ゆうの日記

2002年12月11日(水) 一枚のFAXから

会社に一枚のFXが届いていた。
一番偉い人からのFAXだった。
名前が二つと面接と書かれていた。

なにを指示したいのか、なにを言いたいのか、なにを求めているのか。
以前の僕ならわかっていた。
もしわからなくても、それなりの対応をした。

意味不明。
いまの僕はそう理解した。
住所も連絡先も、いつなにをすればよいのか書かれていないFAX。
意味不明のFAXとして処理した。

二日後。
関係部署からFAXが届いた。
名前の方から面接の連絡がこないと苦情が入ったと。
意味はわかったが、どこにどう連絡する。
そのFAXにも連絡先が記されていなかった。
罠かもしれないが、はまることにした。

午後、電話がなった。
普通に対応した。
面接の予定を入れた。

夕方、一番偉い人にいろいろ言われた。
そのほかのお偉方にも、彼が怒っているけどどうしたんだと責められた。
いろいろ脅された。
いまとなっては忘れることにした。
その後の出来事も忘れた方がいい。
ただ、僕はその職責において使命を果たした。


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