ひぽこんコラム

2004年10月10日(日) シュールな腹話術

 今日は友達がドカドカいきなりやってきて、和田を拉致。「腹話術大会」なんていう、謎なものに連れて行かれてしまいました。
 そしてそこは…。シュールなシュールな空間でございました。浅草の演芸場?はたまた温泉場の演芸大会?かと思うとアメリカ人が出てきて外国人素人さん大会?かと思うとヒーリング系みたいなオババ登場して怪しい宗教大会?と思っていたら、最後に腹話術の大御所アメリカ人の小柄なオヤジ登場。それはそれは。コーエン兄弟の映画に出てくる謎の腹話術師〜風。とか、スティーヴン・キングの小説に出てくる謎の腹話術師〜風。すごく妙な人でした。小柄で共和党って顔してて。笑ってるけど笑ってなくて。饒舌で。うまくて。なれてて。客の心を持って行く。しかしあまりに妙な空気を放ってるから、映画や小説に出てきたら、間違い無く「殺される」役どころといった人。もしくは変態で、商売女に腹話術でHを迫るようなそんな感じ(どんな感じだ?)。
 しかし世の中にはそういうものに夢中になってる人達もたくさんいて。世間は広いな〜と思いました。
 ところでピカソのTV番組を見てて知ったのですが、シュールレアリズムというものは夢の中のものを描いたもので、ピカソはシュールレアリストではない!と言いきる人がいました。彼が描いたのは現実であり(生きている女とか戦争とか)、彼の目にはそう見えたのであり、現実をああいう形で描いたのだ、と。なるほど。まぁこじつけな気もするけど、でもその思想を音楽に持ってくるとハゲちゃんの描く歌世界はいつも妙ちくりんでワケわからんけど、でも現実を歌っているのだからハゲちゃんもシュールレアリストじゃないんだな、とか。どうでもいいこと思った和田でした。
PS:そうそう。よくこういうHPちゅ〜ところでは切り番をど〜のこ〜のとかやってるじゃん。だからうちも5000番踏んだ方にハゲちゃんグッズをプレゼントしまっすぅという予告!えっ?いらない?そう…トボトボ。でも踏んだ方教えてね(自分で踏むか?)。
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