ダメ日記 40s
四十にして惑う
                                           
2001年11月27日(火) エイコセイスイ

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、娑羅雙樹の花の色
  盛者必衰の理をあらわす。奢れる者久しからず、唯、
    春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には亡びぬ。
          偏に風の前の塵に同じ。

栄枯盛衰とはよくいったもので、今栄えていても
かならず衰える日が来る。おごりたかぶってはいけない。

今月スロットの調子がよく、おれはとてもおごりりたかぶっていると思う。
こんな時こそ慎重にならねばいけない。WATTANが負けまくっていたあの頃、
おれも実はかなり負けがこんでいた。
再びそんな日がくるだろうことをおれは知っている。それでもおれは止まらない。
ただ、あのつらい日々を忘れないようにしないといけない。

負けにそなえて、今の勝ち分も多少はストックしておかないといかんなー
と思うことは、たしかに逃げ腰な態度かもしれない。
しかし、勝ってる今こそ謙虚な気持ちを忘れてはいけないのである。


でも今日は昼間っから寿司を食いに行ったおれ。

シースー、マイウー。



2001年11月26日(月) セントウ

今日は実験で徹夜。
深夜に(すでに火曜)、スズキくんの真似をしてちょっと
遠くのスーパー銭湯「極楽湯」まで行ってきた。

普段シャワー浴びるだけなんで、大きい浴槽にのんびり入るのも
気持ちがいいもんだと思った。


帰りに道に迷ったあげく、雨まで降り始めて風呂あがりなのに
体が冷えきってしまったことは、この際忘れたい。


また行こ。



2001年11月23日(金) ヨソウ

ちょっと前にこういう話があった。

「アメリカ同時多発テロは
  ノストラダムスにより予言されていた。」

まず不謹慎だと思うし、実にくだらない。
ノストラダムスの予言ではなく、誰かのこじつけである。


実はおれも予言する能力がある。
来年起こることをピタリと当てよう。

『来年おれは就職活動で苦労するであろう。』


・・・これも予言ではない。
おれの未来に対する不安である。



(前日分も更新しました。)



2001年11月22日(木) カンド

ふと思い出したこと。

中学時代、家が近くにあった友達のサブちゃんと
一緒に学校に行ってた時期があった。

冬の朝、おれはサブちゃんと会うといつもこう言った。

おれ「今日も寒いねー、寒度6やねー。」

寒度はおれが決めた寒さをあらわす単位であり、
1~10まであり、数字が大きいほど寒い。

毎朝毎朝おれは寒度をサブちゃんに報告していたのだが、
サブちゃんの返事は、「ふーん」ぐらいのそっけないものだった。

時には「今日は寒度26」とか言ってみたが
それでもやはり返事はそっけないものだった。

よく考えてみれば、何が寒度だバカじゃない?
という気がしてきたので言うのを止めることのした。

その次の朝・・・

おれ「おはよー、今日も寒いねー。」

サブちゃん「そうやねー。」

おれ「・・・・・。」

サブちゃん「・・・・。」

おれ「・・・・・。」

サブちゃん「・・・今日、寒度は?。」

おれ「・・ああ寒度ね、7くらいかな。」



会話には順番というものがある。
それが乱れるとなかなかやりにくいものがある。

そんなことに気づいた冬の朝だった。



2001年11月19日(月) バックミラー

原付のバックミラーが折れた。
前からヤバそうとは思っていたが、ついに折れたか・・・

とりあえず一個は付けとかないと警察に捕まるらしいので、
ガムテープでくっつけておいた。
でもなんとなくみすぼらしいので、せめて黒いビニールテープで
ぐるぐる巻くことにした。

さて修理しようかと家の外に出たとき、乗り捨ててある
別の原付を発見。ナンバープレートはまだついてるがずっと前から
ここに置いてあるし、もうだれも乗ってないんじゃないか。


「これからバックミラーだけ取ればいい。」


そういう邪悪な考えが頭に浮かんだ。
しかしおれももう23歳、今年は年男。一般常識、分別は持ち合わせている。


「たしかに乗り捨ててあるが、まだナンバープレートはついてるんだし
 持ち主が再び乗ることになったら困るだろう。だいたい人の物を
 盗るなんてとんでもないよ!!」



でも、どうしても欲しかったので結局とっちゃいました。

おれはこの原付は捨ててあると判断した。
持ち主の人、もしまた乗るならきっと返すよ。
おれは無実だー!!!


