TENSEI塵語

2010年02月20日(土) 「ペトルーシュカ」

昨日の深夜、TVの画面にフラメンコのような舞台が見えた。
ちょっと見てたら、音楽は「三角帽子」が流れていた。
あー、これが「三角帽子」の舞台か、、と、
そんなもの見られる機会は今までなかったので、
「粉屋の踊り」の途中からだったけど、そのまま見た。

へえ? このすらっとしたかっこいい男が粉屋?
てっきり粉屋のおっさんたちの群舞かと思っていたのだが。。
踊りとしておもしろかったのは、この粉屋のさっそうとした、
フラメンコの舞台を見ているようなソロだけだったような。。
あとはパントマイム的な振り付けと、
あまり優雅ではない踊りが多かった。
「終幕の踊り」も音楽ほどおもしろい舞台ではなかった。
みんなで万歳して跳び回っているだけのような、、(笑)


次が「ペトルーシュカ」。
あ~、、どうしよう、見るのやめようかな、、?

私はストラヴィンスキーは
「春の祭典」と「火の鳥」しか好んで聞いていない。
舞台は「春の祭典」のほんの一部分しか見たことがないが、
舞台など見なくても、音楽自体がとてもおもしろい。
特に「春の祭典」は好きで、ピアノ連弾盤まで好んで聞いたり。。
吹奏楽でもやってみたいなー、と思って、
スコア買って譜面見てみたら怖じ気づいてしまったけれど、、(笑)

「ペトルーシュカ」も知らなきゃ、と思って、
買って何度か聞いてみたが、どうもおもしろいと思えなくて、
そのまま長年棚の中に眠っている。。
退屈な曲という記憶だけが残っている状態だった。

・・で、その晩、迷っているうちに始まってしまったので、
ちょっと見ていたら、最初が謝肉祭の場面でにぎやか。。
舞台見ながら音楽聞いていたら、なかなかおもしろく聞けた。
もちろん、「春の祭典」や「火の鳥」ほどのインパクトは
やはりなさそうに思われるのだが、、、どうだろう?

これも華麗な踊りは見られなかったけれど、
舞台としてはさっきの「三角帽子」よりおもしろかった。
妙な物語なんだけどね。。
(自分では把握できてないので、Wiki など参照のこと)

これを機に、CDを引っぱり出して聴き直そうと思ったが、
どういうわけか、まだ見つけられない。。


ちなみにこれらは、パリオペラ座バレエの公演だったようだ。


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