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感想を書くということ。
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今日は珍しくちょっと長いです。
立神さん@Lost_Genetixのブログ記事「 [日々雑感] ネット小説の感想を書くということは難しい」(10/29)に関するお話です。
私はオンライン小説の書評をしていないので、その部分に関しては「ああ、やっぱり書評・紹介やってらっしゃる方は大変そうだなあ」と思うだけなんですが( 個人的には紹介・書評をしてくださった方──つまり読了されている方がばらしていい部分だと考えられたのだから構わないと思っています。隠しておきたい所だとわかっていただけなかったのなら、それは私の腕が足りないのであって、おそらく他の方に対してもあまりサプライズ要素にならないように思います )、その後のお話に対して思わず頷いてしまいました。
市場の外れと名付けた辺境サイトではありますが、たまに感想をいただくことがあります。時間をさいて私の小説を読んでくださっているというだけでも嬉しいですが、感想をいただければなおさら嬉しいのは言うまでもないです。
褒めてくださっているものはもちろん素直に嬉しいです(笑)。
手厳しいものはいただいた直後に落ち込むこともありますが、小説を書く上での糧や発条になることも多いですし、書いて送るという手間をかけてでも伝えようと思ってくださったということを考えると、やっぱり嬉しいです。
誤字脱字の報告に「恥をかかされた」と過剰反応される方がいらっしゃるという話はよそでも聞いたことがあります。その時、長く放置しておいて恥を多数に晒すよりは指摘してもらったほうが随分いい……というよりも、そもそも人間なので、どれだけ推敲しても間違う可能性はあるのですから、恥ではないと考えたことを思い出しました(もちろん、推敲は前提だと思いますが……私もたまにやらかしますので、お手数ですが指摘していただけると嬉しいです)。
確かに、そのような事例をいくつか見聞き(もしくは体験)してしまうと、感想書きにくくなると思います。そして、その風潮が強くなるのはとても悲しいです。私も感想欲しい書き手の一人ですから。
とはいえ、最近かおぱらさんのアンケートなどを読んでいると、「所詮素人」「読んでやっている」のような表現が多々見受けられるのもまた事実です。しかも最近、増えているような気がします(一時期よりはいいようですが)。
かおぱらさんのアンケートでもう一つ気になったのは「○○するのは書き手の義務」というような言葉です。有料のものはまた別ですが、代価を受け取っているわけではないので義務は発生しないと思っているのですがどうなんでしょう。作品完結などはマナーであって義務ではないと思いたいです。勿論、終わるに越したことはないですが。
「読んでやってる」や「読ませてやってる」が主流になってしまうと、けしてうまくいかないのではないでしょうか。書き手と読み手が対等で、距離感が近いのがオンラインノベルの良さのひとつではないでしょうか。
……と、書き手としては「読んでもらう」、読み手としては「読ませてもらう」というスタンスの私は思うんですが……意見を纏めるのが苦手ですみません。というか、最後の方だけでよかったかも(笑)。
しかも、うちに来てくださる方から不快な思いをさせられたことないので、ここで言っても仕方ないような気がしてきました。貧乏性なので、書いてしまったからにはアップしてしまいますが。
眠くて壊れてるということで許してやってください。
- 剣客商売 包丁読本 (新潮文庫)
- 剣客商売番外編 ないしょ ないしょ
(池波 正太郎 新潮文庫)
あ、ご報告忘れるとこでした。
週末どちらかに「天より降る風」更新できるような気がします〜。
2004年10月29日(金)
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