でも夜中にこっそりやりました。



2001年11月18日(日) ケイバ

今日はGⅠレース、マイルチャンピオンシップがあった。

おれは競馬はあまりやらないし、よく分からないのだが研究室の
先輩Oさんは無類の競馬好きである。

競馬に関する知識はすごいものがある。
まずここ数年のGⅠレースの結果をすべて把握している。
勝った馬はもちろん、レースに出場した馬全てを完全に覚えている。
さらにレース展開まで完全に覚えているらしい。
馬の血統については、3代、4代前の血統とかも知っている。

O先輩「血統的には長距離向きやけど、あの馬は前々回の出走で、
   最終コーナーから伸びんかったけん今回外したほうがいいよ。」

そんなこと言われてもわかりません。


このように競馬について造詣の深いこの先輩であるが、先輩は家でネットから
馬券を買うことのできる、PADという権利を持っている。
これのおかげで、家からでも100円単位で馬券を買うことが可能である。

そしてその先輩は、すごい記録を持っている。



なんとGⅠ40連敗(現在も記録更新中)。



あんなに馬好きで、詳しいのになぜ当たらないのか・・・!!

本人曰く「考えすぎて逆に当たらない。」
    「オッズとかを見てしまうと、判断が狂ってしまう。」

予想した馬が上位に食い込むと、こういう。

    「負けたけど、勝ちに等しい。」

違うよ、あんた負けてるよ。


GⅠレースの前には、

    「かたいレースがあるんやけど一口のらん?」
    「絶対勝てるよ!」

といって研究室のみんなを誘ってくる。
しかしみんな分かっている。その先輩の予想を除外して買えば
かならず当たる確率は上がる、ということを。

だってその先輩が本命から流せば、穴馬が勝つし。
先輩がこのレース荒れる、といえばがちがちの本命馬がくる。
金がなく、賭けれなかったときは予想通りの馬が勝つ。
やっと当たったと思えば、馬券購入ミス。

など、とにかく神がかり的な当たらなさなのである。



三年前、うちの研究室で競馬で万馬券を当てて120万勝ち、というミラクルを
起こした先輩方がいる。その時は三人で買っていたので山分けだったらしいが、
O先輩はその三人の中には入っていなかった。

O先輩「そんな馬絶対こない!!」

と言いきったらしい。
それ以来なにかが狂った、とO先輩は言う。


「何も考えずに適当に3-5とかいって買った方がまだ当たるん
 じゃないんですか?」

とおれがいうと、

「分かってないねー。」

といわれる。どっちが正しいのだろうか。
おれにはあなたが分からないです。



さらにO先輩の好きな馬、応援してる馬は必ず故障する
というジンクスもある。

グラスワンダー、セイウンスカイ、ジャングルポケット、
全てO先輩に好かれたせいでケガをしてしまった。

「馬は走る生き物、馬肉(馬刺しなど)は食べない。」

と徹底した馬好きのO先輩なのに、実に皮肉なものである。



2001年11月13日(火) ジカン

学校にはもちろん朝から行かないといけない。
そして夜は遅くに学校から家に帰りつく。

少しでも多く寝たいなら、家に帰ってからすぐ寝ればいいのに
ついダラダラ過ごしてしまい、結局寝不足のまま学校へ行く羽目になる。
たまに遅刻する、というかかなり遅刻してる。

でも家で一人でダラダラする時間が、おれには必要と思う。




スロットの時間を削れよ、という指摘もある。
いや、それも必要、と自分に言い聞かせるおれ。



2001年11月12日(月) フユ

いつのまにか寒くなってしまった。
そろそろ、コタツとかだそうかなーと思う今日この頃。
しかしそれ以前に部屋を片づけないといけない。
おれの部屋は現在、コタツとかだせる環境ではない。


