+女 MEIKI 息+
DiaryINDEX過去のことさ


2002年02月06日(水) 溜まってるゼ!

 PCでなく、どうやらモデムの調子が悪いようです。
 メールの送受信中に調子が悪くなると、ちょいとイライラします。
 とっても単純な解決策は、ソケット抜きの再接続。
 一度や、二度ならまだマシです。
 サクサクと動く時と、まったり反応な時。あー、これも博打。

 連絡メールを受信しないことには、ご飯を食べ損ねるのでモデムソケットを入れたり抜いたり・・・。
 件名に「変更が入りました」とあれば、その後受信するであろう完了通知までの諸々が気になります。
 ファックスのTOPに送る送信枚数表示と同じようなものが最初に届き、そこに全内容が5通で完了されると記されていれば、5通受信完了するまで気になって眠れません。
 やっとこさで5通目を受信し、普段よりも深夜にずれ込んで一息ついて一通目から順に開いて読んでいきました。
 一通目:件名「変更通知-1-」内容「現在、検討中のため変更通知が全部で5部作成されています、その1云々」
  ・       ・        ・
  ・       ・        ・
  ・       ・        ・
 五通目:件名「変更通知-完了-」内容「以上の4件の案は現時点で総てあぼーんされました。」

 マ、マジかい!

 そりゃ、変更過程のお報せを頂ける身分は有り難いと思うけど。
 昨晩は、ダメダメ気分倍増でグレそうになりました。プシューッ。


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 玉藻刈る 井堤のしがらみ 薄みかも
   恋の淀める わがこころかも


 恋は障害があれば余計に燃えるものなのでしょうか。
 面倒になって途中で想う気持ちすら放棄しちゃうようじゃ、本当に好きじゃないんだと言われました。
 単にその辛い場所から逃げたかっただけだよと、言われました。
 逃げたから本気でじゃなかったと、そういうものなのかなあ。


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 遠方の友人が久しぶりに仕事でこちらに来ていると言うので、時間を合わせて会いました。以前、彼女とよく会っていた喫茶店で待ち合わせをしたのですが、そこに着くと店代わりをして以前の喫茶店の姿は無し。
 店の前で待つような彼女ではないので、携帯に連絡すると電波が入らない場所なのか電車内で電源を切っているのか不通状態。仕方無いので、暫くその店の前で待つことにしました。
 鞄を覗き込み、携帯灰皿をゴソゴソと探しているころ、背にしていた店内から彼女が出てきました。
 「ちょっと、面白いもの見つけたのよー!」
 誘われるまま、店内に入っていくとそこはファンシーショップばりのアダルトショップ。キディランドの店内と見間違う程のキラビヤカサです。
 うあ、わたしったらアダルトショップの真ん前で立ってたわけ?!

 彼女が商品を手に取り差し出して見せてくれました。
 商品名:トリップスキン、商品を見る限りごく普通のコンドームパッケージと変わりません。
 「包装にもスキンと名をうってるし、ただのかわいらしい包装のスキンでしょ?」彼女にそう言うと
 「じゃ、トリップってなーんだ?」
 「媚薬モドキがジェルに含まれているとか?」
 「そのぐらいじゃ、騒がないわよ!」
 うーん、確かに。

 わたしもその商品を手にとって説明書を見ると、
 <フェラチオ用のコンドームです。とっても薄いラップ状のコンドームをかぶせるだけで安全。フェラチオでも、STDに感染します。性感染症の予防に、とても便利なフェラチオ専用のコンドーム。専用のローションもついて使いやすくなっています。素材:ラップ>
 だ、そうです。

 最近は、そんな商品もあるのですか。普通のスキンを使用するのはオシャレじゃないの?

