久しぶりに会った彼はやっぱり生えたて永久歯みたいな小さな白い歯をのぞかせて笑っていた視線はずっと真っ直ぐで胸の高鳴りよりも安心のほうがおおきかった変わらずにいてほしかった口びるをぬらしながら一息に話そうとするところや瞬きをたくさんしながら見つめてくるところを