのを確認した。


結局、何とか2枚とも構図を仕上げて、次は歌。なんだけど。
歌自体は2首ともすぐに出来上がった。
・・・・が。
あんなに自画自賛してしまいたいくらいに上出来だった色紙が、
歌を載せたら、何だかくすんだ(核爆)。
あらぬことをした。
ヤヴァい・・・・( ̄∇ ̄;)
出産祝いの方は、どうってことのなかったのが、とりあえずカタチになった。
歌でクズになった色紙と、歌で救われた色紙・・・・。
2枚とも、何というかこう、複雑な感じではある。


この色紙に関してあたくしは金を取るべきだろうか。
いやぁ・・・・とれねぇだろうな。


この一件で、あたくしは前々から感づいていたことを、改めて教訓として頭に叩き込んだ。

この手でつむぎ出した作品に、ふたつと同じものはない

失敗したんなら、作り直せばいいじゃんと思うかもしれないが、
あたくしが凄く満足して構図を図った、あの色紙の感触と同じものはもう作れない。
似たものは作れるかもしれないけれど、それではダメなのだ。


それは何も歌や色紙に限ったことではなく、小説なんかでもそうなのだ。
一度書き付けたものを推敲しようと思っても、どうもうまく纏まらないことの方が多いのだ。
『雑』に寄稿している原稿も、ほとんど直さない。出力の時点での誤字脱字に赤を入れる程度だ。
同じ文章が二度とかけないあたくしは、この日記も『記録』として残しているものの、
同じことを同じ言葉で書くなんて、まず無理だ。


昨日も書いたけれど・・・・

完成とは終結した未完成だ

この言葉どおり、いくらでも先を見据えることができるものの、
自ら終結させないことには、完成とできないものだから、
あたくしは同じ物をふたつ作れなくなったのかもしれない。
未完成品を、お金を取って出すことができるのかというと、こんな失礼な話はない。
しかし。
この世にひとつだけという、『付加価値』は発生する。
それにお金を投じてくれるというのなら、あたくしも安心して作品を出せるのだけれど
果たして、あたくしが『ゲージツ家』として、そのような暴挙に近いことができるかというと
まだまだアマチュアの域を飛びぬけていけない、生温さが残っている。
自分の作品に対して、非常に甘いのだ。


と・・・・。このようなことをのたまうと、またオーアエとかが

「自己評価が低いのは致命傷だ!!」

などと言い出しかねないので、今回は自分の暴挙に甘んじて目を瞑り、
「どうだ!( ̄^ ̄)」と出すことにする。
自分の作品に、先程のような『付加価値』がつくのを祈るしかない。今は。

↑ゲージツ家になりきれてないせいか、ちと不安。

あたくしが、大手を振って「ゲージツ家です( ̄^ ̄)」と言える日が来れば、
こんな不安も解消されるのだろう。


あたくしの頭の中ではいつも、グルグルとこんなことが巡っている。
・・・・まだできるはずだ。
・・・・こんなものじゃダメだ。
・・・・もっといい物ができるはずだ。
・・・・何かを忘れているんじゃないか?
・・・・最高のものを創る。
・・・・「最高」を創りたいのだ。


自己評価が低いのではなく、探究心と自己満足度が絶対に重ならない平行線を描いている。
これが『ゲージツ家』の証ならば、それはそれで嬉しいのだけど・・・・。


2003年05月20日(火)
闘え!起動戦士アサミンジャー 「低すぎ」の巻 ~ゲージツ家たちの名言~


毎度。
昨日、早速、低血圧&低血糖が原因でぶっ倒れたアサミンジャーでござい。


過喚起が出たものの、特に何か問題行動は起こしてはいないらしいので、
勝手に自己診断し、低血圧&低血糖だと決め付けていました(爆)。
食ってなかったもん。昨日は。
それに最近、寒暖の差が激しくて、寝つきが悪くて、減薬計画推進中のはずが、
逆に薬を倍増する勢いで、ホントにもうどうしようもありません( ̄∇ ̄;)
こんな悪循環だもの。低くならないのは体温だけという、お粗末な毎日です。


低いのは何も、血糖値や血圧だけではなくて、自己評価も一般を遥かに下まわるあたくし。
今日は主にそれについて話してきたんだけど、血圧が低くて、あんまり思い出せない(爆)。
つい、数十分前のことなのによぉ(爆笑)。


最近、ここで文芸人らしいことをかましていたものだから、思考が凝り固まってていけない。
まぁ、ゲージツ家たるもの、斯くあるべきなんだろうけど、
とにかく、寝食くらいはまともにした方がいいな・・・・と思っているわけです。


寝つきの悪いのも御愛嬌と思っていたのだけれど、ここまでくると
不健康がゲージツ家の象徴・・・・などとは言っていられないのです。


あたくしの自己評価の低さに対し、オーアエはもう、サジを投げた呆れ顔でこんなふうに言う。

「あなたねぇ、第三者の私が言ってるんだよ。
顔は派手だし、多分、男好きもするだろう。
だけど、男好きっていうのは評価を求めるべきものじゃないだろう?
評価を求め始めた時点で、あなたの歯車はどこかで狂ってしまったんだよ。
鏡を見てみろよ。あなたは十分に美人だし、顔も派手。男好きをするしないの括りで言うと
明らかに『する』範疇の人間だ!」


「・・・・派手?? バカバカしい。」

「大体が、女友達にしたって言うか? 本人目の前にして『美人』だとか『可愛い』とか。
もっと周囲の反応を自分の都合のいいふうに解釈して、処理しなきゃダメだ。」


「うぅ・・・・多分そうだと思う。・・・・でも」

「でも、何だよ。」

「いきなりこの歳になって、周囲の評価や反応が明らかに違ってくれば、
誰だって混乱を来たすと思う。」


「あなたもいい歳なんだから、そういうのでいちいち傷ついてたらやってけないよ?」

「別に傷ついてなんかないもん。それに他人に評価してもらうために
オーディションの葉書も書いて出したもん。」


「あのなぁ・・・・芸術家なんていうものはなぁ、
そもそも評価されるためにモノを作っているんじゃないんだよ。
たまたま周囲が評価をしてしまったというだけなんだよ。
そういう個性は、常にドロドロとしていて、こう心の中に蔓延っている。
あなたのような『いい子ちゃん』は、欲しがらないよ。悪女にならない限り、
その芸術性を十分に発揮できないんだ( ̄^ ̄)」


「また、『いい子ちゃん』とかいうし・・・・(-。-) ぼそっ
吹き矢があったら吹きたい気分やわ。」


「やめてくれよ(笑) 『オーアエ殺害劇場』とかそういうのを考えるの。」

「考えて実行したら、あたしは完成するでしょうが・・・・(-。-) ぼそっ」

「ま、そうだな♪」

「誰かが言ってた。『完成とは終結した未完成だ』って。あたし、感銘を享けたわよ。」

「ほほぅ♪ そりゃ、尤もな名言だな。」

「あたしが完成する時なんか来ないと思うけれど、終結した未完成とやらは、絶対に綺麗だと思うわ。」

「見るな、見るな!! 強すぎるんだよ、その目線。」

「からかってんなら、よしてよね、センセ。
あたし、見てくれの評価に関しては、そろそろケリをつけようと思ってんだ。」


「やれるだけやってみなさいな。周囲の目をどこまで気にせずにやれるか、
試すだけでも価値はある。」


「ねぇねぇ、先生。ちょいと頼みがあるんだけど。」

「何だよぉ・・・・」

「聞いてくれたら、今日はこれで大人しく帰るから♪」

「何なんだよ・・・・」

「血圧測って♪」




と、まぁ、大体こんな感じだった(と思う)。
オーアエは部屋にあった血圧機であたくしの血圧を測ってくれた。



(聴診器で確認しながら)「うわぁ・・・・いかにも低そうだな、コレは。」

「やっぱり??」

「何が原因なのかさっぱりだなぁ・・・・。」

「先生・・・・未だにデジタルのじゃなくて水銀計のじゃないと使えんわけ?(爆)」

「・・・・・・(憎々しげ)。おぉ、やっぱり低いな。86の60だ。」

「嗚呼、やっぱりそんなもんか。自力でまっすぐ歩ける限界値だわ。」

「いつもどんなもんだ?」

「上下20ずつ上くらいだよ。まともな時は。」

「どうしてこうなっちゃうわけ??」

「まぁ、昨日は食べてなかったしなぁ。それに最近寝つきが悪くて、
薬を減らそうとしてたのが、逆に増えちゃってるせいもあるかもしれない。」


「まぁとにかく、悪女になってこ~い。」

「やかましいよ!!」






と、主治医に悪態をついて帰ってくるあたくしは、悪女ではなく、やっぱり『いい子ちゃん』なんでしょうか?
謎です(爆)。


昨日、久々に体重を量ったら、ここのところ47~48kgあたりをウロウロしてたはずなのに、
あっさり、47kgをきっていた。46.4kg。体脂肪率はそんなに変わらず。
大体20%前後のところをうろついている。
下がっていかないのは、もう正に体温だけ(苦笑)。何とかならんものだろうか・・・・?


それはそうと、ちょっと話は横道に逸れるのだけど。
あたくし、本能の領域で、柔道の固め技が身についているということが、昨日判明しました。
ぷよ2とじゃれあっている時に、

「どうして、縦四方固めなんか知ってるんだ!?」

と、驚かれました。
まぁ、人間の肉体の機能を鑑みれば、どこをどう押さえれば身動きが取れなくなるかとか
そういうのは当たり前の範疇として、あたくしの脳みそにはインプットされているらしく、
でも、そういうのは当たり前なことなどではないということも判明した。
そういう経緯もあって、柔道とか柔術とかそういう系の絞め技とかも教えてもらって
実践・・・・(爆)って、本気でやると、さすがのぷよ2も死んでしまうとやばいので、
そこは方法論だけ教えてもらって、シミュレーションだけやらせてもらう(爆笑)。


しかし、あたくしは特別に格闘技とかを嗜んだ覚えはなく、まぁ見たりするのは好きだけど、
技を日常生活で応用したり、ふざけて掛け合ったりというのもなかった。
・・・・が!!
とんでもない記憶が甦ってきた。

↑思い出したら、殺意みたいなものまで沸々と湧いてくるのは何故かしら?

実は。
まだ、あたくしがガキんちょの頃、専らスキンシップといえば、本気で闘うことだったりした(爆)。
弟なんか、ビービー泣きながら参戦していた。
固め技からするりと抜け出せるのは、身体の柔らかい子供の特権だったりするんだけど、
それでも、「ギブ」をするまでかなり本気で闘った記憶がある。
そんな生活が、中学の中頃まで続いた(いや、マジで)。
鍛えられないはずがない。
あたくしは、サバ折を決められた時に、バックブリッジですり抜ける技を考案すると共に、
ギリギリまで背筋力のみで耐え抜いて、挙句に相手の脚を蹴返したこともある。
型は、柔道でいくと大外狩りに似ているけれど、それとはまた違う。
完全オリジナルというわけ。

まさか自分の恋人が、教えてもいない縦四方固めを本能の領域で理解しているとは
さすがのぷよ2も思いもよらなかったことらしく、かなり驚いていた。
あたくしはその技をかけて、初めてその型にちゃんとした名前があるというのを知ったくらいだ。
しかも、完全オリジナルの技まで持っているとなると、あたくしってば、
相手が柔道の有段者だといえ、意表をついた爆弾娘ということになりはしないだろうか?

この度、有効な絞め技まで教えてもらったあたくしは、ちょっとした不安もある。

↑とりあえずそうならないことを祈る・・・・。

普通は組み手で、指を一本でも獲られたら、敗色濃厚なのだけれど、
あたくしの場合、指の関節が男性並に発達していて、小指を獲られない限り
握力で以って、形勢を逆転させる自信が何でかわからないけれどあるのである( ̄∇ ̄;)
おまけに、指の第三関節はそれこそ男性並に発達していて、
多分、本気で殴れば、男性の頬骨や鼻くらいは折ってしまいそう。
体重の軽くなった今でも、このボロ屋の壁を本気で殴れば、穴の一つや二つ、
怪我することなく空けられることと思う。
そして、アサミンジャーの左の拳の初速は音速並なので(爆)
男性諸君は注意されたし・・・・(いや、マジで)。

武道を嗜んでいなかったとはいえ、今まで、喧嘩らしい喧嘩をしてこなくて
本当に良かったなとマジで思う。
キレたら、何をしでかすかわからない、あたくしにとっても未知の領域が
この身体には存在する。それが明らかになった。

ハタから見れば暴力に近いような、親のスキンシップの御陰で、娘のあたくしは
こんなにも逞しく育っちまいました・・・・ったく、どうしてくれんだよ!!
あれを「恐怖」と認識するより先に、あたくしは闘う道を選んでしまった。
本当は女の子なのに、多分、弟と渡り合ったら、今でもあたくしの方が勝つんじゃないかと
妙な不安に襲われている。
ホンットに、どうしてくれんだよっ!!
(嗚呼・・・・おしとやかに育ちたかった・・・・)


2003年05月19日(月)
戯曲は苦手


ここ2、3日続けたことの延長で、ちょっとやってみたいことがあります。
あたくしは、戯曲やシナリオを書くのがこう見えて、超不得意です( ̄∇ ̄;)
プロットまでは、正にシナリオっぽく書いたりもするのだけど、
それを「作品」として搬出するには、あんまりにもお粗末過ぎるし、
何にせよ、脚本家に自分の作品を委ねてしまった時に、セリフのひとつひとつに
奇妙な違和感があってはならない。


それを避けて、今まであたくしの書いたプロット止まりの戯曲っつうかシナリオっつうか
そういうものは、大学ノート数十冊の量に上る。
未だ日の目を見ないこいつらに、一度くらいは何らかの形で、目の触れるところにおいてやっても
罪ではないだろう。


と、いうわけで、抜粋。
【表題】 未定
【設定】 女性二人
【背景】 とにかくややこしいので割愛

大学ノート、約2ページ分の1シーン。
あなたはこのシーンから、何を導き出せますか・・・・?




今日子   (窓の外を見遣り)美しい夜ですね。見て御覧なさい、月があんなに綺麗。
       ・・・・こんな日に果てることのできる人間は幸せなのかもしれませんね。いい週末だわ。

 馨     ・・・・・・。

今日子   私はこの街が好きです。この空も。そして下卑たネオンも。

 馨     姐さん・・・・。

今日子   馨、今、何時になりますか。

 馨     そろそろ、24:30ですが。

今日子   (ため息をつき)そろそろだわ。

 馨     何がですか?

今日子   もうあなたも気づいているでしょう。どうして哲明と正登が冬子に張り付いているのかを。

 馨     ・・・・・・。

今日子   私が冬子に頼んだのです。個人的にキャッシュを切って、兄さんを消してもらうことにしました。

 馨     何故ですか!? あの人は姐さんにとって・・・・

今日子   (煙草に火をつけ)昨夜、ついてくる気があるのなら仕度をしておけと言われました。
       ・・・・無論、私がここを後にすれば、哲明とあなたに実権の凡そを譲ることになるでしょうが、
       私は心配だったのですよ。自分の好きなこの街が、ストッパーのいない荒れた街になるのが嫌で、
       随分悩みました。

 馨     それで出した結論が、これですか。

今日子   兄さんを止める人間も必要だということです。

 馨     しかし、あんまりじゃありませんか! 何も消さなくても・・・・

今日子   どの道、いい死に方をする人ではありません。
       ならば、この街でゆっくりと最期の引導を渡して差し上げるのは餞別として最高と考えました。

 馨     哲明たちに連絡をとらせてください!

今日子   なりません。

 馨     このままでは逆に冬子が潰されます!!

今日子   あの二人はそうならないようについているのでしょう?

 馨     ですが!! 冬子の手の内は兄さんにも漏洩しています。危険すぎます。

今日子   私はあの子の腕を信頼して一億積みました。これは個人契約です。
       組織とは無関係のヤマです。あの二人が動くとなればそこはそれ、冬子も考えるでしょう。

 馨     私や・・・・哲明ではこの街は不安ですか・・・・?

