2005年08月31日(水)
トロと花火する


生活が不規則すぎて、この前日、そいつを少しでもリセットするために、
ぷよ2夜のゲーセンツアーに同行させてもらいました。
まぁ、あたくしは、アーケイドの「鉄拳」でいくら勝ち抜いても限界なんて見えているし、
そこそこ楽しめればそれでいいわけで、大垣の片田舎・・・・100円出さずともその半額で楽しめる
他のゲームをやってみたりして、適当に過ごしていた。
普段、そもそもゲーセンなんてあんまり行かないから、コツとかテクニックとか
各ゲームにある所謂「巧いやり方」っていうのは全然知らないんだけど、
この日、何だかよくわかんない「奇跡」が起きた(爆)。


このゲーセンには、所謂「取り物系」といわれる、クレーンゲームやミニフィギュアやキーホルダーなどが
獲れるゲームがフロア全体のおよそ半分くらいを占めている。
ぷよ2がゲームに夢中になっている間に、あたくしはその辺を隈なく散策して、

「お♪」

と、心ときめく景品に出会った。
「どこでもいっしょ」というPS系のゲームがあり、白ネコの「トロ」というキャラクターがいるってことは
めざましテレビをご覧の皆様にはよく知れ渡っていることと思いますが、
あたくし、長年、あの「トロ」にご執心でして・・・・(えへへ)。
いつも持ち歩いているピルケースにも「トロ」が刻まれているし(笑)、寝室には大きな「トロ」の
頭部のみのクッションもある(見ようによっては結構不気味(笑))。
その「トロ」のキーホルダーが、コレまた具合よくいい感じでひっかかっているボックスを見つけましてね。
まぁ、100円で1回チャレンジして、取れなかったらそれはそれでよしと思って挑戦したわけなんですよ。


コイン投入。
上から2段目の、甘い感じのところを狙う。
左から3番目の、正に「取ってくれ」といわんばかりの感じのところに、ジャストミ~~~~ット(爆)。
いざ、捕獲せん、白ネコ!!
と・・・・。

何ですかコレは!?
想定の範囲外のことが起きましたよっ!!
あたくしが狙っていたのは、一番手前の花火を持った「トロ」だったのに、
アームはどんどん奥へと侵入していって、都合、狙ったのより3つ以上奥の別の獲物をガッチリキャッチ。
そのまま戻ってくる動作中に、手前にひっかかっていた別の「トロ」たちをバラバラと下に落としながら
挙句の果てには、アームがつかんだのではなく、アームの上に乗っかった状態で、
取り出し口上空にやってきた・・・・のはいいんだけど・・・・。


( ̄□ ̄;)!! 落ちてこないし(爆笑)。


でも、アームに「引っかかっている」には違いないっぽいので、店員さんに言ったら
何の事はない、そのアームの上に乗っかっている「トロ」だけくれた(笑)。
実はこのゲーセン、取り物系のボックスの中に、カゴみたいなのを置いていて、
「この中に落ちたら、景品はさしあげますよ~♪」
というラッキーゾーンみたいなサービスをやっててくれるんだけど、
あたくしが都合、3つ落とした「トロ」たちは1個もこのカゴの中には入ってくれず、
でもひょっとしたら、場合によっちゃ「トロ」ばっかり4、5匹ゲットできたかもしれないと思うと、
それだけで笑いが止まらなくなり、早速、戦利品を片手にぷよ2(プレイ中)に報告。


「見て。獲れた♪」

「うぉ!! 100円(1回)で取れたん?」

「うん。ホントはあと2~3個手に入る予定だったんだけど、さすがに無理やった。」

「( ̄∇ ̄;) ・・・・つか、1回で取ってくるとはやるな( ̄ー ̄)ニヤリッ」

「まぁな( ̄^ ̄)」



この白ネコは、早速あたくしが愛用しているバッグにつけられて、可愛らしく笑顔を振りまくことになった。
あんなに設定が甘いんだったら、もう少しチャレンジして、色々取ってくるんだったなぁ・・・・と思えど、
奇跡はそう何度も起きない・・・・というのはいつも肝に銘じているので、あんまり欲張らず、
本日出会った「トロ」を大事にすることにして、いい時間でゲーセンを後にした。

↑夏限定だそうです(笑)

その、陳腐なんだけど思わず笑ってしまう安っぽい仕掛けが、妙にツボにはまり、
帰りの車の中でもひとりで笑っていた(苦笑)。
そういえば、今年は花火大会にもいっていないし、庭とか別の場所での手持ち花火もやってないので、
あたくし「だけ」の神様が、夏の終わりに「花火をする相手もおらんのか、ホレ」と、
適当な相手を見繕って、あたくしに与えてくれたのかもしれない。
その相手に選ばれた「トロ」よ・・・・しばらく、その可愛らしい笑顔で、あたくしの機嫌をとってくれぃ。

↑コレも夏限定だそうで( ̄∇ ̄;)

かつて、数々の「トログッズ」をこうしてゲーセンでゲットしてきたけれど、
100円(=1プレイ)で取れたためしはない。ムキになって挑戦を続けると、500円くらいがなくなる。
この日、正にその名のとおり「どこでもいっしょ」の運命を辿ることになった「トロ」。
オマエが一番安価で、一番面白いよ(笑)。解夏までいっしょに、花火しよう♪


2005年08月28日(日)
暑気の中の夢


ついこの間、ぷよ2


「カナダ留学中の夢を英語で見た!!」


と、ここ最近なかったこととして興奮気味に報告してくれた(笑)。
カナダから帰ってすぐくらいは、よく日本語と英語がごっちゃになった夢というのを見ていたらしいが、
それもかれこれ15年位前の話で、周囲やましてや自分までもが、ペラペラと英語を喋るなんてことは
夢の中とはいえ、しばらくなかったらしい。
クラスメイトの女の子とお友達になりたいがために(=恋人になりたくて(爆))
いらんことばっかを教えてくれていたらしい悪友に吹聴された、スラングで口説いたところ、
その女の子は烈火の如く怒張して、「誰にそんな言葉を教わったんだ!?」と彼に詰め寄ったらしい。
まだたどたどしい英語しか話せないぷよ2が、スラングをきちんと理解できる・・・・とは
その彼女も短絡的に考えて100%ないと確信したのか、彼を責めずに、
彼に言葉を教えたと見られる悪友を、凄い形相で追っかけまわしたらしい(笑)。←これらは全部実話。


しかし、そのスラングがきっかけで、実質的にぷよ2は彼女と仲良くなれて、
まぁ所謂「ステディ」になれたんだそうだ。世の中、何が縁になるかわからない。


「確かにあの時の口説き文句をスラスラと夢の中では言っていたはずなのに、
思い出せないんだよぉ・・・・起きた瞬間は確かに覚えてたんだけどなぁ。」


「そういうのは起きた瞬間に書き留めとかないと、ホントに忘れるよ(笑)。」

「カナダで実際に教えてもらったその時もさぁ、辞書で調べて『問題ない!』と確信して、
それで言ったのに、まさかあれがスラングだったなんて・・・・全然知らなくてさぁ(笑)。」


「確かに・・・・日本でも流行語とか若者言葉とか、あんまり使わない隠語とかって
辞書には載ってないもんね。そういうのは世界共通なんだねぇ。
で、和訳するとどんな感じの言葉だったの?」


「massive lip action・・・・っていってさぁ、直訳すると
『たくさん話がしたい』『仲良くお喋りがしたい』みたいなニュアンスで辞書に書いてあったから、
大丈夫だと思って使ったんだ。実際に彼女に言ったのは、もっとちゃんとした文章で長かったんだけど、
熟語としてポイントになるのがコレだったんだよ・・・・ここしか覚えてなくって(苦笑)。
夢の中では全文ちゃんと喋った記憶もあるんだけど、夢でも現実でも
まさか、彼女が激怒するほどイヤらしい言葉だなんて知らなくてさ。」


「( ̄∇ ̄;)・・・・そのスラングがわかんなくても、大体の予想がつくなぁ。
そのイヤらしさの度合いみたいなもんが(苦笑)。」



スラングがわからないあたくしとしては、「lip action」と聞いただけで、
まず淫靡な連想をしてしまう(爆笑)。
その淫靡な連想がまずまずはずれることなく、スラングとして使われていて、
バカ正直に、辞書にしか載っていない意味で使ってしまったぷよ2というのが、
その頃、如何に素直で、いきなり英語圏に投げ込まれて必死に生き延びようとしていたか・・・・というのが
手に取るようにわかるんだけど。
しかし、「粋な口説き文句を教えてくれ」ぷよ2に頼まれて、こういう言葉を教えてくれた
当時の彼の悪友というのは、なかなかジョークのセンスがあって、面白いヤツだなと感心すらする。
そこそこの語彙力がある人間が使うと、嫌味にもなり、セクハラにもなる言葉を、
英語がたどたどしいぷよ2にわざと言わせることで、ギャップを面白がっていたのだろう。
ハイスクールの男の子のレベルっていうのは、世界各国、似たようなもんなんだなと
少々興味深くもあった。


大体時を同じくして、あたくしの高校(同じクラス)にやってきた短期留学(大体2週間くらい)の
オーストラリア人少女に対して、同じ年頃の女の子たちは、
拙い英語や、彼女が知りたがっている日本語を巧みに駆使して、恋愛の話をしたり、
それぞれの土地の話をしたりして盛り上がっていたのだけど、異文化の少女に興味はあれど、
なかなか近づけない男の子たちは、世間話ではなくて、あれこれ策を練って彼女に近づいてたりしていた。

洋楽(英語)の歌詞がわからないから、教えてくれ・・・・と、
ウォークマンにカセットを入れてそれを彼女に聞かせて、歌詞の意味の解説を頼んだり、
オーストラリアで流行っているアーティストを予めリサーチして、彼女がそれを好きかどうかを
単純に質問している子たちもいた。
17歳にとって、異文化、言葉の壁というのは、意外と高いハードルのようだ。
日本の女の子は上手に口説けても、外国の少女にはそれが通じない。
普段は器用そうに見えて、実は無器用だったクラスメイトの男の子たちが、愛らしく見えた瞬間でもある。




話は全く変わるけれど。
この暑気の中、あたくしも珍しく記憶にきっちり残る夢を見た。
もう、高校野球も全国制覇の高校が決まって(とはいえ、色々とごちゃごちゃしているようだが)、
すっかり時期遅れではあるが、かつて、灼熱の球場のスタンドで野球の応援をしていた頃の夢だった。
きっと、凄く暑かったから、そんな夢を見たのかもしれない。
現実では、あたくしはチアの中にいたわけなんだけど、夢の中では、ブラバンのメンバー。
しかも、持っている楽器はアルトサックスという、なかなか渋い夢だった(笑)。
しかも、そのサックスは時にデジタルサックスに変わったりして、夢らしさ満載(爆)。
ラッキーなことにソロも吹かせてもらえていた。自分が思うよりも透き通るような綺麗な音が出るのだ。
ただ、チアガールも応援団もブラスバンドのメンバーも、盛夏だというのに
着ているものの露出が異様に少なく、冬物のようで、自分はそれを見ているだけで暑いのだった。
現実では、日焼けしまくって、Tシャツにテニススコート姿だったチアガールたちも、
まるで袴のように長く足がほとんど見えない黒っぽいスカートをはいていて、肌の色も真っ白。
とても印象的なシーンであった。
足を上げて踊る曲もあったのに、その部分の足の動きはほとんどそのままカットされていて、
日本舞踊のような振付だったのをよく覚えている。夢とはいえ、少々不気味であった。
それに併せて、自分がサックスで吹いていた曲は、球場にはあんまり似つかわしくない、
ユーロやハウスのナンバーだった気がする。
この時に、金色だったサックスは、デジタル仕様の黒に変わって、それで、綺麗な音が出たんだと思う。

↑奇妙な一致


この頃、異様に目覚めが悪い。体が怠くて、動けない日もあるくらいだ。
この日見た夢は、最終的にはちっともハッピーじゃなかったんだけど、所々でいい気分になっていて、
目覚めが悪い日々の中では、ちょっとした疑似体験も出来て面白かったんだけど、
起きた瞬間に、異様なほどの倦怠感に襲われて、どうしようもなくなった。
明日から、寝る前の薬を少し減らそうと思う。
少しはマシになるかもしれない希望的観測をこめて。
実質、頓服を必要としないところまで来ているんだから。(頑張ろう♪)


2005年08月27日(土)
怒鳴り声


土曜の夜長。
お隣から、子供、母親、父親のそれぞれの絶叫が聞こえてくる( ̄∇ ̄;)
・・・・隣は何をする人ぞ、などと勘ぐる隙間なぞ一寸も五分もなく、
あ~ぁ、またやってるわ( ̄∇ ̄;)と、最近慣れてしまった、そんな自分が恐ろしい。

↑すげぇ勢い・・・・

昼間見かけると、何だか仲も良さそうだし、如何にも平和そうなんだけど、
夜中になると突如豹変する(苦笑)。
昼間の姿を知っているだけに、通報しようにも、何を根拠に??となってしまって、
結局、見て見ぬ振りをしなくちゃならない。夜中だよ? 12時過ぎてんのよ?
なのに、どうして「アンサンブル」になりうるのか、そこんところがすごく不思議でねぇ・・・・。


かといって、「静かな暴力」も恐ろしい。
まだ、隣人を顧みぬくらいの正義がある、あのファミリーは、幾分平和ってことなのかもしれないな。


2005年08月26日(金)
そうか、宿命か(笑) 女性の皆様へ/病気の解説


何度も何度も、絶対零度の世界へと突き落とされて、2週間かかってその断崖を登りきり、
また突き落とされる・・・・なぁんてのを3~4ヶ月続けましたよ。
今日を以って、絶対零度の世界とはお別れです♪ やったーっっ(●⌒∇⌒●)
まだ、患部のやけどの痕が完全に蘇生したわけではなく、少々腫れているのですが、
とても綺麗に治りました。


前回、前々回、鬼のような施術・処置をしやがったセンセーは、今月22日を以って退職・・・・。
オマイ、最後まで責任もって診てけよな(-。-) ぼそっ
とかいうのもございましたが、もういいよ(トホホ)。外来の先生全員と仲良くなれそうな勢いじゃん。
担当医を決めてくれぇ・・・・(心の叫び)と、とうとう言えないまま、治療が終わっていきますけど、何か?
しかし、前回、前々回の処置をしてくれたセンセーが、みっちりと氷の世界で苦しめてくれた結果、
通院回数が減ったといっても過言ではない。
まぁ如何せん、同じ病を発症した中でも、特にひどいとされたあたくしの症例は、
行く度に診る先生が変わったりして、本当に厄介なものでございました。
唯一の幸運でもあり不運でもあったのは、2回連続、同じセンセーの処置で、
泣きそうになりながらも(実際、泣いたけど(爆))乗り越えたら綺麗に治った!! ということくらい。
(だって、ここだけの話、外来行くまで、どの先生がやるのか見当もつかないんだよ??)
(先生によって、言ってる事が真逆のこともあるしさぁ・・・・。)


そいで、よりにもよって、今日はあたくしの一番苦手なセンセー、フルイちゃん( ̄∇ ̄;)
彼はですね、やることなすこと、とにかく容赦がないんですよ(爆)。
外来一のイケメン(年の功は40くらいかその手前)には違いないし、仕事も早いんで、
人気があるとかないとか、そういうのも聞いたことがあるんですが、
あたくしは、如何せん、彼の施術は痛くて痛くて・・・・。
加えて、まぁこの歳になってこんなことを言うのもアレだけど、婦人科医に及第点以上の人がいるのは
ちょっと精神衛生上よろしくない(笑)。

ぷよ2にこのように訴えたら、何でか同意してくれた(爆笑)。
彼もやっぱり、泌尿器科や肛門科に美人の女医さんがいて、サラッと
「ハイ、脱いで。」
と言われたり、容赦なく下半身を診察され、触診され・・・・というのに、一抹の抵抗があるらしい。

前回まで診ていてくれたセンセーの他にもう1人、似たようなキャラのセンセーがいて、
2人とも愛嬌のあるクマさんみたいな人で、2人とも明るくて、とても優しい術後説明が気に入っていた。
こういう人だと安心できるのだけど、フルイちゃんみたいな人には警戒してしまうぜ(爆)。


しかし、内診台の上に乗ってしまえば、あたくしも俎板の上の鯉(トホホ)。
有益であろうが無駄であろうが、抵抗はできない(苦笑)。
見るも無残だった患部が綺麗になりつつあることは、あたくしも自分で確認してきているので、
とにかく今日の診療にそれほどの痛みは伴わないと思っていたんだけれど・・・・。
思っていただけであって・・・・(爆)。


「あ・・・・痛い?」

「(苦笑)ハ・・・・ハイ。」

「窒素? それとも引っぱりすぎなのかな?」

「両方・・・・(-。-) ぼそっ」



容赦のない処置・・・・( ̄∇ ̄;)
それもそうだ。
見た目、ほとんど綺麗に治っていて、この日に見落としがあると、元の木阿弥なわけだから、
そりゃ、センセーだって、見えないようなところを見ようとするから多少の無理は生じる。
今日に限っては納得できるよ、フルイちゃん(笑)。
結局、自分でも気になっていた「これは、そうなの?違うの?」という微妙な箇所を1~2箇所、
軽く焼いただけで、そっちの処置は終わった。前々回のことを思うと、涙が出ているヒマもないくらい、
秒殺の施術師、フルイちゃん(爆)。





が、悪夢はここから始まった(苦笑)。
(シモの話には違いないけれど、下世話なので、読みたくない人は下げてください)


「あれ? おりもの、出てるね。」

「はい・・・・2~3日前くらいから気になってたんですけど。」

「ついでだから調べとこうか。」



痛っっ!!!!! 何か刺さったんですけど・・・・しかも、今しがた焼いたばっかのところに容赦なく。
力を抜けって言ったって、アンタ、そんないきなり刺されて、一旦入った力がそうそう簡単に抜けるか?
ぐわぁっ!! この人独特のやり方ですよ( ̄∇ ̄;)
こっちは数ヶ月間、お休み状態だったことなどおかまいなしで、「入るもの」として何やら筒状のものを
入れられたんですが、冗談抜きで痛いってば!! か、かき回すな~~~っっ!!!

