+女 MEIKI 息+
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2002年05月08日(水) あいたい


 頬に触れるあなたの優しい指先に、そっと自分の手を重ねてみた。あの時と同じ幸せが訪れるなら、この身を削ってでも惜しくは無いと思える瞬間を憧れてみる。ゆっくりと瞼を閉じて、その指先から伝わる温もりを刻むように確かめつつあなたの名前を声に出して呼んでみた。
 あの時、あなたに呼ばれたわたしの名前、あなたからの言葉、少しづつ思い出しながら、触れゆくあなたの指先から伝わる温もりを惜しむように、戸惑いながらもゆっくりと戻す。
 また時の巡りあわせがあったのなら、その時にはこんなことも伝えようと思っていた言葉さえも、最期の時のように溶けるようにかき消えていく。
 切なさで潤む瞳をあなたの顔に戻し、も一度 名前を呼ぶつもりが声にさえならない。
 時のめぐり思えば、今宵からは司る女神に、そっと祈りを捧げる日々が続く。わたしの頬から離れて行く指先を名残惜しげに見やり、そして時の悪戯を心待ちに。




 好き勝手に書いているのが好きだと言くせに、好き勝手に書いたことへの意見を言うんだ。これだから面白くて仕方無い。


2002年05月07日(火) 出かけてきました

 牛を見に行くと思いたち、パッチワークで作られたような色とりどりの山に囲まれた景色を堪能してまいりました。だだっ広い草原に、これまただだっ広い柵で囲まれたそれぞれの枠の中に、牛、馬、羊、山羊。そこの農場の人と会うこともなく、立ち入り禁止立て札もすらなく、ドバーッと広いところでノンビリ三昧、まさしくここでも昼寝をしてまいりました。
 すぐ傍で、牛が草を食む姿を眺めながら、なーんにも考えない時間は、物凄く早く感じました。それでも、気が付くと彼とのキスの数を数えているわたしが居ました。

 出かける前に、ネットで調べておいた養鶏農場の住所と電話番号を書いたメモをうっかり忘れていたことに気付いたのは、翌日の早朝。ここいらにネットカフェがあるわけもなく、GW中の早朝に申し訳ないと思いつつも、ネットを介して知り合いになった友人に電話をかけました。早朝なのに関わらず、友人はしっかり起きた声で電話ぐちにでくれました。なんでも、休み中ネット三昧(ある意味、ひとりネット無休耐久レース状態)だったそうで。早速調べてもらって、その住所を頼りに農場へ行きました。山の奥にあるその農場には、800羽ぐらいの鶏がコケーッコッコッコ。放し飼いでワラワラといる囲いの中は、オス一羽に対してメス30羽ぐらいのハーレム状態。やっぱり、ここでもボーッと眺めながら羽毛まみれになってきました。見てるだけじゃなく、有精卵を拾ってみますか?との、農場の方の問いかけに二つ返事で、囲いの中に入ってまたボーッっと。暫く見てると、鶏にもそれぞれの性格があるんです。メス同士の諍いがあると、必ず仲裁に入るのはオスの役目だし。卵を産んでもすぐに餌に向かうのも居れば、他の分までひたすらかき集めて温めるメスもいたり。
 産みたての有精卵は、ブラジャーの中に入れておくと孵化するそうですよ。但し、3時間毎に卵の上下左右をコロコロと転がすんだそうですが。
 卵を拾いながら、この固体があの鶏になるのがどうしても不思議で。そう思うとまたもやボーッと。
 その農場で飼われている猫三匹と一緒になって、また空き地で日向ぼっこをしながらボーッと。
 そんな時に、また思い出すのが彼の暖かい温もりだったりで。
 金欠病になったのと、彼恋しさで早々に帰ってきました。

 食べ物ばかりをお土産にして、玄関の扉を開けると、そこに彼が待ちかねてたようにお迎いに出ていました。

 ワガママ王子(彼)へのお土産は、枯れた白樺の小枝。今も足元でガシガシ齧っています。




凄い洗濯物の量なのに、連休明け早々に雨。
洗濯カゴの中が、ちょっと発酵しちゃう?
仕方無い、部屋干しするか。の、前に家の洗濯置き場は外だ。傘さして洗濯するってのも、いやだなあ。


