想い出の樹

2001年10月08日(月) 戦争

とうとう攻撃が始まってしまいました。
とてもショックで、眠れません。

果たして戦争で解決できる問題なのでしょうか?
今自爆テロなどの活動をしている人たちは、
以前活動していた人たちとはタイプが違うそうです。
学校の教授だったり、弁護士だったり・・・
以前は教育を受けていない貧民街出身の若者だったそうですが、
今はこのような教育をしっかりと受けてきた人たちで、
年齢も若者とは限らないそうです。

ここから見えてくるものは、アメリカへの憎しみというものが、
それだけ民衆に定着した根深いものだということです。
妻も子どももいる、経験も豊富で生活も安定している。
そういった人たちが、自爆テロのメンバーとして
死を覚悟して2年もの訓練を受け、死んでゆく。
ここまでの覚悟を持って、テロ活動に参加する意味は?
これだけの根深い憎しみを、
戦争という行為で解決することができるとは思えません。
結局憎しみが憎しみを生んで、同じことの繰り返し・・・・・。

今日はとてもショックで暗い気分です。
歴史は繰り返す・・・人間の歴史は戦いの歴史。
これが人間の性なのでしょうか?
人間という生物に対して、前向きな見方をしたいところですが、
なんだかこういうことを目の当たりにすると、
結局人間なんて・・・・と負のイメージから脱出できなくなってしまいそう。
憎しみだけで人を殺害できてしまうテロもアメリカも、私は理解したくないな。


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中嶋 [HOMEPAGE]

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