世の中に割り切りができるほど
私は世渡り上手じゃない
イツワリの笑顔をふりまいてたら
心に在る宝物をどこかに
気づかず落としてしまうよ?
いつか知った
全てに受け入れられる自分で
いなきゃいけないことはない
ゆっくりじっくり
ひとりに考えてみるのもいいよ
ひとりが淋しい時は
不安な心を抱いているの
いつかの涙も
きっと美しい思い出に変わるんだ
キレイ事並べてるみたいだけど
本当にそうなんだ
不安を胸に抱いているから
知らず知らずのうちに
どこかに逃げ道作ってる自分がいた
同じコトを繰り返さないようにと
もがく自分にはもう会わないようにと
信じることは悲しいことだと
心は廃れていくばかり
大切なものに気づいた今
恐れるものはないと
立ち向かっていくコトに決めた
傷つく未来など
見すぎないように
幸せな未来があるかもと
信じることが
とても大切なこと
決して忘れないように
大切な人に
今までにボクを変えた過去を
さらけだすのが
とても怖かった
ずっとそばで
ボクのそばで
笑っていてほしいから
胸に秘めている
ボクの影を
さらけだしたら
また何かを失いそうで
時に必要な勇気
導いてくれたのはあなた
初めて少し見せてくれた
本当の素顔
ほんの少しだけ…
心地いい風がふいているのは
今だけじゃないと
信じる大切さを
胸に抱いて
ずっとそばで
ずっと隣で
一緒によりそっていたいのに
失いそうな今を
つかむコトで精一杯なんだ
そう
大切なモノを
胸に抱いて…
ほんの少しだけの希望と
一緒にベンチに座ったら
ボク安心しすぎて
肩にもたれちゃったよ
二つの距離が近くなるほど
歯車がしっかりと隙間を埋めてく
同じ時間(とき)を過ごしてるはずなのに
なぜか違う世界に飛んできちゃったみたい
1度ズレたら
噛み合わせられる可能性は
限りなくゼロに近い
輝く砂たちが
指からこぼれおちる
とても切なくて…悲しくて
いつもふと思う
今いる自分は本当の私?
誰もがきっと感じる
自分という存在への疑問
いつからか
希望や期待など持てなくなった
どこからか口笛がきこえてきて
温度を上げるココロは
風にあてられ少し冷えてしまっている
私の中にいる女
欲しいモノは欲しいと言える
私の中にいる誰か
さびれた夜がここちよくて
遠いところでいつも叫ぶ
悲しみの空を眺めると
私はそれに染められて
よろこびの歌を歌うと
私はまたそれに染められる
いつか出会った小さな光にも
希望や期待を抱かぬように
ココロに何度もブレーキかけて
どこかにおき忘れたモノを
今必死で手探りする女はとても情けないもの?
涙をぬぐう力がまだ残ってる
溺れてさまよって力つきた私を
ひろいあげてくれた灯火を
決してため息で消さないように
曖昧だったカタチを
大切につくりあげた光
影をも美しく照らす
決してため息で消さないように…
過去の悲しみを
美しい思い出へとかえるのは
現実逃避にも見える
だけど未来が美しく映るなら
少しだけほんの少しだけ
この光に向かって歩いてみてもいいでしょ?
決してこの光を悲しみにかえぬように…
君の前では強い子
涙なんて見せないし
弱音なんて口にしない
絶妙なタイミングで
出会った君と僕の間に
煌く何かが存在してる?
出会ったばかりの僕は
恋心を誰かにもぎとられたばかり
それでも哀しみは
君と手をつなぎあった時に
伝わらないようにと歯をくいしばる
なかなか解決できない事も
時間(とき)が悩みを溶かしてくれる
もう癒されたはずの僕のココロに
セヴンスターの香りが
悲しみのキスを思い出させる
そう そんな瞬間(とき)がある
ひとりのとき
背中についてくる黒い影が
急に怖くなってくる
君といるとき
前を見る勇気が
急に早く走ってく
不思議な力が胸の奥からこみあがる
だけど…過去と未来の狭間で
今自分に映るモノがはっきりしない
2002年05月05日(日) |
ロマンティック症候群 |
くもり空に陽が昇り
大地が霧にキラキラ輝く
迎えることなかった朝が
姿を現しココロを美しく照らす
昨日までのため息をも
小鳥のさえずりが
キレイに浄化してくれる
長い間止まった情景
ゆらりゆらり流れ出す
広がる視野につぶやく
この世界すてたもんじゃない
窓の外にはいつのまにか
太陽が顔を出してる
時とは不思議なモノ
残酷だったり
幸せを導いてくれたり…
おはよう 新しい私
こんにちは 新しい風
時間設定ナシの目覚ましが鳴る
過去を断ち切るように
伸びた髪にキスして切り落とした
未来に背を向けてた私に
新しい風が肩たたいてくれた
柔らかい風が私を明日へ向かわせる
おはよう 新しい私
こんにちは 新しい哀しみ
切り落とした髪と一緒に
哀しみの思い出も輝く星にできたらいいけど
なぜかこの思い出は哀しい不安へと導く
次の日には哀しみと喜び連れて
また眠る…
恋が終わったその日から
会えないおつきさま
見たこともない大きな壁に体当たり
崩れるカケラとくもりぞらに
この瞳失明寸前
街の雑踏に流されるように
降りやまない雨に濡らされるように
甘い香りに誘われるように
時計の針と手をつなぎ
知らず知らずにトキを歩く
笑顔を教えてくれたキミは
ボクに笑顔を忘れさせる力も持っていた
キミとの薄くて詰まったアルバム
開いては閉じの繰り返し
温かくて冷たい写真が指を刺す
恋を終わらせたその日から
ずっと会えないおつきさま
途中で終わってしまったアルバムの
最後のページにはセピア色の古びた写真
二人だけの写真
二人で見たおつきさまと一緒に。
どんどん成長してたボク
イイのか悪いのかわからないけれど
どんどん幼くなってくボク
たくさん人と出会う度に
オトナという存在
いつも子供に与えるのは
彼らの愛=僕らのプレッシャー
悔しくて悔しくて
こみあがる涙も
オトナという権力に抑えられる
おせっかいで間違った愛を植えつける
あんなに憧れたモノも
こんなに嫌いなモノになった
そんなボクもまたオトナに近づいてる
夢叶えたい
好きなコトやってたい
けど人の痛みをわかる人間でありたい
なんてワガママな存在なの
ヒトって。