 その後、彼女とお茶をしながらトリップスキンなるものの使用頻度と、使用する仮定をあれこれ想像しましたが一番気になるのが、素材です。ゴムでもシリコンでもなくラップという時点で、どうしてもキッチンにあるアレを思い出さずにはいられませんでした。ゴワゴワ・・・。。


 使用感(味)とか、途中でやっぱり乗るわ!ってなことになった時に、通常のスキンと交換するのか?とか。
 どなたか、既に試された方いらっしゃいますか?
 キッチンのアレで代用したわよ!ってのも併せて伺いたいです。


2002年02月04日(月) うつ伏せで寝転んで


□ 他所様のサイトからリンクされている処で、以前のアップした内容の見れる場所に訪れてみた。
 そこで、自サイトのURLを打ち込むと自分の以前開いていたサイトのデザインを日を追って見ることが出来るのだ。
 試しにどんなものが出てくるのかと見せてもらった。
 内容は変わらずデザインとは呼べないような配置をあれこれ頻繁に弄っているので、その度にイメージ(.jpgや.gif)は保存していないから画像の置かれていた場所は×印になって表示されていないなか、唯一の画像が「ハーボット」だった。
 ちょっとパスワードを入れて話かけてみたのだが、なんだか切ない答えが返ってきて、見なければ良かったと思った。
 こんなものに感情移入は可笑しいぞと片付けるにはどっか部品が足らないようで。

□ 「どーせ、なんでもないことなんでしょ?」
 そう決め付けられると反発する気持ちも起きない。
 「ん。」と答えてしまって、相手は違う答えを待っていたのかな?と、思った。
 くちにだして、耳から自分の声を改めて聴くと結局は、自分にとったら「なんでもないことだったんだ」と改めて思ったり。
 そのくせ、もう一人の自分がどっかに潜んでやしないかと探したりもするんだよ。

□ 昨晩ぐらいから、ご飯が美味しく感じられるようになった。
 普段から食いしん坊なのに、薬を飲むだめだけに食事をするなんて期間限定の病弱人はホント厭だ。
 もう、終わっても良いのになあ。そう医者に言ったら、50過ぎまでは捻り出すように!と、きつく忠告された。
 無意味だけど、身体のためには無意味な行事じゃないんだね。

□ 「たまらなく好きだと思う相手以外でも至すの?」
 そこで、出来るよと答えたら「やっぱりねえ。」と言って、冷めた目で見るんでしょ。
 好きだとか、愛してるとか、そういう感情が判らないよと叫ぶにはあまりにも歳くってるよなあ。
 粘膜摩擦だけの興味は、今は無いの。

□ 昼下がりに、素敵姉さんと電話で話しをした。
 簡単に電話をかけているようでも、実は今、電話がかかってきて大丈夫なんだろうか?とか、アレコレと思いながらも、声はいつもの調子でブッキラボウ。
 ついつい長話になってしまって楽しかった。
 そう思った時は「ありがとう」って言って電話を切ろうと毎回思うのだが(これは、誰に対しても)一度も、実現したことがない。

□ ここの更新が怠ると催促をしてくれる訪問客が居る。
 その方に喜ばれるような文章を書こうと、誰が読んでも理解出来る文章を書こうと、読みやすい文章(表示)を書こうと、ほんのちょっぴりは思ってるんだよ。これでも。
 あー、またこんなかよ。
 そう言われても、それもまた嬉しいかなって。

□ メールをフォームにしてるせいか、ここからのメアドではあまりメールを受信してない。
 以前使用していたメアドに、そのまま送ってきてくれるのは有り難いけど、そのうちそのメアド無くなるかも。
 宛先不明になったからって、お叱りメールをコッチのメアドで送ってこないでね(予防線)

□ アレも*、コレも*、タブン*、キット*
 そろそろ一年経つんだね。
 やっとこの頃見れるようになってきたけど、カサブタを剥すのを我慢するような気持ちだよ。
 弄れば痛いさ、なのにまだ気になる。
 手を繋いで前に歩いて行きたいとは決して思わないけど、一瞬だったから鮮やかな勘違いだったのかもしれないね。
 わたしだけが。

□ ストロベリーチーズケーキとチョコミント
 Thirty one のアイスクリームをご馳走してくれるなら、一晩中でもお話してあげる。


2002年01月31日(木) 物忘れが激しすぎるだお!