2002年05月03日(金) 出かけてきます


 突然、広い牧場で飼われている牛を見たくなりました。
 ジャージー牛じゃなくて、白黒模様の牛。
 
 持ち金が底をついたら戻ってきます。




気晴らし、気晴らし。
聞こえは良いけど、現実逃避?
おりこうさんで、待っていてください>ワガママな王子さま(猫)


2002年05月02日(木) 「第一種恋愛感情処理技術者」試験問題

 解答して意中の人に採点してもらいましょう。また、配偶者、恋人に解答してもらい採点するもよし。及第点は80点以上とします。
 と、「愛の雫」(5月1日)で見つけたので、答えてみました。
 残念なことに配偶者・恋人が…なので、ここに書き出して読んでくださった方の心の中だけで採点してもらおうかと。なので、文中の「あなた」は今迄に関わってくれた男性だったり、まさしく「あなた」だったりということで。


平成14年度 「第一種恋愛感情処理技術者」試験問題


 問1

次の問に答えなさい。(12点)
あなたとわたしが知り合った日時、場所、天候を正確に答えなさい。


 答1

雨女の異名をとるわたしとしては、必ずと言って良い程に大切な人と初めて会う日の天候は、雨はもちろんのこと小雨が降り出しそうな曇りが多い。ところが克明に当日を覚えておきながらも、相手の顔を同時に思い出すとふっと、いつも晴れ間が見える空。そんな訳は無いと、じっくりと思い出そうとする。そうしていくうちに段々と当日の会話までもが思い出されるほどの執着タイプなことに我ながら気付く。面白いことに、楽しかったんだろうか必ず当日の帰路は思い出せない。


 問2

あなたとわたしが知り合った原因を次の3つのうちから選びなさい。(6点)
1.偶然にすぎない
2.運命の赤い糸で結ばれていたから
3.わからない

 答2

その人の感情の一部分がどうしても自分と合わないことで、嫌いと一括りにし避ける相手だとしても、あなたのように大切に想う人であっても、必ず答えが1.の偶然にすぎないと思う。そういう全てのことも忌の際で、運命なんだと感ることが出来るならステキなんだろう。


 問3

結婚を前提として付き合った場合において、二人での食事の会計方法で正しいものを次の3つのうちから選びなさい。(5点)
1.割り勘。
2.あなたかわたしかどちらか一方。
3.お金を持っている方。

 答3

1.割り勘。ご馳走になる割合と、辞退する割合と、その割合から親密度がお互いに出来上がるのかもしれない。相手によっての似非デートか本気デートかでまた違ってくる。


 問4

次の問に答えなさい。(13点)
あなたとわたしが知り合わなかったとして、3年後に知り合う確立を百分率で答えなさい。

 答4

現在知り合わないのなら、3年後も確立はゼロだと思う。その状況でその感情の時に知り合ったから、彼になったのだろうし、同じ状況や感情の時は何年後もあり得ないと思う。


 問5

次の問に答えなさい。(7点)
わたしとあなたが付き合っていく段階において、障害となりそうなものを3つ以上述べよ。

 答5

性格の違う人に憧れながらも、似たタイプを相手を選ぶおそれのあるので、相手の落ち込む状況の時に言葉が選べない。望む言葉が見えてしまうことに、嫌気がさすかもしれない。気持ちを紛らわせる態度が鼻につくかもしれない。障害はすべて私の中に在る。


 問6

あなたとわたしがけんかをした場合、謝る確立の組み合わせで正しいものを次の3つのうちから選びなさい。(10点)
1.あなた;80%・わたし20%
2.あなた50%・わたし50%
3.あなた25%・わたし75%

