東京の片隅から
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亡母と背格好の似た人を見かけると思わず二度見してしまう。
2021年05月24日(月) |
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 |
ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」読了。 アイルランド人の配偶者とイギリスに住む日本人女性が、二人の間の息子(中学生)のことを主に書いたエッセイ。 するすると読めるんだけど、人種の壁と階級の壁と、違いとエンパシーと、とにかくいろいろなことを考えさせられる。 そして、息子さん、賢い。 自分の考えていることや状況を言語化して伝えられる時点で賢い。 これから面倒くさい年頃に入る自分の子どもを鑑みて、いろいろ考えさせられた。
このところ暑くなってきたのと毛先が傷んできたのとで、髪をばっさり切ってショートボブにした。 ほぼ天然パーマなので洗って乾かすだけでウェーブが出るのだが、出過ぎて広がってしまうので何かつけるものを買わなければ。 白髪を染めた方がいいか訊いてみたのだが、美容師さんは本人の気分だから染めても染めなくてもいいんじゃないですかね、的な回答であった。
近所の携帯電話販売店が「ワクチン予約のお手伝いいたします」とポスター掲示していた。上手い。
帰宅の電車の中で最近よく見かける若い女性、たいてい無印良品の棚の部品を持っている。あるときは引き出し一つ、あるときは棚板一つ。こつこつとパーツを買って家で組み立ててるんだろうなぁ。 そういえば会社の同僚でもエレクターの部品を一つずつ買って帰って組み立てた人がいたっけ。ディアゴスティーニか!
子どもが最近Perfumeがお気に入りで、アレクサにリクエストしてよく聴いている。 元々今の子どもはボーカロイドに馴染みがあるから、あの声や姿もその延長線上に捉えているような気がする。 あとは親の影響で奥田民生とかブルーハーツとか。他にも山崎まさよしやスガシカオを聴かせてみたものの、はっきりしたバンドサウンドのほうが受ける傾向。 他の子は何を聴くのか聴いてみたら、ジャニーズの若手だったりBTS等K-POPだったりYOASOBI等ボカロP出身のアーティストだったり、親の影響でキングヌーとか髭ダンだったり。でも自分が子どもの頃みたいに何かが圧倒的人気というのはないようだ。 今はミュージックステーションも21時になってしまったから。音楽番組を何となく聴いてきっかけになるというのはないんだろうなぁ。CMかアニメの主題歌か、そのくらいだろうか。「マス」が生まれにくい世界なのはいいのか悪いのか。逆にニッチなものでも、固定ファンを掴んでしまえば細く長く活動できるのか。
実家の父に頼まれ、予防接種の予約を取る。 私が住んでいるのとは違う自治体だが、もともと人口も少ないのと、年齢を区切って接種票を発送しているとのことで、今回の予約には人数の多い団塊世代が含まれていない。そのため、受付時間にいきなりつながってあっさり予約終了し、拍子抜けする。でもこうでなくちゃねぇ。
2021年05月18日(火) |
リョクノハラ・プラネット |
星野架名先生の訃報を聞く。思ったよりもお若くて吃驚する。 「緑野原」シリーズは学生時代連載されていて、好きな子が結構いた。同時はああいうライトSFが少女マンガでも結構あったのだけど、今はどうなんだろう。以前復刊ドットコムからのリクエストへの出版社の回答が、最終話(遠い銀河の夜明け)だけなら可能、絵柄と話の内容が今は部数を見込めないという正直なもので、目の大きい少女マンガな絵柄もそうなのかもしれないけど、いまはSFファンタジー(というほどSFでもないんだけど)流行らないのかなぁと思った記憶が蘇った。 それにしても去年から野間美由紀先生とか明智抄先生とか、「花とゆめ」系の作家さんの訃報が愛ついて胃で、ちょっと凹む。
PASMOの調子が最近悪く、だましだまし使っていたのだがついに完全に読み取り不能になってしまった。窓口で試してもらうも全く反応しないので、新しいカードに情報を移す必要があるとのこと。その場でできるものではないそうで、窓口に預け、翌日取りに行った。 新しいカードは定期券の印字もくっきり。これまでは「何か書いてある」ことしかわからないくらい薄かったので、やはり経年劣化だったのだろう。
子どもが好きなポケモンが悪役になりがちということで怒っているのだけど、そりゃあ「あく」「ドラゴン」「どく」タイプが好きならそうなるよね。
王道を好きにならないあたり、「血」を感じる。
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