今日子    ・・・・そういうわけじゃありませんよ(笑)。

 馨     でも・・・・。

今日子   そうですね・・・・哲明はいつまでも特攻隊長気質の抜けきらない猪突猛進タイプ、
       前線に置くにはいいですが、一処にじっと構えていられる性質ではないわ。
       あなたが哲明のストッパーになってくれるといいのですが、あなたを仕込んだのが彼では、
       暴走列車を止めるに足らないわ。確実に止められる保障がない限り、大きなヤマは動かせない。
       そうなれば、いずれこの街も廃れます。あなたも・・・・そしてここにいる子たちも・・・・冬子のような
       金の卵も他へ流出。居場所を追われて、他に構えて、一からキャリアを積み直せるほど、
       女の人生は甘くありませんよ。

 馨     私のことは・・・・

今日子   兄さんがこの先、五年永らえたとして、廃れたこの街をご覧になった時、あなたはどうなるのかしら?

 馨     そ・・・・それは・・・・

今日子   長生きしたければ頭を使うこと。この世界でなくとも常識中の常識ですよ。
       あの男を消すのは今。タイミングを逸すると次はありません。
       あなたも私も引退して隠居するにはまだ早いわ。もう少し稼いでからでも遅くはありませんよ。

 馨     要は、堅気になるのに必要な資金を捻出してから・・・・ということですか、我々の人生とやらは。

今日子   あなたとはいい茶飲友達でいたいのよ。・・・・これから先、寂しくならないように。

 馨     姐さん・・・・。

今日子   Keyは冬子が握っていますがね。

 馨     それが私にとっては史上最悪の皮肉なんです(苦笑)。

今日子   日本にいながらロザ・ムーナが見られるのを祈りたいわ。・・・・伝票、きちんと揃えておいてくださいね。

 馨     はい・・・・わかりました。










と、ここから、話に出てきた「冬子」という女が「兄さん」と呼ばれる1人のマフィアを暗殺するシーンに
移行するわけですが、たった2人の短い会話に、冬子、兄さん、哲明、正登と、
あたくしがこの物語の中で主要人物として扱っている人間がほとんど出てきています。
まぁ、設定のややこしさからいって、どうして冬子にその白羽の矢が立ったかなんてのを説明し始めると
読者が減ってしまうので(爆)あえて割愛したのはそのせいです。
皆様のご想像にお任せしますわ。


しかし、自分が昔書いたものとはいえ、背筋凍りそうなシーンですよ。
自分の愛した男に対して、その愛の表現として刺客を差し向けるだなんて、
この上なくグロテスクだけれど、本能的・・・・まるでこの間見てきた映画「あずみ」に似てるわ、「冬子」は。
そして、この今日子姐さん。飄々としているようで、一番稼いでいるのはこの女で、
一番グロテスクなのもこの女。
言葉尻は柔らかだが、内容は、「冬子」ものけぞらせた最強の命令だったりもする。


ちなみに、このシーンの前に、直下の馨に対して、軟禁をしかけます。<伝票整理など愚の骨頂(爆)
書いた本人、そんなつもりなかったんですけどぉ・・・・( ̄∇ ̄;)
さらさらと猛毒を吐くこの、今日子という女性が今あたくしの中で熱い。
(主人公は「冬子」なんだけど)
愛する人の為に、刺客を雇って1億積んで、確実に殺して、美しき余生を送りたい・・・・。
女としての最上級の贅沢のような気がするわぁ。

↑登場人物の独り歩きは、こういうときに便利よね♪

色恋、強姦、仕込み、銃撃戦、乱闘、発狂、等々のシーン、数えればキリのない話だけど
どうしてこんなのが自分に書けたのかが凄く不思議ですけどねぇ。
資料をかき集めては、高校時代くらいからはこのくらいのネタをガンガン書いていたから
あたくしってやっぱ異常なのかもなぁ。


ここに連載してもいいんだけど、明らかに、R16とか18とかきちんと掛けとかないと、
犯罪の一歩手前(爆)。
自分が犯罪に手を出さないものだから、小説ん中ではかなりハードコアなところに切り込みます。


戯曲とシナリオは苦手だけれど、プロットを立てるだけなら、これが一番向いているようで、
しかしながら、それが作品として認められるかというと必ずしもそうではない( ̄∇ ̄;)


2003年05月18日(日)
ポリシィ


この製品にはアミノ酸という 身体にいいものが入っているんですのよ
そのような広告文句に踊らされるほど 私は愚かしくも無い


ひとつに決めて使う毎日の化粧水を そんなに簡単にお休みになどできません
それは主張などという 硬く動かぬものではなくて
私のことを守るための盾のような物でもありまして


沢山の嘘と虚言が蔓延る中 私は選び取らねばならない
この手と目で以って
学び舎では習わなかった 取捨の方法論は
この手と目で以って
確かめなければならない




あの花の香りには人を癒す 素晴らしい効果があるんですのよ
本当かどうかもわからぬ情報に 私は耳を貸そうとしない


二度と書けない私だけの新しい歌を そんなに簡単に手放すことなどできません
それが主張でありまして 緩め 放出を許すものではなく
私は自分で守るだけの糧を用意しなければならなくて


僅かな真実と誠が見つからぬ中 私は探し出さねばならない
この手と目で以って
親は教えてくれなかった 心の幸福論は
この手と目で以って
試してみなければならない


↑大したことはない日常 ┐( ̄∇ ̄)┌オホホ



本当に書きたいことを見つけるために、こんなことをやってはいるけれど
実は、これほど自己嫌悪を誘うものもない( ̄∇ ̄;)
例えば歌を詠むにあたっての、何かいい言葉でもないかと探っていることが
他にわかるというのは、正直、恥ずかしいことなのだけど・・・・。
そういう、恥ずかしいことを公表するあたくしは、別に変態とかじゃないけれど、
何となくだけど、それに近かりしモノがある気がしてならないなぁ。 
あんまり深く考えるのはよそう。
頭が痛くなる( ̄∇ ̄;)


2003年05月17日(土)
中毒


下品なワイルドターキーよりも
バランタインを下さいな
度々ごめんなさいね
煙草はバッグに2ケース
やらねばならないことだらけで
資料はそこに揃っております
ノートを開くとまるで別人の筆跡と
思想の違う道程の跡よ

寂しいジャズブルースよりも
ハウスやユーロで整えたいわ
度々ごめんなさいね
薬はケースに5錠ずつ
やらねばならないことだらけで
暴風はトタンを叩きまくっております
ファイルの中には歴史があって
まるで楽典の五線譜のようにも見え


ひとつのことに没頭するこの私の奇行は
前髪を短くし
果ては眉毛さえ消し去りまして
頭が痛くなっても薬を飲むこともなく
ただ
キーボードで打ち込みを続けるだけ
人相の悪くなった私の顔は輪郭まで浮腫み
よく眠り
よく食べ
そして何も生産することなく生きてしまうのです



↑まぁ、いいじゃないか。



嗚呼。今日のことはなかったことにしてしまいたい。
そんなふうに考えていたもので。
いや、別にうつ傾向とかではなく、真剣に考えた時に
あたくしってば、やっぱり自分の存在価値に辿りついてしまう。
この日記も消しはしないけれど、
自分で後から読んだら、ヤな気分になるんだろうな・・・・( ̄∇ ̄;)
だったら書かなきゃいいのに・・・・だけど、放出しておかないことには
自分の内臓が腐る気がする。


2003年05月16日(金)
薬だってタダじゃないんだから、無駄遣いはいけない


目が覚めたら、まだ外は真っ暗で、時計を見ると4時間しか寝ていない計算。
昨夜は、フルコースで薬を飲んだというのに、どうして????
まぁ、効く効かないはその日の体調にもよりけりってモノよ・・・・とすぐに諦めて、
二度寝をかますために、デパス2錠とアモバン半錠を急いで流し込んでそのまま横になっていた。




・・・・・が。
一向に眠れず。
試しに起き上がってみると、薬は効いているらしいのだけれど、
脳みそは完璧に覚醒モードで、あちこちに身体をぶつけながら、暫し自室を放浪する( ̄∇ ̄;)
どうにも寝付けず、時計を見たらかれこれ1時間以上経っているので、
ここも諦めが肝心・・・・ずっと起きていることにした。
何もすることがないので、ハンゲームに勤しむ。




とはいえ。
安定剤や入眠剤だって、そりゃ少しは安くしてもらっているけれど、
紛いなりにもお金を払って頂いてくる物だから、無駄に使ってしまうと
何だか凄く勿体無いような気がする。


いつもは、デパスを飲んでさえいれば、ふわふわ~のとろとろ~で、
ベッドに横になってさえいれば、2~3時間は軽く眠れるのに、
何、コレ。
今日のは何だかリタリンでも飲んだかのような覚醒加減よ?
何も考えないで、数時間もハンゲームに没頭した。


こういう時は、書こうと思っても書けない。詠もうと思っても詠めない。
創作には不向きな状態だ。
で、人生とかについて哲学的にあれこれ考え始めると、
悩まなくてもいい悩み事とかが出てくるから、それは封印しておかねばならない。
くだらないことで発作を起こして、気力や体力をあからさまに消耗するのだけは真っ平なのだ。
だから、黙々とハンゲームばかりやっていた。


ちょっと前までなら、何が何でも眠らなきゃ・・・・。
食わずとも、眠らなきゃダメだ・・・・みたいな強迫観念から、
もっと沢山の薬を飲んだかもしれない。
つい1週間くらい前までは、凄く健康的なサイクルで、毎日を送っていたというのに
睡眠のサイクルが狂うことで、あたくしはとてつもない打撃を受けるのである。


ちなみにハンゲームのやりすぎで、偏頭痛がします。
眼性疲労とかいうヤツでしょう。
あたくしは、どっちかというと、やることなすことが極端な性質なので、
朝、食パンを1枚食べたきり、時計を見たら、もう夕方。
夕食も、食べるだけの体力が残っているのかどうか、とても不安なところ。
12時間ほどしか稼動しないシステムになってしまったあたくしは、
既にもう、眠いのです。
昼寝というには遅すぎ、就寝するには早すぎ・・・・。


正直、こんな生活は焦ります。
が、焦ったところで、どうしようもないということもわかっているので、
「シブガキ隊」のように、ジタバタするのはやめたいと思います。
どうせ、することなどないのだから、今少し何かを食べて、
薬ナシで、眠れるだけ眠って、
余力で、少し安定剤を乗っけてまた寝ちゃえばいいだけの話。
普通の人を気取ろうとするから、こういうふうになるのよ。
そうよ、そうなのよ。


あたくしには何一つ縛るものなどなくて、お勤めに出なくてもいい身分だし、
家事をどうしてもやらなければいけないという身分でもない。
そういうのは、今でも凄く嫌で嫌でたまらなくて、
自分って、存在価値があるんかいな? と、自問自答をしちゃったりするんですけど、
それも3年やれば、いい加減、飽きます。


この夏を乗り越えるにあたっての目標を考えてみました。

①眠れないからといって、薬ばっかガブガブ飲まない。
②眠れない時は、起きている。
③眠くなったら寝る。
④運動らしい運動をしていないのだから、三食は食いすぎ。
⑤稼いでいないことで責め込まない事。

まぁ、この以上5点くらいはきちんと腹に据えて、そいでもって生活しようかなと。
主婦であったり、お勤めしている人はこうはいかないのだけれど、
あたくしはそれが許されているのだから、許されている間だけでも
「生きよう」
そう思った。

↑とりあえず、よしとする♪


2003年05月15日(木)
あたしだって忘れてない


あの場所で、別れづらさの極みを感じたことを
あたくしも忘れてない。


黄色い下りの最終電車のドアの脇に立ったあなたの姿を
あたくしは、電車の姿が見えなくなるまで、眺め続けてたんだよ。


切ない・・・・初恋のような気分を味わったんだ。
大人になっても、こんなに切なくなることがあるのだと初めて知った。


ありがとう。
あたくしは忘れてないよ。
今でも悲しいくらいに覚えているんだよ。

↑自分でもバカだなと思うもの・・・・

抱きしめてくれてありがとう。
嬉しかったんだよ。
本当よ。


2003年05月14日(水)
本当の意味を知る時


昨日の日記を読んでくれた、とある女性からメールが来た。
日記の内容が内容だったので、差出人の「名前」はHNであろうと伏せさせて頂く。


何故ならば、この彼女は、このHNでの存在ですら自分の価値を見出せなくなっている感じだったからだ。


あたくしが、自分の本名が嫌いな理由は色々とあった。
命名の理由がすごく安直だったこと。
同じ名前の人が沢山いる中、自分に付けられた漢字に意味を見出せなかったこと。
友達があたくしのことをこの名前で滅多にとばなかったこと。
・・・・まぁ、色々ある。


メールをくれた彼女も、あんまりファーストネームで呼ばれなかったらしい。
それに比べるとあたくしは、親くらいはきちんと呼んでもらえてたかな・・・・
と、遠い記憶を探ると、明確な事実は挙がってくる。
あと、奇妙に仲良くなってしまった先生とか。
無論、あたくしも「姉」という立場上、「ねえちゃん」と呼ばれることもあったが、
親や奇妙な関係の先生とサシで話をする時は、
ちゃんとファーストネームで呼んでもらっていたような気がする。
なので、命名に関しては、両親には両親なりの気持ちとか意味があったことを知る。
それを責めてはならない。


この彼女はとある人の御陰で、自分の名前が嫌じゃなくなったと言っていた。
実際に手紙とか小包とかで何度もやりとりをしている間柄なので、
HNと本名が重なっても、あたくしにとっては別段違和感もなかったのだけど、
やっぱり本人にしてみれば、「自分の名前が嫌い」というのは結構、重い現実だったりするのだ。
あたくしから見れば、彼女の本名はすごく可愛らしくて、小説とかにも出てくる感じで、
これは、お世辞とか社交辞令とかじゃなくて、率直に「いいなぁ~♪」と思っていたのだけど・・・・。
あたくしの本名は、本当にどこにでもあるような名前で、
女性100人をランダムに集めて、この名前を呼べば必ず3人以上は振り向くだろう、
くらいに、汎用性の高い平凡な名前だ。


だからこそ、自分の存在に意味を見出そうとした時に、手こずるのだ。


彼女もちょっと手こずっているようだった。


あたくしが、自分の名前をどうしても好きになれなかった理由のひとつに、
弟の名前が挙げられる。
弟の名前は何だかすごく考えられているような気がして、
呼んだときのニュアンスは、まぁ普通としても、漢字で表記した時に
姉のあたくしとは格段に「差」があるような気がしてならなかったのだ。
それは画数の問題とか、字が持つ本来の意味であるとか、そういうのはおいといて、
きっと、すごく考えて付けられた名前なんだろうな・・・・と幼いながらに感じてしまったのだ。
で、自分の名前と比較する。
気に入らない。
すると、あたくしという存在がわからなくなってくる。


名前に関しては、この日記にも色々と触れてきたけれど、
あたくしはこの日記の中で、一切本名を明かしてはいない。
大体読んでいれば、「夕雅」が本名でないことや、汎用率が低いことくらい一目瞭然だし。
あたくしは、通称や呼び名を後天的に変えることで、自分を変えてみたかった。
しかし、そういう努力にいつもついてまわるのは、何故か本名だった。


大人になるにつれ、自分の名前(本名)もだんだん嫌いじゃなくなってきていた。
某大女優と同姓同名であることが功を奏して、初対面の人にも一発で顔と名前を覚えてもらえるという
オプショナル効果は、自由業をやっていくにあたってとても便利だったし、
某大女優が何にせよ、美人だったので、それと同じ名前だというので羨ましがられたりするのも
悪い気はしなかった。
ただ・・・・。
某大女優と同じ仕事を同じ名前で獲っていこうというのには、この名前こそがすごく邪魔になったりした。
だから今は「日野夕雅」であるしかない。
今後この名前も変わっていくかもしれない。名前なんて、ひとつの記号に過ぎないから。
別の名前を持ってみて、初めて気づいたのはそれだった。


