■ 日々の歩み。 ■
徒然の考察・煩悩・その他いろいろ発信中。

2003年10月07日(火) 哀しい童話。

 本を購入。「小川未明童話集」

 「日本のアンデルセン」(だからこういうネーミングセンスがね…)
と呼ばれた、日本を代表する童話作家。

 子供の頃に、誰でも一度は読んだことがあると思いますが、
淡々とした語り口で、一見、フンワリとした雰囲気があるんだけど、
拭いきれない寂しさや影を付き纏わせつつ、人間の優しさや脆さを
浮き彫りにするお話の数々は、大人が読んでも胸を打つものがあります。


 「牛女」「野ばら」など、色々好きな作品はあるのですが、
この人の代表作に、「赤い蝋燭と人魚」という話がありまして。

 子供の頃、あの話を読んだ私は、怖くて怖くて仕方がなかった。
あんまり怖くて、ずっと怪談だと思ってたほど。

 挿絵が暗い色彩のものだったのも一因だと思いますが、
とにかく、優しかった人たちが、簡単なきっかけで豹変してしまうのも
優しい優しい人魚に、みんなが幸せに感じるような結末がないことも、
なにもかもが救いがなさ過ぎて、読んでいて辛かった。


 しかも、何故かウチの実家に、真っ赤な蝋燭がありまして。
どこかのお土産らしいんですが、黒い鉄製の燭台に刺して、
父と母の寝室に飾ってあったのね。

 怖すぎて話のラストはよく憶えていなかったんだけど、
赤い蝋燭が不吉だ、という強烈なイメージだけ残っていたので
余計怖くて、なんであんなものが家にあるんだろうと、
一人で怯えてた。


 で、最近ふとあの話を思い出して、どんなラストだったか
確認してみようと思って、本を買ってみたのです。

 流石にもう怖いとは思わなかったけど、やっぱり哀しい話だわ。
童話なので、1話がとても短いし読みやすいので、秋の夜長にお勧め。



2003年10月06日(月) 明日への活力。

 月曜日ですが、所属部署(といっても3人だけだけど)で飲み会。
先週末も生肉でしたが、今日も馬刺しだ。
最近、生ばっかりだなあ。

 で、さらに生牡蠣を食す。

 生牡蠣、結構好きなんですが、なかなか食べる機会がなくて、
生まれて初めて食べたのも、去年の25歳の誕生日。
以来、1年ぶり2度目の生牡蠣ですよ。美味しい~。

 物凄く幸せそうな顔で食べていたらしくて、
部長が2つも注文してくれました。(1つずつバラ売りだった)

 1週間、働く気力が湧いてくるってモンです。



2003年10月05日(日) プラチなマダム。

 結局、土曜日は寝腐って1日終わってしまったので、
日曜日の午後に、妹とお出かけ。

 開館20周年記念ということで、白金台の庭園美術館で、
日曜日まで夜間ライトアップをやっているので、最終日に滑り込み。

 すっかり日も落ちた6時くらいに到着してみると、
鬱蒼と木が生い茂った暗やみの中、暖かい色合いのライトの中
アールデコ調の白い建物が浮かび上がっていて、なかなかいいムード。

 最終日とはいえ、流石に日曜日の夜は、お客さんも疎ら。
美術館では、朝香宮所縁のアールデコの展覧会をやっていますが、
人気の少なく、昼とはまた違った雰囲気の館内を、ゆっくり
鑑賞することができました。

 今まで修復中で非公開だった、3階テラス部分の「ウィンターガーデン」
今月から公開されていて、なんだかお得な気分の特別公開でした。


 美術館に併設されたカフェで夕飯を食べて、まだ時間が早かったので、
妹さんの案内で、六本木ヒルズに、おのぼりサン見物へ。

 まず降りる駅を間違えて、迷うこと15分。
ようやく辿り着いた六本木ヒルズは、日曜の夜でも大盛況。

 ただ、なんだか迷路みたいで、内部も判りにくい事この上ない。
案内標識もあんまり親切じゃなくて、少し離れている大江戸線の
駅なんて、あれだけじゃあ、方向音痴の私は辿り着けないよ。