やっと消毒のお水で流されて、処置室から診察室に通されたのですが。
奥でじっと顕微鏡を見ているフルイちゃん・・・・何やら嫌な予感が。


「カビ出てるわ。」

「またカンジダですか?」

「うん。もうね、コレは仕方ないね。女性の宿命みたいなもんだから。
カビ菌なんてさぁ、空気中、どこにでもあるじゃない? 誰でも持ってるものだから
あんまり気にせずに、コイツもコツコツやっつけるしかないんだよね。
体の構造上、女性は感染したら発症しやすいけど、男性はそうでもないんだよ。
今はあんまり荒れてないみたいだけど、どう? 痒い?」


「それが全然。」

「じゃあ、話が早いや。薬出しとくから、今のうちに中からやっつけとこう。」

「は~い。あ、先生・・・・そんなことより、コンジの方は??」

「あぁ。あっちはもう大丈夫だよ。」

「次回様子見とかは・・・・」

「あぁ・・・・もう治ったと思うけどねぇ。来なくてもいいよ?」

「へ?」

「最初に見た時には、かなりひどいなぁと思ったんだけど、意外と早く治ったね。
綺麗なってたから、もう心配ないと思うよ。こっちも再発したら早めにまた来て、
そしたら、またやったげるから♪」


(もう2度と世話にはなりたくないんですが・・・・)

「でもちょっと心配なんで、次回、まだ予約組んであるから来てもいいですか?」

「(予約表を見て)( ̄□ ̄;)!! 何これ!? こんなに組まれてたの?」

「私にもよくわかんないんですけど、相当ひどかったみたいで・・・・。」

「じゃあ、除去ナシで再診希望ってことにしとくね。『何しに来たの?』って言われないように(笑)」

「じゃあ、お願いします♪」



あたくしの処置メニューは9月末までギッシリ6回も組まれていて、
それを組んだのは、フルイちゃんではなく、この外来で一番偉いぶちょ~さんなんだけど、
要するに、そのくらいの時間をかけないと完治しないであろうと目論まれていたというわけだ。
珍しく、フルイちゃんとの会話も普通に弾んで(笑)、この日は焼いたにもかかわらず
そんなに痛みも伴うことなく、普通に歩いて病棟を後にした。嗚呼・・・・心が軽い(爆)。
いつもだと、普通に歩けないほどに痛い。廊下の手すりがどんなにか心強かったことか(苦笑)。

↑これで余計な薬を飲むこともない♪





そんなわけで、えぇ。とうとう治りました♪
察しのいい皆様はお気づきになっていらっしゃったかもしれませんが、
病名は「尖圭コンジローマ」というイボができる皮膚病です。
性感染症と分類されますが、ちょっとした裂傷から元々体内にあったウィルスが発症することもあるらしく、
性感染症というわりに、浴場での感染、免疫力・抵抗力の低下からいきなり感染・・・・なんてことも
珍しくないそうです。性行為をしたことのない中学生(女子)の感染発症報告もあります。
感染から発症まで臨床結果を見ると、早い人で2週間、長くなると8ヶ月以上の間をおいて発症するので
感染源を特定できないという難点もアリ。ちなみに、再発率も非常に高い病気です。
あたくしは神に誓ってここ5年以上、パートナーが変わっていないので、
発症当時、それでパニクったわけなんですが、色々と情報を集めているうちに、
どこからどう伝染されたかというのを特定するのがすごく難しいそうなので、
誰のせい・・・・というふうにズバリと明言するのをお医者も避けるんだそうです(超・納得)。


あたくしの症例は極端で、あまりにひどい状況になってしまったがために、
街医者にニッコリ笑顔で紹介状を書かれて、大病院へ行かされたわけなのですが、
イボが小さい場合や、少数の場合は、今、普通の婦人科、皮膚科、泌尿器科で対応してくれます。

主に、レーザー除去(ほくろとかとるヤツね)と液体窒素での凍結除去が、
周辺の皮膚への負担も少ないとされており、治ったあとも痕が残りにくく無難な方法として用いられます。
負担価格は、保険もきくので高くても3000~5000円程度。
安いところだと、処置1回あたり800~1000円程度でやってくれるところもあります。
1回、明細を見て、実費価格と負担価格を見比べ、負担のところに「210円」と書いてあったのを見て、
「あんだけ痛いのに、こんなに安いのか・・・・」
と、奇妙な感心をした覚えも( ̄∇ ̄;) (そう言っている間も股間は物凄く痛い!!)

電気メスでキャリアの細胞ごと焼ききるという方法も用いられていますが、
これは、麻酔科のある病院で相談してください。
これは、レーザーや液体窒素のように、表面のイボのみを取り除くのではなく、
感染した細胞を全て焼ききるという方法なので、再発率が少ないとされていますが、
それでも、ウィルスが体の中からいなくなるということはゼロに等しいことなので、
こういうリスクを背負っても、再発する人はします。

あたくしなぞ、麻酔ナシでこれをやろうか?と言われ、卒倒より先に怒りがこみあげてきましたんで。
あとは、外科的切除と軟膏塗布という方法があるのですが、どちらもリスクが非常に高いです。
女性の場合、外科的切除をしてしまうと、少なくとも3日くらいは動きを封じられるそうで、
トイレでとても不自由な思いをするそうです。
ちなみに軟膏塗布は、抗がん剤の一種を患部に丁寧に塗っていくわけなのですが、
副作用として、正常な皮膚がただれて「糜爛(びらん)」という別の病気を引き起こす可能性が高いので
注意されたい。オロナインの様に、指でぐりぐり塗っちゃえばいいかというものではないようです。


あたくしの場合は、患部の範囲が広く、1度に全部をとりきることが不可能な上、
術後2週間のうちに再発もしていたので、このような有様になりました。
取り残しがあって、再び処置をすることを「再燃」といい、
全部とりきったにもかかわらず、再び発症してしまうことを「再発」といいます。
この両方が同時に起こったので、長引いてしまったというわけです。
症状が軽い場合は、凡そ、1~2度の処置で一旦は完治します。
3ヶ月は様子を見たほうがいいとされていますが、現場ではそこまで要求されません。
やけど症状の皮膚が元通りになれば、そこからは普通に生活しても構わないとのことです。


ちなみに、性感染症のほとんどがコンドームの使用で予防できると言われていますが、
この病気に限っては、必ずしもそうと言い切れないのが相当のリスクなのです。
発症したら即病院・・・・これしかないようです。
処置に麻酔はほとんどの場合使用されません。
外科的切除の場合のみ、局部麻酔が使用されるようですが、
外科的切除を必要とする症例でも、どうにかこうにか液体窒素で長期治療を勧める外来が
最近では増えている模様です。
女性の場合、デリケートな場所というのもあり、止血が難しいというリスクも伴うため、
よっぽどのことがない限り、外科的切除に踏み切ることはないんだそうです。


もう、ここまで来ると、カンジダくらいで驚いてなんかいられませんよ(笑)。
風邪ひいたくらいのレベルで「あぁ、またか」とサラッと流せちゃうくらいでしたから。
オマケにお医者は、カンジダを発見しても「女性の宿命」くらいにしか考えてないし、
こっちもそのくらいの気持ちでいないと、どうしようもないです(笑)。
もっと言うと、お医者側は「コンジできちゃったの? んじゃ取ったげるから。」くらいのノリで
やられているこっちは、変な汗がダラダラ出るのですが、処置そのものは1回10分程度。
えぇ、紅蓮地獄の10分間なわけですが、「糜爛(びらん)」と同じくらいに手軽な処置みたいです。
症状が軽ければ、秒殺で終了します。

イボを放って置いても、日常生活にとんでもない支障を来すわけではないのですが、
女性に限っていうならば、感染したウィルスはほとんどが良性にもかかわらず、
ここ最近になって、中には悪性のものもあるらしいことが発覚しました。
コレを放置すると、子宮頸がんを併発する恐れがあるので、イボができたら、とりあえず除去!
というのが、自分の体を守るためにも一番の良策でしょう。

↑メンテナンスです。

最近の20代以上の女性は初潮も早く、昔に比べると、子宮や卵巣に物凄い負荷がかかっているのです。
初産の年齢も年々高年齢化している・・・・ということは、子宮や卵巣が休む暇がないのです。
なので、最近は若い年齢層に多い病気として警鐘も鳴らされています。
あたくしも、結婚前から年に1度は欠かさずやってきましたが、自治体の力を借りれば結構安く済むので
皆様も、何かの機会に是非、受診されることをお勧めします。


やっと完治と告知されたので、不安なく病気の解説に至りました。
最初にここに書いたのは、かれこれ3ヶ月くらい前になりますが、その時に交わした約束です。
いつか誰かの心の支えになればいい・・・・なんて、そんな大それたことは思っていないけれど、
同じ悩みを持った者同士「大丈夫だよ」という声をかけることくらいはあたくしにもできそうです。
公開するか否か迷いましたが、今後、あたくしも再発する可能性がゼロではないので、
その時に不安にならないように・・・・そんな気持ちの布石として書いておくことにしました。


2005年08月25日(木)
ニュートラル


あれだけ警戒していた台風は、この地方にはさして影響を与えず、さっさと伊豆のほうへ抜けていった。
少しは気圧も安定したのか、あたくしの状態もほぼニュートラルとなり、
2~3日、ベッドに磔に近い状況だったのに比べると、上向きにはなってきた。


珍しく、書くのを少し休息して、昔手に入れたジャンクな資料を読み漁ってみたりしていた。
今、それが必要・・・・というのではなく、ただ何となく、興味の向くままのことをしていたらそうなった。
落ち込むと何もできなくなるし、更に上のステップに昇りつめると、あたくしはずっと書いている。
そうではない時間を、テレビ以外で過ごす時、手元にあるジャンク資料は意外と役に立つ。
(アスペクトとか、そういうB級特集書籍風雑誌。特集内容によっては何度も読む。)


そこには、聖書のようにありがたい言葉もかかれていないし、福音書のように目覚めを導くものもない。
退廃的で、常に警報が鳴り響いているような世界のことばっかりが書かれている。
何冊もあるそういった特集本の中から2冊、ここ最近で読み返した。
両方とも、ドラッグ関連の本だ。


こう書くと、胡散臭く聞こえるかもしれないが、あたくしはクリニックで処方された薬や
市販薬として流通している以外の、所謂「クスリ」で遊ぶことを知らない。
誘われたことはあるが、それでもマリファナにすら手を出さなかった。
危ないからという理由で、今手元にある薬を酒と一緒に飲むこともしないし、
逸脱した量を一度に飲み下すこともやらないで、何とかここまで戻ってきた。
それでも、まだ、毎日微量ずつではあるが、化学物質を体の中に入れているには相違ないので、
心して読む。
この本を手に入れた時は、ただ本当に冴えていて(苦笑)、
巷で囁かれる「音が見える」「色が聞こえる」というてっぺんのトリップ実況記事が見たくて、
でも、自分ではやるお金も何もないので、実体験はさておき、
とにかく、数少ない蘇生者の話に耳を傾けることで、そういう状態をトレースしたがっていたのかも。
芝居もノッてきていたし、劇中で「女優」という設定もあったし、
絶対的に時代の背景に「麻薬」がちらついている作品もたくさんあったから、
当時の自分には感覚的に分からない領域のことが、ただ単に不安だったのだ。


この本を読んで、確かに「クスリ」に対する知識は得ることができたけれど、
実際にやったわけではないので、それだけリアルからは遠のく。
だけど、追究していいリアルとそうでないものの線引きをするのにはすごく役立った気がする。

役者をやっていく以上、マリファナくらいは体験しておいた方がいいんじゃない?と
あたくしを巧みに誘った同朋もいたけれど、とても「良書」とは呼べないこれら記事を読んだ後では、
とても手を出す気になれなかったのも事実だ。


確かに・・・・芸術とナチュラル系ドラッグ(大麻、コーク、MM、アヘン等々)は切っても切り離せなくて
時に、文豪たちとケミカル系ドラッグというのも、かなり親密な距離にあるというのも知ってはいたが、
キレた文章が好まれる時代はもう終わった。(太宰や三島が新進気鋭だったりとか、そういうの。)
また来るのかもしれないけれど、ニュートラルな状態でそれが書けるのであれば、
経済的で申し分ないか・・・・とさえ思う。日本は麻薬に対して無知すぎるがゆえ、ユーザーが
他の国に比べて絶対的に少なく、転じて、臨床報告例も頗る少ないのだ。
そんなものに手を出すほど、あたくしもアホじゃないし(苦笑)。

そうはいっても、事実、毎日のようにケミカルドラッグの世話にはなっているので、
こいつは大事に上手に使って、いずれは体の中から全部抜かないといけないんだなぁ・・・・と
改めて確信する。こんなものが体に入っていること自体がおかしいのだ。
医者の指導の下、「安全なクスリ」と称されるものばかりだけれど、処方量を越えて飲めば、
一気にトリップできるものばかり( ̄∇ ̄;) 嗚呼。絶対に間違えるなよ、自分!!