HNや源氏名で、本名を隠して動かなければならない時、
本名ほど、効力を発揮するものはないんだなと痛烈に感じたこともある。
あたくしは「朝美」であったり「真冬」であったりするけれど、
それを超える何かを、「本名」が全て抱えているという現実は、
どれだけ目を逸らしても視界に入ってきてしまう、大きな大きな真実だったのである。


親は、どれだけあたくしが質問を重ねても、命名に関することは、
常に冗談のような理由で躱し続けている。
今だってそうだ。
だから、もう聞かないことにした。聞いても自分が落ち込むことしか浮かんでこないから。


自分で漢和辞典で、自分の名前の文字の意味を調べてみたりしたこともあった。
そこには、結構いいことも書いてあったのだけど、「この世の終わり」なんていう、
命名には相応しくないんじゃないかと思われることも書いてあったりして、
恐ろしくなって辞書を閉じた。
「この世の終わり」という名を持つあたくしは、数年前の世紀末も上手い事生き抜いて、健在するが、
世紀末といわれた2000年・・・・あたくしにとっては最悪の年だった。

病気の悪化、それに伴う都落ち、仕事は来ないし、稼ぎもない・・・・
正に「この世の終わり」だった気がする。死ななかっただけマシか・・・・。




自分の名前と向き合ってみると、色々と発見もあるというのも事実だが、
いい発見ばかりではない。
無論、いい発見も皆無ではないが、恐ろしいことに、これからの展望を考えると、
あたくしの本名の持つ強運は、20歳以前に、ほとんど全てを使い切っているらしいのだ。
思い起こせば・・・・思い当たるフシだらけ( ̄∇ ̄;)
確かに何でも思い通りに事が運び、自分でも恐ろしくなるほどに悪運も強かった。
これがあたくしに与えられた宿命ならば、残された人生・・・・どうやって生きるのかを
試されている気もしてくる。

↑手軽さに身を委ねてはならぬということか・・・・。



メールをくれた彼女も、自分の存在を考えていた。
「許し」を乞うような悲しげな文面だった。
あたくしは考えた。
彼女の本名もHNも、彼女そのもので、誰も彼女を責めてはいないということを。
そして、それは自分にも当てはまるのではないのかということ。


更に・・・・。
あたくしの中には、名前のない人格がひとりいる。
一平だ、真冬だ、朝美だ、と、形で持って自己主張をしないのだけれど、
「納得」を手に入れるために手段を厭わない。
暴れる。
名乗らない。
多分、コイツには「名前」などという記号は必要なくて、
そういう記号に縛られない、奔放さや自由さが一番気に入っているのかもしれない。
誰からも呼ばれることもない。
故に、名前も必要ではない。
そういうことなんだろう。
あたくしとしては、せめてこの人格が名乗ってくれたら、
「納得」が手に入る気がするのだけれど、
そういう「枠」を嫌がる人格なのだろう。
未だ、あたくしに対しては勿論、ぷよ2オーアエにも名乗っていない。


そういえば、最近姿を見せなくなったが、何か、あいつの中で「納得」のいくものが
手に入ったのだろうか・・・・?
暴れなくてもいい条件が揃ったのだろうか・・・・?


昨夜。久々に発作が起きた。
ODをしてみたい気分になったが、必死でそれを拭い去ろうとした。
月曜日。
あたくしは、オーディション希望の葉書を投函している。
だから何があってもODだけは不味いのだ。
なのに、頭の中に巡る。
アイツの仕業か・・・・。
だとしたら、今回はどんなメッセージを送っているというのだろう?
名前のない、アイツ。
名前をつけたら、消えてしまいそうな・・・・アイツ。
だけど、どんな名前をつけてやればいいのか、わからない。
アイツが名前を欲しがっていないのを証明するかのように、何一つ、浮かばない。
あたくしの身体と脳みそが、ただひとつだというのを証明している現実だったりもする。

一平も、真冬も、朝美も、所詮はあたくしの身体を上手く利用したペルソナだもの。


2003年05月13日(火)
努力をたたえてやろう/誰も本当の姿を知らない


相変わらず、あたくしのことを「あさみ」と呼んでしまうぷよ2・・・・( ̄∇ ̄;)
本日も、昨日分の日記を読んだ傍から、電話をかけてきているくせに、

「あさみはさぁ・・・・」

・・・・コレですからね(爆)。
慌てて言い直してやんの(爆)。
まぁ、いいわよ。
元々、本名で呼ばれるのを嫌がったのはあたくしですから、責任の一端はあたくしにもあろうもの。
すぐに全く違う呼び名を使え、という方が、土台無理な話だったのである。


でも、「先生」という敬称は、思いの他、照れ隠しには最も便利で、
いきなり本名を呼び捨てにされたりするのが嫌なあたくしにとっても、
案外、よろしいワンクッションになっているようで、
響きも悪くない(自分で言うなや)。
言い直してまで使おうとする、ぷよ2の努力は大いに称えてあげなきゃならない。




かつて、あたくしのことを最初から最後まで本名呼び捨てで通したステディは、いない。
「夕雅ちゃん」と呼んでいたのが、ある日突然、「夕雅」になった人はいた。
年下と付き合うことが多かったので、「お姉さん」「夕雅さん」・・・・こういうのばっか(笑)。
男性の先輩方からは、ストレートに「夕雅」と呼ばれてはきたものの、
それは極々親しい人たちで、常に姓の方で呼ばれることが多かった。
男性に限らず、女友達や女の後輩、女の先輩にいたっても、
あたくしのことは、何でか常に姓の方で呼ばれることが多くて、
親友ですらそうだから、もう、どうでもよくなってしまった。
だから、苗字で呼ばれることには凄く慣れているのだけれど、
ファーストネームで呼ばれることに全然慣れていない、わりとマイノリティに区分される方かもしれない。


親しければ親しいほど、ファーストネームで呼ばれるのは、むずがゆい感じがして、
いいよ、いっそのこと苗字を呼び捨ててくれた方がうんとマシだわ・・・・と思ったことも
本当に何度もあった。


そして、もうひとつ。
あたくしが発しちゃってるオーラがそうさせるのか、
おいそれとファーストネームを呼び捨てることができないらしい(男友達・談)。
何かね、怖いらしいの。
別に獲って喰やしねぇってのに・・・・(-。-) ぼそっ
で、そういう男友達は、あたくしの第一印象とその後の印象のギャップを忌憚なく話してくれるにも拘らず、
第一印象のほうがどうしても勝ってしまうらしく、
呼称の移行がうまくいかずに、とっても中途半端な呼び方をする人ばかりになってしまうのだ。

「夕雅・・・・さん(苦笑)」

大体、こんな感じ(爆)。(苦笑)も呼ぶ時のニュアンスに全て含まれてます。
そうやって、心理的にも物理的にも何とかして距離を縮めようと
頑張っている様子を醸し出している人の努力も称えてあげなくちゃいけない。
別にあたくしに「責任」はないのだけれど、お近づきにくい印象を与えてしまったのは
あたくしの方だから。


でも、どうしてそんなに「高嶺の花」扱いしてくれてるんだろう?
マジで不思議だった。
後々、めちゃくちゃに仲良くなった男友達からこのように言われたことがある。

「気軽に『ねぇ、ねぇ・・・・』って話しかけたら、睨まれそうな感じがした。」

睨んだ覚えも、そして実際に睨んだこともないのに、そういうふうに見られてしまうようだ。
コレはきっと努力しても直らない部分のものだろう。
それに今は、気にならない範疇のことだし、気にしたところでどうなるものでもない。


実際に、学生時代。
在学中に「ねぇ、ねぇ」と気軽に声をかけてくる輩は一人もいなかったが、
卒業後に何だかわけのわからないポイントで意気投合してしまい、それ以後ずっと仲が良い・・・・
という人の方が断然多い。

「あのさぁ、日野さんって、元々こんなに喋る人なの??」

などと、驚かれたこともある。
あたくし・・・・黙っていると本当に真面目が服を着て歩いているような感じがするんですってよ。
嘘みたいな話よね(* ̄m ̄) ププッ
あと逆に、自分たちと比べて一段も二段も先に進んじゃってるような・・・・
要するに、良く言えば「大人っぽく」、悪く言えば「老けてた」印象で、
声をかけても鼻であしらわれそうな雰囲気を醸し出していたんだそうだ。
女友達に言わせれば、

「あんたはいつでもどこでも、シモネタの宝庫やね( ̄∇ ̄;)」

と、変わらなさを尊重してくれているのだけれど、殿方にはそうは映っていなかったようだ。
特に高校時代の男友達は、あたくしのことをかなり誤解していたらしく、
酒の席でないと、未だにあたくしとまともに口を聞いてくれない輩もいる(爆)。
そろそろ皆、大人なんだから、カマトトぶってるわけでもないし、
直球で話しようぜ、な?(爆)


中学の頃は、型どおりの優等生だったから、自分でも何となく自覚していたけれど
高校の頃は、本当に「あばれはっちゃく:おなご版」といった感じだったので、
殿方たちの妄想がどこから生まれてきてしまったのか本当に謎だ。


そういえば。
中学の頃・・・・まだ雛形通りの優等生をやっている中で、あたくしのことを
ステディでもないのに、ファーストネームで呼ぶ男の子が学年で2人だけいた。
ひとりはトモくん。もうひとりはヨシオだった。
トモくんは同じクラスだったので、2人でひそひそと話をする時に、何となくそう呼ばれていて
つきあい自体も、4歳の頃から・・・・といった感じなので、特に違和感はなかったが
同じ生徒会役員だったとはいえ、隣のクラスのヨシオに、いきなり教室に駆け込まれ、

「夕雅~!! 数学のプリント貸して!!」

と叫ばれた時は、あたくしよりも周りがビビっていた。
え?何で? どうして彼が日野さんのことを軽々しく「夕雅」なんて呼べちゃうわけ?
という空気が教室中を駆け巡ったのを、今でもよく覚えている。
当時、あたくしと同じ姓の子がクラスに3人いて、ひとりは「ちいちゃん」、もうひとりは「ともちゃん」
そして、あたくしは「夕雅さん」と、女子のクラスメイトでさえ、あたくしのことを
呼び捨てる人なんかいなかったのだ。(一部を除いて)
生徒会執行部の雰囲気が和気藹々としていたのは、コレでお分かり頂けたと思うが、
当時のあたくしのステディでさえ、あたくしのことは呼び捨てなかったこの現状で、
ヨシオ「夕雅発言事件」はかなりセンセーショナルだった。


ヨシオがこの時、他の誰よりも、あたくしのことを知っていたことになる。


優等生として扱われているけれど、普通に何でも話せる、女子中学生だということ。
皆は「雲の上」の人みたいに扱うけれど、本当は数学が大の苦手だということ。
何でもないことで、きゃっきゃとはしゃげること。


知っている人がいてくれたというだけで、今のあたくしは幸せなのかもしれない。
その後、ヨシオとは全くの疎遠になってしまったけれど、
1年半前の同窓会で少し話した時、結婚はまだしていないということだけ本人の口から聞いた。
彼は、特にハンサムというわけではなかったけれど、競争率の高い人気者で、
今になっても、独身女どもが彼の周りを囲むので、それ以上のことが聞き出せなかったのだ。
疎遠になった理由が、とても切なくて儚いものだったので、何とか笑顔で沢山話をしたかったのだけど、
それも叶わぬまま、彼との再会はその一度きりで終わってしまった。


多分、彼は今、あたくしのことを「夕雅」と呼ぶことはできないだろう。
そう呼ぶには、理由が必要だ。

↑恐らく、コレが本当の理由だと思う。

あたくしは、あの当時、その理由を見て見ぬふりをした。
それが、儚い疎遠を招いた。
笑顔で彼の呼びかけに返事をし続けたけれど、肝心のところは逃げ続けていたのだ。


だから・・・・。
あたくしはファーストネームを直球で呼ぶ人のことを、今でもまっすぐ見つめられない。
とても、罪深いことのような気がして。
たとえそれが、妄想だとしても、この妄想が消えるのには、もう少しかかりそうなのだ。
胸の中でつっかえている、自分の名前に関する思い出・・・・。


2003年05月12日(月)
あずみ、ナイス太もも!/あさみ、「先生」という呼び方


今回はこの全く関係のない2本立てで(爆)。


何だか、いっつの間にかカウンターが25000回ってて、驚いた。
昨日はPCに電源を入れていないので、あたくしが地雷を踏んだというのは有り得ない。
どなたでしょう?
一首、詠んで差し上げたいのに・・・・。
申し出てくれれば、いつでも詠みますわ。




さて。
映画を見てきたんですのよ。
「あずみ」。
あたくしもぷよ2も上戸彩がまぁもんすごく好きなので、
「シカゴ」を見るか「あずみ」を見るかで悩んだ結果、何のことない、結局「あずみ」になった(笑)。
スジについては、まだまだこれからも上映が続くと思うし、そもそもスジに意味なんかないような映画なので
割愛します。
何が良かったかって、やっぱ、上戸の太もも。
ナイス太ももです!
そして、脹脛。
ナイスふくらはぎです!
そして、オダギリジョーのキレ具合♪
ナイス赤い薔薇です!!
こんな感じですね。
よくある、チャンバラ時代劇なんですけど、若手俳優がガツリと顔を揃えて、
殺陣で縦横無尽に突っ走るというのは、ある種、痛快でした。
勿論、重鎮らしき人々もチラリとバイプレーヤーとして出てきてはいるんですけど
それは、話のスジを抑えるための一要因に過ぎなくて、
あの年代の子達が、殺陣で1本の映画を成立させるという、その事実そのものが
とりあえず「すげぇな・・・・」といった感じでした。


無論、ツッコミどころも満載ですけれど、それを始めたらキリがないし、
何にせよ、上戸にしかできないであろう「あずみ」というキャラに目をつけた
監督が凄いんだから、結構満足してます。
テレビで見てたら、きっと飽きるでしょう。
何せ、刀一振りで、3人くらい斬っちゃうんですから( ̄∇ ̄;)
そして、結構話題になっている、上戸の20人斬り。
とにかく、始終バッサバッサやるような映画なので、話が面白そうだから見る・・・・
という方にはあんまりオススメできません。
日テレ系ドラマ「ごくせん」を見ていた人には、個人的にオススメです。
あのドラマでやんちゃな高校生をやっていた小粒ちゃんたちが、
結構美味しいところを持ってってます。あ・・・・マツジュンは出てないので(爆)。
彼は今、小雪ちゃんのペットなので、それどころじゃないようです(爆笑)。


ちなみに、おいしいオマケとして、ちらっと、りょうが出ています。
本当にどうでもいい役で。ともすれば見落としがちなんだけど、
おぉ・・・・こんなところにこんな人を・・・・みたいなキャスティングは面白いです。



「ぼくらの七日間戦争」とか「十五少女漂流記」みたいなキャスティングに近いですが、
ノリは全然違います。地上波放送を待つより、見てみたい人は劇場へ行くべきです。
多分、テレビで見ていたら、30分と持たないでしょう(苦笑)。
時代劇好きな年代の人も、結構ツライと思います・・・・。






さて。
つい最近・・・・。
そろそろあたくしも切羽詰ってきて、それは相方であるぷよ2も多分、同じように思っているんだろうけれど
・・・・そろそろなんじゃないかなぁ、そんなふうに思い出した。
GOサインは、例えばぷよ2の就職がめでたく決定した暁であるとか、
あたくしが計画外に妊娠するであるとか、まぁ色々あろうけれども、
とにかく、「結婚」・・・・この二文字から目を背けて生活するのがそろそろキツくなってきた。


