やくざ風味の日記
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2001年05月20日(日) 運命的?!

『プロゴルファー猿について』

不二子アニメ映画でだいたいみんな考えるのは、大長編ドラえもんだろう。あののび太が妙に男らしく、なんだか女の子にもてちゃう話だ(笑)しかしドラえもんに便乗するように不二子マンガはちょこちょこ劇場デビューを果たしていたのだった!!プロゴルファー猿もその一つだったよーな気がする。タイトルは…かなり覚えてないけど「猿対忍者ゴルファー」だったかな?


内容はいつもの如く猿は金につられてミスターXの指名するゴルファーと勝負することになる。ちなみにこの金は別に家計を助けようとかそんな殊勝な考えで使われるのではなく、たまった金をみて猿が「イヒヒ…」といやらしく笑うだけである。全額独り占め。最低のアニキである。
そんでその時指名されたゴルファーが何でも忍者の末裔らしい。何で忍者がゴルフしてんのかは最後までわからんかった。んでその忍者ゴルファーは計三人いるらしく、先に二勝したほうが勝ちらしく、「がんばりたまえ…猿君」とかいっていつになくフレンドリーなミスターX。怪しく思う中丸。そう、この試合はミスターXの罠だったのだ!!
勝負は進み、敵の忍法ゴルフ(内容忘れちゃったけどスゲー気になるゴルフだ…響き怪しすぎて)に苦しみながらも一勝一敗で勝負は最終戦へ!!そんで偶然一人で散歩していた小丸が(幼児の一人歩きはやめましょう)見つけてしまうのだ!!彼らの忍術の種を!!それはいままで対戦した二人の皮であり、どうやら三人だと思っていた忍者は実は一人が三役していただけだったのだ!!そんなコトしてなんになるかさっぱりワカラン!!つーか忍者なら幼児の目の届くようなトコロに忍法の種になるもの置いて置くなよ、忍者なら術のアフターケアくらいしっかりしてほしいものだ…
結局、猿が勝つ。相手の正体は美人のくのいちネーチャン(パターンだな…)なでネーチャンが語り出すんだけど、このゴルフ場の周りの森はその忍者一族のものらしいんだけだ、ミスターXが地上げしてダムを造ろうとしていたらしい。でなーんでかゴルフでケリをつけることになり、事情をしらない猿を自分トコの代表としてつかったらしい。猿だけに自然を愛しているので怒り狂う猿。でもってその背後の丘から「フハハハ、その通りだ、よくやったよ猿君!!」とか高笑いしているミスターXのバックでいつの間にかダムの工事始まっててダムけっこーでき上がりかけてる…早すぎ。
怒りのパワーをためてカラダをふるわす猿。「なんとかしてあげて!猿君!!」とかケッコー無茶な事言い出すおっちゃんの娘(名前忘れた)。しかーしなんとかしちゃうのが猿なのだ!!「これがワイの怒りの一打やー!!」とかいってドライバーでダムに向かってショット!!なんとボールが当たったトコからひびが入りダムがぶっこわれてしまうのだ!!(爆笑)アハハハハ…やりすぎうやろ、ソレは。
ミスターXも「おのれ!猿め!!」とかいって帰っちゃうし(笑)忍者も「ありがとう、猿君」とかいって喜んでなーんか一件落着らしい。ここまで法律とか現実を無視されまくるとかえって清々しいものがあるよ、ホント。
アニメ映画よ、永遠なれ!!ってカンジ。


不二子・F・先生が死んでからのドラえもん映画みてない。やっぱF先生は偉大であった…いろんな意味で。


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