どこかで自分に対して警告を出しているのか、ケミカルから離れたくて、処方に漢方が回って久しい。
しかし、この漢方もあたくしはいずれ切り捨てることとなる。そういうふうに考えている。
漢方ならば・・・・と周囲は安心してくれるけれど、あれだって、立派な「クスリ」だ。


今現在、心身ともにニュートラル。こういうチャンスに少し薬を減らす。
キックバックが怖いので、全く飲まない日はまだ作っていない。
フラッシュバックという言葉は有名になったけれど、あれと同じくらいに怖いのが、
ケミカルをいきなり断絶した時に起こる、キックバックだ。
ニュートラルだからこそ、冷静に見極めるチャンスであり、ありとあらゆる危険をきちんと判断しなければ
ここまで減らした薬がまた徐々に増えていくのである。それだけは勘弁だ。


※ただ、キックバックもフラッシュバックも、起こる人とそうでない人がいる。
 服薬者の全員が全員、そうなるというわけではないことを改めてご理解願いたい。
 また、合法・非合法を問わず、薬理作用の問い合わせも十人十色なので、ご遠慮願いたい。



そんなわけで、金曜は婦人科、土曜はクリニックと、今週末は病院巡り。
いつものように鬱々とした感はなく、今あるものをそれとして受け止める。
幸い、どっちの病も快方へと向かっているらしく、クリニックで貰っている薬は2種類ほど減らす計画。
処暑を越え、台風もやり込めた。
暑い夏を乗り越えた後こそ油断がならないが、今年の夏は自分に対して集中できたので、
今後の実りに少し期待してしまう。(少しだけね(笑))

↑苦節、4ヶ月・・・・

まだまだこの先にも、ありとあらゆる試練が待っているだろうけれど、
ふっ飛ばす図太さが少しは身についたと思う(笑)。
このニュートラルもいつまで続くかわからないけれど、「状態を楽しむ、慈しむ」ことさえ忘れなければ
あったかい暮らしが出来るんじゃないかと、そんなふうに思っている。


2005年08月22日(月)
たまには責任転嫁でも


オーアエによく言われたんだ。


「あなたは責任転嫁が下手すぎるんだよ。何でも自分のせいにしちゃう。
それ、良くないよ。たまには他人のせいにして、自分の都合のいいように整えなきゃ♪」



なんて医者だよ( ̄∇ ̄;)と思ったよ、聞いた瞬間は(苦笑)。
でも、今はスイッと体に浸透してくるような、ありがたい言葉だったのかも。
あたくしに足らない物をきちんと補填してくれている。
言い得て妙だよ、オーアエ(爆)。


あのお医者から離れて、随分経つけれど、離れてわかったこともある。
その瞬間はわけがわからなくても、何度も咀嚼していくうちに何となく理解できてきたような。
簡単に会えない人だから、昔言ってくれた言葉を丁寧に思い出そうとしている自分もいる。
で、あたくしにとってのこの悪天候の中、自己嫌悪にどっぷり浸かってダウンしている正にその時、
オーアエが根気よく、こんなことをあたくしに投げかけてくれていたことを思い出したのだ。


あたくしがダウンしているのは、あたくしのせいじゃなくて、もうこりゃ、誰のせいでもなくて、
天気のせい( ̄^ ̄)
だって、立てないんだもの。しゃぁないやん( ̄^ ̄)
幸い、ぷよ2はメチャクチャ理解していてくれるし、家が荒れても死にはしない。
愛もあるし、休めるベッドもあるし、食うものもあるではないか。
しばらく低気圧にやられても、そのうち底抜けにいい天気が来るはずだから、
それまでゆっくり休ませてもらえばいいじゃん♪
お天気に責任転嫁をして、動けない時間は動かない。もうそれでいい。
今日は本当はもう火曜日だけど、月曜日の枠に日記を書いたってそれはそれでいいもん(笑)。
今はPCに向かうくらいに復活したけれど、数時間前まで、どうにもならなかったのは真実だし、
たまにはこうして正当化して、自分に一本、芯みたいなものを入れてやんないと、
ダメなんだな・・・・とか思うし。
オーアエの言うようにしていたら、事実、すごくラクになれるし。
ラクになれたら、周囲にあれこれ享受できるから、その時にできる範囲で挽回すればいいや。


たまには責任転嫁をする。
自分中心に世界が回っていると思うから、何もかもを抱え込みすぎるんだ。
転じて、そういう傲慢な態度を改めるためにも、ある程度の責任転嫁ってやっぱり必要なんだ。
現実、今のあたくしにそれほどの責任なんてないんだし(笑)、思い上がる方がどうかしているんだ。

↑ねぇ、ヨシズミさん。何とかして(爆)

連日、ヨシズミさんに縋ってみました(爆笑)。
妄想甚だしいです( ̄∇ ̄;)
まぁ、この程度の責任転嫁ならば、八百万の神がいたとして、満場一致で許してはくれると思うけど(笑)。


2005年08月21日(日)
リスペクトみそひともじ Don't miss it!⑦/夕立の憂鬱


キッチンにつっぱり棒の足2本雨と一緒に落ちるテンション


酔うたらばそのまま眠ってしまえばいい冴えるばかりの眼に言い聞かせ


こっそりと夜の校舎に忍び込みグランドピアノでラの音を出す


日めくりに処暑とあったが太陽がまだ帰らぬと駄々をこねてる


夏休みなのに子供の声もせずそうかそろそろ追い込み時期か


残酷に踏み潰したいがやめにした命短し油蝉たち


今日だけで既に5杯目タンブラー美味しい水に救われていく


夕立にため息一つも出やしないそれほど体が押しつぶされて


涙が出そうになってもこらえてしまうのはそれだけ愛してるのよ



あの日あたしが「うん」と言い あなたが連れ去ってたならば
今日のあたしの隣には 別の誰かがいるんだね





ちょっと、他所で「運命論」みたいなことをやってきたんだけど、
何か別の力で引き合わせられたとか、誰それの導きでとか、偶然に偶然が重なっただとか、
運命論者たちは結構、面白いことを言う。
あたくしは断然、必然派。
起こり得る事、全て、恐らくあたくしが生きていくにあたって、必要な事象なんだろう。
夕立の直前に眩暈がすることも、食事よりも水ばっか飲みたがるのも、それぞれに意味があるんだろう。
21と22と25の時に、それぞれ別件ですごく微妙なプロポーズをされ、断ったがために今日があり、
友が夫になることもなく(爆)、友は友のまま。夫は別から調達することになったのも。
常にどこかで起きているアクションに呼応したり、たまに自ら起こしてみたり、
運命なんて、そうやって構築していくもんなんじゃないかと思うんだなぁ。

↑何とかしてよ、ヨシズミさん(爆)

洗濯物がたまって、とうとう部屋干し。
暑いのには慣れたから、安心して洗濯できる日和になってほしいわ(苦笑)←モロ主婦( ̄∇ ̄;)


2005年08月20日(土)
無理すんな無理すんな


表題見て、「お♪ あばれはっちゃく??」とお思いになったそこのあなた♪
昔、「老人と子供のポルカ」と主題歌をごちゃまぜにして妙な替え歌を作って遊んだクチ?(爆)
・・・・・・・・そんなことは、全く以ってどうでもいいんですが( ̄∇ ̄;)
しかも今日の話題は、「はっちゃく」とも何の関係もないし( ̄∇ ̄;)


その気もないのに賢い良い子(笑)、あばれはっちゃくのようなアサミンジャーですが
ここ最近の乱れた低気圧のおかげで、体調を少々翻弄されております。
幼少の砌は、雷が鳴ればはしゃいでいた、妙な子供だったんですが、
最近は、雷がなる直前に顔が土色になるという、妙なコワザを身につけてしまいましたよ(トホホ)。
雷鳴、稲妻大好きだったのに、空も十分に観察できない有様で、とてもつまらないです。


しかしその反面。
ひょんなことから、免疫低下が悪影響になる病気を発症してからというものの、
ぶっ倒れる回数、発作の頻度、風邪に伏せる回数がガタ減りしまして、実質、マジで
健康を取り戻した感はあるんですよ♪
夏はそうでなくても弱りに弱って、風邪をひいては治りの繰り返し・・・・1シーズンに何回ひくねん!?
と、オノレにツッコみたいくらいの有様だったのが、この夏、まだ1度も風邪をひいてないのは快挙です。
ただ、未だいきなりガクリと下がる気圧についていけてない・・・・残された課題はコレだけですわ。


メンタル的な疾病については、何とかお医者からも「統合」という言葉も聞けて、
後は、日常生活でどこまで自分で立て直すことが出来るか・・・・という感じまで復活したし、
実は、婦人科でずっと治療を続けている病気の方も、最初の処置3回ではどうにもならず、
お先真っ暗で、更にひどくなる一方だったのに、ここ2回の施術でとんでもない痛みを伴ったご褒美でか
みるみるうちに患部が綺麗に蘇生していっている。嬉しい限りです。
「この先、どう生きようか・・・・」とまで考えたんですが、待てば甘露(海路ともいう)の日和あり。
正に、日和見感染の病原体を相手に闘ってきたわけですが、風向きはこちら。
お肉を食べる回数が増えたのもあり(笑)、あたくしは基本的に元気になってきた。


しかしながら、どうしたことか、暑さには何とか食い下がれるようになってきても、
気圧の暴れ振りにはまだついていけないみたい。
列島の上空で、いつにない前線のケンカが繰り広げられているのか、ここのところ、
にわか雨&雷&急激な湿度の上昇&気温の上下・・・・と、体に優しくないことが立て続けに起こっている。

今日は・・・・ここしばらくでは珍しく、買い物という大仕事を済ませたら最後、立っていられなくなった。

夕飯は簡単に済ませられるものにして、味噌汁くらいはきちんと作ったものの、
そこまでやるのが精一杯で、後は本当に何もできなかった。
ぷよ2が気を利かせて、本当は夕飯のメニューは麻婆茄子だったところ、
簡単にできるヤツでいいと言ってくれたのが救いだった。

↑買うよね? 普通(爆)


無理すんな、無理すんな・・・・と、心やさしいダンナが、オンナ版あばれはっちゃくを諭してくれるので
本日も我が家は平和です。
高校野球の決勝戦に、ウォーターボーイズなんかを見ながら、
嗚呼。やっぱ日焼けして必死に汗をかきながら、何かを一所懸命やっている若い少年というのは
実にいいものだなぁ・・・・( ̄¬ ̄*)♪ と、無理せずのんびり、この日は過ぎていったのでありました。

↑近けりゃ、地元で見るんだけど^^

如何せん、ここら地元の若人が通う高校は、ほとんどが郊外にあり、おいそれと駆けつけられない。
市内の端へ端へと追いやられている(爆)。
あたくしの通った高校も、一応住所的には市内だけれど、ほんの数分歩けば養老だった(爆)。
件の高校も名称に「西」とついている通り、かなり西の方にあるのだけど、あそこだって、
数分歩けば、既にそこは不破郡( ̄∇ ̄;) 何故か「東」と名称にある高校が、
市のど真ん中とまではいわないけれど、住宅街の中にあったり・・・・。
高校時代は通学に無理も何もなかったけれど、今となっては、郊外に聳え立つ学び舎らが
大人たちを寄せ付けない「牙城」にすら見え(苦笑)、それゆえ、
「若さって素晴らしい」みたいなことを思ったりもするのである(笑)。
無理はしません。せめて、この低気圧が少し落ち着いてくれるまでは^^


2005年08月19日(金)
気合の入れどころ


第3回(くらい?)錦糸玉子選手権大会(爆)。
そうめんとか、さっぱりしたものが食いたいと仰せのぷよ2を野放しにしておくわけにもいかないので、
しこたま茹でた素麺に、野菜やら薬味やら卵やらをトッピングすることで、
どうにかこうにか栄養面を考えようとするアサミンジャー
「錦糸玉子」はその中でも、最もシンプル、最も難易度の高い、そして最も誤魔化しの効かない、
言うなら「気合の入れどころ」である。

素麺如きで、気合もクソもないだろうに( ̄∇ ̄;)

この日の錦糸玉子は、まるでクレープのような出来上がり♪ 細く切っても崩れない♪
優勝確実(爆笑)。

↑負けず嫌いだったんです(笑)


家族全員が、それぞれに料理が得意だったので、実家で披露することはまずなかったんだけど。
元々あれこれと口や手を出すのは面倒なので、そういうのはやりたい人に任せてあたくしは日々のんびり
芝居と書き物のことしか考えてなかった。
今もまぁ、似たようなもんなんだけど(苦笑)、今までのツケを返そうと
ただ何となく頑張っちゃっている。伴侶の腕が今ひとつ信用に欠けるのもあるし(笑)。

そういう経緯で、錦糸玉子ひとつにここまでの気合を投入するわけ。
文字通り、「錦の糸」くらいにまで極まれば、自己満足できるし(笑)。

↑コレも負けず嫌いから(苦笑)

包丁の手入れさえ怠らなければ気分爽快で、あたくしが10年近く使っている砥石も
お嫁に行くのと一緒に持ってきた。
気合の入れどころがいつ来るかわかんないので・・・・(苦笑)。


2005年08月17日(水)
こういうときに限って


お盆休みをもらってたわけではないのですが、少々、書くのが滞ってしまいました。
久々に、うんと昔のドラマの再放送にはまってしまい、
「あぁ、いい話だなぁ・・・・」と心から思ってしまったわけで(笑)。
そのドラマの最終回を見終わってから、その感動をここにも書きたかったんだけど、
こういうときに限って、巧くことばにならない。
再放送なのに、再び感動してしまうあたくしもどうなんだか( ̄∇ ̄;)


すごくいい!と思ってしまったものに出会うと、ケチな性分でもあるまいに、
それをどう表現していいのかわからなくなってしまうのである。
月末に〆切が迫っているのに、「書けない病」が発病とは、コレはホントに参ったことですよ。


でもねぇ・・・・。
すごくいい! と思えるものに出会えるっていうことは、そこに居合わせたあたくしの幸運で、
他の何ものでもないわけで。
この感性を、上手に他人に伝えることを志しているんだけど、
伝えられないもどかしさがいつでもつきまとう。
イメージも何もかもが頭の中できちんと整頓されて、後は出していくばかり、準備万端整っているのに
出してしまったら最後、推敲をあんまりしないあたくしにとっては、
それでおしまいになってしまう気がして、おしまいにするのがもったいないから、
しばらく、かじりついていたいだけなのかもしれない。

↑平成9年放送

あぁ。そうなんですよ。
もう何年越しかに渡って連載している小説の原稿がなかなか上がりません( ̄∇ ̄;)
最初のうちに立てたプロットが、今見ると何だか違和感みたいなものを感じてしまって、
ちょっと前に破棄しちゃったんですわ(爆)。
主人公が学生・・・・とかだと、どんな風にでも書き換えができるんだけど、
ちゃんとした大人になってしまうと、モロに自分の価値観が投影されてしまって、
日常生活のちょっとしたことがすぐに作品にも影響してしまう。
いかんなぁ・・・・と思うんだけど、30年、こういう書き方をしてきたんだから仕方がない(笑)。
誰かに「こういうふうに書きなさい」と習ったわけでもないし、表現の幅に制限がない中で生きてきた。

だからかなぁ。
何かを創ろうとしている人たちを見ると、プロセスや手段に関係なく、
心をひきつけられる。
あたくしが不得手としている、絵画や、楽器演奏での音楽でもひきつけられる。

↑とりあえず、行けるとこまで行ってみます。


2005年08月15日(月)
笑ってる場合ですよ


どうもここ最近、ぷよ2の腹が以前よりも明らかに成長している。
それとなく指摘をしてきてはいたのだけど、今日の今日まで本人は全く無自覚だったことが判明した。


だってね! だってね!
明らかに別の生命体が入っているかのような出っ張り具合・・・・。
まさかキサマ、あたくしよりも先に妊婦体験ってか??(   ───__──)ジッー
今日はハッキリと言わせてもらいます( ̄^ ̄)
「軽く」どころか、「相当」ヤバいと!!


「時に夕雅先生、最近俺の腹を揉みしだくのは何ゆえ?」

「そこに揉めるものがあるから( ̄^ ̄)・・・・冗談抜きでヤバいよ。ズボンの上に乗っかってるやん。」

「んぁ? そんなにヤバい?」

「だって、『掴める』んやよ。『摘まめる』んと違うんよっ!?」



その言葉にハッとしてか、ぷよ2、恐る恐る自分の腹を掴んでみる(笑)。


「( ̄□ ̄;)!! ・・・・こんなになってた!!」

「あたしが言ってるのにさ・・・・全然聞かないんだもんな(-。-) ぼそっ」

「うぅ・・・・確かに明らかに前よりも太ってるかもしれん。」

「体重計、乗ってみ?」



全てにおいて、実質の数値はそれほど増えてはいないのだけど、明らかに腹は弛んできている。
と、見ると。


「うわぁ・・・・こんなこともできる!」


と、腹の肉を体の前に寄せて集め(爆)、上下に揺さぶって遊んでいる(爆笑)。
笑ってる場合ではないのだけど、大爆笑してしまった。
男性の肉体で、こんなことができるなんて、あたくしも30年生きているけれど初めて見たよ(爆)。


「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん! や・・・・やめれ・・・・。
こっちの腹が捩れる(爆笑)。い・・・・息が苦しいぃ~~~((((( ̄∀ ̄;」


「え? そんなに面白い?」

「姿見の前でやってみやぁ。この世のものとは思えない動きをするよ、アンタの腹。」

「どれどれ・・・・。」


ぷよぷよぷよぷよぷよぷよん・・・・(メチャ高速(爆))

「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん! マ、マズイ!! 面白すぎるやんか!!」


正に、ひきつけを起さん勢いでベッドでのた打ち回りながら大爆笑するマイハズバンドを見ていて、
あたくしは一気に不安になりましたよ。
いえね、不安は元々あったわけですよ。
会社に行く前に着るYシャツが、もうかなり相当悲鳴をあげていることとかにも、グッと黙視を決め込み
お腹を空かせ、疲れて帰ってきてるんだからと、食べる量の制限もあまりしていなかった。
日に日に育つ腹を見ていると、コレはどこかで手を打たないことには、先々思いやられる・・・・。
本当にマズイことになる・・・・と。


ついこの間。「Tシャツが小さくなってきている」との申し出に、「アンタの腹が明らかに成長してんの!」
と突っぱねたはいいんだけど、例えば今会社へ着ていっているYシャツが全滅・・・・なんてことになったら、
我が家の家計はそれだけで大惨事の火の車になっちゃうのである。
自分の体調もまだまだ不安要素満載だけど、この期に及んで、健康第一のぷよ2
いきなり成人病にでもなったら困る!!
加えて、最近、膝が痛いとか言い出したのだ。
素人目でもすぐわかる。
この人は、お尻から下はすごく良く締まっていて、足もまっすぐ。
O脚のあたくしにしてみたら、すごく羨ましい下半身をしているのだけど、
上半身のウェイトが、昔壊した古傷に今まで以上の負荷を与えているに相違ない。