諸先輩方からは、「そんなモノは勢いとタイミングひとつなのよ!」
と言われてはいるんだけど、只今失速中のこの2人に、勢いなんか毛頭あるわけでもなく、
タイミングも今ひとつ良くないような気がしているので、紙にはんこが押せない(笑)。
そのうち、何となくそういう日が来るのではなかろうか・・・・?
あたくしたちは、「失速コンビ」なのでこんなふうにしか考えていない(爆)。


現実逃避をするわけではないが、まぁ気休めの一環として、
ちょっとバカ丸出しなコトを2人で話し合っていた。

「もし子供が生まれたら、以降、自分らのことを何と呼ばせたものか!?」

あたくしにとっては永遠のテーマである。
虐待をするわけではないが「ママ」なんて呼ぼうものなら、張り倒したくなる衝動が、
こう内々にある気がしているので、とりあえずそれは却下。
そして、互いに相手のことを「パパ」「ママ」と呼び合う関係も、吐き気がするので却下である。

あたくしには、小さいながらの夢があって、それは自分の子供にもきちんと
あたくしのことをファーストネーム(●●さん、もしくは●●様)で呼ばせることである。
無論、子供がそれを嫌がったら「お母さん」と呼ばれても返事をしなければいけないのだろうけど、
ファーストネームをきちんと愛情を持って使える子供にしたいな・・・・
というのが、あたくしのたった一つのささやかな願いなのである。
五体満足に・・・・勉強のできる子に・・・・体の強い子に・・・・
人それぞれ、親は子供に対して夢を抱くものだけれど、
あたくしはそれと同じように、躾の一環として親に対してもファーストネームで、
敬意を表して呼べる子に育てたい・・・・そういうひん曲がった夢があるのだ。


ところが、今現在・・・・。
あたくしもぷよ2も互いのことを未だにハンドルネームで呼び合っている(爆)。
出会いが、インターネットのチャットだったというのがその原因かと思われる。
あと2~3ヶ月もすれば、交際開始から丸3年になるというのに、いつまで経ってもこの有様なのである。
ぷよ2のHNはまだ本名発祥なので、違和感がないのが救いだけれど、
あたくしのHN「あさみ」は、本名とは全く関係がなく、
おまけに、発祥は吉祥寺時代の源氏名というのだから、余計始末におえない( ̄∇ ̄;)
そして、あたくしがぷよ2の申し出を断ったという経緯もあったのだ。
何となく、本名で呼ばれるのがヤだからしばらくこのままがいい・・・・。
そう主張してからそろそろ3年経ち(笑)、あたくしはその間、ずっと「あさみ」のままだったのだ(爆)。

「いっそのこと女の子が生まれたら、子供に『朝美』とつけてしまえば、現状打破できるのでは?」

「いや、それだと俺が戸惑う・・・・。」


といった、ホントにわけのわからんことばかりを堂々巡りで話すのだ、うちらは(爆)。


「うん・・・・とにかくあたしは、ファーストネーム案だけは譲れない( ̄^ ̄)」

「それって、俺も本名で呼んでもいいってこと?」

「ちゃんと『さん』か『様』をつけるんならね( ̄^ ̄)」

「えぇ~~っっ!? やだよ。『様』は・・・・。(-。-) ぼそっ」

「でも、どう考えたってこのまま『あさみ』は不味いかもねぇ。」

「それは絶対にそうやぞ。母親に幾つも名前があったら、子供が混乱するから統一しろ。」

「でも子供には、ちゃんと目上の人や友達や、自分より年下の子にも、
『呼び名』に関してはしっかり叩き込みたいのよっ。
呼び捨てなんてもってのほか! クレヨンしんちゃんみたいに、父親の真似して
自分のことを呼び捨てにされたら、あたしは問答無用で三行半書くからねっ!」



えぇ・・・・。あたくしたちはまだ結婚もしていないのに、
既に三行半の条件まで提示されてしまいました( ̄∇ ̄;) どうしましょう(爆)。


「ぷよ2がちゃんと、あたしのことを『(本名)さん』って呼んでくれるんだったら、
そこは譲ってもいい。」


「簡略化+さん付けもダメ?」

「ダメ( ̄^ ̄)」

「うにゅぅ~~~~」

「でも、考えてみると、あたしのことを『(本名)さん』て呼んでた人って、
悪しき思い出の一環かもなぁ・・・・やっぱやめよう。」


「んじゃ、どうするのさ?」

「そうだなぁ・・・・」




と、ここであたくしは自分でも誉めちゃいたくなるような妙案を思いついた!


「ねぇねぇ! 互いにさぁ、ファーストネームに『先生』ってつけるのってどうよ?」

「おぉ!! それは結構いいかもしれん♪」

「教育上、よろしいかと思われ♪」

「うんうん♪ それだったら、ファーストネームでもいいかもしれん♪」



こうすれば、あたくしはまがいなりにも・・・・稼げてはいないけれど壱アーティストでいられるし、
クリエイターらしくもいられる。
「先生」と呼ばれる立場にいるんだよ、本当は・・・・とぷよ2まで妙に納得してくれた。
ぷよ2はというと、只今、カウンセラーの募集を必死に探している真っ只中なので、
もしその努力が現実のものとなり、名実共に「カウンセラー」になれば、
いっぱしの「先生」になれて、そう名乗るのも、別段咎められることでもない。
畑は違えど、社会的に2人は「先生」と呼ばれるだけの何かを持っているのに気づいて、
ちょこっとだけ嬉しくなった。
そして、仕事を家庭の中に持ち込むというわけではないけれど、「先生」という呼び名は、
文字通り、「先に生まれ、自分よりも常に先を生きている人」という意味なので
親に対して使っても、特に問題はないと思ったのだ。


昨今・・・・。
「先生」と呼ばれる人たちにはロクな人がいない。
教師、政治家、弁護士、医者、作家・・・・全員が全員ワルモノというわけではないが、
「先生」と呼ばれることに気を良くして、虚勢を張ったり、威張ったりする人も少なからず存在する。
本当の意味での「先生」を教えてあげるのも親の役目。
そして、あたくしもぷよ2もどんな人が「本当の先生」であるのかを、
今までにちゃんと見てきたつもりだ。


学生時代。あたくしは割と先生には恵まれてきた方だ。
好きな先生、嫌いな先生、色々いたけれど、あたくしの人生に一石を投じてくれるような人が
その中に何人もいた。その人はあたくしが学生でなくなっても常に「先生」でい続け、
本当の意味での「人生の先輩」として尊敬している。


普段は先生と呼ばれていないけれど、あたくしが個人的に敬意を表して、「先生」と呼ぶ人もいる。
例えば稽古場で、短期間だけ集中的に何かを教えてくれる人とか、
特別講師みたいな形で現れた人とかに対しても、あたくしはその人が「先生」と呼ばれたがっていなくても
あたくしにとっては「先生」に違いないので、頑なにそう呼び続けた。

「ホステスさんに呼ばれてるみたいでヤだよ~。」

なんて言う人もいたけれど、色んなことを教えてくれる人は、あたくしにとって
皆、「先生」。だから、敬意を表してそう呼ぶ。


そして、自分たちが親になった時に、そのことを教えるために、
互いに「先生」と呼び合うことで、常に敬意を忘れなければ、自ずとそれが
子供にも伝わっていくと信じている。


「んじゃ、早速明日っから、手始めにそう呼び合うことにしよう♪」

「自信はないが・・・・そう呼ぶことにしよう♪」


↑所詮、こんなもんだろうと予測はしていた( ̄∇ ̄;)

あてつけがましく、「教授!!」と呼んでやったりもした(爆笑)。
彼があたくしのことを、「本名+先生」と呼んでくれる日は、まだまだ遠い(爆)。


2003年05月11日(日)
本楽は雨/25000まであとわずかね


本日。大垣祭の本楽ですが、ひっきりなしに雨が降っていて、曳山は登場しそうにないとの事。
あたくしは、昨夜、あんまり眠れなくて、今日も結局昼頃まで寝てました。
嗚呼。これも全部、途中で飲んだアモバンのせい。


gooのハンゲームに夢中で、ずっとそれで遊んでたら、ミニメールで
「お友達になりましょう♪」
と言ってくれた人がいた。女性だった。

↑見離されやしないだろうか(爆)

まぁ、別に騙まし討ちをしたわけじゃないしな( ̄^ ̄)
あたくしは別に悪かねぇ( ̄^ ̄)


この日記も、HPのトップのカウンターよりめちゃくちゃ回ってて、
あとちょっとで、25000ですわ。
ここのところ、キリ番というキリ番を自分で踏みまくり、誰かに
「お♪キリ番だね♪」
と、ご挨拶することも叶わず・・・・。
HPトップ、日記、掲示板全てにおいて、あたくし、自分でキリ番を踏みまくってやんの( ̄∇ ̄;)


かといって、キリ番だからといって別に何があるわけでもなく・・・・
そんなことをいっていると、ここを訪れる方々が激減するといけないので、
ささやかではありますが、足跡を何らかの形で残していただければ、
ここの場を借りまして、その方に札で、一首詠みます♪
そんな感じでいかがでしょ?

↑頑張ってどうなるものでもないが( ̄∇ ̄;)

皆様の温かい一票、お待ちしております♪


2003年05月10日(土)
初夏だ一番!大垣祭!


毎年、5月15日は大垣祭の日です。
この日は、何曜日だろうと、市内の小中学校はお休みなったので、何だか奇妙な嬉しさがあったりも。
前夜祭の14日も午前中で授業がひけ、街には小中学生があふれ出します( ̄∇ ̄;)
そのうち、正規の授業を終えた高校生たちや、何だかよくわからないヤンキーの兄ちゃん姉ちゃんも
日が暮れるにつれ、どこからともなく湧いて出てきて(笑)
普段は、ひと気のない駅前通りもこの日ばかりは歩行者天国。
露店や、曳山車も出ます。
やま(本当は車編に山と書くんだけど、常用漢字ではないので変換できません)は
それこそ、この祭を飾る由緒正しい伝統的な曳山で、現行は全部で11両。
高山祭ほどの賑わいはないものの、平日の新宿くらいの賑わいくらいにはなります(爆)。


そんなこんなで、あたくし、サヨコに引き摺られ、人込みが苦手なクセして、
行って参りました、大垣祭。

・・・・え? 15日じゃなかったの?

そうなんです。
ハッピーマンデーの導入がされるかされないかの時期とリンクして、この祭も
5月の第2土日が祭の日とされて、子供たちも、特別に学校が休みになるというアレもなく、
普通に休みの日に祭が行なわれるようになったようです。


このお祭には、まぁ色んな思い出があったりしたものですが、
幼少の砌・・・・お祭の時期になると、祖母が

「ほれ、『どんひゅるる~』の日やよ♪」

などと行って、あたくしらを連れ出してくれた。
「どんひゅるる~」というのは、曳山のお囃子のことで、
どの曳山も、中に地方(じかた)がいて、太鼓を叩いたり笛を吹いたりしている。


あたくしが最後にこの祭に出かけていったのは、高校2年の時。
友人のトモコと行ったのが最後かも。
ということは、もう十猶余年、この祭には触れていないことになる。
その前の年、高校1年の時は、中学の時のクラスメイトの男の子から電話がかかってきて、
その子と一緒に行った。
とにかく・・・・。初夏。新しい出会いとか、きっかけとか、そういうのが芽生えてきて、
最初に誘う口実に大変よろしいかと思われる行事なのであります(笑)。
大垣祭に誘うと、その後交際できる・・・・とか、逆に別れる・・・・とか、
ほら、井の頭公園のボート伝説みたいなのが、この祭にも実しやかに囁かれていて、
他に何もすることのない、ド田舎の中高生たちは、由緒正しい街の祭をそんなふうに楽しむことで、
とりあえず、盛り上げているのである(笑)。


29のイカズ後家と、その母(53)のセットというのは、こういう風潮の中、
かなり寂しいものがあるような気がするが・・・・そこはそれ。
伝統行事を満喫するために出かけたという、大義名分もございまして、
本日は、わが街、大垣を大々的にアピールするため、画像が一挙11枚も載りますので
かなり重いですよ~♪(笑)


では、まずちょいと華やかのものをご紹介いたしましょう。




 これは船町の「玉の井山」。
 可愛らしい踊り子さんが何人か選抜されて、
 この曳山の上で踊ります。
 何と、うちの母も、
 別に船町の住民じゃなかったのに
 この玉の井さんで踊った経験アリ。
 うちの隣町の曳山なので、
 何となく縁があるような・・・・
 しかも、曳山の中では華やかなので、
 ちょっといい感じのような(笑)。












こちらは、伝馬町の「松竹山」。
同じように踊り子さんが乗っていて、
可愛らしく踊ってくれます。
やまの上部ではからくり人形が、
そして、下の所では踊り子が踊るという
唯一の曳山。
乗っている子達が、可愛いんだな、コレが。
乗る子達も、小学生以下とか未満とか、
とにかく、小さい子ばかりなの♪







では、続きまして七福神シリーズの中から。




 別称、「えべっさん」こと「恵比寿山」
 渾身の笑顔を振りまく、恵比寿様が乗った
 歴史の深い曳山。
 四つの町が毎年持ち回りで引いていて、
 今年は宮町の担当。
 船町、伝馬町、岐阜町が担当。
 遠くから見ていても、
 「あ、えべっさんだ♪」と
 すぐにわかる。











こちらは、「大黒山」。
今年は俵町が担当。
元々、曳山は城下町である郭町の周囲の町が
代々引き継いで、このように男衆らによって
曳かれるのであるが、
担当の魚屋町、俵町、竹島町に
人手がない場合は、駅前に放置されるだけ
という悲しい顛末の年もある。
それは、上にある「えべっさん」も同じで、
どうも、魚屋町の人口がやたら少ないのが
祭にも影響しているらしい。








続きまして、大垣の歴史ともいえる曳山(嗚呼、どうして出ないんだ、くるまへんに山)たちの紹介です。





 本町、中町、新町が曳く「神楽山」です。
 この曳山は別称「御祓いやま」「市やま」
 ともいわれ、 それこそ上にある
 「えべっさん」「大黒さん」と
 同じくらいに歴史も古いです。
 巫女と山伏の2体の人形が乗っていて、
 人形神楽としては全国的にも歴史が古く
 かつ、貴重で珍しいものだそうです。
 推定350年・・・・。
 戸田公が大垣城にお国入りして
 わりとすぐにできた曳山ですな。










これは、魚屋町の「鯰山」。
1648年に造られたそうです。
赤い頭巾を被った翁が、
鯰を追うからくり芸が見られます。
魚屋町はそうでなくても人口が足りないのに
昔ながらの城下町というのもあって、
曳山所有率が実に高い。
今年は曳き手もあったようだが
はてさて、来年はどうなることやら・・・・。














 こちらは竹島町の「榊山」。
 竹島町は、うちの学区内だったりするので
 割となじみが深い。
 昔、竹島町には朝鮮山があったらしいが、
 明治以降にそれがなくなり、
 今の「榊山」になったらしい。
 天鈿女命(あめのうずめのみこと)
 が、榊と鈴を持って静かに神楽を舞う
 からくりもある。









では、最近復興した、新しい曳山をご紹介。




 本町の「相生山」平成8年に復興。
 別称は「高砂山」。
 第二次世界大戦で消失した曳山の一つで、
 見た目に新しいが、他10両のどの山よりも
 大きく、からくり芸も圧巻。
 この山が道路を通る時に、竿を持った人が
 山の上部に常にいて、
 電線を引き上げないと通行できないくらい
 大きな曳山なのである。
 なので、方向転換も大変な模様。
 男衆の掛け声もまた圧巻なのである。










新町の「菅原山」。
新町もうちの学区内なので馴染みはある。
菅原・・・・というだけあって、別称は「天神山」。
上の段にいるからくり人形が、筆を持って、
「菅原山」と文字を書く。
山の見送りに大橋翠石画伯の虎が。
そして、前水引に水墨画では珍しい龍が
描かれていて、とても美しい。
こちらは大正時代に復興したもの。













