月の夜のつぶやき

2012年12月18日(火) 結局 分かってはもらえないだろう

母は言う。
必要なら戦う、と宣言する私に言う。

受けた教育も世代も違うからね、と。
でも、できれば・・

ようするに、我慢していなさい、と。

ふざけるな!と思う。
戦うことを知らず、
諦めだらけに生きてきて、
私はやっと自分で自分を愛して、
そして守っていくことに気づけたんだ。

自分はどうなんだよ。
がまんばっかりして、
その結果どうなったんだよ!
自分がおかしくなっただけだろ!

そんな風にウツだウツだ、と
私によっかかってきて、
べったりとしてきて、重いんだよ。
結局、自分のしたい話しかしないじゃないか。
聞いてあげる、っていうけど、
結局いやだって拒否して話題変えるじゃないか。

口を開けば、今住んでいるところと、
過去の人々の悪口がほとんど。
楽しくなんかないよ。


目上に公然と反抗するなんて、
母の頭にはないんだろうね。

どんなに話したって
母には永遠に伝わらないんだと悟った。
これも、ようやく悟ったことかもしれない。

結局、この人はほとんど肝心なところで頼れない。
支えて欲しいときに支えてくれたことはなかった。
子供のときからそれは変わらないんだ。
子供のときよりも、若干私が踏ん張れるようになったから、
母に頼りたくなることも減ったんだろうね。
だから、このことを実感する回数も減っていた。


何日か前のテレビ。

「私は女の子です」
「私はかわいい女の子です」

となかなか声に出せない場面を見た。

私も一緒。
この言葉をいってごらん、といわれた気分で
一緒になって言おうとしてみたけど、
喉に引っかかって出てこなかった。


多分、感じてたんだよね。
母に女の子であることを否定されている、と。

長い髪も、赤い服も、かわいい靴も
全部却下されてきた。
背も高かったから、よく男の子に間違えられた。
いかにも女の子なかわいらしい顔でもなかったんだね。

女の子の格好をしている親友がうらやましかった。
ミニスカートとかもはいていて、
しかも似合っていてねぇ。。。
私でもはけたんかな。似合ったかなぁ。。。。

母好みの、確かに上品かもしれないけど、
かわいらしさはない服。

いい加減大きくなってから始まった
「あんたは赤が似合う、水玉が似合う」の嵐。
買うもの全部、赤か水玉。
やめてくれ!といったって、いつも忘れ去られていた。
帰宅すると「これ買って来たよ。似合うと思って」と。

赤が嫌い、水玉も嫌い、ハート型も全て嫌い、
ピンクなんていう色も甘すぎてイヤ。
そんな風にしか思えない自分が出来上がっていた。

それが、最近変化。
そういうの、全部好き。
赤はちょっと色合いがきついけど、
ピンクの水玉模様とか優しくていいね〜、と思う。

なんか変なの〜、なのだ。
なんか変わってきてるんだよね。
じわじわと、でもすごく大きく。

本来の私ってどういう人なんだろう。
何がすきで、どんなことをしたら幸せで。

私が何か女の子らしいことをすると
バカにしたり茶化したりする人は、今は遠くに暮らしている。
だから、好きに暮らしたらいいんだよね。

どこまで人目を気にして暮らしてきたんだろうね。
もっと自由に、もっと気楽に、っていいながらの1年。
来年も同じようなテーマかもしれないけど、
少しずつ取り戻して行こうと思っている。




 < 過去  INDEX  未来 >


蒼月 [MAIL] [掲示板]

My追加