「無論・・・・膝の補強も必要だけど、逸早く何とかしないといけないのは、
上体のウェイトを絞ることかもね。全部、その足に乗っかってんだから、痛くて当たり前。」


「う~ん・・・・つきあいだしてから20kgは確実に増えたなぁ。」

「何ですとぉ~っ!? 20kg~????
このあたくしですら、出会った頃と大体同体重を維持してんのに・・・・。」


「こりゃ、本格的に考えにゃならんな。」

「ねぇ、ぷよ2先生・・・・昔は体を作ってたんだから、減量の方法とかはわかるよね?」

「あぁ、わかるよ。」

「食事とか、そういうの、どうやっていいのかわかんないよ、あたし。
腹6分とか自分で節制してね・・・・ホントにホントに不安なんだから・・・・。
だってさぁ、今はまだいいかもしれないけど、今後5年後10年後に、嫌な病気になったりしたら
あたしだって困っちゃうよ・・・・そうだ、ウォーキングするんだったら、あたしも一緒にやろうかなぁ。
今の傷がきちんと治ったら、体力づくりしなくちゃいけないんだし。
ちょこっとずつなら今からできるかもだし・・・・ねぇねぇ・・・・本気で考えてね!?」



あたくしは、冗談抜きでとにかく必死に訴えた(苦笑)。

↑長期戦になりそうだ(-。-) ぼそっ

明日からでも歩く!! なんて宣言してるけど、本当に続くんだろうか?
どうせなら、帰ってきたから別メニューをこなすよりも、今自転車の道程をそのまま徒歩に変えるだけで
かなり期待できそうなのに、スーツを着用しているからそれはちょっと無理・・・・とか言ってる所を見ると
コイツ、本当に自分の腹がどんな状況に晒されてるか、本当はわかってないんじゃないかと、
何度目かの殺意を覚えるんですが・・・・(-_-X)

あたくしは、欠点としてでなく、健康上の問題からいって、マジで心配なんです。
その心配を反故にするような人だったら、叩っ斬ってやる( ̄^ ̄)


2005年08月14日(日)
キミがいる夏は・・・・


意外とや処置の経過の方は順調で、何ともない程度にまで復活したのですが、
月の使者め・・・・(-。-) ぼそっ お盆のラッシュに揉まれて疲れたとかいう言い訳でも始めそうなくらいに
稲妻のようなはりきりっぷり( ̄∇ ̄;)
おかげでこちとら、物理的血量不足でフラッフラなんですけど。。。。
薬ナシでは蹲ってしまいそうなほどに痛いし。。。。


まぁそんな感じの月例行事を向かえつつ、お盆真っ只中ですよ~。


お盆真っ只中&日曜日という悪条件・・・・あぁ、いやいや好条件でぷよ2が休みっつうのも
恐らく数年に1度巡ってくるか否かだろうってことで、とりあえず、あたくしの実家の墓参りに
行ってみることにした。
本来ならば、名古屋のほうを絶対最優先、何がなくともあちらを立てるのがスジ!!ってもんだけど、
結婚前から「墓参りはいいよ♪」と丁重に断られ(?)、事実、この時期や彼岸になると身動きは取れず、
困っちゃってたのだ。せめて、本家の仏壇にくらい手を合わせてきたほうがいいんだろうけれど、
今回に限り、あたくしの体調が云々・・・・っつうのもあり、こっちの墓参りに行くことにした。


というのも。
日曜=リョウヘイちゃんが休み=お盆だし実家には行くだろう
ってことは、何か食べるものくらいはあるかも(めちゃ横着( ̄∇ ̄;))=便乗(悪魔)
・・・・という、普段では絶対に思いつかない5段階くらいの方程式が頭の中にパッと浮かび、
早速電話をかけたら、5段階中5段階、こっちの目論見どおりで、
今日、とにかく墓参りにさえ行けば、オノレの体も休められる!!という希望の光で以って、
大垣入りしたリョウヘイちゃんの車で拾ってもらって、出かけることにした。

あぅ・・・・ヨメにいってからも、こんな横着をかます娘を許してね、御先祖御一行。
そうじゃないと、大事なダンナを蔑ろにしそうだったのよ。
オノレを守るためでもあるけれど、ぷよ2を守るためでもあるのよ。
ホントに、ご飯が作れそうにないくらいの痛みを、月の使者が暴れるせいで味わう羽目になってたのよ。


墓参りを無事に終了させて、サヨコの提案で、とっても珍しいメンバーで外食へと繰り出す。
5人で中華ですよ(笑)。
ぷよ2ぽわぽわリエちゃん、サヨコリョウヘイちゃん、あたくし・・・・。
展開の予想が全くつかない、このメンバーで、一体どこまで喰らいついてこられるのか!?<全員


そんなこんなで、誰も想像がつかないような会食の幕開けとなった(爆)。
点心をいくつか食べて、追加オーダーを待っている間、それぞれの高校時代の話になった。
ぷよ2も積極的に会話に参加しようとしている様子が窺えるよ(笑)。珍しく(爆)。


「俺の高校はね、週に1度はパトカー、週に2度は救急車が来るようなとこだったから。」

「えぇ~っっ♪ それって、死んじゃう人が出るってことですかぁ??」

「( ̄∇ ̄;) リ、リエちゃん・・・・その頻度で人が死んだらヤバいでしょ。」

「えぇ~っっ!? じゃあ、殺しちゃうほうだったんですかぁっ!?」

「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!」
「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!」

「い・・・・いや・・・・( ̄∇ ̄;) 死にはしないんだけど(苦笑)。」

「部活の怪我とか、ケンカとか、そういうのだよね??」

「まぁ、そんな感じ(リエちゃん、わかってくれた??)」

「実際、その頻度で警察とか救急車って、それはそれでスゴイよなぁ。」

「死んだヤツはいなかったけど、殺しちゃったヤツはいたしなぁ。」

「おったんかいっ!!」

「校内でじゃないし、相手も一般人だったし。」

(一同、「怖~~~~」)



高校受験でラクをしたいばっかりにスポーツ特待で入試を突破、学校の実態を知らずに、入学してから
自分の学校が男子校だという事実を知ったぷよ2
高校受験でラクをしたいばっかりに学校推薦で入試を突破、共学だと知っていたものの、
自分のクラスには女子が37人、男子3人という、女子校のような共学に入ってしまったリョウヘイちゃん、
よくわからずに、自分の行ける公立を探した結果、何となく農林高校に入ったぽわぽわリエちゃん、
共学、県立、普通科に行ったのに、高校生活の1年分を女子クラスに入れられてしまったあたくし、
そして、女子校、商業科と最初からわかってきちんと受験をして、きちんと卒業してきたサヨコ
まともなのは、サヨコ1人やん(爆笑)。

そんなサヨコが店の外の様子を見て、こんなことを言った。


「あれ、風が強いなぁ。一雨来るやろか?」

「( ̄∇ ̄;) 最近ちょっと開発が進んだからって忘れてへん?
ここは南高街道ど真ん中。強風がいつでも西から東へ拭きぬける、どぎつい条件なんやよ(笑)。」


「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん! うわっ! そうやった(爆)」

「遅刻の理由に、『風が強くて前に進めませんでした』とかいうのが情状酌量の範囲内っていう
わけのわからん学校やったよ・・・・(トホホ)。」


「えぇ~っ?? そんなことがあるんですかぁ??」

「3年になると、生徒指導部に『風くらい読め!!』とかいう、まるで忍者の修行のようなことを
言い渡されたりしてたんよ(笑)。」


「え・・・・遅刻しても校舎の中に入れるの?」

「校舎の中には入れるよ。教室に入るには遅刻証明書が要るけど。」

「うそ!! 俺の高校、校舎の中にすら入れんかったぞ。」

「え? そしたらどうやって入るの?」

「インターホン押すと、事務の人が出てきて、校門の鍵をそれで開けてもらって、
そこから遅刻証明書をもらって、やっと教室。」


「何じゃそれ~(笑)」

「少年院の面会みたい(爆)」

「校門よじ登ればえぇやん(笑)」

「あかん、あかん♪ なんせ、この高校の校門や壁には・・・・」

「鉄条網びっしりやから(爆)」

「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん! マジで!?」

「中からも簡単に脱走できんように、校門の上からこう鉄線が内側に向かって出とるんやて。
外からの進入防止は鉄条網。」


「ホントに作りが少年院みたいやなぁ(笑)」

「それが、就職する段になって卒業証明書を取りに行ったら、その年くらいから共学になっとって、
ビックリしたぞ!! 『オープンキャンパス』みたいになっとって、以前の面影、一切ないんやで。」



時代をときめく、銀盤のアイドル「ミキティ」とか浅田(妹)とかが通う、有名な高校ですわ。
今や「オープンキャンパス」、そしてかつては少年院もビックリのバリバリ男子校であった
彼が卒業したこの高校(笑)。
今の姿のみを知っている人間には俄かに当時の様子を信じてもらえないらしい(爆)。


リョウヘイちゃんは男とはいえ、まるで女子校のような環境に入れ込まれてしまったので、
ぷよ2とは真逆の苦労があったわけなんだけど、
まさか、体育の着替えまで同じ教室の中でなされていたとは・・・・( ̄∇ ̄;)
あの高校で、完全に去勢されてきたとは・・・・お気の毒(爆)。

これが男女比が逆の工業高校だと現象は全く違い、体育の着替えのために女子3~4人が教室を占領、
それが終わるまで、男子30数名は廊下で待機・・・・という、女子完全優遇の現象が起きてしまうのである。


「まぁ、この2人みたいに、ラクして早くに高校を決めたりすると、
極端な試練が待ってるってことが、ここに立証されたわけやな( ̄ー ̄)ニヤリッ」


「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・。」



それにしても、ぽわぽわリエちゃん・・・・。


「今年まだ花火行ってないよね。」

「花火やりたいよね♪」

「最近、行ってないよね♪」

「行きたいよねっヽ( ̄▽ ̄*)ノヾ(* ̄▽ ̄)ノ」



最終的には身振り手振りまでつけて、花火をおねだりし続けていた(爆)。
ここまで言うんだから、リョウヘイちゃんも、いい加減、適当なところにつれて行っているかと思いきや、
つい先日、コンビニにて、缶ビールを諦めて、花火セットを買い与えることで乗り切ったらしい(爆笑)。


「一緒にやってくれへんとつまらんやん。」

「確かに、ひとり花火はつまらんかもなぁ・・・・」

「ねぇ? お姉さんもそう思うでしょ??」

「んで、連れてったろか?て聞くと『別に・・・・』とか言うくせに!!」

「(爆)そうなん?」

「うぅ~。。。。でも花火見に行きたい。」



書いてて思ったんだけど、本当に何の脈絡もないように見えるこの会話・・・・。
脈絡をなくしている張本人(爆)は、ひょっとしたらそのうち妹になるかもしれない、
ぽわぽわリエちゃんなわけで・・・・。
相変わらずの、ハイパー級マイウェイ素敵発言で我々を楽しませてくれてる、アレは一種の才能だと
ぷよ2も確信混じりにそう呟いていた。

↑あたくしの免疫力向上中(爆)


この日のぽわぽわリエちゃんは、大好きな中島美嘉を意識した目力アップメイク。
宛ら、実写版「NANA」を模写した感じで御登場♪
髪の色も、今までは明るい茶色だったのに、ちょいと落ち着きめの黒っぽくなっていた。

↑未だ物語を把握できないリョウヘイちゃん( ̄∇ ̄;)

見た目を「ナナ」にしても、中身は思いっきり「ハチ」寄りのぽわぽわリエちゃん。
こんなに素直にトレースできてしまう彼女と、毎日毎日、一緒に暮らしている我が弟は
かなり苦労しているらしいが、それでもうちらから見ると、可愛い可愛い妹分なのである。
ぷよ2に聞いてみたところ、

「自分の彼女だとしたら・・・・う~ん・・・・(―‘`―;)」

と、あからさまに難色を示していたけれども(爆)、それでも一緒にいる分には楽しそうだ。
一緒にいて楽しいっていうのは、何よりの才能。
キミのいる夏は、確かに楽しいよ。
その天然ぶりに翻弄されて、疲れきっている人たちもいることとは思うが、
あたくしたちは楽しいよ♪
キミのいる冬も、きっと楽しいんだと思う(爆笑)。


2005年08月13日(土)
世田谷の新婚さん、いらっしゃい♪


おぉ・・・・こりゃ、関西優勢そのまま逃げ切り。外大西、お疲れちゃん・・・・。
と思って、中継から目を離したほんの30分くらいの出来事であった。
試合終了。外大西12対関西10!!?? なんじゃそらっ!?
甲子園の「魔物」にテレビを見ているこっちが翻弄された気分なんですけど( ̄∇ ̄;)
おかげで、一番ドラマチックであっただろう、逆転劇、追撃の瞬間を全部を見逃したよ(あはははは♪)
「こりゃ、勝ったな♪」と思ったのは、何も見ているこっちだけじゃなく、
関西側のベンチの中だって、きっとそうだったに違いない。
あんだけの点差をつけられてひっくり返してしまった、外大西(京都)って、一体何者??


こういう大一番に紛れつつ、初戦最後の日程で、岐阜代表土岐商業はすんごいドラマにも恵まれず、
ただ敗退していった。地味な県なだけに、とっても地味に姿を消しました( ̄∇ ̄;)


初戦突破したラッキーボーイも実力派も、いよいよ本腰を入れ始め、グランドに突撃する様も
勢いだけではなくなった今日この頃・・・・世では月遅れの入り盆を迎えているようで(苦笑)。
我が家にも、突撃的珍客がやってまいりました。
リョウジくん夫妻です。互いが結婚してからも、何でか疎遠になることなく、
土産物まで持ってきてくれるようになり、彼らの義理堅さにはホントに敬服する。
彼のヨメちゃんであるメグミちゃんも、うちらよりうんと年下・・・・というふうには見えないほど
きちんとしている人で、明るくハキハキとした高身長の美人さんである。
(・・・・ヒールを履くと、リョウジくんを凌駕するんじゃなかろうか(-。-) ぼそっ)

たった3日間の帰省で、スケジュールがみっちり入っている中、我が家を来訪してくれて、
ホントに嬉しかったよ♪ 将来は絶対に大垣に帰ってくると今の会社に就職した頃から断言していた彼が
本当にこっちに居を構えることになった際には、メグミちゃんに遊んでもらおう(笑)。


頂いた土産は・・・・

↑ごちになりま~す(●⌒∇⌒●)

もう既に、いくつかが胃の中でございます(笑)。


相も変わらず、リョウジくんは毎日毎日、働きまくっているようで、
疲労MAXになると、何でかあたくしに定期的(数ヶ月に1度)に弱音メールを送ってくる(苦笑)。
でも、メグミちゃんを見ていると、結婚後は無理の度合いが少しは緩和されたのか、
弱音メールの回数も減った気がする(笑)。みそじ突入&ヨメとの暮らしで、少しは生活も変わったか?
昔、ワルサを散々してきても、男性は結婚を機にいいふうに変わっていく。
あたくしの周囲にいる人たちは、わりと皆そうなんだ。
大人の良識を弁え、勤勉で、一所懸命。反面、子供のようにちょっとだらしなく、でもヨメちゃん一筋。
一番無害で平和な形だと思っている。
一所懸命働いている男性というのは、女性にない瞬発力と持久力を発揮しているので、安心できる。
友人として、あの夫婦にはホントに平和であってほしいと願って止まないよ。

見ていると、例えば、あたくしがず~んと落ちて折れそうになっていても、ぷよ2は平気なように、
彼がそうなっても、メグミちゃんがしっかりしてそうなので、だから安心だ。
やっぱり、「つれあい」になるには似た者同士である上で、どこか真逆なポイントは必要みたいだ。
自分ではわからないけれど、彼らを見ていてそんなことを思った。

↑「個性」って究極、すごいよね(笑)

実は、リョウヘイちゃんと彼の弟が、別の中学・別の高校だったにもかかわらず
部活つながりでガッツリ面識があるらしく、そんなとこでもつながってんのであります。
次は正月あたりになるだろうか・・・・今度はおじょ~もひっつかまえて、
無事に3人が婚姻できたことをまとめて盛大に祝おうと思う(笑)。


2005年08月12日(金)
ミラクルが待っているさ♪


大病院への通院は、相変わらずへっぴり腰のアサミンジャー(爆)。
この日なんか、朝の4時に目覚めちゃって、クリーニング屋さんが売り出ししてるからって、
何点かをクローゼットの中から引っ張り出してきてみたり、
そうよ!そうよ! この日は「NANA 13巻」「NANA 映画メイキングブック」の発売日だから
本屋にも行かなくちゃだわ♪ と、とにかく自分の興味本位で昼までに何とか、
この日使うはずである、1日分の体力を使っちまおうとあれこれ画策していたのである(苦笑)。
そうすれば、午後一番の予約で外来を訪れる時には、否でも応でも、ヘロヘロの状態で
処置に立ち向かわねばならなくなるので、好都合( ̄ー ̄)ニヤリッ
もうとにかく「逃げ」ではなく、「感覚麻痺」の方向で、処置の痛みを如何にして軽減するかを
必死に考えているのである。・・・・薬ばっかりに頼っていてもどうにもならないし。