 宮町の「猩々山」。
 これが一番新しく、平成13年に復興。
 元々は謡曲の「猩々」から名をとったらしい。
 このからくり芸も非常に見事なもので、
 真ん中にいる赤い毛の人形が酒を飲み
 酔うと顔が赤くなる。
 そうすると猩々たちが獅子に変化し
 大酒壷が割れて、それが大輪の牡丹になる
 という仕掛け。美しいです。













岐阜町の「愛宕山」。
全国でも珍しいとされる、鳩が豆を拾う
細やかなからくり芸が見られる。
こちらは歴史が大変古く、
現行の曳山は多少の修理の後はあれども
宝暦年間には今の形として
出来上がったらしい。
屋台の塗りも美しいが、
見送りや、水引もとても美しい。
「えべっさん」「大黒さん」とは
一味違う、歴史の深い曳山の一つ。











この11両の曳山を、男衆が声を掛け合いながら、一所懸命に曳き、
夕方には八幡神社のあたりに集結して、灯をつけ、一段と煌びやかになります。
丁度、その灯の支度をしている頃に、あたくしらは戻ってきましたが・・・・。
この曳山全部に、それぞれ提灯の武装があって、尚且つ見送りのお色直しまでする曳山もあるのだから、
結構、派手派手しくて、見栄えもする。
今日は試楽なので、明日の本楽は大変そうだけど、夜営の曳き回しは、2周もあるんだそうで、
こんなん、日給1万程度で、男衆が動くんかいな・・・・?と、
現代の若者に対しての危惧は拭い去れませんが、それでも暑い日中、
そろいの浴衣を着て、でも足元はスニーカーという面白い格好で、一所懸命に曳きまわす
若い男衆はカッコイイです。
男衆を先導するのが、紋付を着た町内の重鎮たちなのだけど、
こうやって改めて見ていると、祭に対して、一所懸命な男たちというのは
何とも言い難い、「いいフェロモン」が出ている気がしたなぁ。




それこそ、高校時代までは、この曳山を堪能するなんてことはなかったのだけど、
いざ、全てを写真で抑え、こうして鑑賞してみると、なかなか地元の祭もいいものだなと思う。


他に、大垣には、8月の七夕祭・・・・仙台もどきの飾り付けが本町通に施される・・・・
そして、10月10日に行なわれる十万石祭がある。
十万石祭りは、大垣城に入城した戸田氏を祀り上げるもので、パレードとか
ちょっと形式ばったモノがある。
う~ん・・・・多分、ハタから見ると、どこぞの人民共和国のマスゲームチックかも。
でもこれはこれで結構面白くて、あたくしも小学校5年の時に「戸田公入城350年祭」
というのがあったので、その神輿でパレードに参加したし、
何せ、市内の小学校のマーチングバンド全部が、この日の為に駅前通りに全て集結するので、
その一部として、6年生の時は、踊りに行った(爆)。楽しかった(爆笑)。
5年生の時の一期上の人々は、この十万石祭で別の振り入れもしなくてはならず、
結構大変そうだった。(そう・・・・うちらはポンポンクラブだったのだ。)



今日の祭で、母・サヨコが、街でも有名な「翠玉園」(すいぎょくえん)というお茶屋さんの
ソフトクリームが食べたいと言ったので、それに付き合う(笑)。
「翠玉園」のソフトクリームなんて、高校時代ぶりだよ、全く・・・・。
緑茶の程よい苦味と、ソフトクリームならではのクリーミーさが絶妙で、
駅前に進出する時には、理由もなくお茶屋(葉っぱを売っているとこ)に寄って、
ここのソフトクリームを食べたりしたものだ。
無性に懐かしい。味も変わっていないから尚更だ。


地元の祭でちょっぴりノスタルジック・・・・。
亡くなった祖母が「どんひゅるる~の日やよ♪」と言っていたその光景をも思い出した。

↑そういうのが我が家には沢山ある(爆)

人ごみがやっぱり厳しくて、途中でコンスタンを1錠飲み下す。
祭だ、祭だと、浮かれて、出かけると、こういう目に遭う( ̄∇ ̄;)
やっぱり完治はしていないようだ・・・・どんひゅるるぅ~・・・・。


2003年05月09日(金)
あら♪ 結構大騒ぎ♪ ジャパンネット


土曜の朝刊をすみからすみまで見つめる、正午ごろ。
ふと、とある記事を目にした。


ジャパンネットバンク、22時間取引できず・・・・。


ふむ・・・・。
弱小地方紙とはいえ、こういうのは全国版に劣らぬ速さで載せるのね。(皮肉)
第一さぁ、穂積町と巣南町が合併して、新たに「瑞穂市」になります♪なんてのを
最迅速で報道するあの弱小地方紙が、まさかねぇ・・・・
昨日あたくしが必死にアクセスしても叶わなかったその原因を、きちんと究明して載せてるとは
ちょっと感心だわ(笑)。


実は昨日(金曜日)、ジャパンネットの残高照会がしたくって、
何回も何回もアクセスしたのにも拘らず、ちっともログインできなくて、
おまけにカスタマーセンターはいつまで経っても繋がらず、
電話の方も混戦模様で、こりゃ、不始末もいいとこだな・・・・と思い、
どうせ大した額が入っているわけでもないし、明日にしよっと♪と
諦めて、PCの電源を切っていた人間が、ココにいたのである(爆)。


ジャパンネットバンクといえば、仮想銀行としてだんだん名を売ってきたところで、
ネットオークションの売買に関する取引とか、その他振込みが、
24時間態勢で迅速にできるのを売りにしている。
多い時では、1時間に3万件を超えるアクセスがあるのだという。
代替銀行は三井住友だけど、このド田舎にもe-netバンクが使えるコンビニが
わりと近くにあることも判明し、引き出しは郵便局でもできるというので、
あたくしも、この早春に口座を開設した。


まぁ、何とかややこしい手続きも済んで、いざ使えるぞ!ってな時に、
HPに掲げたおみやげやのコーナーへの注文もガタ減りして、
この間のサナエに対しても、結局は彼女も地元民なもんだから、
振込みは、十六銀行かUFJで済んでしまうところを、奇しくも手渡しできてしまう始末で、
ジャパンネットはちっとも活躍しないまま、今日を迎えたということになる。


それを何故今更、自分で入金した覚えがないのにも拘らず、残高照会してみようと思ったかというと、
・・・・何となくなのである( ̄∇ ̄;)


パスワードは変えたけど、まだ暗証番号が仮のままだから、この際、カスタマーセンターに問い合わせ
ついでに、暗証番号もきちんとしたものにして、いつでも円滑に使用出来るようにしておこう♪
と、何となく思いついてしまったのが、昨日(金曜日)だったのである。
それが奇しくも、全国紙は愚か、地方紙まで騒がせる事態と合致してしまい、
あたくしは、余計なことで不安に駆られるという、バカみたいな目に遭ったというわけ。


不安になると、起こさなくてもいい動悸が起き、気が済むまでそれを放置しておかねばならないのだけど
この、「放置期間」が結構辛かったりする。
あたくしは自虐的不安発作の方が多いので、物にあたったり、罵詈雑言を吐いたり、
普段の過喚起くらいでは、そんなものは出ない。
・・・・自分が悪いんだから。
・・・・誰も悪くなくて、自分が勝手にやってることだから。
と、こんなふうに自己完結してしまうので、所詮「過喚起」とはいえ、
侮れないと、医者は言うのである。


このたび目出度く、周囲発散系の発作から一時的にも解放されたあたくしは、
だって、銀行の不具合なんだもん、仕方がないわよ・・・・と自分の不安に慰めかけて、
無理矢理過喚起を押し込めて、気晴らしに、ゲームでもしていたら、あっという間に
数時間もの時間が経っちゃって、銀行の通常業務(カスタマーセンターのみ)も終了時刻。
コレで全ての諦めがついて、あたくしは予期不安の発作からも免れて、
めでたし、めでたし♪ というわけ。


でもさぁ、思うわけ。
銀行が不具合を出すことなんて、わりと身近に頻発することじゃない?
それに、あたくし、まだ払い込みが済んでない案件が1つあったりして、
ジャパンネットのことを考えるのなら、そっちが先だろ!?って感じもしますが、
そういう小さな目先の事件に翻弄されて、自分が発作を起こすことに、
ちょっと納得がいかないわけ。
昔からそうだったかというと、それは絶対に違う。
何かと何かが絡みあって、いつだかわからないんだけど、そういうふうなシステムが
この身体に出来上がってしまったのだ。・・・・凄く不本意だけど。

本屋に絶対あるはずの本が店員に聞いても見つからない。
<だったら、注文すればいいだけの話。

昔書いたはずの原稿のプロット、捨ててないはずなのにどこにいったかわからない。
<きちんと部屋を片付けて落ち着いて探せばいいだけの話。

逸早く連絡を取らなければならない相手の携帯が一向に繋がらない。
<留守電にでも入れて、先方の出方を待てばいいだけの話。


いくらデジタル化されたこの世の中とはいえ、コトは全て原始的に回っているものなのだ。
それぞれの対処法がいくらでもあるはずなのに、あたくしは一旦テンパってしまうと、
先が見えなくなってしまう。
先が見えないと不安になり、その不安はいつの間にか予期不安に姿を変えて、
発作が出なければいいんだけど・・・・と思っているうちに発作が出てしまう(爆)。


色々と考えるのはよしなさい・・・・と、オーアエにも言われたので、
とりあえず主治医の言うことに従ってみようと思います。

それはそうと、うちのサヨコときたら・・・・

↑あっぶねぇな~、もう( ̄∇ ̄;)

誰も、金利がつかないからってDVDとか買いません( ̄^ ̄)
もう、信販とか組みたくないんです!!


2003年05月08日(木)
「仮面ライダー555」に寄せる熱い思いはいいんだけど・・・・


今週の日曜日・・・・。あたくしらしからぬ不備が原因で、「仮面ライダー555」のビデオを
見事に撮り損ねてしまった。
こういう時は、すぐさま翌日の月曜日に、ぷよ2にお願いして、きちんと録画されたビデオを
持ってきてもらって堪能するんだけど、今週はGWという
悪魔的な制度がうちらの間を邪魔して、それが叶わなかったので、
木曜に持ち越しという、前代未聞の有様になっちまったというわけ。


今までになく、信じられないくらいに熱くこの物語について、ぷよ2が語ろうとするので

「喋ったら、殺す・・・・」

と、何とか歯止めをかけて、今週分を視聴したのだけど・・・・。
何じゃ、こりゃ( ̄∇ ̄;)
そんなに熱く語ろうとするような代物でもないではないか・・・・?


彼の頭の中では、先代の龍騎、先々代のアギトが煌くように甦ってしまったらしく、
まぁ、それはそれでいいんだろうけど、そんなに興奮するような仕掛けはなかったように思える
特撮マニアフリークのあたくしに言わせれば、こんな作りでは予算が見切れるっつうの・・・・!


昨今はCGを駆使して、なかなか美しい映像を放映するようになった特撮モノだけど、
あたくし、根本、特撮の魅力は、殺陣の型火薬の量と信じているので
CGで美しく仕上がった画面を見ていると、それはそれで満足するんだけど、
最近、ママたちから絶大な人気を集めている、あのイケメンナイスガイたちが
どこまで火薬その他、特効に耐えられるのか・・・・コレが見たいのである(笑)。


で、ここ最近、そのイケメンナイスガイたちが特撮モノを占拠し始めた時期とリンクして、
火薬の量はガクンと減って、脚本・カメラワーク・CG・コマ割等々編集作業、
そういうところにお金を使い始めるようになった。
スタントを多用したり、派手なアクションは全てスーツアクター任せ。
・・・・つまんねぇ。
しかし、スーツアクターたちの質は下がっているわけでもなく、寧ろ、向上しているみたいなので、
そういうシーンもすっ飛ばさずにちゃんと見ている。

今回の555も、そういう意味では、スーツアクターの皆々様の快進撃が
そりゃ、物凄く美しくて、それに惹かれて連続視聴を決めたくらいだから、
JACも未来があるぞ♪ ということになる。


今回のお話は、まぁぷよ2の言う通り、逃してはならない回だったかもしれないけれど、
如何せん、納得のいかない点が幾つかある。
誉めてあげたい点も幾つかあるのだけど、それはまた後ほど。
まず・・・・。

①どうして、草加雅人ことカイザが啓太郎の家に住み着いて、皆と朝食を食っているのか?
・・・・謎です。大体彼は、大学まで通っていて、その大学の各運動部のキャプテンを
兼任するくらいに皆からもてはやされていて、確かに育ちは貧乏だったかもしれないけど、
それまでに住んでいた家があるはずなのに、どうして、あの食卓を囲んでいるのか?
そして、一緒にいる意味なんかどこにあるのか、さっぱりわからない。
・・・・と、その前に、設定問題上、かなり鬱陶しいキャラとして登場しているので(爆)
余計なことで揉めるきっかけをわざと作ろうとする、そういう作為的なやり方が
あたくし自身、とっても気に食わない(爆)。もっとシンプルにいこうぜ。
龍騎がややこしかった分、シンプルにいってほしいのだよ(笑)。


②クレインオルフェノクこと長田結花の普段のファッションセンスはいかがなものか!?
彼女は美人だと思うのですよ。身体的にとても眼球が大きくて、彼女が睨みをきかせるシーンは
とりあえず素晴らしいし、無言シーンでの彼女はとかく美しいのだけど、
コレは彼女の責任ではなく、スタイリストの美意識に問題があると思うのだけど
今週から、来週にかけて着させられている、あのデニムのスカートにスニーカー・・・・( ̄∇ ̄;)
萎えた(爆)。
彼女は特別足が細いというわけではなく、寧ろ肉感的で、今までに着ていた衣装も
特別、短いスカートをはかされていたわけではなく、膝丈の本当にノーマルな形の物ばかり。
そのへんは、なかなかこう、キャラクターに合っていてよろしいと思っていたのだけど
今週分後半にかけての、あの衣装は、絶対に頂けません。っていうかありえません( ̄^ ̄)
彼女が可哀想です。逸早く、もっと彼女のキャラを引き立てるような衣装を宛がってやって下さい。


③どこから盗んできたんだ!? あの安っぽい切り貼りCGは(爆)
あのねぇ・・・・。
前にウケたからって、まさか、龍騎の時に使用したCGをそのままコピーしてるんじゃないでしょうね・・・・。
ラストシーン。激しいバトルシーン・・・・などと公式HPにはございましたが、
あれ、絶対に龍騎シリーズで、ゾルダが使用したファイナルベントの「エンド・オブ・ワールド」ですよね?
ミサイルの軌道はラスト、カットアウトで次週持越しという、汚いコワザで隠してますが、
あれを見て、うちのぷよ2なんかは、もうはしゃいじゃって・・・・( ̄∇ ̄;)
壱クリエイターのあたくしに言わせるならば、同系シリーズという方針はともかくとして、
そんな中で二番煎じをやらかすのは、一番みっともなくて、情けない手法だと思っている。
同系シリーズならば、常に新しい何かを輩出するという、試練がそこには待っているのだから、
それを、CGスタッフは請けて立たねばならないのではなかろうか?
プライドとポリシーの欠片もない、あのラストシーンで、あたくし、一気に萎えました。


④「面白い♪ 暑苦しい♪」とぷよ2は喜んだが、物語として本当に面白いのか?
まぁ、スマートブレインの社長がここにいるとしたならば、今回の運びは
「中の下ですね・・・・」と言い切ることでしょう(爆)。
ぷよ2はとりあえず、あのラストシーンに興奮しきっているご様子なので、
彼の価値観はおいといて、自分の中で本当に面白いかどうかというポイントを考えると、
スマートブレインの社長が言うであろう評価と同じ程度なのである。
物語をつなげるために、要所は押さえてあるけれども、①~③のポイントがすごく気になって
そこがマイナスポイントに直結してしまうのだ。
川で、敵味方逆の捜索人を拾ってしまう・・・・ってとこから、もっと広げられなかったのかよ。
簡単に、元の場所に戻ってしまうんだったら、最初から、啓太郎にタックンを発見させれば
もっと今週分だけで、面白いものが作れただろうに・・・・嗚呼勿体無い。




こんなことを考えつつも、ちゃんと「イイ♪」と思うところも多々あったけど(笑)。


①川に落ちたタックンの浮かび方(爆)
いやぁ・・・・人間って、本当に水に流された時、あぁいう間抜けな格好をしてしまうのかも、
と、妙に納得させられた1シーン。
イケメンナイスガイが、顔も曝さずに、案山子みたいな格好で水に浮いているシーンは
ある意味、ナイスでした。
もしあれが、スタントだったら、速攻、テレ朝に抗議です( ̄^ ̄)
塩谷は頑張ってたぞ。水に入った時、沈みそうになりながらも頑張ってたんだ。
半田も頑張れ!!