 私的には、日本庭園(しょぼかったけど)の毛利庭園が
まだ整備中なのか、工事現場でよく見かける、緑の三角ポールが
各所にたくさん置いてあるのと、ヒルズ内はとにかく段差が多いのに
照明が全体的に薄暗くて足元が危ないのか、段差に黄色と黒の縞々の
注意シールが貼ってあるのが、気になった。

 全体的な雰囲気やデザインに凝るなら、あのシールはないだろう。
それだったら、足元の照明を増やした方が破綻がないのでは。
まあ、予算が掛かりすぎて駄目なんだろうけど。


 洋服とアクセサリーの店を何軒か見て廻ったけど、
お値段は場所柄、少々高めなものの、結構可愛いものがありました。
VIVIAN TAMのお店が、特に可愛かった。

 普段はああいった有名ブランドの洋服に縁がないので、
たまに眺めると楽しいです。買えないけど。

とにかくお金が掛かっていて派手なのは確かな場所でした。
 



2003年10月04日(土) 謝肉祭。

 花金(古っ!)ということで、会社の人と飲みに行ってきました。
生肉パーティーです。

 体質的に合わない人もいるし、見た目が苦手な人も多いようですが、
鶏でも馬でも牛でも内臓でも、私は生肉大好き。
私が食べられない酒の肴は、虫とキュウリだけだ。


 新宿御苑駅から、ちょっと奥まった場所にある、
韓国人の方がやってらっしゃるお店で、なかなか本格的な
他の店ではお目にかかれないような生肉が豊富に揃ってました。

眞露ロックとまた合うのよ。生肉は。


 結局、かなり出来上がって、勢いでもう一軒ハシゴした挙句、
終電逃した人々と一緒に、朝までカラオケ。
疲れていたのか、タンバリン叩きながら寝てました。

 生肉でつけたスタミナも、朝までには使い切った気分。
そして折角の土曜日も、目が覚めれば午後5時。もう終わるっちゅうねん。



2003年10月02日(木) アド街ック天国。

 今日は、KサンとMサンと、新宿御苑で食事。
以前、会社の女の子とも一緒に行ったことがある、
「ミュン」という、ベトナム料理屋さん。

 ベトナム料理屋は、最近のブームに乗って
色々ありますが、私が食べた中では、この店が
いちばんオーソドックスで美味しいと思う。

 生春巻き、揚げ春巻き、青いパパイヤのサラダ、
空心菜の炒め物、海老ダンゴ、ベトナムそうめん、
デザートのフルーツに、ドリンクの飲み放題で、
一人4,000円ナリ。お腹一杯。幸せ。

 特に、パパイヤのサラダが激美味。
タイ料理に比べると、辛味がなくて優しい味がする。
特にこの店の料理は、パクチーやシソなどの香草が
効いているので、香草好きな私にはたまらない。