 答6

謝ることが下手なので、ここは1.を目指して頑張るしかない。


 問7

二人での時間の過ごし方で、誤っているものを次の3つのうちから選びなさい。(7点)
1.テレビを見ながらまったり。
2.ゲームセンターでひたすら遊ぶ。
3.寝る。

 答7

同じTV番組を一緒にまったりと見るシチュエーションが想像出来ないことに気付く。やばっ。同じ部屋に居たとしても、少ない経験上、同じことをしてるとすれば、それぞれ好きな本を読んでるぐらいだった。ああ。
なので、ここは1.を誤りにしておこう。


 問8

わたしにくれるプレゼントのうち、正しいものを次の3つのうちから選びなさい。(12点)
1.わたしが欲しがってた物。
2.あなたが考えるわたしが喜びそうな物。
3.二人で楽しめる何か。


 答8

1.であれば一番良いのだろうけれど、それが高価なものだったり物品でなかったら、2.になる。3.の場合は、出来るなら二人で買い(選ぶ)ところから楽しみたい。


 問9

わたしが浮気をした時あなたが取る行動のうち、正しいものを次の3つのうちから選びなさい。(8点)
1.わたしを責める。
2.自分を責める。
3.ゆっくり話し合う。

 答9

しちまったものはしょうがない。わたしにバレるようなことになったことだけは相手を責めるかもしれないが、どうあっても、2.。3.については辞退ねがいたい。(どんなふうにヤッタのかを教えてくれるなら別だけど)


 問10

次の問に答えなさい。(20点)
あなたにわたしを丸一日無料で貸し出します。わたしを最大限喜ばせる方法を400字以内で述べよ。但しその際に使う金銭は1万円を限度とする。

 答10

ミステリーツアーを計画。時間指定で指令から予想される場所へ行ってもらう。時間に間に合わなければ刻々と場所が移動されていく。運良く落ち合えれば、次なる指令を出して移動。そんなことをして遊びたい。夜には、あなたの好きな食材を買って、あなたの大好きな格好で、あなたが大好きな食事を用意し、そして存分に睡眠をとってもらう。但し、途中一切の口答えは無しで。その時には腰に1〜2mの紐を付けて、それ以上は遠くに行けないようにしてシンデレラタイムまでを過ごす。もちろんトイレも一緒。あなたが最大限に喜ぶことは、わたしが最大限に喜ぶこと、でしょ?







普段もまったりとした生活を送っているのに、GWの響きで踊り出すアフォです。人ごみの中にわざわざ出かけたくないよお!と、言いながらもお誘いがあればアチコチ行く予定が立って嬉しかったり、財布を見つめて寂しかったり。まるでムカデのように足を増やしてもワラジが追いつかない状況。もっとちゃんとした靴を探したいとおもいつつ、またワラジ。連休明けには、今よりもなお、電話代がかさみそうな予感。


2002年05月01日(水) 借りたものは返しましょう

 キーボードのすぐ脇に「SADE」のCDの歌詞カード(ラップで密閉されたもの)があります。すこぶる邪魔な位置にわざと置いてあるのは、今度こそ返却を忘れないようにするため。
 実は、数日前にレンタルしてきたCDの歌詞カードなのです。ケースからこの冊子を抜いて、和訳された「Ooh ベイビー mm」なんちゅう臭い歌詞を見た後に、ケースに戻すのを忘れてそのまま本体は、もうとっくに返却済みなのです。朝、椅子に座ると真っ先に目に飛び込むそれが、毎回のように気になっているにも関わらず、外に出るときにはすっかり忘れてしまってはや数日。
 鞄を持たずに外に出てしまうことが多いので、鞄に入れてしまったらそれこそ入れたことすら忘れそうで、これは却下。
 それならば、玄関の履くだろう靴の上に置いておくのはどうだろう。我が家の気紛れ彼氏が、噛んでその正体を納得する行為に出るかもしれないので、これも却下。そうなると安全な場所は、この机の上になってしまうのです。
 ところが、煙草の空き箱の下になったり、A4の紙に埋もれたり、読みかけの本に挟まったり日々少しずつ移動を繰り返ししているので、寝る前に所定の位置に置くことが日課になりつつあります。