前回の処置後。2週間前からしばらくか・・・・。
患部が物凄い水ぶくれを起こして、3日くらい歩行も困難だった。
歩行も・・・・ということは、当然、寝ても起きても、そして最大の鬼門、トイレも物凄い激痛が伴って、
ブルーになるな!!と言われても、こんな時くらいにブルーにならずして、一体いつなる!?と
逆ギレに近い状態で、それでも何とか歯を食いしばって乗り切った。
そこを乗り切ったら、あとはわりとスムーズだった。
ボロボロだった患部だけど、素人目で見てもすっきりと治ってきているようだったし、
前回、全部を除去できなかったことはわかっているので、その残り分が残存していると計算しても、
病気が発覚した時よりも、随分と様子に変化が見られて、気持ちもラクになっていったのである。


でもねっ!!
やっぱり処置は怖いのよ。すんごく、痛いから(苦笑)。


この日、やってくれた先生は、前回、あたくしに涙まで流させたお人・・・・。
うぅ・・・・またアンタかね。しかも、他の手術が押して1時間待ち??
あぅ・・・・鎮痛対策、不安発作対策で飲んできた、セルシンその他安定剤が切れる頃に来るんかいな。
そりゃちょいと、酷だよ、センセー(トホホホホ)。


患部を見たセンセーは、開口一番、こう言った。


「あ♪ 良かった♪良かった♪ この間、ちょっと徹底的にやっただけある!
すごく綺麗に治ってきてるよ。あとちょっとだよ。」


「ホントですか~?(嬉涙)」

「あとほんの少しだけ、小さいのが残ってるから、それ、焼いちゃおうね。」



今まで、患部を見ても、この先の展望やら何やらで不安をあおるようなことしか言わなかった、
外来の各センセーたち。切るぞ!焼くぞ!と脅されながら、ホントに不安いっぱいに
「次は何を言われるんだろう・・・・」
と、マジで泣きそうになりながら、2週に1回の外来が怖くて怖くてたまらなかったのだけど、
ここに来てようやく、物凄い明るい言葉を言われたので、処置中、やっぱりもんすごく痛かったんだけど、
とりあえず、コレでようやく治るんだ♪という希望が見えてきたら、どうにかこうにか耐えられた。


処置室から診察室に通される。


「前回が結構大変だったと思うんですけど、でもそこを越えたら綺麗に治りましたよ♪
今日やったところの様子を、次に見せてもらって、再発・再燃がなければもう大丈夫ですよ♪」


「あのぉ・・・・妊娠を考えているんですけど、やっぱり数ヶ月、様子見た方がいいですかね?」

「う~ん・・・・そんなに気にすることはないよ^^ 1回でとりきれなかったから
再発とか増えてるとかじゃないし、大丈夫ですよ。
また、次に見せてもらって、そこでもう処置の必要がないなら、そこまで気にしないでいいから♪」



・・・・希望の光ですよ、センセー。
妊娠なんて、遠い先の話だと思ってたんだけどね・・・・でもそんなに遠くもないかもしれないよ。
ここのところ、きちんと食べて、きちんと寝て、風邪ひかないようにとか、
これ以上免疫力が下がらないようにとか、疲れたらあんまり無理せずにさっさと休むとか、
日常生活に支障が出ない限りは、自分なりに工夫とかして、結構、必死だったの。
おかげでひどい夏風邪をひいたり、おかしな暑気あたりになったりっていうのがなくて、
いつもの夏よりはうんとマシな生活になって、倒れちゃう回数も確実に減ってたの。
あの皮膚病のせいで、色々と改善の努力を重ねた結果、いつもよりも元気になってた(笑)。


ちょっと嬉しかったから、早速「コーフィー」のところにメールして、
「もう少しなの、あとちょっとで治るの!!」
と報告したところ、その日の夜には電話がかかってきて、元気を注入してくれた。
実はこの時、まだ体に薬が残っていて、夕飯を作るのが面倒でだるくて、うだうだしてたんだけど、
受話器を置いた途端に、もうキッチンに立たずにはいられなくなって、きちんと夕飯も作ったよ(爆)。

前回、病院での処置後、3日も動けなくなってしまったのは、良くなるための徹底攻撃で、
今回はそこまでしなくても大丈夫そうということで、痛みも夜中には軽くなっていた。
「コーフィー」が新たに元気を注入してくれたおかげもあるけれど、
自分の体が上昇気流にきちんと乗っていると自覚できたからっていうのもあるかもしれない。

足りてなかった栄養がきちんと充填されれば、その先にどんなミラクルでも待っているさ♪
また2週間、きちんと辛抱して、徹底的に体調管理をして、多分一両日中にやってくる
月の使者の相手をしていれば、完治への道程も遠くはない。
ここに、懐妊報告が書ける日を楽しみに、やっぱりPMSにはちょっとだけ負けてしまうけれど、
それでも、それはそれ。病気とは違うから巧いこと乗り切って、
次回の外来、無傷で帰還できるように頑張りたいと思います!!

↑キセキノヒト(笑)

「ウォーター!!」と叫んで、また新たな奇跡を拾いにいってやるさ♪
基本の気質は、明らかに「攻め」体質なんだから、待ってても仕方ないし(笑)。
二死満塁でもフルスイングしちゃう、そういうハイリスクなことを平気でやってきたんだから、
今更、小さいことは言わず、ここもフルスイングで逆転サヨナラ狙い。


天から降ってきた勝負には必ず勝つ( ̄^ ̄)


2005年08月11日(木)
女の園に隠された秘密


聖心ウルスラ学園の激闘虚しく、創部4年の野球部たちは甲子園の厚い壁に阻まれ、球場を去った。
まぁそんなことよりも、あの球場で、カトリック系の学校の校歌が流れる方が珍しいから、
思わず聞き入ってしまったわ(苦笑)。
まだまだ女子高の名残が強烈にする歌詞を見ていると、それを少年たちが必死に歌う姿と
上手に重ならなくて、そういう危うさ、初々しさが、逆にあたくしを釘付けにした。


うちの地元にも、中高一貫の私立カトリック系女子校があるけれど・・・・とはいえ、
ホントの地元ではなく、川を渡ったところにあるもっと大きな街なんだけど、
この学校の内情を知っている人というのをあたくしはあまり知らない。
現在、昔は女子校だった私立がどんどん共学化されて、残る私立女子校はそこだけになってしまった。
ただ、実際に高校受験を控え、進学の際にとりあえず私立を受ける時の選択肢の中にはあったけれど、
現実的な話、そこへ進学していった同級生がいたかどうかということすら、
情報として入ってこないくらいに、ベールに包まれてしまっている。
ご近所の誰それがあの高校に行ったらしいよ・・・・という噂までは飛び交うものの、
本当なのかどうなのか、誰も最後まで追究しようとしないのも、考えてみれば妙な話だ。
カトリックを宗教としてではなく、教育の要として取り入れているところは多々あれど、
さすがド田舎・・・・どうも宗教というカタチには足を踏み入れにくいらしい。


今では、名古屋の中高一貫女子校御三家と並び称されるくらいに、隣県その他からも
問い合わせが多数あるそうだけれど、実際地元では、意外と影が薄かったりする。

↑ガチです!

訳詞が2番までついているのですが、内容も相当のもんです。
いつかここが共学化されたら、ウルスラに匹敵するくらいのインパクトがありそうだけど、
名古屋の私立女子校御三家が共学にならないのと同じくらいの可能性で、
ここも揺るぎないかもしれない。


今でもたまに思う。
女ばかりを集めて、何を教育するんだろう?って。
15の頃のあたくしは、その疑問が払拭できなくて、体裁でも絶対に女子高は受験すまいと思った。
で、18になってみてもやっぱりその気持ちは変わらなくて、女子大行くくらいならと思いはしたものの、
2校だけ、女子大の願書は出した(爆)。体裁を受け容れるだけの幅は身についたらしい(爆笑)。
同時に、女性としての適材適所が何であるかが分かり始めてきた時期でもあった。
今でこそナリを潜めたが、当時は更に輪をかけて、怖いもの知らずで何でもアリだと思ってたし(笑)。

当時の教師にも言われたのである(中学の時も、そして高校の時も)。

「オマエさんは女子校には向かない体質をしているかもしれないなぁ・・・・。」

こういった具合で、環境的にも女の園は除外されていったのである(苦笑)。
そうやって共学の高校に行ったわりには、3年次、女子クラスにまんまと入れられてしまうのだけど。
つまんなかったわけではないけれど、こりゃ、学校全体がこんなだったら思いやられるな・・・・と
感じたことはある(笑)。日常的最低限の羞恥心を養うには、この体制は確実に不向きだと。


まぁ、そういう経緯を経て今に至るわけなんだけど、別段、男子校、女子校を蔑視しているわけでも
否定しているわけでもない。
その中で揉まれることによって、もがき苦しんできた人を大学に入って以降、
結構周囲から聞かされたので「お気の毒に・・・・」と思うことがわりと頻繁にあったというだけ。
誰に出身校を言っても憚ることのない、有名なところを卒業していても、
その校名が邪魔をして生きにくい・・・・そんな人にも出会ってきた。


同じ大学に、所謂、女子校東大御三家といわれるところから何でかこっちに来てしまった
変り種の女の子がいたんだけど、彼女がある日、つるむメンバーが全く違うあたくしに声をかけ、
「ちょっと話を聞いてくれる?」と喫茶店に誘った。
彼女とサシで話をするのは、この時が実質初めてだったかもしれない。
彼女は、おもむろに写真週刊誌を取り出して、「この記事を読んでみて」と、あたくしに渡した。
そこには彼女の母校である高校のネタが特集記事として掲載されていて、
知られざるトップ進学校の実態・・・・みたいに銘打たれて、あれこれと書かれていた。
彼女も、コレは事実だから仕方がないと認めてはいたんだけど・・・・。


「コレがね、まぁ『世間の目』ってヤツなのよ。」

「でもちょっと意外^^」

「え? 何が?」

「共学でとると思ってた(笑)。」

「だって、この学校の中では宛ら男装の麗人だったもん。このタッパでしょ?
で、私って目立ちたがり屋だから色々やるから、後輩から手紙とかチョコとかいっぱいもらってた。」


「あぁ♪ それならわかるかも。・・・・でも、どうしてあたしにこんな話するの?」

「それはね・・・・。」



男装の麗人・・・・身長170cm超の彼女は、舞台の上でも、踊っていても、とにかく見映えがする。
共学と違って男子生徒がいないから、大柄の女子生徒で目立つ存在となると、大いにあり得る。
特に彼女の場合、女子高出身という肩書きがついただけで、それがすごく似合うような気もしたし。
彼女は少しだけためらったけれど、意を決したように語り始めた。


「夕雅はこっちの高校事情を知らないと思ったから。で、その上でどう感じるか聞いてみたいと思ったの。
少なくとも関東近県の子たちは、皆、この高校のことを知っているわけだから、
どうしても色眼鏡で見られちゃうし、どうしてここを出たのに六大行ってないのかって言われたら
自分でも、この学校の看板にしがみついてるような気がしてきてね。」


「ふ・・・・む・・・・」

「それにホラ、私、一浪して予備校に通ってたんだけどね。
その時のクラス分けでさ、目指す大学によってランクがあるのよね。
同じように一浪して入ってきた●●いるじゃん? 彼と一緒のクラスだった時に、正直、
私はショックだった。」


「どうして?」

「あの高校出てたらね、あの予備校では間違いなくトップクラスに入れられるのよ。
●●の出身校を聞いて、『どうしてこんなヤツらと一緒に授業を受けなきゃいけないんだ!?』って
瞬間的にムッと来ちゃってね・・・・プライドばっかが邪魔しちゃってさぁ。
ここに来てからもしばらくそんなのが続いてたんだよね・・・・。」


「そうかぁ・・・・そうだったんだね・・・・。頭がいいとそういう悩みもあるんだね。」

「頭がいいとか悪いとかじゃなく、どっかで捻じ曲がっちゃったみたい。
ここではそんなプライド、通用しやしないのに・・・・皆のこと、どっかで見下してた。」


「ここに書いてあるのって、全部ホントだって言っとったよね?」

「あぁ・・・・ほとんど間違いない。」

「じゃあ・・・・サエコ
(仮名)がたとえ奢り昂ぶってしまったとしても、
それはサエコのせいじゃないんじゃない?
現にこうして、自分の醜い部分を曝け出せるのって、時間かけたからって出来るもんじゃないと思うし。」


「・・・・地方から出てきた夕雅のことも、見下してたかもしれない。」

「あはは♪ あたしは高校の時から落ちこぼれで、ここに入れたのも奇跡やもん。
田舎の県立で進学校っても中堅クラス。サエコのとことは比べ物にもならへんよ♪
自分でもわかってる。確実に底辺を支えて平均偏差を下げてる側やってことくらい(笑)。」


「イヤなヤツだよね・・・・私。」

「そうかなぁ・・・・?」

「・・・・・・・・??」

「もっとタチの悪いのなんていっぱいおるよ。あたし、東京来て、良かったなぁ♪」

「何で?」

「サエコみたいにさぁ、ホントにトップの学校行ってた人に田舎やと会えへんし。
地元の県立から地元のちょっと名前の知れた女子大行って、それが妥当に一流って勘違いしとるヤツ、
結構おるもん。地元ではちやほやされるからいい気になって、他人を見下しとることにも気付かんの。
サエコの話を聞いた後やと、ホント、そういう子たちが恥ずかしく見えるわ(笑)。」


「なんか、いいなぁ・・・・夕雅は。」

「何でよ?」

「帰る場所がある。」

「うん・・・・そうだね・・・・そうかもしれないね。」

「東京生まれ、東京育ちってさぁ、時々不便なんだよね(苦笑)。」

「サエコはさぁ・・・・自分の学校、好きなんでしょ?」

「うん・・・・好きだし、楽しかったし。でもそこから出ると他に縋るものがなくて
情けなくなるよ。自分の方ができるのにって他人のことを見下すような真似して、で、焦るし。
ここまで来るのに周りの人を不愉快にさせたと思うとさぁ・・・・やりきれなくなっちゃって。
この記事が出て、初めて自分の姿を突きつけられた気がして、ちょっとイヤだったんだ。」


「(雑誌見ながら)でも、ホントにすごいとこだったんだねぇ・・・・サエコの学校。」

「ほとんど全員が東大目指してるよ。」

「サエコ、燃え尽き症候群にならなくて良かったじゃん♪」

「そうか・・・・そうだね(笑)。」

「楽しかったんやから、母校を悪く言ったらアカンて♪」



そうしてこの後もあたくしは彼女から、この有名進学校の中がどんな様子だったのかとか、
高校時代にあった面白い話とかを聞くことが出来て、ちょっと得した気分だった。
ここまでトップクラスの人間が同じヤードに立っていること自体が、俄かに信じられないというのも
確かにあったけれど、それでも、見下されていた過去の事実には何でか腹は立たなかった。
彼女は写真週刊誌を差し出しながら、本当に恥ずかしそうに、スラリとした長身を縮こませていたのだ。

彼女は普段から本当に溌剌としていて、長身に対するコンプレックスもほぼ皆無だったし、
寧ろ、その恵まれた肉体を余すことなく存分に利用しながら生きているようにも見えたから、
正直羨ましかったのだ。
それに加えて、この時明らかになった彼女の学歴を目の当たりにして、
こりゃ、鬼に金棒というのかもしれない・・・・と妙に感心してしまったことを良く覚えている。
確かに、学歴が人間を左右するなんて昭和的な考え方は、それこそ奢り昂ぶっているかもしれないけれど
彼女はこの大学に辿りつくまでに、他人以上に努力をして、きちんと己を磨いてきたんだから、
それを非難してはならないと思った。
培われたプライドも、彼女の実力と努力がそうさせているものだと思ったし、
そのプライドは、時に捨てなくてはならないかもしれないけれど、持ってて無駄なものでもないと思う。

ただ、彼女は自分の予想以上に育ってしまったその高いプライドを持て余して、
この時だけは身動きが取れなくなってしまったようだった。
自分の母校を出して会話をすると、ともすれば「それって自慢話かよ?」と相手にもされないという
とても厳しい現実が、数年間にも渡って、彼女を苦しめ続けていたのだろう。
だから、話相手としてあたくしを選んだ・・・・と、彼女はそう言っていた。
事実、写真週刊誌を見るまで、サエコの高校がどんなところだったのかも知らなかったわけだし。


ここから彼女がどうなっていったのかというと、卒業するや否や世界に飛び出し、
あちこちを転々としてはたまに帰国。
大好きなダンスをやりながら、昔の看板にとらわれることなく、1個の人間として
伸びやかに生きているというのを風の噂で聞いた。