 まったりと話し込んだ後、店替え。
ここも、ランチによく利用するお店ですが、
新宿2丁目にある、「ココロカフェ」

 ランチも美味しいけど夜もお手頃価格で
美味しいご飯が食べられる。
カフェなので、お茶とデザートも充実。

 新宿の中心からはちょっと外れているので、
それほど混んでいないし、寛げる雰囲気で
値段もお手頃なので、新宿御苑~新宿2丁目周辺は
結構穴場かも。

 まだ何軒か気になる店があるので、色々新規開拓してみたいところ。



2003年10月01日(水) 今日の出来事。

 早いもので、今年も残すところ、あと1/4。
いったい何をしているのだろうと、ふと我に返ること暫し。

 今日の大ニュース。

① 朝、家の前で小西真奈美を目撃。

 どうやらドラマの撮影らしい。早朝からご苦労さんです。
すんごい顔ちっちゃくてスタイルよくて、別嬪さんでした。
朝から目の保養。


② 妹の会社が、倒産の危機。

 本当は、10月から親会社に吸収合併の予定が、
急遽中止 → 倒産の危機に追い込まれたらしい。
とりあえず、明日全てが決まるらしい。


まさしく運命を感じた1日。



2003年09月30日(火) キミの瞳に乾杯。

 寿司食ってきました。

 西新宿の住友ビルの50階で。
今日は風が強かったせいで、空中の塵も飛ばされたのか
空気がクリアで、夜景がとても綺麗でした。

 宝石箱をひっくり返したような都会の夜景を
眺めつつ、日本酒と寿司に舌鼓をうつ。

これがデートだったら、否が応にも盛り上がるというのに。 

 残念無念。



2003年09月29日(月) 冷たい手。

 芸術(?)の秋、ということで、ビデオ鑑賞。

「ラヴァーズ・キス」
http://www.lovers-kiss.net/

 同名の、吉田秋生の少女漫画の映画化。
吉田秋生の漫画は、どれも好きなんですが、私はこの作品が
いちばん好きだ。切なくて青い感じが、なんとも。

 で、原作はよかったんだけど、映画はね…。
高校生が主人公ということで、キャストも若い俳優が中心で、
脇をガッチリ固める中堅どころもいないため、どうにも
学芸会テイストが抜けきらないし、話の流れも、心理描写が
イマイチ端折りすぎで、原作読んでいないと判り難い気が。

 要するに不完全燃焼。原作がいいだけ、もったいない。


 原作と同じ、同一場面での視点が変わるオムニバスで、
パズルのピースを埋めていくように内容が補完されていく構成も、
私は嫌いではないが、中弛みの一因になってるよな…。

 主人公の里伽子に想いを寄せる親友の美紀役の、市川実日子は、
女っぽくない、中性的な雰囲気でていて、個人的には好きかも。

 
 そして、主人公の里伽子役の、平山綾。写る角度によってだけど、

アイドル時代の千葉麗子に似てないか?


 …まあ、それは置いといて。
青春の甘酸っぱく切ない感じは出ていて、それはよかったのではないかと。



2003年09月28日(日) ジョージは綺麗好き。

 久しぶりに、妹と吉祥寺へ。
大学4年間通った街ですが、しばらく行かないうちに、
大学への通学路付近に、お洒落な雑貨屋さんが結構
増えていて、ちょっと吃驚。

 ブラブラと、目に付いたお店に入りながらショッピング。
古着屋さんでNICECLAPの秋物スカート、新しく出来た洋服屋さんで
星のモチーフのブレスレット、カエルの雑貨を集めたお店で、
王冠を被った小さなカエルの置物を購入。

 学生時代はいっつも金欠で、あんまり買い物も出来なかったけど、
吉祥寺、いい街だ。可愛いものがたくさんある。

 井の頭公園で、散歩途中の戯れる犬達を姉妹揃って
興奮気味に鑑賞した後、イタリア料理屋さんで晩御飯。

 前々から知ってるお店でしたが、入ったのは初めて。
一人3,800円のコースを食べてみましたが、ボリュームは
もちろんのこと、味もなかなかでした。
なによりも、店のイタリア人らしいニーチャンが
格好よかった。セニョール。

 そんな優雅な日曜日の午後。



2003年09月27日(土) 宴会部長。

 昨日・今日とで、会社の社員全体会議があって、休日出勤。
会議後の食事会のおかげで、昨日の夕飯と今日の昼食代は
浮きましたが、2日連続のしかも真昼間からの飲み会は、
結構厳しいです。うぷっ。

 飲み会の席上、社員同士で交流を深めたい、という理由から、
社長が、「社内ボーリング大会」の開催を提案。

 君のハートにストライク。(意味不明)


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