②タックンの寝姿の美しさ♪
さすが、ジュノンボーイグランプリを獲り損ねた(爆)だけあるなぁ・・・・。
美しいよ、彼は。イケメンナイスガイだよ、彼は。
長田結花によって川から引き摺り揚げられ、彼女のピンク色のカーディガンをかけられていたので、
一瞬、誰だかわかりませんでした。
むむっ!!? 新しい主要女性キャラの登場か!?と思っちゃったくらいです。
半田さん・・・・来週から、あなたの人気は一気に泉くんを抜きますよ(爆)
彼がシルクのパジャマを着ていても当たり前な感じがするけれど、
キミがピンクのカーディガンであそこまで美しい姿になるなんて、きっと誰も予想してなかったから(笑)。


③クレインオルフェノク・・・・更に4人殺る(爆笑)
まぁ、このお話・・・・普通の人間よりも、オルフェノクと分類される、半怪物の人間の方が
心理的に、人間臭いんですよね。
普通に恋をしたい・・・・だとか、
人間らしく生きていきたい・・・・だとか、
人を傷つけるなんて嫌だ・・・・だとか。
理想論も、半怪物だからこそ、何となく美学に聞こえるから不思議です。
そんな中、今まで、20余名は殺してきたかと思われる、クレインオルフェノクこと、長田結花。
彼女は、暴走すると止まりません(爆)。
一旦、彼女の気に触るようなことをすると、瞬殺されます(爆)。
彼女は人間を殺すことにとっても罪を感じているのですが、実は現行オルフェノクの中で、
一番人間を殺しちゃってる、「いいオルフェノク」なんですよね(笑)。
スマートブレインの社長が見たら「上の上ですね♪」と言いかねません。
彼女は、変身してしまってからも、泣きながら殺しちゃいます。
凄いですよ。スーツアクターにその身を譲ってからも、涙流してるんだから。
そうか、あそこがクレインオルフェノクの目なのね・・・・と妙に納得した1シーンでありました(爆)。




最初、あれほどウザいと思っていた、啓太郎が、最近では特に鼻につかなくなってきた。
何でかっていうと、それを凌駕するウザいキャラクターが続々登場しているからである。
アギトで北条さん役をやっていた、山崎さん・・・・あなたもウザい(爆)。
あぁいう役がお似合いだ♪というのも、やっぱりどうかと思われ・・・・。
いくら役柄上とはいえ、イェーツの詩集を普段から持ち歩く変人さ加減は、
明らかに啓太郎の上の上を行く・・・・(苦笑)。
彼は、いい人の役とか来ないんだろうか・・・・? 心配です(爆)。

そして、今回。ヒロイン役、園田真理を演じる芳賀優里亜ちゃん。
あなたが昨今の仮面ライダーシリーズのヒロインの中では、一番安定している。
もっと年かと思っていたけれど、設定上は16歳で、オマケに本人も16歳なのね。
びっくりしたわ。演技も安定しているし、表情筋もとっても豊かだし。
あなたは今後、事務所の方針によっては大ブレイク間違いなしよ♪
問題は、クレインオルフェノクこと長田結花を演じる加藤美佳(よしか)ちゃんよ・・・・。
難しいところに立たされちゃって・・・・。
でも、芳賀ちゃんよりは明らかに美味しいポジションにいるので、頑張ってちょうだいな♪


こんなことを考えて、ぷよ2に真夜中に電話をする。

「てっめぇ~!! あれのどこが面白いんじゃっ!?」

すっごく、はた迷惑です( ̄∇ ̄;)
自分の手違いで、ビデオ借りといて、その相手に言う文句じゃないと思う(爆)。
はぁ、以後気を付けたいと思います(苦笑)。


そんなこんなで、本日(金曜)の朝刊にとっても面白いものを発見した。

↑とにかく押して!!福井市民以外の皆さんも!!

ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!
もうねぇ・・・・腹が捩れるかと思った。
しかも、市内の学校を巡業するんだってさ(爆)

↑誰か、代わったげて(爆笑)

市の職員の皆様、本当にご苦労様ですm(_ _)m
地球の平和は、皆で守りましょう・・・・心に沁みる一言ですわ(爆)。


2003年05月07日(水)
佐藤仁美が芯なら面白いのに・・・・


昨今のドラマとか映画とかを見て、ふと思うところがある。


皆様・・・・佐藤仁美という女優さんをご存知??


現行のドラマでは、「顔」で、仲間由紀恵の後輩似顔絵捜査官の役で、ゲスト(?)出演していました。
前クールでいくと、月9「いつもふたりで」にも出演。
もっと、ずっと昔に遡ると、「ビーチ・ボーイズ」で、広末涼子の同級生役をやったりしていました。


雰囲気でいうと、高橋由美子をもっと庶民的にした感じ。
あたくしは彼女のことが好きですね。<佐藤


ところが、彼女・・・・。
例えば、広末の友達役であったり、誰それの後輩役であったり、
誰それの同僚であったり、常にバイプレーヤー。
美味しい役どころではあるのだけど、今ひとつ、彼女の認知度が低いような気がするのは
あたくしだけだろうか・・・・。
プロフィールを見ると、おやまぁ、名古屋出身だそうで(笑)
デビュー作は「中学生日記」という、名古屋人が芸能人になっていく王道というか
ありがち街道をやってきたわけだけど、(竹下景子とはまた別よ)(笑)
その「ありがち街道」は割と脱線しやすくて、なかなかこう、あの番組から全国区に進出して
サヴァイヴしていくのは難しいのである。
(別に「若プロ」非難をしているわけではない。)
(彼女は今、ホリプロ所属だし♪)


名古屋人が初めて「芸能界」を身近に感じる番組というのがこの「中学生日記」。
うちら岐阜県民は、所詮、愛知県の付属都市みたいなとこがあるので、
この番組に出演している子達はあんまりいなかったけれど、
それこそ、名古屋の中学生にとって、ここから全国に行けるか否かの登竜門的番組である。
ぷよ2に聞いてみると、やっぱり同級生の中に1人は
「中学生日記」に出演したことがあるなんて子が普通にいたらしい。


で、だ。
件の佐藤仁美も、この番組を経て、全国へ飛び立った1人というわけ。
彼女にスポットを当てた回もあったんだそうだ。
そりゃ、原石状態でも、彼女は平均以上の魅力があったろうし、
あたくしはこの頃のこの番組をあんまり見ていなかったので、当時の彼女がどうだったかというのは
知るに至らないけれども、何となく、想像はつく。
きっと、目立っていたに違いない。

それが、いざ、全国に仕掛けるや否や、バイプレイヤーから上へ突き抜けていけない。
これが、「所詮、名古屋」の実情でもあるのだ。
初っ端から、全国で売り込みをかけた名古屋人(まぁ、瀬戸朝香だとか加藤晴彦だとか)は
それなりに芯をはったり、看板番組があったりして、そこそこのサクセスを手に入れていたりしているが、
佐藤仁美は、そういう意味での華がない。

可愛いのだよ。
魅力的だとも思うし。
だけど、佐藤仁美という名前を出して、「あぁ、あの子ね」とすぐにわかる人が
どれだけいるかというのが、やっぱりキーポイントになってくる。


売り時・・・・つまるところ、彼女が高校生とか大学生・・・・華やかな時代を演じる時に、
強敵がいたということになる。
広末であったり、まぁ、オスカーとかイエローキャブとかがイチオシでどかんとお金を積むような
グラビア出身の女優がいたり、同じホリプロの中で彼女と同期もしくは一期違いにすごいのがいたか
何らかの理由で、彼女がバイプレイヤーになっていった経緯があるはずだ。


今、調べてみた。彼女がグランプリをとった回で、新山千春が特別賞を獲っている。
これが理由か・・・・。んで、特別賞の方がキャラ的に強かったから、
売れちゃったんだな(苦笑)・・・・バラエティとはいえ。

大体、ホリプロのスカウトキャラバンでグランプリをとっているにも拘らず、
こんなポジションにいるなんて、ある意味で面白い逸材だとあたくしなんかは思うわけ。
現場での振舞いも容易に想像もつく。
あたくしがもし、力ある演出家だとして、キャスティングに手を出せる立場だとしたら、
まず間違いなく、彼女は面白い抜擢起用をして使いたいと思う。


面白いことに、結構有名どころのドラマや映画、CMにも起用されているにも拘らず、
彼女の影は薄い。
プロダクションも、日本で1、2を争う、大手だ。
なのにどうして・・・・? というふうになる。
今は、舞台がかかっているらしく、あまりテレビには登場していないらしいのだけど、
舞台がかかるということは、それなりに実力派と見做してよろしいのではなかろうか?
実に面白いポジションにいる女優さんだと思う。


学園ドラマで芯をはれなくても、それ以後、他の分野でぐんぐんと名を売っている人たちは
沢山いる。
え・・・・?こんな人まで、学園ドラマに出てたの??みたいな感じで、
それをきっかけに、ドッカン現象を引き起こした俳優さんも沢山いるのだ。
例えば、小池栄子。
彼女は「ナオミ」に生徒役として出ていて、この頃はバイプレイヤーだったが、
生徒役で主役級だった女優さんを押しのけて、今やバラエティなどでガンガン活躍している。
逆に、小嶺麗奈なんかは、クラスの芯にいたはずなのに、いつの間にかバイプレイヤーになってしまった。


ず~っと、バイプレイヤーでいる佐藤仁美に、面白い芯を与えてあげたい。
誰かの友達役とかじゃなく、ゲスト出演の犯人役とかじゃなく、
彼女が芯になって動く作品を是非見てみたいのだ。

それこそ、近頃めっきり老け込んでしまった感は、高橋由美子と同じ道程を歩んでいる気がして
とっても気の毒なんだけど、彼女はもっと面白い、もっと輝く・・・・
あたくしはそう信じていて、今後の活躍を切に願うのだ。

↑そのうち売れるんだろう(爆)


2003年05月06日(火)
闘え!起動戦士アサミンジャー 「神の存在」の巻 
大体、医者と患者が一緒になって他力本願ってどうよ!?


毎度。
特に問題なく、GWをやり過ごし、微熱その他生理痛のすっげ~の以外では、
極々健康体のアサミンジャーです。
夜12時前には必ず寝つき、そして、朝には必ず起きるという生活リズムを掴みかけているので、
なるべく、そんな生活が続いてくれればいいなぁと願いつつ、本日、実に3週間ぶりに
オーアエに会う。


彼に会う前、1時間ほど、サナエに会って、話をしていた。
彼女から結婚祝い用の色紙の注文も入っていたので、出来上がった作品を手渡すためでもあった。

彼女は意外とそれを気に入ってくれて、あたくしは何とか胸を撫で下ろした。

彼女の方が色彩的センスにおいても、ミザンス的美的感覚においても、
とかく、「美術系」のことに関しては長けているのだ。
その彼女を納得させる作品でなければならなかったので、気合と感性の両方が求められ、
なおかつ、自作の短歌も決して手を抜くことは許されないのだから、
彼女からお金をもらうというのは、ホントはとても凄いことなのだ。
・・・・たとえそれが、500円だとしても。


彼女は、身につけるものや自分の部屋に置くもの、その上、自分の手から誰かに何かを送る場合にも
かなりのこだわりを持っていて、それなりに高価なものだったりもするのだけれど、
金額は後からついてくるもので、彼女は自分の美意識やセンスに叶わないものは
それがいくら安くても、絶対に手を出さない。
彼女が身につけているものは、そこらにあるようなものに見えて、
実は一点モノだったりとか、それなりにお金がかかっていたりとか、
逆に、とんでもなくお買い得なものだったり、とにかく両極端なのだけど、
センスはかなり良い方だと思う。


それは、あたくしの目から見た限りの所謂「私見」だけれど、
絵を描く才能だとか、色彩的な配置のセンスだとか、
そういうものが日常生活にきちんと密着しているというのは、やっぱり素晴らしいと思うのだ。


まぁ、彼女のことを褒めちぎっても、あたくしの作品の付加価値が上がるというわけでもないし、
このへんでやめておくけれど(笑)、彼女はきっとあたくしがへなちょこな作品を持って現れたら、
その現場で、色紙をつき返すか、破り捨てたことだろう。
そういうヤツなのだ。
彼女は、きちんとあたくしに500円支払ってくれて、色紙を眺めて納得してくれた上で、

「お金はちゃんと取らなきゃダメよ。アーティストなんだから。」

と言った。
昔馴染みの友人に対しても、こういう態度なのだ。
だからこそ、信頼して自分の作品を評価してもらえる相手なのだけど・・・・。

「これ以上、価格を下げない方がいいわ。安売りは絶対にしちゃいかんよ。」

こうも言った。アーティスティックなことに関しては、やっぱりシヴィアな彼女なのである。
サナエは今、全く別の仕事をしているが、その仕事をしつつも
別の検定を取ろうかと思案中なのだという。


図らずとも、あたくしがアーティスティックなことを生活の一部に取り入れていて、
元々、センスも実力もあったはずの彼女が、全くそういうのに触れない仕事をしている。
あたくしがやっていることは、彼女にしてみれば「隣の芝生は・・・・」ということにもなるのだろう。
ちっとも稼げていない、「無職」状態のあたくしのことを、彼女は「それは当たり前の姿だ」と言う。
アートに近づけば近づくほど、そういうふうになるのだというのを、
彼女はきっと、体質的にわかっているのかもしれない。
あたくしはそれを、体質的にも本能的にも理解できなくて、苦しんでいるのだけど(苦笑)。


帰りがけ、あたくしの自転車を見て、彼女は「おぉ♪」と目を輝かせた。
5500円の新車なのだ( ̄^ ̄)と自慢してやると、更にはしゃいだ。
やっぱり彼女は、金額では動かない。
自分のセンスだけを信じて、常に動いている。
そこがすごい。そういうのが素晴らしい。






あたくしは、誉められた新車を連れて、すぐ近くのクリニックへ向かう。
30分待たされる(爆)。
オーアエには報告したいことがいっぱいあった。
いわば、この間の日記にも書いたような、セックスがらみの発作がなくなった経緯とか、
それをどうしてだかを色々考えていたんだだとか、色々・・・・。
そして今までのセックス観とかも話し始めると、オーアエはペンを放り投げて、こんなことを言いやがった。


「あなた、それはセックスの神を冒涜してるね。」

「何それ( ̄∇ ̄;)」

「まぁ・・・・そんな神様がいたならね(笑)。」

「頼むからそういう、いかにも信心深そうなフリだけはやめてよ( ̄∇ ̄;)」

「別に信心深いわけじゃないさ。バッカスの神もいるっていうんだから、
セックスの神なんていうのもいてもいいかなって・・・・(爆)。」


「( ̄∇ ̄;)・・・・あのねぇ。」

「とにもかくにも、あなたは頭で考えすぎなんだよ。
オルガズムを感じたことで、どうしてそんなふうに考察を始めちゃうんだよ?
普通に受け止めればいいじゃないか?」


「今までがそうじゃなかったから、こうして報告してるんじゃん。
それに、あたしが考察しているのは何も発作に関することだけじゃない。
女性に関する考察なんだよ。」


「何? どうしてそんなことが必要なんだよ?」

「だって、芝居をやっている時、最低限必要なものって、
オンナであることなのよ。演じるのは最低限女性だもの。
女性がわからなくなったら、女性を自分の中で作り出さなきゃ、いつまで経っても
演出からOKなんか出やしないわ。」