グワッと悩みぬいた人というのは本当に強いんだなぁ・・・・そう思った。
自分のいるべき居場所をきちんと見極めるのには、とても時間がかかるものだけれど、
彼女に刻まれた過去が、これほどまでに彼女の青春に重圧をかけていたとは。
彼女の言う「世間の目」に逆らわないように生きていくのも、またその逆をいくのも非常に難しい。
何を以って「いい学校」とするのかはわからないけれども、
自分の母校をいい意味で愛すればこそ、そこにプライドが生まれ、生きる縁にもなる。
レベルの高低に関係なく、それは同じことなんだなと思った。

↑愛校心はあるよ♪

隣の芝生は青いというが、やっぱりあたくしの場合は女子高にいかなくて正解かな・・・・と思ったり。
昭和の公立で、ビシバシやられた雑草のようなこの育ちも、満更悪くないと思っている♪


2005年08月10日(水)
気だるい昼下がり


PMSの波っぽいものが、じわりじわりと押し寄せてきている模様なのですが、
そんな表立った症状はあんまりなく、ただ怠いような、とにかくしんどいだけのような、
メンタル的にはあんまり影響が出ていないので、今回はわりと静かな旅支度のようである。


そんな気だるい昼下がり。
やはり・・・・と言ってしまうと高知県民を敵にまわしてしまうかもしれないけれど(苦笑)、
三高が勝利を修めた。危ない場面がいくつもあったので、コレはひょっとするとひょっとするか・・・・?
と思っていたけれど、ドラマは国民が望む方へと動いてしまった。






コレは単に、血糖値が低くなっているのか、それとも貧血なのかわからないのだけど、
(そもそも貧血の症状と診断されたことは、生涯一度もない( ̄∇ ̄;))
どうも、頭と体が重い。ずしぃ~ん・・・・とくる。
でも、ここしばらくで、苦痛を伴ったがいいこともあった。
もうとにかく、あとはオノレの自然治癒能力と思い込みに賭けるしかないということで、
日々、気付いた瞬間に、少しずつ祈祷(爆)(我流もいいとこ)を重ねて、何とか落ちてかないようにと
必死に喰らいついていた。
その結果、前回の処置で、全てを除去できなかったことを前提に患部を見ると、
いつもは2週間も間を置けば、絶対的に再発して元通りになってしまっているのに、
残すところ、数えられる程度・・・・と、ここまで復活した。・・・・長い道のりであった。
加えて、物凄い苦痛であった。
次の処置で、とにかく全部取りきれるといい。そして再発しなければいい。
もう、ホントにあとは祈るしかない。

また金曜に再挑戦3度目の処置(通算6度目)が待っていて、正直、ガクブルなんですが、
自分の心根さえきちんと立てていれば、きっと大丈夫だと、色々な人にも教えられて、
でも痛いのは変わらないから、そこは何とか耐え抜くことにして、
腰が引けても、涙目になっても、きっと無事に生還してみせますよ♪

まぁ、そろそろ月の使者も来そうな感じだし、いっそのこと、苦痛はまとめて♪
動けないならそれでもいいから、できればパックツアーでお願い(笑)♪
と、気だるいなりに、もんすごく横着なことだけは思いつくので、
きっとコレは、心身ともにまだまだいける♪っつうことだと、解釈して、明日もまた頑張るよ!

↑11日を待て!!(笑)

あたくしもそうだが、野ザル軍団のちぃ嬢も結構気になってるらしく、
職場で「こんなふうじゃないか?」と自作の校歌を勝手に作ったりしているらしい(爆笑)。
その気質、あたくしはメチャクチャ好きだけど、OBたちの反感を買わない程度にがんばってくれぃ(笑)。


2005年08月09日(火)
ゴーストバスターズにかけめぐる青春


20年くらい前のヒット映画+30年以上前のプロレスアイドルの歌謡曲のようなタイトル( ̄∇ ̄;)

いやぁ・・・・惰性とはいえ、高校野球を見ていると、今年は本当に波乱だらけの試合ばかり。
三重代表菰野高校、初出場なだけにか残念ながら初戦敗退。
一方、愛知代表の名門、愛工大名電は相手校が初出場だし、ここがふんばり時。
延長に縺れ込んでも多分勝つだろうと、9回後も決着がつかないのでウトウトと昼寝をしていたところ、
ハッと気がついたら、勝ち越しの2点を入れられていて、延長13回、とうとうこちらも敗退。
地元東海勢3校のうち、既に2校が初戦敗退。残るは28年ぶり2度目の出場、岐阜代表の土岐商。
28年ぶりって・・・・実質初出場みたいなもんなんだけど、相手校も2度目の出場ということで、
この試合にも魔物が潜んでいそうな、そんな予感がする。


あの天理を下した国士舘(初出場)といい、智弁和歌山を下した青森山田といい(こちらは実力拮抗?)
今年も順当にベスト8まで勝ちあがってくるかもしれないと思われていた代表校が、
悉く敗退していく様を見ていると、明日の松商学園(長野)対沖縄尚学(沖縄)なんてのは、
どっちが勝ってもおかしくない伯仲の試合になるのかなぁ・・・・なんて思ってみたりも。
同様に、物凄いハプニングに見舞われた高知対日大三高(西東京)も注目している。
全国に散らばっている日大付属の中で、今年唯一全国まで出てきたのが三高のみ。
毎年、何校かが初戦敗退してしまっても、全国大会に顔を出してくるのに、今年はたった1校。
日大出身(大学だけどね)としては、三高に是非頑張ってもらいたいところなんだけど、
突然のハプニングに見舞われつつも、気合を入れてやってきた高知高校にどこまで立ち向かえるか・・・・
いい意味で、微妙な試合になりそうな予感です。


各地方大会の頃から、甲子園から随時「魔物」が派遣されていたかのような今大会。
球児たちは宛ら、「魔物」退治のゴーストバスターズである。


そいでもって、本選出場が叶った各校を、大御所の「魔物」がじっくりと狙っている。
この日、静清工高に負けた江の川だって、突然の雨で確実バッター有利、
内外野手三つ巴の間に落ちたラッキーヒットのおかげで、一打同点のチャンスを作ったにもかかわらず、
何がいけなかったというのか、二者残塁のままゲームセット。
「魔物」が仕組んだ運命の悪戯に翻弄されたまま、散らねばならなかった。


別にこれらは、昭和の遺物・人類の化石「高●連」が仕組んで

「あのぉ、今日はちょっと強めに六甲おろしを♪」

「そうですなぁ・・・・9回あたりに夕立を降らせていただけると、より一層ありがたい♪」

「1試合くらいは延長に縺れ込ませた方が、ドラマがありますからなぁ♪」


などと操作できる次元の問題ではなく、「魔物」のご機嫌ひとつでチャンスにもピンチにもなる
恐ろしい自然現象ばかりが相手だ。(ホント、「高●連」全然関係ないし(笑))


そういった意味で、「もう勝てる!」と確信できるような試合でも、「魔物」の悪戯でひっくり返され、
ベンチより、見ているこっちが「何ですとぉ~~~~っ!?」となる試合が多すぎて、
泣きながら甲子園の土を掻き集めている球児が、リアルすぎて、妙な気持ちになってくる。
いや、テレビを通して見ていても、決して士気が下がっているわけではなく、
寧ろそういう観点では互角同士がぶつかり合っていて、実力でもそう大差のない、要するに
「勝てる可能性」が十分にある中、去らねばならない彼らの背中が本当に寂しそうでね・・・・。
多分、いけるかどうか、当人たちも不安なんだろう。
勝者が校歌を高らかに歌っている時の顔が、いつもの年に比べて、メチャクチャ嬉しそうなのだ。
そして、土を掻き集める敗者たちは、やりきれなさがハンパでない。
今まではこういうのも「作られたドラマ」みたいに見えていた。
時代によって、常勝チームがあったりすると、「負けて当たり前」みたいな空気があって、
今年のような悲壮感には決して繋がらないものなんだけど・・・・。今年は何かいいな♪
勝った方は本当に嬉しそう。負けた方は本当に悔しそう。素直な顔が見られて。




ちょっと話は逸れるのだけど。
甲子園で敗退すると、皆揃いも揃って、土(砂だろうけど)を掻き集めて、持って帰りますよね。
物凄い間近に、テレビカメラのクルーとかも寄ったりして、敗者の悔しさが画面に映ったりもしますが。
まだ、今年は1回戦が全て終わっていないので、早めにこの疑問を解消しようと、
幼馴染に甲子園出場経験者を持つぷよ2に積年の疑問を投げかけてみた(笑)。


「ねぇねぇ、甲子園で負けるとさぁ、あぁやって土掻き集めて持って帰るよね。
あれって、やっぱり『出場した記念』ってことなんかなぁ?」


「そうなんじゃない? 土を持って帰るなんて発想、誰が考えついたのか知らんけど
まぁ、いい記念にはなるわな。」


「じゃぁさぁ、決勝戦で勝った方は優勝じゃん♪ 優勝旗とメダルがもらえるよね。」

「あぁ、そうやな。」

「負けた方もさぁ・・・・一応、表彰されるじゃん。準優勝だし。メダル首から提げてもらったりして。
あの人たちも、記念が残るのに、やっぱり負けると土持って帰るのかなぁ?」


「ぬっ!!( ̄□ ̄;)!!」

「加えて、優勝した方、掻き集めてるところを見たことがないんだけど、
あの人たちも、やっぱり持って帰ってるのかなぁ?」


「ぬぬっ!!( ̄□ ̄;)!! ど・・・・どうなんやろ・・・・?」

「何かさぁ、あの土を持って帰ると『記念』っていうよりも『負けた証』みたいな感じしない?
縁起を担ぐわけじゃないけど、勝者は持って帰らん方がいいとかいう、暗黙の不文律があったりして(爆)」


「華々しいとこだけ放送して、後でこっそり皆が見てないとこで持って帰っとるんやない?
それに・・・・明確に言うと、あんだけ毎年掻き集めてるんだから、『甲子園の土』ではないわけだし(笑)」


「ま、そうなんだけどね(笑)。優勝したチームが持って帰っちゃうと、
連覇達成ならず・・・・とか、そういう因縁があったら面白いかなぁとか思って(爆)。」


「それはそれでイヤやな( ̄∇ ̄;)」

「絶対に持って帰らんぞ!! くらいの意気込みでいってほしいもんじゃん♪」



敗者にとって、コレって「屈辱の儀式」みたいなもんじゃないのかなぁ・・・・と思いながら
毎年毎年見てたんですよ。
途中敗退した人たちは、必ずといっていいほど皆やるから。
最初にやり始めた人って一体誰なのかしら? ホント、どうでもいい疑問なんですが、
今更ながらめっちゃ気になります。初めてやった人、挙手の上、一歩前へ(笑)。
春夏連覇を目指していた名電の選手の中に、春に優勝した時に、
ここの土をこっそり持って帰ってた人がいて、その因縁で・・・・とかいう物語があると、
それはそれで面白いかも♪ と、いつもの妄想癖も爆走中なわけなんですが(爆)。



またちょっと話が逸れるのだけど。
名電攻撃中のブラスバンドの演奏に耳を傾けていた。
もう十数年前にも同じ現象を体験しているんだけれど、ブラスバンド(野球応援用)でアレンジされると、
知っている曲でも、ふっと思い出せなくなることがあるのである。
「魔物」だよ・・・・「魔物」の仕業だよ(爆笑)。
十数年前に聴いた時に、「うぉっ! この曲、絶対に知ってるのに思い出せないっ!!」となったのは
どこの高校の演奏だったかは忘れたけれど、「徹子の部屋のテーマ」だった(爆)。
もう、野球とか応援とか、そういうのから逸脱しすぎてて、すっかり翻弄されたわよ(笑)。
だって、まさかそんな曲がバックで流れている中、打者の士気が上がるとはとても思えなくてさぁ。
確かに、トランペットをベースにしたアレンジになると、甲子園で流れてても
そんなに不自然な感じはしないけれど、「徹子の部屋」はないと思った(爆)。

んで、今年の名電のブラバンが演奏していた曲で、思い出せない・・・・でも聞いたことがある・・・・
うわぁ・・・・何だっけ!? というのが1曲だけあった。
おおよそ、打者によって曲目を変えているところが多いので、待ってればそのうちまた演奏されるけど、
その打者が3打席目を終わっても思い出せないので、いよいよイライラし始めて、5打席目。
やっと思い出せた(爆)。

↑初めて聴いたかも。



最近の子たちは、試合に負けたくらいでは泣かないのかな・・・・と思ってたんだけど、
実際には違うみたい。悔し涙に暮れている子が何人もいた。
で、その試合の終わり方が、勝てるチャンスを小さなミスで取りこぼしたり、
もうどうしようもない、運命の悪戯で、ボールの飛んでいった方向が悪運まみれだったりで、
プロの実力があったとしても、どうしようもないことであっさりと幕切れ・・・・なんてことも
多々あるだけに、余計にやりきれないんだろうなぁ。
誰のせいでもなく、今年は「魔物」のせいにでもしとかないとやりきれないだろうに。


そういや、ぷよ2とこんな会話もしていたのだった。


「年々、高校野球を見ていると自分が年をとったと思う(苦笑)。」

「あ、それ、何かわかるかも(笑)。」

「昔はさぁ、高校野球の選手でも自分の目線では『お兄ちゃん』だったのに・・・・。
今や、あのピッチャーの『子』、ライトの『子』だもんなぁ( ̄∇ ̄;)
うぅ・・・・いつからこういう目線になったんやろ?」


「順当に考えりゃ、高校卒業したその年からでしょ?
・・・・あたしゃ、グランド内だけでなく、チアの『お姉さん』までが『あの子』『この子』になった瞬間、
もうダメだと思ったし( ̄∇ ̄;)」



今年のゴーストバスターズたちの活躍に擬えて、みそじカップルは自分らの青春懐古もするんだけど、
野球部の選手を「●●先輩♪」と呼んでいた時代があったその事実と、
そこからもうかれこれ15年くらい経とうとしてて、その先輩すらもみそじ真っ只中・・・・という事実が
上手に交錯しなくて(爆)、永遠の青春、高校野球の「魔物」は、
まるで無関係のうちらまでも翻弄するのね・・・・と、そんなことを思い知らされたのでした( ̄∇ ̄;)

↑なむなむ・・・・


2005年08月08日(月)
あれ? 毎年恒例の再放送は??/ニューウェーブの到来


毎年、夏休みと呼ばれる期間に突入するや否や、「タッチ」を再放送していたこちら東海地方。
絶対に夏休み中に全話を放送できるなんて、視聴者すらも思ってないのに、それでもやる。
そして毎年中途半端なところで終わってしまい、めっちゃ続きが気になるものの、
大体どのへんで話が終わってしまうかの見当がつくので、食いつかずにここ数年は放置していたのが、
今年は、一向に再放送の気配を見せない。
本来、CXで本放送があったのに、いつの間にかテレ朝系メ~テレ、テレ東系テレビ愛知が
再放送をしてたりもしたんだけど、それすらなくなってしまい・・・・。
ははぁ~ん、そろそろこっち(視聴者)の思惑に気付き始めたか?? と思っていたら!