 さすがに博打のような月一行事中は睡魔にも魅入られてます。
 お腹の具合は緩い感じだし、ひたすら眠くなりませんか?>女性の方
 寝ても寝ても、痛いくせに眠れるのですよね。

 会話の途中で眠ってしまう程の深夜(明け方)に及んだわけでもないのに、大好きな方達との会話中に不覚にも寝てしまいました。


 〆切りが近くなる頃や、途中に変更がかかったりでオセオセ状態の時ほど、忙しくともあまり重要なことを忘れることはないのだから、時間が充分ある時は尚更、完璧なものが出来そうなのですが・・・その時の方がおもいっきりの忘れん坊になります。ちゃんと確認をしたはずでも「あれえ?」ってな感じでズッポリ重要なことが抜けたりします。

 普段がこんな状態なのだから、このような博打期間はそれが顕著に表れて生活状態が凄いことになっています。
 たとえば、近所の店(家庭用品全般と薬局が入っている店)に鎮痛剤と、どうせそこまで行くのだから猫の餌もと思い、買いに行きました。たった二つのものを買いに行くのだからメモ書きはせずに、財布と煙草をポッケに入れて自転車でスイスイと行ったのが間違いでしょうか。
 店に着いて自転車を止めると、目の前にティッシュ(5箱セット)の安売りが並んでいました。早急に必要な物でもないけれど、買い置きしていても腐るものでなしと安易な気持ちで、ティッシュの箱を片手に下げて猫の餌を選びました。普段から購入している餌を手に取り、その隣に陳列してある毛玉防止用の物も見てみたくなり、ティッシュの箱を床に置いて両手に猫の餌を持ちました。成分や内容を見比べているうちに両方を購入しようと両手に抱えたままレジに向かってしまったのです。
 会計を済ませ、出口に向かうと床にポツンと置かれたティッシュ箱。見ない振りはさすがに出来ないので、それを掴んで再びレジに行きました。(ちょっぴり恥ずかしかったお!)

 自転車の前カゴにティッシュ箱を入れ、ハンドルのに付いている無用のベルに猫の餌が入っているスーパーのビニール袋を掛け、ヨロヨロと自宅に戻ってきました。

 おー寒い!部屋に戻って、暖房をつけホットカーペットにうつ伏せに寝てお腹を温めてる時に鎮痛剤を買い忘れたことを思い出しました。
 冷蔵庫の中も空っぽに近いので、夕方スーパーに買い物に行くついでに買ってこようと決め、とりあえず手元に一回分残っている最期の鎮痛剤を食べました。
 コロコロと転がっている間にとっぷりと日が暮れてしまって、寒い中をのろのろスーパーに出向くとそこで知人に会いました。彼女と買い物を済ませた後に近所の喫茶店に誘われるまま行ってしまいました。
 ここまで読んでいて、イライラし始めた貴方。そうです!ご想像の通り、わたしはまた鎮痛剤を買い忘れていました。
 その旨を喫茶店のママに話して呆れられながらも鎮痛剤を分けてもらって無事、家にたどり着きました。

 今日の一番欲しかった物は、遠い道のりを巡った末に結局自分では購入出来ませんでした。


 ++ 私信 ++
 なんだか、わたしの具合にならってPCの調子がダダをこねてます。
 立ち上がったり寝転んだりの状態が交互にきています。もしかすると、更新が滞る時があるやもしれず。

 昨日、無言オチしたのもそのせいで、何度もご機嫌伺いをしてもヘソをまげてしまったようで再入室することができませんでした。
 賭け事は好きではないのに、博打のような日々は続きます。


2002年01月30日(水) 傍に居て

 ベンチに座って話に夢中で気が付いた時には、陽が西に傾き始めていたので、芝生で敷き詰められた高い土手を慌てて駆け上がった。 流れのゆっくりとした川は、夕陽を受けるとキラキラとオレンジ色に輝いて素敵だからと言われたからこんな遠くまで来たというのに、話に夢中になってまだ川面すら見ていなかった。
 湿り気の帯びた枯れた芝生は、急ぐ足をもどかしくさせる。
 高くなるにつれ急斜面になるとそれが一層増して、歯痒い気持ちを起こさせた。少し先を行くあなたは後ろを振り返り、わたしの袖口を掴んで引っ張ってくれた。
 はあはあと息遣いも荒くなった頃にやっと高い土手の上に登りきり、遠くに川岸が一望できる場所にたどり着くと陽は川面に色を与えていた。
 息が落ち着いたのに、二人とも何も語らずに総ての色を陽色に染めていくさまを、じっと見とれていた。
 夕焼けも次第に暗くなり、気の早い星が姿を現し始めた頃、大きな川の手前に中州があるのに気付いた。頼りなく生えている葦も夕闇の中では密林にさえ見えた。
 陽の光に映し出されたオレンジ色の景色に気を取られている間に、突然そこに密林が出現したのだと思った。
 辺りが暗くなっても尚、そこを動かない二人とは違って周りはどんどんと顔を替えて、わたしは漆黒の闇をまとった密林が気がかりで目が離せない。
 ジッと見ていると、一羽の鳥が羽根を休ませている姿が浮かび上がってきた。

