今週はジャンプがでないからつまらんねぇ。 「NARUTO」が姑息な引き伸ばしに入ってしまっているので、大変不満です。 早くサスケをとゆーか、カカシ先生を出しなさい! 心の支えは「遊戯王」と「ワンピ」です。「ライパク」も良い展開になってきた。 城之内くんて、姫、だなーと思ったり…。だって可憐だし。
そんな訳(?)で、「ワンピ」のサンジさんにクリソツな主人公が出てくる話を。
去年さんざん話題になっていた(ハズ)の「蟲師/漆原友紀」(講談社)。 2巻が2月に出るようなので。知らない人には読んで欲しい本っス。
生物の進化系から少しずれたところに位置する「蟲」という存在がある。 それらは通常、自分達の領域から出てくることはないのだが、ごくまれにそういったモノに近い、あるいは見えてしまう体質をもった人間がいる。彼らは蟲を見るだけでなく、時によっては憑かれることがあるのだ。 「蟲師」とは、そういった人達から蟲を取り除くことを職業としている者を指す。
で、このハナシの主人公は蟲師のギンコという名の(多分)青年。 彼のルックスはまんまサンジさんです。素敵です。 ギンコは蟲封じの報酬として珍しいものをもらうと、それを売りにいく相手がいます。 化野(あだしの)さんという収集家で、これまた怪しげな人で素敵です。
全編美しい風景が丁寧に描かれており、ペンタッチもガサガサしていて味わいがあります。時代設定は「鎖国し続けている日本」とか「江戸と明治の間にもうひと時代ある感じ」なんだそうです。
蟲の姿はやや無気味な妖怪風味ながら、妙に親しみの湧くイメージ。 耳に寄生して、音を全て食べてしまう蟲はゲテゲテしたカタツムリみたい。 天井にビッシリ、洞窟にビッシリいるシーンはかなり心臓に悪いですが、見慣れると可愛くなるので不思議です。
まぁ、読んでない人は読んでおいた方が良いでしょう。
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