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2002年02月16日(土)
素敵なカエルをもらう&木原音瀬の新刊を読んだ


花粉でまったり。
(よく見かける「またーり」というのは2チャン用語なのか? 少なくとも私の半径5メートル以内での使用を禁ず。即、処刑します)

今日は人々がやってきて、鍋を囲む会でした。
本当はカニもくるはずだったんですが、海が荒れてて都合がつかなかったそうです。
来月改めて訪ねてきてくれるそうな。あと半月の命…南無南無。

かわゆいカエルのぬいぐるみをもらいました。
イギリス製で、きらきら光るかっちょいいマントを羽織ったファンシーなカエル。
ネームタグによると"伯爵"という名前らしい。
なめらかで手ざわりのいい伯爵…。(とゆーと、いやらしげでイカス)
他にもガラス製の小さなカエルとペンギンももらいました。
かなり明らかにカエル・コレクターなので、こういうものをもらうのは嬉しいです。
カエルならなんでもいいという訳ではなく、ちょっとリアルとか、変わったのが好みです。もう何年も前に買ったアマゾンアカメガエルのぬいぐるみが最もお気に入り(揺するとケロケロ鳴く!)で、あの時もっと大量に買っておけば…と今でも後悔してます。2匹しかいないなんて…。(オリジンズのアカメガエルもかわいいけど、別の会社のです)

人々はホモ本も持ってきてくれました。(一冊は友人のサイトのレビューになる予定)
その中に木原音瀬の新刊「B.L.T.」があったので、さらりと読んだ印象を書きます。

「B.L.T./木原音瀬」

木原音瀬はかなり好きです。たまに奇抜な話を書いてくれるので、新刊は楽しみです。
今回の話は「ライン」という以前同人誌で出したものと、その続きにあたる5年後の話
「B.L.T.」の2編。
サンドイッチの話なのかねーとか言っていたら、本当にサンドイッチのことでした。
しかし、それをタイトルにするほどの小道具でもなんでもないので、ちょっとがっかり。まぁキーにしたかったのもわかるけど、ふーんて感じ。ふーん。

「ライン」は同人誌で読んでました。これで終わっちゃうのかという短編ながらも、中学生の少年のワガママぶりが微笑ましく、このまま続いてくれんかのーと、結構気に入ってた話だったのです。
で、新刊の大部分を占める書き下ろし「B.L.T.」なんですが。
んー、なんつーかねー、育ってしまった少年(大学生)には、もはやソソられず。
話としてもハッピー甘々ぶりに共感できず、まーそれなりによくできた話なんですが、木原音瀬ぶりが発揮されているのは、やはり過去の短編の方ですな。

この人の書くワガママな人とか、振りまわされる人々というのが好きなのです。
なんかどうしようもなく惨めな感じを書かせたら右に出る者はいないんじゃないか?

あらすじはあってなきが如しのBL系ゆえ、詳しくは書きませんが。
それなりです。でも、短編の方はオススメ。
むしろ帯の"「WEED」CDドラマ化"が気になる。
一体キャストはどうなるのか…(ムービックには一切情報ナシ)。
そのうちどこかで発表になるとは思いますが、すっごい気になるー。
大人ばかりの話なんで、あまり若い声優さんじゃダメでしょ?
しかも「WEED」は"強姦転じてラブになる"というムチャな設定。
(しかもポジションチェンジ…わからなくても良い…)
お、お願いだから子安だけはカンベンしてけろ…。

発表されるまで(されてからも?)、しばらくオブオブしそうです。