 ずっと黙ったままだったので、擦れた声でわたしは言った。
 「あそこに、鳥が居るね。」
 あなたはわたしの見ていた方に向き直り、何の躊躇いも無く「毛繕いしてるんだよ。」と答えてくれた。

 日も暮れ風も冷たくなって、時折強い風が吹き出した。その風に煽られてさっきまでの水鳥が、葦の陰だったことは判っていた。それでも彼に伝えたかった。
 そして、答えてくれたことが嬉しかった。

 その時、初めて彼の手に触れた。



2002年01月29日(火) 天岩戸

 パーマ液も浸透しないんだって。

 もちろんヘアダイもカラーも色よく出ないそうよ。

 出来たら歯の治療も避けた方が良いって。

 季節関係無しに、カブレるもんはカブレるのよね。

 同じ鎮痛剤だと効き目が薄れるし。

 お腹だけじゃなくて、腰にも温湿布よ。

 お風呂で温まるのも良いって。

 で、誰がお風呂の準備するの?

 ひたすら眠いよね?なんでなんだろう?

 デートの誘い?ハン、厭なこった!

 もちろん遠出は絶対にイヤァ!


 雑記の更新?

 ・・・

 ・・・・

 ・・・・・

 うわー、何にも思いつかない!


2002年01月28日(月) 落ち着きの無い癖


 最近、好きな人たちが、確実に一歩づつ前に歩んでいくのを感じる。その才能を見出されて硬い芽だった部分が養分を与えてもらったかのように膨らみつつある。ものすごく嬉しい、と同時に自分を振り返る感は否めない。
 元々同じ景色を夢見ている分けでも、先に進もうと努力もしていないけれど。そもそも、自分の目指す先すら見えてないチンタラ野朗は他人の良い処だけを羨ましがるのが似合っているのかも知れない。
 美しく泳ぐ水鳥は、水面下では足を必死でバタつかせているんだよ。なんてことを聞くけど、わたしの見た上野不忍池の水鳥は悠々と足を交互に出しているだけであった。

 この努力があるからこそ、こうして立派な人になるんだよ的な偉人の伝記を読んでも「ふうーん。」としか感想を持たない奴には、感情の一片をどっかに忘れてきてしまってるのだろうか。
 子供の頃は、先生の望む感想文を書くのは得意な方だったと思う。けれどもそれは自分の思った事柄でなく、あくまで評価対象のための偽文だったし、思った通りのことを書いて再提出になるより大人に褒められる方が歩きやすかっただけのことである。
 大人の顔色を窺いながら、ソレを見せないようにすることは子供でも容易いものなのだ。
 ある程度の歳が過ぎ、主張したいことを表現すると「ちょっと解釈が間違っていますね。」と訂正を受けたことは確かである。その言葉が、指導する側に渡されるマニュアルとのずれから生じたものだと知ったのは、もっと先になってからだ。
 そういった規格からのズレを無くすように指導するのが教育なのかなあ、と当時は思った。

 投げかける立場から、受け取る立場に代わって子供の持つその時の素直な感想を、正面から受けてあげたいと思っていても、指導をする集団の中ではまたそれが特異な立場を産むことにもなり統制が取れないと、注意を受けた。
 結局は、感想文の提出となんら変わらない。

 きっとこれは、わたしだけじゃない!少なからず他人も感じてることなんだと思いたい。

 はっきりと答えの出る算数と同じように、ニュアンスだけでも答えになりうる国語も好きなのは、その名残?



