「ボクの夜空」
いつも眠りにつく前に
ボクのココロを明るく照らしてくれる空
今日の夜空はいつもと違う
輝く月や星は
なんだかボクの瞳には映らなくて
土曜日の騒音が鳴り響くだけ
ボクは独りきり
そんな不安が真っ暗闇で
ココロを埋め尽くす
そろそろ寝よう
まぶたを閉じた瞬間
もう1度 空を確かめたくて
カーテンそっと開いた
こんなに深い闇なはずなのに
なんだか道が見えてるよ
雲が空一面覆っていたとしても
月や星は雲を通して
ボクらを光り輝かせてくれている
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「イツワリ」
輝く星たちが微笑むような あの日に
キミと手をつなぎあわせ始めたかったのはウソじゃない
キミとボクは部屋で2人きり
甘いくちびるたちが微笑みあい
ミントの香りが愛しく感じたのもウソじゃない
悲しみの果てに
おき忘れられたような感触
そんな深い傷を埋めるために
キミのココロを必要としたんじゃない
誰かの温かさが欲しくて
キミのハートを奪ったんでもない
ウソついた事なんてないよ
そんな役を演じてるような気がした
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「ないものねだり」
ボク達は愛を探す
そして別れを選ぶ
また愛を探す
ボクはそんな
時間の回転を
受け止められなくて
割り切る事は
大人になれた証拠
そんな事信じたくなくて
もう時計の針を
ボクの重い指で逆回転
幼い頃 よく遊んだ公園で
ブランコこいだ
ハートは前へ前へ
早く大きくなりたいな
ママにもらった大きな愛情を
何気にボクは受け止めて
今の自分には
きっと満足しなくて
他のモノを欲しがる
そんな傷つけ合いのこの世界
にらみつける子供達が
ボク達を大人にしていく…
ないものねだり
人間に必要なもの
全てに満足してしまったら
もうボクの人生終わってもいいよ
それまでは
まだまだ命おとせない