ひぽこんコラム

2004年03月18日(木) ニセモノ

 今、「裁判官が日本を滅ぼす」(門田隆将・著 新潮社)という本を読んでいるのだけど、もう読んでいると「キエエエエエエエ」と雄叫びを上げて裁判所とかに火、つけに行きたくなっちゃうというか、気が変になりそうで、とにかくとにかく熱くなり、怒りに震え、どうしようもない思いでたまらなく、たまらなくたまらなくなります!5000メートルくらい全力疾走したくなります(できないけど)。これはすごい本っす。たとえば今回の週刊文春の一件に(裁判所って?)と少しでも疑問を感じたなら、この本を読むことをオススメします。とにかく唖然としますぜ。日本の司法は死んでるって。そりゃま、本のすべてを鵜呑みにしちゃいけないのだろうけど、これはね〜〜、正しいこと言ってるって気がする。もうキェ〜〜〜なのだ。
 しかしそんな風に「キエエエエエエエ」とかなって、一旦テンションが上がってしまうと、己の力でそれを中々下げられないのが和田です。そして下がるとドカ〜〜ンと奈落の底まで下がってしまって中々戻って来られません。よく友達が心配して「そんなにテンションあげて、家に帰るとまたドカンと落ちるんだから大人しくしろ。ドウドウ」となだめてくれるのですが、しかしなだめられてもあがっちまったら、絶対に自分じゃ下げられないのです。無理にその瞬間に下げ様とすると今度は心臓がバクバクしちまって気持悪くなったりする。で。自然に疲れ果てて下がるのを待つしかなく。で。下がると奈落で。私って一体?まるで動物そのもの…?野生???38年間、己のテンション管理が全くできないままきちまいました。どうなんでしょうか?普通はできるものなんでしょうか?ちなみにハゲ坊は(←スタイプです)ツアー中はアドレナリンが沸騰しまくるのであんまり寝ないで動きまくり、幾日かに1日くらい全く動かないくらい死んだように寝ると言ってたな。奴の場合は、野生というよりいかにも「アーティスト」って感じだな〜〜。
 でもテンションなんて、大体なんだろう?よく分らん。自律神経とかそういうものと同じなのでしょうか?あ。和田はもちろん「自律神経失調症」すよ。病院のカルテにも堂々とそう書かれているし!そう言や、カルテって面白くて、薬を出すためには病名が必要なのでなんか病名つけるのね。で、和田はいつも色んな症状とかをグチャグチャ言うから医者がそこから連想される病名を書くのです。たとえば「胃潰瘍」とか「胆嚢炎」とか。でも本当にソレではないので、その病名のハンコ(病名はハンコがあるんだ!)の後ろにボールペンで「偽・症状」ってちっこく書かれてんの。なんかまるで「東京スポーツ」とかの見出しで「マイケル、少年を襲う!」とかあって、ペロンとめくると「…ドラマに出演」みたいな。んな感じ〜〜。ああっ!書いてて自分が情けないっ!偽だもんな、偽。そんな人間です、和田は。
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