「ほぉ・・・・なるほどね。じゃあ、例えば・・・・
自分で誘っておいて、やっぱり気分が乗らないから、バイバ~イ♪って
逃げてくることとかはしなかったの?」


「しなかった。こっちも必死だったからね。」

「バカだなぁ・・・・そういうのをして、悪女チックなのを芽生えさせれば
コトはもっと簡単なのに・・・・。」


「あのねぇ、先生。この場合、悪女っていうのは・・・・」

「わかった、わかった(笑)。・・・・しかし、あの暗黒ヤロウが出てくるチャンスが
そうやってなくなっていったというのは、これはちょっとまた考えねばならないな。」


「あたしは発作さえ出なければそれでいいんだけど。」

「根本的に治ったとは言い切れないからなぁ・・・・。
実に難しい状況になったとも言える。」


「・・・・やっぱりなぁ。先生はアイツのことに興味津々だったから
出てこなくなったり、消滅したりするとつまんないとか思ってたんでしょ。」


「あははははは♪ まあな( ̄^ ̄)」





あの時の日記には、これが治療への突破口になればいいと
自分に思い込ませるようにして書いたけれど、
オーアエに話せば、所詮はこんなふうに言われるんだろうな・・・・と確信はしていた。
ある意味で、本性や根底の部分での捌け口を封鎖してしまったのだから、
オーアエには、あんまりいい顔をされないだろうと心のどこかで思っていた。

でも、まぁ、あたくしとしては発作の回数が減るのは、単純にありがたいことだし
身体的にも精神的にも負担が減るのは、それだけで幸せだったりする。
周囲に迷惑をかけなくて済むし、自分も苦しまずに済む。


本当にセックスの神様なんていうのがいるのなら、膝をついて拝むから、
今までの冒涜を許していただきたいものだ。
医者と患者の2人は、どうやら同じコトを考えていたようだった(爆笑)。


あと、ミュージカルのオーディションのことも相談した。
ひょっとしたら、このまま芝居をやらないままの方が、精神的に健康でいられるんじゃないか・・・・
と、余計な心配をしていたのだ。
発作の回数も減っていることだし、余計な刺激はやっぱり避けたほうがいいのかな、とか。
そしたら、オーアエは無責任にも

「やれ!やれ! どんどんやってこい♪」

と言った。
この言葉を本当に信じていいものかどうかわからないけれど、とりあえず、
応募だけはしてみようと思った。
何が起こるのかはわからないけれど、オーアエは暗黒ヤロウを引きずり出すきっかけが欲しいのだ。
あたくしも、売られた喧嘩は買う方なので、乗ってみることにする。
ここまでくると、本格的な「勝負」だ。
あのオトコ・・・・オーアエにだけは、何でか絶対に負けたくない。屈したくない。






それから、ちょっと話は逸れて、前回ここを訪れた時にバッティングしてしまった
中学の時の同級生のことを少し話した。
実は同じ高校を受けて、彼の方だけ落ちてしまったこととか、
実は彼が進学していった私立高校から、あたくしと彼は同じ大学に行っていたことになるのだとか。
・・・・って、おいおい、オーアエよ。

↑やっぱり彼は「守秘義務」という言葉が一番似合わない(爆)

オマケに、今日の診察がいつもより2時間も繰り上がっていたのは、彼の粋な計らいでも何でもなくて、
たまたまだったそうだ( ̄∇ ̄;)

「次回から考えて、なるべくぶつからないようにしてあげるよ♪」

彼はそう言ったが、実際にそういう計らいを計算してできる人間にはどうしても見えないんですけど。

「今度会ったら、こっちから明るく挨拶してやれよ♪
きっと彼のトラウマになるかもしれんけど(爆)」


ヤです( ̄^ ̄)
彼はともかく、あたくしのトラウマになったらどうしてくれんだよ。
自分の患者のトラウマを「(爆)」で片付ける精神科医なんて、ホントどうなんだか・・・・。

セックスの神様の存在を信じている彼に、幸多からんことを祈る(爆笑)。
オーアエは、真の意味で、責任転嫁の天才だと思った。
・・・・見習いたいが、ああいう人間にはあんまりなりたくないかも(爆)。


2003年05月05日(月)
終わる


魔の黄金週間がやっと終わる。
明日は病院。
時間帯が2時間も繰り上がっている。


・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。


何でだろう??


暫し考えた。


やっとわかった(爆)。

↑「守秘義務」という言葉が一番似合わなさそうな医者(爆笑)

知り合い同士が、示し合わせずバッティングする精神科(おぉ・・・・今は心療内科か)なんて
あんまり行きたくないもんな( ̄∇ ̄;)


多分、明日はサナエと会ってきます。
多分、ヤツのことなので、本当に会えるかどうかはわからないけれど(笑)。
だからといって、彼女を恨んではいけない。
うちらは、そもそもそういう仲なのだから。

さ、あたくしは「ヤヌスの鏡」でも見てから、寝よっと♪


2003年05月04日(日)
人ごみなんて大っ嫌い( ̄^ ̄)


大体・・・・・・・・・。
どこへ行っても黒山の人だかり状態な、ゴゥルデンウィークなどという
謎の連休制度・・・・。あたくしは、子供の頃から「学校が休みだっ♪」ということ以外では
あんまり嬉しくない制度でした。
外出先では、自分よりうんと身長の高い人々にもみくちゃにされて、
ダウン寸前。そんな状況からようやく抜け出て、両親が「こんな日くらい外食を・・・・」
言っていてくれるのに、あたくしの心中は「こんな疲れた日こそ、家でお茶漬けを・・・・」
いった感じだったのです。<大人っぽいのを通り越して、ババ臭いような( ̄∇ ̄;)


ヤな子供・・・・(-。-) ぼそっ


要するに、あたくしのアゴラフォビアは別段、今に始まったことではなく、
幼少時代から、その片鱗を見せつつあったということですなぁ。
そんな時代は、人込みに行ったからって、どうしてそれが病気なんだ!?
という了見だから、あたくしもそんなのが病気に繋がるだなんて思ってなかったし、
そもそも、人が集う場所というのが嫌いだったのだ。


あれ、あれ・・・・。
小・中学校恒例の、全校集会とか運動会とか・・・・。
あれもねぇ・・・・それこそ貧血で倒れることはなかったけれど、
うざっとした中にぎゅうぎゅうの鮨詰状態で、貧血状態というよりかは酸欠に近い状態。
しかも、小・中・高と、全校生徒はやたらと多い時代だったので、生徒同士が密着すような
体育館集会なんて、気の遠くなるような感じだった。
唯一、救いだったのは、学級委員とかを歴任してきたせいで、
身長は背の順でいうと後ろの方のクセして、列の一番前に居座っていられたこと。
運動会、体育祭など屋外集会系も、何かしらの役員をやっていたので、
列の一番前だとか、特設テントの下だとか、そういう位置を常にキープしてきた。
優等生をやってきてよかったと思うのは、こういう時だけなんだけど・・・・(トホホ)。

高校時代は、背の順なんか関係なかったので、割と空気の通りの良さそうなところを
ゲットしたりして・・・・。
もしくは、「ちょっと機材の様子を見てくるわ♪」と尤もらしい理由をつけて、
体育館下手の2階に間借りしていた部室とか、調光盤の近くにそれっぽくスタンバイしていたりと
全校集会を抜け出す画期的な手口を考えるのに忙しかった。

高校3年の時、とある日の全校集会で、生徒全体がダラダラとしていたのを、うちの担任(体育)が
仕切っていた。まぁ、当時、若手でシャキシャキしていた方の男性教員だ。
前の方を陣取ると、居眠りもできないので、皆、前の方を嫌がるのであるのだが、そこは先生( ̄∇ ̄;)









































「お~い!!3年4組!!(うちらのクラス)
並ぶのが遅いっ!!!
お、日野っっ♪ お前、さっさと前に出て来い♪」

































と、このような「名指し」という汚い手で、生徒を並ばせていました。
しかも、マイク使って、大音量で、自分の名前を呼ばれたとあっては、
列中央、生徒の並びが一旦途切れる、空気の流れ的には最高のポジションに居続けると、
全校生徒はあたくしの顔・名前をその他の行事などで知っているので、一斉にこちらを振り向くのである。
そんな中を、悪友サナエに慰められ、諭され、最終的には「諦めろ」と言われ、
ずるずると引っ張ってかれて、列最前に落ち着くのが関の山なのであった。
(この間、一度集めた注目は外れることナシ・・・・( ̄∇ ̄;))
(何故なら、先生があたくしの名前をフルネームで呼び続けるからである。)
この頃になると、全校集会サボリ組のスポットは、演劇部の後輩たちの手に渡っていたので、
我々には逃げる場所などなかったのである(トホホ)。
それこそ、訓辞を述べる校長の真上に金ダライを仕掛けるべく、キャットウォークでもいいから
予め逃げ出しておいて、昼寝でもしたかったのだけど、
そこにもいつしか先客が居つくようになり(どんな学校だっ!?)
ますますあたくしは、こういう全校集会的集まりが嫌いになっていくのであった。

しかし・・・・。
キャットウォークにも先客がいるような学校って、一体・・・・。
ちなみに、うちの高校のキャットウォークは、端の方に皹が入っていて、
見るからに大変危険な地帯でした(爆)。

※キャットウォークというのは、照明とか吊りもの系とかを仕込んだり
 または仕込む際の足場のことを指す、舞台の天井裏みたいなところで、
 普通の学校のステージでも、大体高さは3~4mほどあるかと思われる。
 落ちると、即死・・・・とまではいかないが、かなり痛い、というのが
 一番人間心理的に恐怖を誘う。
 「何やらと煙は高いところが好き」などと、古人も言っておられるとおり、
 うちらはその「何やら」の方だったので、ここで、昼寝や鬼ごっこなど、
 とても命知らずなことをしてよく遊んだものだ。




このような「閉塞的空間」は別に大丈夫なくせに・・・・寧ろ大好きなくせに、
人込みは嫌い・・・・。
アゴラフォビアは、直訳すると「広場恐怖」と訳されるのだけれど、
実質は、広場が怖いんじゃなくて、人込みがダメという症状の方が圧倒的に多いらしい。
あたくしなんか、それこそ、何にも吊り込んでいない舞台とか、誰もいない客席とか
そういうガラ~ンとした空間は、別段何ともなく、やっぱり寧ろ好きで、
逆に、キャパ500人以上クラスの劇場が完売状態で、
先方の計らいで、客席のトチリ段ドセンターあたりに自分がいると、すごく落ち着かなくて
観劇どころの騒ぎではない。

※トチリ段というのは、「いろはにほへとちりぬる・・・・」と前列から数えていって
 丁度、6、7、8列目に当たる。
 ここがいわば、特等席で、ゲネプロで演出家が最終的にミザンスを図ったり、
 役者にダメ出しをする時にデスクを構えるのも、この辺のドセンター席になる。
 近すぎず、遠すぎず、そして全体がよく見え、役者の表情もしっかり見え、
 劇場全体に声が届いているかを見るのにも、絶好の席というわけ。
 だから、特別招待客とか、ちょっぴり偉い人なんかは、こういう席に通される。





今年のゴゥルデンウィークは、そういった意味では大変平和でした。
何故なら、ぷよ2「休みの日こそ稼ぎ時!!」とバイトに精を出している風だったし、
それまでに所用で結構、稼ぎ時に臨時休暇をもらっていたりしたので、
ここぞとばかりに、それを挽回すべく、働こうと頑張っていてくれちゃってるのである。
あたくしが予め、どっかに遊びに行きたい♪ などと言わないことはわかっているので、
わざわざ、人が多くて、どこ行っても特別料金で高くって、
「何でこんな日に・・・・(T^T)」と、気分最悪になるのはあっちも嫌みたい。
それでなくとも、こちとら365連休。向こうも、ウィークデー休日。
どこかへ出かけてふらりと入ったレストランでも、大概ランチは安いし、
アウトレットモールに出かけても、誰彼にぶつかることなく自分のペースで歩けるし、
疲れても、喫煙所が買い物待ちのパパたちでいっぱい・・・・ということは、まずない。
もう、マイペースまっしぐら。ストレスゼロで行動できる。


こんな生活をしているので、他人様が休日を取っている時は、あたくしらは大人しくしているのです。
家でビデオをまったり見たり、ぷよ2に至っては、ここぞとばかりに働いたり。
あたくしも、昨日、サナエから注文が入っていたので、
詳細メールを読みながら、インスピレーションで浮かんだ歌を
朝っぱらから、アーティストを気取りながら、指とか筆とかで色紙に書き付けていました。
今月、初めて仕事した(爆笑)。


そんな殊勝なこのあたくしに、朝っぱらから突然の悲劇が舞い降りたことも付記しておかねばならない。

↑前後の番組はガッツリ撮れてるのに・・・・。

悲劇というより、不思議現象ですわ。
この日、あたくしは本当にやることがなくて、弟が遊びに来たのをいいことにカラオケに行った。
数年前まで、GWといえば2時間あたり、このド田舎だからこそ¥5000は取っていたのに、
今は安いのねぇ・・・・。3人で、一人頭¥600円弱だった。
ん・・・・?どうして3人かって?


サヨコも大はりきりで参戦したのさ(爆)。
しかし、その大はりきりもから回りし・・・・

↑たまに行くと、コレかよ(爆)

何とか事無きを得ましたが、モーニング娘。や氷川きよしをかなり熱唱した後での出来事だったので、
彼女は蒼ざめていました(笑)。

カラオケ屋さんは確かに繁盛している模様で混んでいましたが、
あたくしらが通されたのは、割と広くて、まったりとできる、和室仕様の部屋。
ナイス、店員♪
この日、あたくしは3時間しか眠れていなかったので、「こち亀」が終わる頃には
ねむねむモード。薬流し込んで、とっとと寝ました。
12時間寝られました。満足です(爆)。


2003年05月03日(土)
ツイてるね♪ノッてるね♪


・・・・・・・・。
こんな昔の中山美穂の曲のようなこと、ここ数年あったためしがない(トホホ)。
ここ数日の流れで、色んな占いに手を出してみたところ、
あたくしの今年・・・・29歳という年は、「大殺界」というんだそうで、
(活字にすると、いかに恐ろしいかが一目でわかるのも恐ろしい( ̄∇ ̄;))
要するに、「何をやってもうまくいかないから、大人しくしてなさい!」という年なんだそうだ。


気晴らしに旅行に出かけるのもよろしくないらしい。
この年に出会う人は、自分に災難をもたらす・・・・だとか。


とかく、あんまりよろしくなさそうなことが、どのページを見ても書いてあったりする。
嗚呼。嫌だわ。景気悪っ。
旅行なんか、この間、すごい満喫してきちゃったじゃないの(核爆)!?
どうしてくれるのさっ!?
知ってたら行かなかったかというとそうではないけれど、
元々出不精のあたくしが、進んで外に出る理由というのは、大概「遊び」ではないので、
あの旅行も、そういった意味では、自分を高めるための「仕事」の範疇に入ったということにしとこう。
そうでないと、精神衛生上、よろしくないわ、ホントに・・・・。


そんな本日。悪友(爆)サナエから、いきなり携帯にメールが入った。


・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。


仕事の依頼である( ̄□ ̄;)!!
今度、友人が結婚するから、一筆頼むわ♪
とのことだった。


嗚呼・・・・。
久々の御注文・・・・。


年収でいくと、経費とかをさっぴいて、ほんの数百円ほどの利益にしかならんのではないか?
みたいな、あの「おみやげや」( ̄∇ ̄;)・・・・。
まぁ、あたくしが趣味でやってることなので、どうこう言ったものでもないけれど、
こんなふうに、たまぁ~に、ガツンとちゃんとした「お祝い色紙」を頼まれると、
気分は一気に、アーティスト♪
ノリノリなのである。