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 さて、みなさま
 こちらに移転してだいぶ落ち着いてまいりました「女MEIKI息」でございますが、ブックマークをして下さってる方にお願いがあります。
 現在、上に表記されているアドレス:
http://www.peri-a.net/~cherrybomb/ は、変更されることが多々あると思われますので、初期の設定のアドレス:http://pucchi.net/kiss/ で。
 この場所で段々と根をはるつもりではおりますが、レンタルサーバーの都合上、アップ不能(ファイル転送不能)のための一時移転・若しくは下に出る広告の都合上(見やすいデザインとは言い難いけど、いつものようにデザインあれこれ)・某かのクダリが禁止事項(アダルト)に引っかかってアウト!等々の関係により他頁を使用することが起こらないとも限りません。
 お越し頂いている身でありながらのお願いは図々しいのですが、出来ましたらhttp://pucchi.net/kiss/にて登録をお願いできればと思っております。これからも、宜しくお願い致します。


2002年01月26日(土) 彼にくびったけ



 先日、ここで意気込んで日々雑記の更新をしていないってなことを記したら、お叱りを受けました。うーん、そう表現するとまた語弊があると思われますが。

 今日はこれだけのことを書き出しました。どうぞ、見て下さいませ貴方様!な気持ちが無いって訳ではないのですが、きっとセンセイのようにご指導くださるような方には、気持ちは伝わらないのだと思っています。あ、人に伝わる文を書けとの課題かもしれない?(尚更、無理ですが・・・)

 けれどそういった反応すらも、わたしは嬉しいので、やっぱりこうして続けています。



 某かの反応が嬉しいから(それが、あばばであっても)垂流しの日々は続くのです。これがちーっとも嬉しくなくなったら、やっぱり止めてしまうのかなあ。





 家の猫が我が家にやってきたのは、2年前の5月です。4月末生まれの彼は生後一ヶ未満で家族に加わりました。団地に住む彼の母猫は2児の男の子をもうけ、その時のご主人様は70越すおじさまでした。おじさまは、仔猫を譲り受けてもらえる人を探していました。

 わたしは以前の場所から引っ越す理由が、ペット可条件の物件だったので、引越しが済むと即座に仔猫(当時は、仔犬も)を探していました。

 引越ししてすぐに、近くの喫茶店の常連になったわたしは、同じ常連客であるおじさまと知り合い、譲り受けることになりました。

 最初は、この子のお兄さんが来るはずだったそうですが、お兄さん猫はスバシッコクておじさまには早々に捕まらない状況だったそうで、ポケラ〜っとしてたこの子になりました。当時ポケラ〜っとしていた理由は、目ヤニが酷く、鼻も詰まっていたのでミルクの摂取も少なかったからです。

 我が家に加わった翌日に病院で検査を済ませ、ミルクの時間割と与え方(スポイト)を貰って来ました。ぷにぷに言いながらミルクを飮んでいたあの可愛らしい小さな仔猫は、今やこっちが寝ている時にでも抱っこをせがんで乗って来れば、まるで即座に金縛りにあえるぐらいに、逞しくなりました。

 動物に人間の言葉が理解できるとは思っていません。

 その時に発する音の調子で、読み取るのがせいぜいかと思っています。



 が、やはり感情移入とは恐ろしいもので、こちらが楽しそうで居れば擦り寄って甘えてくるし、悲しい気持ちで落ち込んで居ればそっと隣に座ってくれて居るように勝手に思っています。



 彼の要求である「遊んでくれろー」「メシよこせー」や「ったく、いつまで放っておくんだよ」などの態度に、声を出して対応しているさまは、他の人が聞くと妙なもんなんだろうと。それでも、声に出して話しかける飼い主は少なくないですよね?



 彼との生活の中で、彼の示す欲求(鳴き声、態度)で止めて欲しいのが、わたしが夜更かししていると定刻に必ず「もう、PCの電源切って寝ようぜ!」です。その時間を一時間でも過ぎれば、諦めて傍で寝てくれるのですが、その間は彼の好きなおもちゃを見せても、抱いていても嫌がりキーボードの上に座り込みます。何度でも。



 そして同じように、朝の定刻には(目覚し時計より5分早くに)オデコを叩くことです。目覚し時計の音が嫌いなのか何なのか不明ですが、土・日曜お構いなしに同じ時間に猫パンチです。

 最近は、朝の寒さに布団の中に突っ込めば大人しくなります。ところがその調子で、あと五分!の楽しみがすっかり寝過ごすことにもなりかねないです。



 猫好きと呼ぶより、猫バカと自負するわたしですが、猫の好きなように生活させてあげているのと言いながらの、人の都合の良い同居だけは避けようと思っています。





 とか何とか書いているうちに、彼の監視の目が光ってきました。そろそろ定刻も近づいてきているようです。






香月七虹 |HomePage