 部屋の掃除は苦手です。埃じゃ死なないわなんて持論は無いのですが、どうも完璧な掃除をしてないようです。視力が悪くて、尚且つ眼鏡を常時かけてないと、きっと誰しもこうなりますって。だからって、眼鏡(コンタクト)をして掃除しようかと思うだけですが。

 会社に常勤していた頃も、与えられた机が物凄く大きかったのに関わらず、決して仕事がデキル風な机の上では無かったと思います。可愛らしいキャラクター商品文具も一切無い机は、図面や原稿がなだらかな山を作っていました。退社時間があってないような日々だったので、翌朝に出勤してきても、スッキリ片付いた状況っていうのはありませんでした。深夜に厚いカタログを開き調べ物をしようとすると、栞の代わりにサキイカが挟まれていたり。そんな状況でも、どこに何があってどれから優先して片付けるかが自分では分かってる連中ばかりの、むさ苦しい会社だったとも言えますが
 ああ、きっとこの今の状況は、その時に培われてきたのね。(そう、思うことに今からします)

 借りたものを返さない、人としてこれはどうよ!と、ここでカミングアウトすることで、きっとこのCDの歌詞カードも数日のうちには返却されることでしょう。もう、しまいには願ってしまったりして。


2002年04月29日(月) 休みっていいなあ、いいのか

 とっても久しぶりにメッセンジャーを立ち上げたら、ホント久しぶりの面々とお話が出来た。削除されてなかったのね、わたし。運が良かったのは、明日から出国して帰りが何時になるか不明な方とお話が出来たこと。何よりお土産を頼めたのが良かった良かった。

 昨日の吹きっ晒しで昼寝をしたのが応えたのか、ちょこっと風邪っぽい。と、思ったのは朝の起きぬけだけで、今はもうスッカリ元気。
 そうそう寒いのは財布の中身。元々無いのは仕方無いのだけど、現在の所持金が¥100に満たないってのはどうも心細い。そこまでなるまえに、マズは煙草を確保したので、なんとか生き長らえるかも。明日はどうあっても銀行でなけなしの金をおろそう。引き出すだけの金額が残っていればのお話だけど。
 3日からの連休は、銀行もコンビニも使えないんですってね。あ、無いヤツは同じか。





暇だと色んなことが考えられて好き。でも、どれひとつもまとまったためしがないけど。でも、やっぱり色々と空想して楽しい。
ボケるの早いだろうなあ、わたし。


2002年04月28日(日) 休みっていいなあ

 国営ひたち海浜公園に行ってきました。
 遊びに行く場所選びの基準は昼寝が出来る場所ということで。とあるお方は、基準を快感だと申しておりますが。
 普段は目覚ましが鳴り響いても滅多なことでは起きない時間からモゾモゾと活動をし始め、お弁当までこさえて出かけてきました。だだっ広い公園には、アチコチに花が咲いていた形跡があったり、これから咲くだろうな状況だったりで、とても見事な緑を堪能してきました。
 それにしても、海風がモロにあたる場所は寒いのなんのって。
 なるべく木が生い茂って、尚且つ陽の光の差し込む芝生を見つけシートを広げてゴロン。
 丁度そこへ友人から携帯メールで「おーい、生きてるかあ?」と。どこからか覗かれてるのか?うつ伏せに寝転んだまま「なんちゃら公園って所に来たんじゃが、やたら広くて、今シート広げて寝たとこじゃ。空飛ぶシートにならんかのう」と返えすと、すかさず返ってきた答えが「簡単じゃ、おまぃがシートから降りたら空飛ぶシートだ」ああ、ずっと友達でいてください。

 それに対する返信を打つつもりが、遭難した探検隊がトランシーバーを手にしたまま発見されたかのような体制で眠りこけていたのに気付いたのは、それから一時間ばかり過ぎたころ。陽が移動すると日影も一緒に移動して、寝ていたところがヒンヤリ。あー、寒かった。

 ぬぼーっと寝起きの状態で、のそのそと公園を後にしてきました。


 世間様がお休みの時って、大手を振ってのんびり出来るから、混雑してても休みは良いなあ。



香月七虹 |HomePage