東京の片隅から
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2024年05月09日(木) |
アンゼルム・キーファー |
仕事終わりにアンゼルム・キーファーを見てきた。 来年京都で展覧会をやるらしい。京都は遠いなぁ・・・。
突然令和以外の新元号候補がばらされているが、いろいろイタい。
特攻兵器の名前も頭が痛いが、「知道」は中国語で「知っている」のことなので、もしうっかりこれに決まっていようものなら、中国語のわかる人たちに「知ってる元年」「知ってる二年」と延々いじられ続けていた可能性があり、そういう意味で専門家の存在って大事だなぁと思うわけです。
朝ドラのセリフにあれこれ文句を言っている男性と思しきアカウントのポスト。 話の流れが見えていないか、あるいは意図的に見ていない感じ。 男女関係なく、まじめな発表に妨害行為を行うことそのものが、上下関係を表していると思う。たとえ話がめちゃくちゃであっても、同性の先輩や教授のプレゼンにはヤジを飛ばさないでしょ?そういうことだよ。 同性相手にヤジを飛ばすなら同級生にせよ後輩にせよ、とにかく自分より「下」に見ている相手になると思う。
まだ昭和平成までなら親愛表現という言い訳ができたかもしれない。 でも、そもそも、話の横入りって、ものすごく失礼だと思う。テレビの討論番組でも国会のヤジでもそうだけど、ないわ。 昭和の少年漫画や青春ドラマなら失礼発言→喧嘩→仲直りして親友に、みたいな展開が待っていたと思うけど、それは同姓同級生間のフィクションだから成立するファンタジーで、現実は最初の印象が悪かったらずっとそのままだからなぁ。
今回の朝ドラはちゃんと追えていないけど、小さな気づきがあちこちにあるようで、そこに気づいて考えられるかが、自分の価値観をアップデートできるか否かなのだと思う。
一つ一つは小さな(?)トラブルなんだけど、積み重なってしまって、自分のキャパを超えそう。 とにかくしんどい。 何の解決にもならないけど、久しぶりに家でビールを飲んで、ブンブンサテライツで踊る。 なんとかゴールデンウィークまで乗り切らねば。
希死念慮はいつも私の隣にいて、ふとした時に背中を押そうとしてくる。小学生のころからそうだ。 まーさんも子供もそんなことを考えたことがないらしく、この家の人たちは自分とは全然違う人なんだな、と感じる。そういうことに引きずられない人だからこそ結婚しようと思ったのかもしれない。
また古文漢文不要論が流れてきたけど、古文漢文に限らず、義務教育段階の学校で学ぶものに不要なものはないと思う。「いま」「自分」に必要でないだけ。
自分の経験から、文系理系にかかわらず、学生は全教科学ぶべきだと思う。 成績はともかく、素通りしたとしても、一度頭に入れることに意味がある。 何の因果か、私は学生時代赤点を取りまくった教科に関係している仕事をしている。 それでも、全く習っていない場合と赤点連発とはいえ授業で習っていた場合とでは、業務理解にかなりの差があると感じる。
古文漢文に関して言えば、スーパーで「春は揚げ物」ににやりとできるだけではなく、なぜコイキングがギャラドスに進化するのかもわかる。西欧古典に話を広げればテンペストのあらすじが分かっていれば水星の魔女もピンとくるよね。
科博の「和食展」を見てきた。 2020年に開催予定で、楽しみにしていたのがコロナ禍で中止になって、今回復活したのでとても嬉しい。 最近の科博の特別展は文字も多いけど、それ以上に「科博」でやる意義を十分感じさせてくれる、とても見ごたえのある展示だった。何よりカタログが素晴らしい。買ってよかった。しばらく読み物として楽しめそう。
法律の改正で昔ながらの漬物が食べられなくなる!と騒いている人たち、自分で作ったらづかな。いぶりがっこは難しいかもしれないけど、梅干しは超簡単。うちでも毎年漬けてる。
2023年12月19日(火) |
テオ・ヤンセンふたたび |
千葉県立美術館にテオ・ヤンセン展を見に行ってきた。 12/3に屋外デモンストレーションを見にって、その時は屋内展示の入館が長蛇の列で(空前絶後だったらしい)入館をあきらめて帰ってきたので、今回再チャレンジ。 今日は人はいるもののさほど混雑もなく、自分で動かすこともできて、おもしろかった。 まーさんと子どもも連れて行ったんけど、割と無茶な作り方をしているとのこと。 明和電機が好きな人ならはまると思う。
実際にオランダの浜辺で動かしている(散歩させている)映像も流れていたんだけど、背後の海が本当にクールベの海で、あぁあの色の海って本当にあるんだ、と改めて感じた。
チバ!
ミッシェルガンエレファントが半分になってしまった。
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