↑やっぱ、夏はあだち充なんだろうか( ̄∇ ̄;)


実質、こんなアニメやドラマより、今年の甲子園は結構見応えがあって面白いよ♪
智弁和歌山があんなに早く敗退するなんて思ってなかったし、
あれ? 今年は姿が見えないなと思っていた常総学院は、
地区大会の準決勝だか準々決勝だかで既に姿を消しており、
その常総を破って、茨城代表で出てきた藤代もこの日、かなり面白い試合をしていた。


受信料を払う気がサラサラなくても、この日はNHKばっか見てた気がしますよ(笑)。しかも教育(爆)。
だって、他チャンネルはほとんど参議院郵政改正案否決→衆議院解散→総選挙・・・・のことばっかり。
う~ん、小泉さんがやるから気に入らないのかな?
いずれにせよ、郵政民営化は実現させるべきだと思うよ。
ただ、きちんとしたファンデーションが必要で、きちんとしたお上が必要で、
早い話、既に、窓口職員なんかは公務員か否かというだけで、ちゃんとお仕事頑張ってるわけだから、
そこをどうフォローしていくの? この先は・・・・ってことなんだろうな。
世界屈指の貯蓄高を誇る、日本の郵便局。210兆円あまりを有しているらしい。
民営化にするからには、このカネを誰かが動かす・・・・という流れになるわけで、
今までこのカネに何らかの関与があった人たちが反対してんじゃねぇかと、そりゃ疑り深くもなるよ?
チラッと見た、森元首相のコメント・・・・呆れ果てて失笑するしかなかったわけなんだけど、
寿司を食わせたら、反対票が少なくできたのかと問いたいわ(爆)。
あの人、いつも論点がずれすぎてて、見てて気の毒になるんですが・・・・。
まだ、この国の政治に関ろうとしているその姿が、もはや痛々しいんですが。
小泉さんよ・・・・まずついてく人を誤ったから、こうなった! と思うことにしたら?
そんなに焦らなくても、いずれ、民営化の波は絶対来るからさ(苦笑)。
アンタがやらなくても、恐らく誰かがこっそり水面下で押し進めていてくれて、
国鉄や電電公社、日本専売公社が見事に民営化されたように、郵便局もこっそりと民営化されるよ♪

もう1回くらい、総理やんのかな?
あぁいう頑固者は日本にいた方がいいから、いるだけでもいてほしいような(苦笑)。
んで、ここはひとつ、郵政民営化は別の人に矢面に立ってもらって、
今までやりかけのことを、片っ端から片付けていきゃいいじゃん♪
対アメリカとか、対北朝鮮とか、厄介な問題がいっぱいあるやん。

あたくしは政治のこととか国外情勢とかには疎いですけどね。
よっぽど高校球児たちの一世一代のかけひきの方が面白いんですが。
両者共に、水面下でうようよと別の勢力が動いていることくらい、アホなあたくしにも容易に想像がつくよ。
その勢力が、「昭和の遺物」ってことくらいもわかる。
だけど、方や高校生の部活動の派生、方や国の政治、関っている人種とその母体数がそもそも違って、
一緒にすべきじゃないんだけど、どうしてシンプルに考えられないかなぁ。


来た球を綺麗にヒットにつなげれば、得点になる。
郵政を民営化すれば、経済が活性化する。
また次の打者がクリーンヒットを打てば、勝てるかもしれない。
民営化の中で揉まれることによって、次の世代にいい活力を落としていくかもしれない。
この不景気真っ只中、理由はどうあれ、答えはシンプルな気がして、いつか誰かがやらなきゃいけない。
誰がごり押しを達成するか(苦笑)、変人と言われようが、新しいことをする人は
いつだってそういう目で見られるんだから、誰かがやらなきゃいけないことだけは確かなのよね。
一番打撃を受けると思われるのは、今現在、全国の郵便局で働いている人々だと思うけれど、
どういう結末が待っていようと、これからも頑張って下さいね!! もうそんだけですよ。


よくわかんないんだけど(わかってないくせに言うなよ( ̄∇ ̄;))、
どうしてこんなに揉めるのか、そこからして良くわかんないんだな(苦笑)。
なので、乱打戦になった、春日部共栄対大阪桐蔭の方にかぶりついちゃうわけ♪
すごく面白い試合だったと思う。
一瞬、桐蔭、アカンかな・・・・?と思ったけど、逆転に次ぐ逆転で、とても見応えがあった。
まぁ、こちらの水面下にも「昭和の遺物」がうようよしているのだけど、
スタンドで熱心に母校を応援している生徒や、グランドで必死にプレイしている球児に罪はない。
この子、野球、好きなんだなぁ・・・・と思っていつも見ている。
一方、「この人、政治好きなんだなぁ・・・・」という御仁は残念ながらあんまりお見かけしない。
何かに操られている末端の人間というのに変わりはないけれど、
興味を引くか否かというのは、上記の一言に尽きるかな・・・・そんなことを思う。


東海勢、三重県代表菰野高校は既に敗退したけれど、9日第2試合、愛工大名電が控えている。
岐阜県代表土岐商は・・・・う~ん・・・・という感じだけど、初戦突破したら万々歳♪
今年は全国各地で、面白い試合がいくつも繰り広げられて、その上での代表校同士なので、
本選にも期待がかかる。頑張れよ!! 今年は六甲から嵐が吹くぜ♪

↑本当に微妙な顔ぶれ( ̄∇ ̄;)


2005年08月07日(日)
満5歳の2人


多分、何食か分くらいはストックできると思っていた、トマトソースですが、
何の事はない、あと、パスタ大盛り1人前程度くらいしか残らなくて、
どっちの胃にどれだけ入ったか・・・・? というくだらない糾明はしないものの、
アレだけの量を、たった2人でたいらげてしまった、うちらの食欲そのものが心配( ̄∇ ̄;)
予定では、最低3人分くらいは残るはずだったのに・・・・どこでどう間違ったんだろう? 謎・・・・。


そんなこの日。
入籍した日よりも、挙式した日よりも、何でか重きを置かれている年中行事(爆)、交際記念日です。
あたくしがすぐにこの日のことを忘れてしまうからという理由で、指輪の裏側の刻印の日付が、
5年前の丁度この日になったくらい(爆)。毎年、毎年、忘れ続けた結果がコレですよ( ̄∇ ̄;)
とはいえ。もうかれこれ5年も一緒にいるだなんて、いくら役所に書類を提出したからとはいえ、
あたくしにとっては新記録ですよ♪ 恐らく、ぷよ2にとってもそうだと思うけど(笑)。


いうたら結構いい年だけど、色んな意味ではまだまだ人生半ばの若輩者ですからね。
5年ごときで・・・・と思われるかもしれませんが、この5年が辛抱できずに今まではサラッと
「さよなら」してきたわけだから、家族以外で同じ人と一緒にいるということが
あたくしなんかはすごく目新しい出来事だったりする。
いや、日々の積み重ねに違いないかもしれないけれど、1年以上も同じ屋根の下に2人っきり、
同じ顔ぶれというのが、ここにきて、人生で初のことかもしれない。
でかしたなぁ・・・・ぷよ2。よく耐えていると思う(笑)。
そしてあたくし。いい具合に色んなことを誤魔化せるようになったのは、進歩だと思うよ(爆)。


誕生日だの、クリスマスだの、盆や正月も関係ない暮らしをしていて、
実際、入籍した日かそれとも挙式した日、どっちを結婚記念日にするか?? なんていう中、
もし前者ならば、1回目の結婚記念日はとっくの昔に終わっちゃってて、
何をするでもなく、どれもこれもフツーな1日に終わっていっているわけですが、
この日だけは外せないらしく、ぷよ2に気合の入る日(爆)。
山賊の店に行って、ランチを食べよう♪という企画が何日か前に持ち上がり、
満身創痍で実行に移す日だったりしたのです。
昨年のこの日も、入籍はしていたものの挙式がまだで、そんな中、山賊の店に出向き、
ささやかに 「4年も一緒にいるのかよぉ・・・・」 とやったんです(笑)。

↑嗚呼、わがまま三昧(苦笑)

あたくしは別のものを食べます。ランチそのものが風変わりなので、それを。
1年前も、そして今年も、平和に穏便に過ぎていき、ただ暑さだけに辟易するだけだなんて。



せっかく近くまで足を伸ばしたので、復活間もないじいちゃんのところへも顔を出す。
この間、見舞った時は、認知症(?)もどきからは立ち直ったものの、やはりまだまだ病み上がり。
そんな雰囲気だったのが、すっかり元気になっちゃってて、あたくしはただただビックリ!!
切腹した老体が、こんなふうに蘇生するだなんて、正直、考えてなかっただけに、
こりゃ、ホントフツーに100まで生きるなぁ・・・・と確信したのでありました。
ぷよ2を連れて行くとすごく喜ぶじいちゃん。
この日も、一緒に晩酌ができない(=ぷよ2、運転しなくちゃいけない)のを寂しく思ってか、
土産に、神岡の酒蔵が出しているという「飛騨娘」という清酒を一升持たせてくれた。
その前にじいちゃん、もう晩酌する気でいたのか(_□_:)!!
うぅむ・・・・兵役上がりは休息を知らないというのは本当だな(-。-) ぼそっ


せっかくいいお酒を頂いたので、普段飲まないあたくしだけれども、味見程度に
家に帰ってから少しだけそのお酒を飲んでみる。
芳醇で丸く、ワインに近い味がした。
あたくしはすぐに酔っ払ってしまうので、おちょこに2杯飲んだらすっかりいい気分。
顔が赤くなるだけなら可愛いんだけど、全身が真っ赤になるので、外ではあまり飲まないようにしている。
家の中なら、どこでぶっ倒れようが知れているけれど、
この日は2人で、ベッドの上で美味しい日本酒を酌み交わし、いい気分で床に就いたのでした。

↑なかなか美味しかった♪

近所とはいえ、直線で2km以上はあり(爆)、それを近所と言ってしまうところが
何となく田舎センスなんだけど、小さいけれどなかなか綺麗で、面白いものもいっぱいあって、
ちょっと立ち寄るにはいい感じでした。


話が前後しましたが、こうして新たな6年目の旅がスタートするわけで・・・・。
あたくしの予感なんだけど、多分来年の今頃も、似たようなことをしているのかもしれないなぁ、って。
でも、それはそれでいいかなぁ・・・・って。
(少しは片付けやお裁縫の技量が上がってて欲しいな、とか、まぁ色々あるけど(苦笑))←自分
そんな感じで、2人が一緒にあれこれするようになってから、満5年。
揃って満5歳。人生まだまだこれからですね^^


2005年08月05日(金)
トマトの夕暮れソース


中学1年の夏は厳しい。
バドミントン部だというのに、シャトルには触らせてもらえずに、ひたすら筋トレ、基礎練習。
学校の周囲を走らされて、腹筋、背筋、腕立て伏せ、様々なフットワークを取り入れたダッシュ、
素振りだけで5種類。夏休み前の暑い放課後、コレだけのメニューをこなすと、
すっかり部活の時間は終わっていて、室内競技だというのに日焼けすらする。


そんな過酷なトレーニングをやっている間、すぐ頭上にあった音楽室から聞こえてきていたのが、
「トマトの夕焼けスープ」という合唱曲だった。この年の課題曲だったとか。
クラスでも毎日、死ぬほど歌っているのに、部活でもまた新たな曲とはご苦労なことで・・・・と
本当に毎日同じ曲が聞こえてくるので、彼女たちなりに頑張っているんだなぁとは思いつつも、
とにかく、暑くても「室内」というのが非常に羨ましかった記憶がある。


自分でスコアを見たわけではないし、歌ったわけでもないので、
どんな曲だったかは詳しく思い出せないけれど、雰囲気はアレに似ているなと思った。
斉藤由貴の「土曜日のタマネギ」
腹筋や背筋をしながら、同じ部の同胞たちと

「またあの曲だね。」

「どうでもいいけど、フルコーラスで聞いたことがないんだよね。」

「うちらまで覚えてまいそうやわ(笑)」


等々、他の部活の夏の課題に対して感想を述べ合ったりしていた。
基本的に、学校全部が合唱に対してハンパな気合の入れ方ではなかったので、
合唱部が例えば賞を獲ったからといって、全校の前で発表するということはほとんどなかった。
なので、合唱部が普段、どんな活動をしているのか、外にいるあたくしたちには一切不明だったのだ。
でも、毎日のように聞こえてくるあの曲のことだけはすごく気になっていたので、
同じクラスだったか、小学校の頃から中の良かった子だったかに聞いて、
やっとタイトルが判明したくらいだったのだ。
冒頭(近く)の、

「犯人は 誰~」
「あたり一面 ビルだらけ~」


という、ちょっと衝撃的な歌詞から最終的には

「赤い 赤い 夕焼けスープ~」

と収まっていく。面白い歌詞だなぁ・・・・と思った記憶はあるけれど、全部は思い出せない(苦笑)。


これらフレーズだけが鮮明に記憶に残っている。
その記憶に触発されたわけではないけれど、前々から仕込もうと思っていたトマトソースを
やっとこの日、着手した(笑)。
フレッシュトマト、なす、エリンギ、タマネギ、挽肉、バジリコ、オレガノ、オリーブオイル・・・・
残っていたソーセージと、味に深みを出すために鷹の爪も少し入れた。
この曲を知っていれば、絶対に鼻歌で歌うんだけど(笑)、完璧には知らないから、何だかもどかしい。
頭の中に甦るのは、この曲がず~っと流れているその音楽室の真下あたりで、
素振りをやったり、筋トレをやったりしていたその夏の思い出ばかりだ。


いつもだったら固形スープを入れて、少し水も足すのだけど、フレッシュトマトとナスから出た水分で
鍋からソースがあふれそうになる(笑)。水、必要なし(爆)。
煮詰めて水分を飛ばし、赤くいい色になってきたところで、パスタでも茹でようかと思ったのだけど、
ここまで来るとさすがに面倒になってしまい(爆)、冷凍してあったご飯を温めなおして、
それにかけて食べてみることにした。
目玉焼きを乗せて、さながら、ロコモコ風になった。
味は、ミートソースほど肉の脂の味はせず、ハヤシライスに近いような酸味がたまらない♪
この日はたった1人での夕飯。だったのだけど、意外とや、上手くできたので(笑)
明日にはストックバッグに入れて、冷凍保存しとこう♪ 美味かった~♪

↑ひとり暮らし時代に痛い目に遭った思い出も甦る


赤い 赤い 夕焼けスープ・・・・かぁ。
あの曲を耳にしていた頃、まさか自分が、トマトを使ってスープやソースを仕込むなんて
そういう暮らしをするようになるだなんて、全く思いつかなかったな・・・・。
料理やお菓子作りに目覚める年頃でもあったりするわけだが、苦手ではないことだけを知っていた。
この頃から既に、裁縫や掃除は明らかに苦手だったわけだが( ̄∇ ̄;)
意外な瞬間に、意外な曲を思い出した夏の夕暮れでした。


2005年08月04日(木)
あなどりがたし! 類似品


この日。
ぷよ2が会社の人たちとの飲み会が入っているとのことで、
あたくしはあたくしで、久々に実家に立ち寄り、山賊と久々に対面。
一緒に夕飯を食した。・・・・焼肉( ̄¬ ̄*)♪
実家の家業上、肉は市場に入っている肉屋に直接オーダー。キロ単位で切ってもらって配達してもらう。
・・・・というのがずっと当たり前だったんだけど、別所帯となり、100g数円違うか否かで
買うか否かを精肉売場で悩むのが日常となった今、牛肉をこういう贅沢な買い方をしてしまう
実家がすげぇ羨ましい( ̄∇ ̄;)
我が家は、豚と鶏、合挽きのミンチ以外は買いません(苦笑)。
たまにこうして入手された実家のあまりものを、少々頂戴して、牛肉の味を忘れないようにしている(爆)。


美味しい夕餉にありついたのは良かったんですが、本日の主題はまた別で。
えぇ。
どうにもこうにも、日常生活に支障を来している患部に対し、どうしたものやら・・・・と考えあぐねた結果、
とにかく「やけど」にいいとされる消毒薬でひたひたとまめに消毒するしかないかも!
と思いつき、常備薬の中の消毒液がもう残りわずかだったので、
実家に帰るその足で、ドラッグストアでちょいと買い物をしたんです。


売場にて。頭の中でグルグルしていた曲・・・・。
(有線とかでかかっていたわけでなく、あくまであたくしの頭の中での自動演奏(爆))

「オロ●イ~ン液ぃ♪ オロ●イ~ン液ぃ♪」 (by クレヨン●んちゃん)( ̄∇ ̄;)

自慢じゃないですが、すごく上手いですよ、この曲の歌まね(爆)。
無駄に歌ってしまうあたくし、すでにCMの魔の手にかかっていますが、そこはちょっと踏みとどまれよ。
オロ●イン液の効能のところを良く見るのだ。・・・・「やけど」とは書いてない。
やめ、やめ( ̄^ ̄) たとえよく効いたとしても、初めて買う商品ですからね。
そこんところは慎重に選ばないと。

と、ふと近くの棚を見ると・・・・

「今日はマ●ロンが ないぃ~♪」

頭の中では、ヘッドスライディングを寸でのところでやめる、野球少年・・・・(苦笑)。
勿論、あたくしの勝手な自動再生なんですがね。テレビっ子、ここに極まれり!とはこのことかも。
番組だけでなく、CMにまでどっぷり浸かってしまっているあたくしって、
究極、どうしようもないかも( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;)
こっちには「広範囲でない程度のやけど」という効能もきちんと明記されていたので、こっちにしたい。
「家族用」と「わたし用」という2つのサイズがあって、「家族用」の方が欲しかったんだけど、
結構な値段がするのよ、コレが。
今後の使用量がハンパではないと予想されるあたくしにとって、ちょっと痛い出費になるかも・・・・
たかが消毒液くらいで、こんな値段を取られるのはちょっと納得いかないかも。
だって、1個上の棚においてあるオキシドールは、内容量がそんなに変わらないのに、100円。
なのに、マ●ロン家族用はその7倍の値段なのだ。主婦ならちょっと考えるでしょ?

