くもりときどき、はれ。
そら



 桜散り始めた横浜にて。

出張帰りはたーさんと横浜観光をし、中華街へ初めていった。
晴れていたのでとても奇麗で、山下公園は春のまなざし。
花は咲き誇り、陽に照らされてキラキラ輝いていた。

そして桜は、もう散り始めていた。

中華街ではチャイハネを回って雑貨を買い、
ちょこっと有名なお店らしいとこでたまたまご飯を食べた。

事務局長が今日の夜に本当に来るかどうか、
最終確認に電話をかけたら留守にされたのでショック受けてた。

しばらくして電話がかかってきて
「どうしたの?」という
「今日は出られるのかなと思って電話したんですけど」
「え、もう帰ってきちゃったからいけないな」

やっぱり。

いやにあっさりした電話だった。

よくわからないのだ。
デートしようと話だけなのかな?とか
こんなあっさりしてたりもするし、それはなんか淋しくて。

事務局長が言ってたマドンナさんは誰ですか?
…Uさん?

皆がふたりをくっつけようとするのは、Uさんが好きだから?
年齢が近いから?

どうしてなの?

私は、彼がいるから相手にされないんだろうか?

考えすぎかしらね。

横浜の青空は、とても奇麗で青々としてた。
暑くて、半袖でもよさそうだった。

帰りの新幹線の中で、考えてた。
彼とのことももうキリをつけた。
彼はいつもと変わらず私に桜が咲いたとかメールしてくるけど
私が言ってからしかいつもメールなんかくれない。
どういうつもりで私の話には答えないのに
たわいない事ばかり送って繋げようとするのか。
同じ事やってるのがもう嫌になった。

今までは大好きで
胸が痛くなる位に別れるのが出来なかったし
今だって胸が痛い。
そんな風にたわいない話をしてくるあたり…
彼がかわいそうになったりする。

でも、考えて、考えて…
自分の幸せを考えてみると

別れた方が幸せになれると思った。

決断出来るうちにした方がいいと思った。
去年からずっとずっと悩んでいたことだけど。

だからって事務局長は焦らずにいこうと思うんだけど

やっぱり、年齢が離れていることも少し気になる。

でも、ともかく話す時間が欲しい。
知る為と好きを確かめる為に
お互いに知り合う為に。

今度は悲しい目にはあいたくないんだ。


2002年03月30日(土)
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