母から電話。 送った誕生日のプレゼントへのお礼電話だった。 送ったのは
買ったもの1つ リクエストで描いたカード 1枚 虫除けハーブを私が詰めた袋 8個 説明を含む内容の手紙 1通
買った品物は気に入ってもらえたようでよかった。 でも、すぐに自分の話したい内容をしゃべる母。 カードのことなんて触れもしない。 ハーブのことを話かけてみたら、
「うん、食べるよ」
って、食べるんじゃなくて、虫除けって手紙に書いたでしょ。。。
手紙読んでない?と聞くと、
ちゃんと読んだよ、 ねずみのこととか書いてあった、って。。。
ねずみのことなんか大して書いてないよ、 せいぜい、ねずみが出なくなるといいね、くらい。
あ~、この人、この瞬間に取り繕った、って思った。
別にいいんだけどさ。 ちょっと不愉快なだけで。
カードを描くのに図案考えて、 下書きして、 色鉛筆だけど色つけて、と 数時間かかって、肩こりバリバリになって やっとできたカードなんだよね。 漫画家ってすごいな~、と思ったりしたよね。 数日、体調戻らなかったんだよね。 そんなこと、話してないけど。
今年に母からもらった色鉛筆を使ったんだけど、
あれって、あの鉛筆?発色がやっぱりきれいだよね。
って、それだけかい。 大事にするね、っていうけど、 なんか気持ちずれてる気がするんだよね。
多分ね、私のわがまま。 喜べよ!という強要だよね。 でもさ、いつもより丁寧な絵だな、とか分からないんかね? 時間かかってるな、って。
なんで、いつも自分の話したいことだけ怒涛のようにしゃべって、 私が話のテーマを振ると、すぐに
「あ!話、飛んで悪いんだけどさ」
って全然違う話を始めるんだろうね。
そして、絶対にごめんとか、そうだね、っていえないんだよね。 前に意地悪で、たまには「そうだね」って言えないの?と言ったら 大きな声で「そうだね!」って。。。 馬鹿にしとるんか!
今回もなんかそういう流れに似た会話もあったね。 最近は私がスルーしてるけど。 人の言葉の訛りは嫌って「やめて」とか言ってくるのに、 自分は30年住んだ土地の地名を ”ちゃんとした”イントネーションでは絶対に言わない。 ある意味、ここまでくると侮辱的だと思うんだよね。 たった2文字の地名だよ。 言えないんじゃなくて、言うつもりがないだけ。
いつも言うんだよね、自分は結婚して東京を離れてよかった、って。 東京にしかいなかったら、井の中の蛙になってた、って。 地方には地方のいいところがあるんだってさ。
当たり前だろ?
そんな母と父は 一度東京にまた「戻って」その後 今はまた事情があって地方に住んでいるけど、 その古い地方都市のことを馬鹿にしまくり。 東京者ってやだね~、と母に言ってやりたいよ。 いつか言ってしまうかもね。
東京に家族で「戻った」、って母は言うけどさ、 東京に戻ったのは厳密には母だけなんだよね。 戻れてよかったね、って私に言ったことがあったけど、 その時は「私には戻ったという感覚はないよ」と言っておいた。 むしろ、生まれ育った町ははるかに遠くて、 もうそこに行く理由は観光旅行しかない、っていう感じ。 私が「帰省」とか「久しぶりに戻った」とかいう家は、 もうどこにも存在しないんだよ。
かく言う私は、地方都市生まれ、地方都市育ち。 現在も小さな地方都市住まい。 ほんの3年ほど両親と一緒に東京に住んだ。 こてこての地方人だよ。大いに結構。 東京だって、つきつめれば「地方」のひとつに過ぎない。
悪態書き並べちゃった。 読んで気分悪くなった人、ごめんなさい。 でもね、なんかもう、我慢できない気分でね。
連休に両親を訪ねないことの罪悪感、飛んで行ったよ。 こんな気分になるんだったら、行かない方がいい。
しみじみ考えちゃうねぇ。 親との相性、激まずなんだな、って。
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