日々日記
いちらんふるいあたらしい


2004年07月17日(土) 揺らぐ

他人との距離感を考える。
礼節を保ちつつ親しみをもつとはどういうことか。

どういうのが無礼で不愉快で、どういうのが礼儀ただしく互いに快適なのか。

世の中には様々な人がいて、それぞれ性格が異なっている。
それがわたしにとって、不快か、やっかいか、馴染みやすいかは置いといて、
とにかくそれがその人自身なのである。

それに、それぞれの人々とわたしとの出会い方やかかわり方も異なるので
接し方なども全て一様にはいかない。

かといって気の合う人とばかりいつも一緒にいられるわけもない。
わたしたちはこの娑婆世界で、自分以外の人々とかかわりながら
生きていかねばならないのだから。

でもわたしはそれをするのが苦ではないので、良かったと思う。
むしろ、楽しい。

友達をあまり持たず他の家族との付き合いもほとんどしない親のもとで
育ったわりに、不思議なことよ。
次女は新しい友達づくりにあまり積極的でない。
三女は内弁慶。
弟は、わたしと似ている。

それで友達が増えたら、こんな嬉しいことはないよねー。
友達になれない人もいるけれど、それはそれでそういうことなのだ。

で、思うんだけど。

他人との距離感のこと。
礼節とかいいながら、
今まで勝手に相手の心の扉を開けては、えいっ!とおじゃましてきた私ですが、
(ああみんな心の広い友ばかりで、本当ありがとうございます)
最近不思議な人と出会って困っている。

どうしたらいいのか分からない…?
あれ、分かってる…?
それすらも自分でわからない。
不思議な人。

相手が自分と話してて楽しいと思っているのか、
相手が自分に何を話したいと思っているのか(話そのものより中に含む物のほう)
なんか掴み難いの。つまりわかんないのね。
そしてわたしの話も聞いてんのか聞いてないのかよくわからん。
うーん。謎。
ああ。距離感つかめねぇ…。

あ、この状態そのものが奴との距離感か?!とも思ったが、
…いや、違う気がする。

だいたいわたしがここまで無理することはないんだろうけど。
行けば話さないわけにいかないし。
話せば毎回混乱の日々…。

その混乱が、困るけどイヤなわけではないので別に良いのです。
ほほう、自分こういうの気になるんだ〜。
みたいな気持ち。

たまに、
自分のことを他人みたいにしれっとして見てんじゃないわよ、と友達に言われる。

えー。客観的になれなかったら、わたしみたいな性格は
とっくに自分で自分を焼き殺してると思う。

あれ。おやー?
まったくとりとめがありませんねぇ。これはこれは。
たはは。


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