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2005年09月07日(水)

 例えば夜中、眠くなるまで横になりながら小説を読む。「ダンス・ダンス・ダンス」。それでも眠気は一向にやってこなくて、僕はコンポの電源を入れる。MDをかける。入っていたのはサイモン&ガーファンクルで(ちょうど作中で「あの偽善者の」と言われていた)、僕は曲を「明日に架ける橋」に合わせる。それでも眠くなるはずもなく、台所からスコッチ・ウィスキーを持ってきて、氷を入れたグラスとバター・ピーナッツ、それからスライスチーズでアルコールを体に流す。
 こういう気分で酒を飲むと、たいてい誰かと話をしたくなる。話というか、沈黙が大半を占めるような会話。けれど当然それは、おもむろに電話をすればいいというものじゃない。何故なら――最大の理由はもちろん、今が深夜だからだ。夜中の4時、こんな時間に電話をかけられる相手なんてさすがに誰もいない。とすると、酒を飲むのはむしろ明るいうちの方が正しいんじゃないかという気にもなる。
 先週末はそういった意味で、酒を飲み交わしながら久しぶりにたくさんの話をした。男性寮の一室、友人と二人。友人と言っていいやらわからないけどきっと友人でいいんだろう。昔の話、過去の話、今の話、それから未来の話も少々。だいぶ色々なことを話した気がするけど、よくまあ逐一話を聞いてくれていたなあと思う。
 思うに、僕が彼女に対して求めるもののひとつにはそういったところがあるんだろう。とりとめもない話。勢いだけの話。それは(考えてみれば)前回東京編での飲み屋で実現したにはしたけれど(地元だったのもあって僕はひどくリラックスしていた)、そういったものを積み重ねたいと思っているんだと思う。要は、まだまだ不足しているのだ、日常が。もちろんそれは距離が最大の問題だとは思うけれど。だけど距離は、回数がなんとかしてくれるんじゃないだろうか。根拠はない。

 先週末の話に戻る。僕と彼の最大の違いは、現実を描くか心象風景を描くかだった。どれだけそういう気分になっても(例えば今がそうだ)、心象風景の描写というには程遠い文章が出来上がっている。この文章で誰が何を感じるのか、正直あまり興味がない(のが問題だとは思う)。中学時代に書いていた自己発散・自己表現のレベルを越えていない。
 けれど諦めないことにした。諦めるという以前にそれを目標としていないのだけど、少なくとも挑んでみることにした。自己表現に限界を感じることはとても危険だ。それに気付くのに5年くらいかかったけれど、願わくばその年月が無駄にならないことを祈る。
 あとこの文章は正直何を言ってるのかわからんので適当に流し読むとよい。(最後に言われても困る。)


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