詳しい資料を送れ! と言っておいたので、今夜中に届くだろう。
そしたら明日から、創作活動に入っちゃうんだもんね( ̄^ ̄)


良いわぁ・・・・( ̄¬ ̄*)♪
五月晴れの空の下、外にも出ずに、部屋の中で筆を握りしてめているだなんて・・・・
なんてあたくしらしいGWの過ごし方なのかしら♪
人混みに出て行くなんてもってのほかだしぃ・・・・
夏日の暑さにやられて、途中でぶっ倒れるのなんてゴメンだしぃ・・・・
大体、どこ行ってもGW特別料金で高いっていうのは、納得いかないしぃ・・・・


そんなわけで、アサミンジャーはGWだからといって、どっかに出かけるなんて頭は全くなく
仕事だって、あるんだったらやりますがな♪ってなノリなのである。
(あるんだったらね)
でもって、仕事・・・・というか、こんなふうに頼まれごとをしているんで
嗚呼・・・・何て充実したGWなの♪ みたいな気分にもなれるのである。


ホントに、できるものなら、ありとあらゆる言い訳をしてひきこもっていたいこの連休。
そうでなくとも、ハッピーマンデーとか、超・鬱陶しい。
あたくしの好きなのは、平日の昼間、人も疎らなところでゆっくりとお茶をしたり、
買い物をしたり、少し歩いたり・・・・
普通は200人以上は猶に収容するであろう、大スクリーンをほぼ貸切状態で映画を見たり、
そういうのでないと、もうあたくしはお出かけできないのだ。
発作の回数が少なくなって、快方に向かっているようにも見えるのだけど、
その実、発作の原因になるようなものには絶対に近づかないように、懸命に努力しているのだ
というのをお察し願いたい。
微熱が高熱になれば、それだけでうつになるし、
結構、色んなところに要因が転がってたりして、これでも結構大変なのだ。


ただ、大変なことになる前に、さっと身を引く術は覚えたつもりだ。
予期不安の予期不安あたりで、すっと逃げる癖をつけたのだ。
だから発作を出していない。
本当は、これでは何の解決にもなっていないし、完治するには至らないのだけど、
当面の予防策として、身体の負担を軽減するのには有効な手段だった。
バカ正直に、全てのことと向き合って、精神をすり減らし続けると、
とんでもないことが起きるんだ・・・・そんなふうに前にも言われた事があったから、
せめて、向き合うのは自分の中に起こっていることだけにして、
なるべくそうしている間は、他のことを考えないようにしようとこれでも努力しているつもりなのだ。


ストレス・・・・。コイツと無縁な生活を送る方が現代では難しいとされている。
あたくしは、ひとりで色々と考えたり、ひとりでいることによって、
一時的に、コイツから解放される時間を確立させた。
確立させるまでに3年。
その3年は、まるで疾風のように過ぎていき、後には何も残らなかったけど・・・・。


ところで。
そんな我が家の本日の夕餉は、まるで「サザエさん」一家を彷彿させるような献立であった。

↑アサミンジャーはゆっかいっだなぁ~~~♪

たけのこもあったよ♪ あとしんじゃがも♪


2003年05月02日(金)
姓名判断の偶然


昨日の枠に・・・・「あたくしって、最低・・・・」と零したら、
先日もあたくしの日記をとても丁寧に受け取ってくれた某氏から、メールが来ていた。


彼はほとんどプロ並の腕前の占い師的側面を持っている方で、
あたくしも、在京時代、バイト先で某氏に懇意にしてもらっていた頃、
ホロスコープから四柱推命、姓名判断に手相まで、ありとあらゆる方法で
自分のことを占ってもらった経験もある。

そのメールには、あたくしの姓名判断と共に、「後悔しないように生きてみろ」みたいなことが
書いてあった。


・・・・うん。
後悔しないように、やれることはやってみるよ♪
覆水盆に返らず・・・・ではないけれど、過ぎてしまったことを悔いても始まらないということくらい
今までの経験で身に沁みてわかっている。



実は・・・・。
昨夜。しかも夜中。
あたくしは件のミュージカルのことでぷよ2に相談している中で、
名前のことも相談していたのだ。
あたくしは2000年の3月を以って、何か作品を発表するにあたって
本名を一切封印し、「日野夕雅」という名前を使用することを決意した。
今後、この名前は色々な影響を受けて変わっていってもいい名前だと思ったけれど、
当面の芸名・筆名はこれでいこうと決めて、なのに、今まで舞台に上がらずに来てしまい、
芸名・・・・というよりも、筆名のイメージが強くなってしまったわけだけど。


本名には何かと問題もあって、どの流派で見ても吉凶混合運だったりして、
どうも不安定なので、総画数で多少の悪影響が出ても、芸才面で良さが発揮できる画数なら、
陰陽が偏っていても、多少のことは目を瞑り、とにかく世に出す名前は
本名ではない方が良かろうということで、勝手に自己判断し、
この名前を自分で選んだ。


で、だ。
どうして、ぷよ2と名前の話になったかというと、
オーディションに応募するにあたって、
本名の方がよろしかろうか、それとも芸名で通した方がよろしかろうか、
そのことを話していたのである。
市民文化事業の一環のミュージカルだから、本名でいった方がいいのかしら・・・・?と
一瞬、戸惑いみたいなものを感じたのだけれど、
本名の封印を決意した時のことを思い出してみると、やっぱりもう、本名では舞台に上がれない。

そんなこんなで、結局、葉書には「日野夕雅」と書くことにし、一件落着したわけだけど、
ちょこっと発展して、「もし(万が一)うちらが結婚して姓が変わるとしたら?」みたいな話になったのだ。


あたくしは違う流派の姓名判断の本を2冊所有していたので、早速それを引っ張り出してきてみて
それぞれがそれぞれの名前になった時の画数と運勢をはじき出してみた。

すると・・・・。
ぷよ2はたとえ今の姓を捨てて、あたくしの本名の姓になったとしても
基本的に全体運やら、総体運みたいなものに揺らぎがなく、
今のままでもあたくしの本名の姓に改名しても、大した影響がないことが判明したのだけれど、
酷いのは、あたくしの本名の方だった。
今のままでも、吉凶混合の波乱運で、それは何も姓名判断だけでなく、
ホロスコープとか四柱推命とかからも判明しているので、もうどうしようもないのだけれど
改姓すると、波乱運が凶運になるのである( ̄∇ ̄;)
犯罪傾向やらが出てくる・・・・とか、突然の不幸に見舞われる・・・・とか、
今までに見た事もないようなこっぴどい結果が出たのである。


占いは特に信じる方でも信じない方でもないけれど、まぁ、気休め程度に・・・・
例えば、芸名や筆名など、後天的に
自らの力で変える事ができるもので運勢みたいなものが測れるのであれば
多少は・・・・というか、決定打が出ないときには頼ってみたりもするものだったけれど、
あんな結果が出ては、物凄く萎える(苦笑)。

オマケに・・・・。
とあるサイトで、2人の名前の相性占いをしたら、物凄く笑える結果が出たのである。

恋愛縁(2人は恋人になるか)
彼の気持ちは、彼女の、生活面とつながっています。(わかるわかる♪)
彼女の気持ちは、彼の、どこともつながっていません。(超・納得(爆笑))

結婚縁(2人は結婚するか)
彼の結婚縁は、彼女の、本能面とつながっています。(要するにビビッと来るかってことか)
彼女の結婚縁は、彼の、性格面とつながっています。(あたくしは性格を重視する傾向ね)

夫婦愛(結婚後の2人の愛情)
彼の愛情は、彼女の、どこともつながっていません。(あたくしを捕まえるのは簡単じゃないらしい)
彼女の愛情は、彼の、生活面とつながっています。(要は、食わせてもらえるかどうかってことか)

夫婦縁(2人は夫婦でいられるか)
彼の夫婦縁は、彼女の、性格、本能面とつながっています。(とことんフィーリングなわけね( ̄∇ ̄;))
彼女の夫婦縁は、彼の、宿縁、家風面とつながっています。(まぁ、結婚したらそういうものに委ねるわな)



もう、この結果を見ただけで、あたくしは爆笑してしまった。
正に、今送っている生活そのものが、全てコイツに反映されているではないか(爆)。
ぷよ2の愛情があたくしのどことも繋がりを見せないのは、
多分あたくしが、とてつもなく根無し草チックで、
こっちはいつ別れてもいい準備をしているのに由来している気もして、
すっげ~な・・・・見透かされてるみたいだぜ・・・・みたいな感じがしたのだ。
あたくしの愛情が、彼の生活面に繋がっているというのも、ホント、わけなしに頷けちゃって、
今、現在、あたくしが彼の生活設計にちょこちょこと口出しをするようになっているのも
将来、一緒になった時に、何の保証もなかったり、蓄えもないようでは、
あたくしは彼と結婚する意味を見出せなくなってしまうし、
ますます、舞台からも遠ざかってしまうような不本意な生活を強いられるハメになってしまう。
加えて、子供も作れない。だったら、あたくしたちに結婚は特に意味はない。
現実的なことを言うようだけれど、所詮、最低限のお金がなければ、結婚してからも
子供を持ったり、自分の好きなことをしたり・・・・というのも土台、贅沢で無理な話ということになる。


まぁ、この結果を見たのはついさっきなんだけど、
昨夜の時点で、あたくしはこんなことを話した。

「実はね・・・・。東京にいる時に、とある設計士の人に求婚されたことがあったんだ。
バイト先のお客さんで、年齢はあたしと一回りも違うの。
でもさぁ、もう家も車も持ってて、今の事務所以外のバイト的なデザインの仕事も
結構、大きなプロジェクトに関わってたりしててさぁ・・・・
結婚してからも、お金には困らないだろうから、芝居とか子供とかのことを考えたら
すごく条件が良いように思えたし、その人もすごくいい人だったんだけどさぁ・・・・
何でか『結婚』となると、全然、真実味がわかなくて想像も何もできないの。
周囲からも、まぁ冗談交じりだろうけれど『どうだ?』みたいなことを言われたりしたんだけど、
あの人との結婚そのものの想像がつかなくってね。
生理的に受け付けないってことなのかなぁ・・・・と思って、まぁあたしも若かったし
丁重にお断りしたけどね。」


確かにあの頃は若かったし、(確か24~5くらいのことだったと思う)
その分、選択の余地みたいなものがもっと沢山あるようにも思えていたのも確かだ。
保険をかけて結婚をしておいて、あとで早まったと思っても、
何だか簡単に離婚できそうにないなぁ・・・・と勝手に思ってしまったのは
向こうの押しが結構強くて、その強引さについていけないのがネックになったみたいだ。

そして、最も想像できなかったのは、その人と同じ寝室で寝ることとか、
その人の洗濯物をあたくしがしている姿だとか、その人の為に食事の支度をするだとか、
挙句、SEXをいたすことなどなど、結婚後、極々普通の夫婦生活が本当に想像できなかったのだ。



そんなことを話したら、ぷよ2は自分の理想論を話し始めた。

「あさみがやりたいことがあるのなら、仕事だろうと芝居だろうと、自由にやればいい。
主婦がしたいんだって言えば、そうすればいい。
それが嫌なら、家事は分担すればいいしね♪ とにかく相手には好きなことをしていて欲しいんだ。」


でもさぁ、コレって、ちゃんとダンナが稼いできている家庭でこそ可能な生活形態よね?
まだ結婚もしていないうちからおかしな妄想で突っ走るアサミンジャー( ̄∇ ̄;)
未だ定職が見つかっていないぷよ2のことを思うと、
最後の一歩が踏み出せない決定的理由は、やっぱり「定収入の有無に対する不安」が大きいわけ。

いくら、相手が「お金にならなくても好きなことをしてもいいんだよ♪」
と、言葉巧みに言ってくれたとしても、それが現実的に可能なのかどうかくらい
3年近くもつきあってくれば、結婚してなくても容易に想像がつく。
結婚そのもの、出産そのもの、育児そのものにいくらくらいのお金がかかるのか
あたくしは水面下で密かに調査しているのだけれど、
あたくしは今までにお勤めに出たことがないので、貯金らしい貯金はない。
全くのゼロ。
と、いうことは、だ。
全て、相手の懐具合にかかってくるというわけ。
もしくは、結婚後までも親の脛を齧らねばならない、情けない状況になるわけ。


今年中にバシッと決めてくれるそうだけど、はてさてどうなることやら・・・・(苦笑)。
でも、頑張って就職活動を黙々としているので、あたくしも無職なんだから、
例えば、結婚を考えているのだとしたら、尚のこと応援しなきゃなんだけどね。


まぁ、しかし・・・・姓名判断を引き合いに出して、自分たちの将来を見据えている時に、
別の場所で、あたくしの身の上を、
やっぱり姓名判断を引き合いに出して応援していてくれる人がいたという
この偶然は、単なる偶然じゃないような気がして、
「たかが占い」だったのが、一気に「されど占い」になってしまうのであった。

↑( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;)だわ・・・・(トホホ)

いっそのこと、ホロスコープやら四柱推命やらの運命すらも、ちょこっとは変えられたらいいのにな(笑)。


2003年05月01日(木)
最低だ・・・・あたし。


目の前に1枚のハガキがある。


自分の名前や住所や何やらを書いて投函すれば、
これがオーディション用紙になる。


あたくしがあれだけ拒み続けてきた、市民劇団系寄せ集めミュージカル。
稽古場も本番の小屋は別だけど、自宅から自転車で数分の場所だ。


一瞬、心が揺らいだ。
「やってみようかな・・・・。」


舞台にもう何年も立っていない。
自分の意識の中では、より高いクォリティーを目指してはいるけれど、
果たして感覚や身体がそれについていける状態なのかどうか、
それすらもわからない。
だったら、半年以上かけて稽古するこの企画に参加してみて、
身体を客に曝してみてもいいんじゃないか?

ついこの間も、伊東先生に

「地元でも、何かしらの活動ができるはずだろう?
 やりなさい。 存分にやりなさい!!」


と、言われたばかりだろう?


何を迷っているんだ?


どうして、飛びつこうとしないんだ?






・・・・最低だ、あたくし。
本当は、芝居がやりたくてやりたくて仕方がないくせに、
失敗するのが怖いんだ。
途中でぶっ倒れたり、リタイアして、今度こそ本当に復帰の道を絶たれてしまうのが怖いんだ。


この場所で、芝居の薀蓄をたれて、何とかその場しのぎをしているけれど、
役者としての本当の役割を全然果たしていないのだ。
だから、怖がってるんだ・・・・。


ホントに、最低なあたくし・・・・。
本当は、誰にも内緒にしていようと思ったのだけど、
この情報を新聞でゲットして、しばらくして、自室で胸がいきなり苦しくなって
発作が出そうになった。
だから、その日の夜、ぷよ2に相談した。

「やってみるべきだよ!」

と言ってくれるのを知っていて、わざとあたくしは彼に相談したのだ。
案の定、彼はあたくしの思っている通りのことを言った。
まだ、葉書は書いていない。締め切りまであと2週間ある。
そして・・・・

↑まだ送ってもいないのに、いろんなことが脳裏を巡る。

ずっと前に、名古屋の事務所のオーディションを受けたのだけど、
あたくしは即戦力にはならないと見做された記憶が甦る。
本当にあたくしは即戦力にならないとでもいうのだろうか・・・・?
あれだけの経験を積み、勉強だってトレーニングだってしてきた。
ただ、一時的に燃料切れを起こしただけで、あたくしはそういうふうに見られてしまうのだろうか?

まだ、この定員の中に入れたわけでもないのに・・・・
そしてオーディションを受ける資格も取得していないのに・・・・
あたくしはどうしてこんなにも不安がるのだろう・・・・?


最低だ、あたくしって・・・・。

あさみ


投票ボタンです。押すとアサミンジャーがはしゃぎます♪


あなたの毎日にずぅむいん・・・・

My追加




めーるはこちら♪

宿帖直通(BBS)