と、マ●ロンの真横に、似たようなパッケージの消毒薬がおいてある。
店のポップによると、内容成分はマ●ロンと全く同じ、値段は半額以下、お買い得♪♪
なんだけど、名前がねぇ・・・・「マ●エース」・・・・う、胡散臭い( ̄∇ ̄;)(爆)
紛いなりにも、薬品の範疇・・・・商品名からして胡散臭さ満載、でも半額以下。
ここはまず、自分の目が確かかどうかを確認する意味も含め、本当に成分が一緒かどうか良く見比べた。


・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。


確かに同じ成分のようだけど、厳密に言うと、ちょこっとだけ入っている成分の量が違うみたい。
ほんのちょこっとなんだけど。気にするかどうかも憚られるくらい、ほんの少しだけ違う。
なので、最後の確認とばかりに、ただの店員ではなく、薬剤師っぽい格好をした方の店員を捕まえて、
聞いてみることにした。


「すみません、こっちとこっち、成分一緒って書いてあるんですけど、本当なんですか?」

「えぇ、入ってるものは一緒ですよ♪ 名前と会社が違うだけです。」

「でも・・・・えらく値段が違いますよね??」

「あぁ♪ 広告料の差ですよ。テレビなんかでCMを流している分、
こっちの商品の方が高いんです。内容は変わりませんので、うちではこちらをお勧めしてるんですよ。」



えぇ~~~~~~っ????
ホントにたったそんだけのことで、こんなに値段に反映されるものなの!?

「今日はマ●ロンが ないぃ~♪」

ってテレビで流しているだけなのに?? 世知辛い世の中だよなぁ(笑)。
じゃあ、実質、マ●ロンだってこの値段で出せるってことだよなぁ。早くCM終わってよ(-。-) ぼそっ

で、そんなあたくしが選んだのは、店も勧めている安い類似品の方。
こうなりゃ、一か八か・・・・傷がひどくなったり・・・・とかそういうのはあんまり考えないことにした。
うん。都合のいいときだけ、財布の中身と身の丈を併せるアサミンジャー



さて。早速帰ってきて、寝る前にその消毒液を使ってみることにした。
マ●ロンを使ってみた時は、特に支障がなかったので、そのノリで適当に塗布してみる。
すると・・・・・・・・。



ぎゃぁあああ~~~~~~~~~っ!!!
し・・・・・・・・沁みるし・・・・・・・・・( ̄∇ ̄;)



何? コレ!? やっぱり類似品は類似品なわけ?? 冗談じゃない!!
燃えるように沁みて、やけどが再びやけどっぽい痛みになってきたんですが、どう責任とってくれるの!?
と、誰に訴えようにも、家の中でただ1人・・・・涙ながらに、散財をケチった自分を恨むしかないのでした。
その痛みもようやく治まって、あら・・・・意外と? ひょっとしたら?
今までの痛みもあんまりぶり返してこないし、このまま寝てしまえ~┐( ̄∇ ̄)┌オホホ
と、途中、痛くて夜中に目が覚めるのだけは避けたかったあたくしは、セルシンも飲んで床に就く。


翌朝。患部を確認すると・・・・

↑ウソやん?

あなどりがたし、マ●エース(爆)。プラス、自分の祈祷能力(こらこら)。
100円のオキシドールで悶絶するよりかは、いくらかマシな結果に終わり、
今後、しばらく使い続けても、それほど悪影響とも思えないので、数日間、コイツの世話になります。
メチャクチャ疑り深くアプローチして買っただけに、予想以上の効能が発揮されると、素直に驚くよ。
TVCMに左右されそうになっているオノレを叩き直すには、いいチャンスだったのかもなぁ。
早いとこ、適度に皮膚が再生してくれないと、次回の処置は、赤く腫れあがっているところに更に
追い討ちをかけるように焼かれること決定なので、それだけは勘弁!
せめて自分の力で何とかなるところまでもっていきたい。
前より、再発度が低くなっているっぽいので、このままの勢いで何とかいい状態にしたい。

今日も、消毒しながら自分に祈るよ・・・・。


2005年08月03日(水)
ポジティブの実態


寝る時にいつも、コーフィーに頂いたタオルを握りしめて、頭の中で祈祷する(苦笑)。
実は、治療中の患部が本当に痛くて痛くて、たまにわけがわからなくなってくることがある。
前にコーフィーに言われたように、

「完全に、完全に痛みがどこかに行く・・・・ってまず思わないと。」

コレだけでも実践しようと、自分なりに集中して、痛みに対抗すべくあれこれやってるわけなんだけど。
地味にポジティブ・・・・そんな感じ(苦笑)。
患部は放置しておけば、別に痛くも痒くもないわけだけど、治療処置をすると
一旦、火傷の状態になるので、皮膚がめくれて、真っ赤に腫れ上がっているのである。
正直に言うと、日常生活にも支障を来すし、ポジティブを気取っていたって、痛いものは痛い。
そして患部を自分の目で見てみて、ヘコまないわけがない(笑)。
処置中だって、麻酔をしてくれるわけじゃないから、痛みに対抗すべく歯を食いしばりすぎて、
背中全面、ふとももの裏側、膝の裏側、脹脛・・・・と、体の裏っかわ全部に嫌な汗が一気に噴出する。
そうやってヘトヘトになって帰ってきても、一過性の痛みとは違うから、確かにブルーになる。

「ま、治るんだから♪」

と考えはするけれど、痛みに対する感情みたいなものは、我慢すればするほど鬱屈したものになってくる。
先日みたいに、美味しいものを食べたり、欲しいものに散財したり、寝る前に自己集中してみたり、
色々と、痛覚を消し去る何かを模索しているけれど、やっぱりどうにもならない時っていうのもあるわ。
人間だもの(笑)。
医者に対する不安や不満も処理されないままだったので、セカンドオピニオンを探したけれど、
この街にはいないということが判明した今、次にすることは何かなぁ・・・・と
ボンヤリ考えることもある。


これら一連のことって、決してポジティブではないと思うんだけど、
かといって、ネガティブだとされるものでもないと思う。
だけど、感情的にはあんまりよろしくない兆候が幾つかあるのは確かなので、
今、自分できちんとコントロールできないか挑戦中。
ぶつかってはこけ、ぶつかってはこけ・・・・なんだけどね(;⌒▽⌒A)

↑はぁ・・・・いい大人なんですがね(苦笑)


そうこうしているうちに、夏もきっと終わっていくのかもしれないなぁ。
一生のうちの一夏、こういうふうに過ごすのも、きっと何かの巡り合わせかもしれない。
暑くて、痛くて、やりきれないけれど、今年の夏の試練として受け止めてやろうじゃないか♪
こんなの、冬~春まで続く受験生の苦悩に比べたら、それこそ一過性なのかもしれないよ(苦笑)。
あんまり頑張るなよ・・・・とよく言われるけれど、コレだけは頑張っておこう。


2005年08月02日(火)
意外なとこから10000YEN


食費だの光熱費だの交通費だの・・・・
果ては医療費だの数ヶ月に1度しか行かないはずの美容院代だの、
月々の出費は合算してみると、もうどこにも削るところなどないように見える我が家のお財布事情。
元々の貧乏性が幸いして、出先でジュースは買わない、ペットボトルは水筒代わり、
外食なぞ月に1回以下じゃ( ̄^ ̄)・・・・というのを重ねて、ちびちびタンス貯金もしている。
塵も積もれば・・・・ではないけれど、着実にちょこっとずつ貯まっていく「生活費の余り」こそ、
あたくしが日々、ちょこっとずつ気をつけて、他の家事はほったらかしでも
唯一出来る「節約」という仕事の集大成だから、貯まれば貯まるほど、顔がにやける(笑)。
守銭奴だよ、コレじゃ(爆)。


今だからできる♪というのもあるんだけどね。
「節約」とか「倹約」とかって、結局はヒマを持て余しているからできることで、
お勤めに出ていたら、収入はきっと今以上に増えるだろうけれど、支出もそれに同じく増えていく。
これは世の条理だから間違いない、ひとつの真実でもあるわけで。


そんな本日。
7月分の生活費をきちんと計算して〆ておこうと、生活費用の封筒の中身を確認すると、
計算では2万円が残っていて、半分がタンス貯金、半分があたくしのありがたい小遣いとなるはずが、
明らかに福沢氏が1人多い!!!
1人少ない場合、どうやってやりくりするかというと、
全面的にあたくしの力不足と見做されて仕方がないので、場合によっては50~100%の額を
自分の小遣いから犠牲にする。
昼食代がほとんどかからないあたくしは、月々頂けるお小遣いをやっぱりちびちび貯めているので、
1ヶ月分くらい犠牲にしたところで、どうとでもなっていくんだけど、
あたくしが起きれなくて弁当がない状況になると、ぷよ2はどうにもならないので、
犠牲の分は、彼の昼食代に消えることがほとんどだ。


そんな状況下、福沢氏1名様、予測しないところからご登場♪となると、大騒ぎである(爆)。
(足りない場合も大騒ぎなんだけど( ̄∇ ̄;))
翌月の生活費に早速繰越をして、潤ったところで、結婚以来、数えるほどしかしてない外食へと繰り出す。
あたくしはすっかり気が大きくなってしまい、そして先月分の小遣いも無事に全額支給されたので、
この日のランチは家計に響かないようにと、あたくしのプライベート財布から散財した。
同じような境遇のお友達が近くにいるわけではないので、ダンナのいない隙に女同士でランチ♪
とかいうのにも無縁。たまの外食で少々散財したところで罰は当たるまい。


行ったお店は、まだオープンしたての近所のダイナー。
アメリカンカフェみたいな雰囲気で、店内にはあたくしの大好きなオールディズ(勿論、原曲♪)が
流れていて、オーダー内容にちょっと苦手なモノがあれば抜いて作ってくれるという
まるで「サブウェイ」みたいな方式。
超ド級のボリュームは正にアメリカンサイズ!! 味も良くて最高♪
厨房にいるご主人と、ホールにいる奥さんの2人で切り盛りしているようだけど、
なかなか感じのいい店だった。
メニューに、「8種のアイスを詰め込んだスペシャルポップパフェ♪」という、
いかにもうちらをそそるメニューがあったんだけど、ランチだけでお腹がいっぱい(笑)。
次に行った時には、絶対、あのパフェに挑戦してやる( ̄^ ̄) という新たな野望を抱き、
あたくしのプライベートな買い物のために、ぷよ2にもつきあってもらう。


狙うは、未だ混雑ままならぬ「ロックシティ」( ̄∇ ̄;)
つか、あんな場所にあんなもの作っちゃって・・・・マックスバリュー、24時間営業って、無意味な気が。
誰が精肉や鮮魚なんかを夜中に買いに行くんだろう・・・・?
その様子を勝手に想像すると、異様な雰囲気、不思議さ満載。
でもそのおかげで、深夜12時まで営業を売りにしていた、うちの最寄のスーパーが
確実に安売りを仕掛けているので非常にありがたい♪ 
食料品はとりあえずこっち(マックス)では買わないよ♪

本日欲しかったのは、スイム用のフック付パッド。アレね、キャミを着る時に非常に便利なの。
ブラだと暑いし、つか、ここ数年、ブラをするほどの胸でもないし(爆)、如何せん苦しいし、
無論、キャミ1枚でフラフラ徘徊するほど、世間様に迷惑はかけてませんけどね。
もう1枚くらいは上に羽織りますけどね・・・・そうなると、パッドの入ってないキャミに
何とかしてフック付パッドを付け替えして着まわしていくことになるわけ。
今手元にあるのは、たったの1個。他にパッドが元々入ったキャミを着ている間に、
その1個を洗濯して、また別のキャミに装着して・・・・と忙しなかったのを解消するため、
そのパッドを2枚買ってきた。
すぐさま水着用にも適応可能なので、とりあえず、この夏は非常に重宝しそうなアイテムだ。

「ロックシティ」も、東館より西館の方が落ち着いている印象があるなぁ。
同じスポーツ専門店で、ちょいと素敵なナイキのサンダルを見つけて、それも買ってしまったよ♪
たまに買い物に出かけると、ちょっと財布の紐が緩みすぎるなぁ(苦笑)。
でも、まぁ、「たま」のことなので、そこは自分を許すことにする(甘)。

↑褒めてくれ・・・・誰か褒めてくれ(笑)


この作業をやったのは、今年ではなくて、数年前のはずなんだけど、
よくもまぁ、自らもきちんと認めるほどに苦手なことを、きちんとやり遂げたもんだと
今更ではあるけれど、ちょっとオノレに感心するわ。
「生活」をしていくために、やっぱり最低限のことって必要なんだなぁ。
「手抜き」と「だらしなさ」というのはやっぱりちょっと違う気がするから、
そこんとこを履き違えないように・・・・そして、いきなり現れた想定外の福沢氏に最大の感謝をしつつ
この夏を乗り越えてみせるぜ♪


2005年08月01日(月)
31の手習い


小学生の時、習い事のトップ3といえば、お習字・そろばん・ピアノだった気がする。
そのどれも経験できないまま、ある程度大きくなると、

「やっぱ、何ごとも経験・・・・やっておけばよかったかなぁ」

と切実に感じる場面にわりと多く遭遇する。
現代のちびっこたちは、この昔のトップ3には見向きもせず、いやでもやっぱりピアノくらいは習う子は
まだまだいるかしら?・・・・ってな感じで、お習字やそろばんを押し退けて、
スイミング・英会話・ピアノ・・・・こういった感じなんでしょうかね?


それはそうと。
大人になってから、色紙の受注販売を始めるようになり、今まで硬筆一本槍だったあたくしも
やむなく、筆を用いた毛筆にも挑戦せざるをならなくなり、
日々、悪戦苦闘の毎日だ(苦笑)。
最初はそれこそ、筆ペンでもかなりの苦戦を強いられたわけなのだけれど、
最近になって、ようやく筆ペンなら味方につけられるようになった気がする(笑)。
インクが均等に出続けてくれるので、流れるように一気に歌を仕上げてしまいたいあたくしとしては、
途中で勢いを妨げられる、本当の毛筆となると、やはりダメダメちゃんで、
あっちゃこっちゃに納得のいかないポイントが発生するので、いつもぷよ2に頼んで
ダメ出しをしてもらうようにしている。(彼、風貌に似合わず書道3段(爆))

そんな彼のダメ出しも、回を重ねるごとにだんだん指摘のポイントが減ってきて、
「どこにどういう味があるのか?」という視点になりつつあるのが嬉しい。

元々、あたくしが作っていた色紙は、文字が整然としているタイプではなく、
崩して何ぼ♪みたいな感じだったので、楷書体に求められる正確な筆遣いとはまたちょっと違う毛色。
でもその中でも、漢字とかなの大きさのバランス、文字の流れる方向なんかは、
自分でも意識していたので、そういうポイントであれこれアドバイスをくれるぷよ2
こういう点において、珍しく的外れではない(爆)。
一応、あたくしが何を創ろうとしているのかを、必死にわかろうとしてくれてるんだなぁ・・・・と
そういうふうに思うと、しみじみ、ありがたい。


この年齢になると、冠婚葬祭で毛筆の書面その他を求められることも増えてくる。
今は、PCでも正楷書体をプリントアウトできる時代になったので、そこまで必要に迫られるようなことも
減ってはきているけれど、例えば何かに記帳せねばならなくなった時、

「うっわ~!! 日ペンの美子ちゃんやっとけばよかった~っっ!!( ̄□ ̄;)!!」

等々、その時になって頭の中をグルグルしてしまうことも多々あろうと、容易に予測もつくので、
せめて、見られて恥ずかしくない文字を心がけて書くようにせねば・・・・と一応、意識だけはしているのだ。
手習いなしの31、アサミンジャー・・・・誰に習うわけでもなく、独学で何とか・・・・。
まぁ、その程度でしかないんだけど(苦笑)。
その点、ぷよ2は、今現在、きちんとした文字を書けるか否かはおいといて
文字のバランスや、留め、はね、はらいのポイントをきちんと習得しているので、
彼の指摘した事を、自分なりに処理できるようになったら、それはそれでいいかな♪とも思っている。

この日も、いつもはサインペンで済ましてしまう宛名書きを、筆ペンでやったところ、
意外と上手に書けたようで、ぷよ2にも褒められた(笑)。

↑悪い気はしないもんだよ♪


あぅぅ・・・・31の手習い。
こうしてPCの前に座っているのも悪くはないけれども、やっぱり文字は手で書かないと
どんどんダメになっていくことを知って、最近、努めて、メールで済ますところを手紙にしたりしている。
元々筆不精ではないので、苦ではないんだけど、いい文字を書こうとするとどうしても力んでしまって
いけない。
水が流れるように、スラスラと、尚且つ読みやすい文字を書く・・・・というのは昔からのポリシーで
自分なりに頑張ろうとはしているのだけれど、やはり、きちんと手習いしたほうがいいのかなぁ・・・・?
お箸の持ち方と同じように、自分の書く文字でお里が知れることがあってはならない。
まず、こういう小心者なところも改善せねば!!!
と結構、日常的に補正課題満載だったりするアサミンジャーなのであった。

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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