寝るときも寒いので困る。
ずっとエアコン入れっぱなしだと、身体に悪そうだし。

そういえば夏になる前に親がきたとき、邪魔になるので
毛布とか持って帰ってもらったっけ。未だに布団のみ。

しかも全然布団を干したりしないんで、何か気持ち悪い。
寝るときは快適に寝たいよなー、と切望するおれ。

金も(今は)あるしちょっと高価な布団でも買おうかなー
と思ったのだが、布団はかさばるので、買いに行って持ってかえるのが
面倒だし、今ある布団を捨てたりするのも何か面倒くさいので
買うのはやめにした。


面倒事を最も嫌うおれ。
何でも面倒がらずに、もっと積極的に動かないといけないと思う。


・・・でもいいか。いつまでも自分らしくありたい。



2001年11月08日(木) マンマイ

今日までいろんなことがあったなあ。
特に最近は自分の中でもやもやしたものがあり、
葛藤していた。

悩んでいた自分がバカみたいだ。


「万枚達成!」


やはり人間、金があるとパワーが違うね。






「最高の日」    文責:おれ


昨日から実験で徹夜だった。
今日も徹夜実験なので、昼間は装置を先輩にみててもらい、
おれは一度帰宅して、夕方学校に戻る、という予定だった。

帰り道、フラッと立ちよったパチンコ屋。
偶然座った獣王は・・・


設定6だった。


結局時間がなく家には戻れなくなったが、睡眠よりもっと
大事なことがあることに、初めて気づいた。


おれは今日という日を忘れない。


さー、何買おうかなー。



2001年11月06日(火) ノミカイ 2

(前日から続いています。)


そこはカラオケを歌う部屋ではなかった。


・・・戦場だった。

横たわるKくん、HASEさん。彼らにウーロン茶をかけまくるWATTANたち。

おれもフラフラであやふやな記憶だが、こんな言葉が交わされていた。


 「とりあえず、HASEさんヤバそうなんで、隣の部屋に連れて行きます。」

・・・しばらくして
 「えっ、HASEさんが(隣の)部屋でリバース?!ちょっとみて来ます。」

その後WATTANがおれに飛びかかってきて、おれのメガネがこわれた。

さらに隣の部屋でリバースしているHASEさんのことを知ってか知らずか、
こっちの部屋では、Kくんもやはりリバース。
びしょ濡れで倒れたKくんを踏みつけながら、歌い続けるWATTAN。

「とりあえず出よう!」
「店の人に怒られるよ!」

よし出よう、と思い靴をさがすが片一方しか無い。
あれ、どこだ?おかしいな?
ていうかいつ靴脱いだっけ。ここ靴脱がんでいいし・・・

しばらくしてやっと見つかった。

エアコンの上にあった。


「とりあえず出よう!」
「おう分かった!ヤバいな!」

絶対店の人に怒られそうなので、逃げるように出ていった。
出て行くとき、おれの足にぶつかってまたジュースがこぼれてしまった。

被害甚大、被害甚大・・・


帰りにKくんを家まで送っていった。
しきりに「寒い、寒い。」「なんでおれこんなに濡れとるんかね。」
を連発するKくんは本当に寒そうだった。



次回の飲み会はN平さんが主役。

「次は絶対飲むけん!!」

あのセリフ、後悔することにならなければよいが・・・



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2001年11月05日(月) ノミカイ

11月4日は、KくんとWATTANの誕生日なので、盛大に盛り上がろう
ということで飲みにいった。

「二人同じ日ってめずらしいよねー。」

「同じ日に二人も誕生日所持者はいらん、今日どっちが本物かを決めよう。」

・・という趣旨である。(違うよ)

今までの誕生日飲み会で一番ひどかったのは、救急車で運ばれたおれだった
と自負しているが、今回も負けずにひどかった。

一次会の飲み屋は割と大人の飲み屋だったのに、大騒ぎするおれら。
一本15000円の米焼酎を頼まなかったあたり、まだ冷静だったと思う。

いつものようにメチャクチャ飲んで、酔っ払ったKくん。
めずらしく、見た感じからしてヤバ気な獣王HASEさん。

その二人とともに、二次会カラオケ屋に向かうおれらも
もちろんかなり酔っ払っていた。

まさか、あんなことになろうとは・・・


続く



2001年11月04日(日) アシタ

明日は飲み会です。
KくんとWATTANの同時多発誕生日。
えらいことになる予感。

携帯より



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