2002年出産:のびのび一人っ子の母: KKの短い日記
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2018年05月12日(土) |
高校受験について・KNの例 |
KNの高校生活が落ち着いてきたこともあって、そろそろ受験について振り返ってみようかと思いました。 ブログに書くほどの内容ではないかもですが。。。
我が県の高校受験は他県と違って少し複雑だと言います。 まず、公立高校を(校名を色に例えます)ブルー・ピンクと二校受験できます。 公立高校より1ヶ月ほど前に、私立高校を1〜3校受験できます。 基本公立が受かったら私立に行くことはできないので、ここで慎重に選んでいかなければいけません。 KNの場合、希望順(レベルの順も同じ)は
1・公立ブルー 2・公立ピンク 3・私立ゴールド 4・私立レッド 5・私立イエロー
でした。
公立を選んだ決め手は
1・自転車で行ける 2・どちらかというとサッパリした校風 3・興味のある部活がある
で、私立を選んだ決め手は
1・自転車は無理でも、できるだけ近い 2・女子校でなく共学(サッパリしてるから?笑) 3・興味のある部活がある
でした。
レベルに幅を持たせたせいか、レッドとイエローは授業料全額無償の特待生扱いで合格 することが出来、KKのココロが揺らいだ事をお伝えしておきましょう(笑) ただ、私立ゴールドも無事合格したため、公立は「第1希望ブルー=第2希望ピンク」と いう組み合わせのまま受験に臨むことになりました。
ちなみに、もし私立が合格しなかった場合はどうしたでしょうか。
【4つのグループ分け】
ブルー シルバー その他多数 その他多数 ピンク ホワイト その他多数 その他多数
受験方式は、公立を二校受けられるといってもしばりがあります。 (専門科つまり音楽科などは別)
満足のいく私立が受からなかった場合。公立受験までまだ期間があるため見直しが可能です。 組み合わせを変える。つまり 「1…ブルー=2…ピンク」をやめて→「1…ピンク=2…ブルー班の、ブルー以外のどこか」 というように難度を下げて合格率の高い組み合わせを受ける。 あるいは 「シルバー=ホワイト」という選択を新たに選ぶ。 上の例で「ブルー以外のどこか」が見つからなかった場合ですね。そうするとピンクも受験することができなくなります。 つまりしばりとは、「ブルーの班=シルバーの班」「ピンクの班=ホワイトの班」 「ブルーの班=ホワイトの班」「ピンクの班=シルバーの班」 という選択ができないことです。 あくまで、直列の上下でひとつずつ。もちろん同じ班同士もNGです。 そして、例えば「ブルー=ピンク」を受験した場合ですが、両方に受かるということはありません。 あらかじめこの二校の中で第一希望と第二希望を指定でおきます。 選考の点数が第一希望校(ブルー)の基準に届かなかった場合のみ、第二希望校(ピンク)の 選考に回されます。 第一希望に合格できたら、もし考えが変わっても第二希望に行くことはできないのです。 希望する組み合わせ校がどうしてもなければ、どこか一校だけ受験することも可能です。
偏差値や距離、好みを考えると・・・なかなか難しいでしょう?? 受験本番までに、各学校の倍率が3回ほど新聞に載ります。また、全県模試の結果などで 検討して、志望校を決めていきます。 KNの場合「自転車で登校したい」というかなりの狭め方だったため、志望校選びにあまり 苦労はしませんでした(笑) ブルーとピンクはどちらも同じくらいの距離でしたし、KKの友人の母校で親しみもありま した。 また、私立はどれも設備がきれいだったというのと、私立ならではの部活動の充実ぶりが KNの気に入っていました。 絶対に●●に受かるんだ!!というより、どこに行ってもいいね、という感覚だったのが良かったのだと思います。 結果は第一志望のブルーでしたが、仮にKNがイエローに入学していたとしても楽しくやって いた気がします。 高校なんてそんなもんじゃないでしょうか。
塾は、少なくとも我が家には必要でしたね。 中3の11月ごろまで部活に専念していたため、そこから追い込むには家庭では難しいものがありました。
中1の時は超大手集団塾に週一回通っていましたが、KNの苦手な公共交通機関で通わなければ ならなかったため断念。 中2では近所の個別指導塾に、やはり週一回通っていました。先生と相性が合ったのか、苦手 な教科を克服できた点は良かったのですが、受験に向けて五教科全体の底上げをするためには やはり個別指導は高額についてしまうので断念。 中3はしばらく塾はお休みして、部活の県大会出場が決まってから小規模の集団塾に入りました。
KNは割と黙っているタイプなのですが、不思議に先生受けする生徒だったようです。そして 真面目なお友達に助けられたりもあって課題の忘れ物もあまりなく、内申はまあまあだった と思います。 実は、高校入試には中3の内申(通知表)がかなりウエイトを占めます。 男子の方がKNの身近ではテストの得点が良い子が多いのですが、なぜか内申が取れず・・・ という例がいくつかあり、内申重視も再考される余地があるのではと思ってしまいます。 私立の入試は内申はあまり関係ないので、本番に強い男子向けかもしれません。私立入試は 時事問題がかなり出るので、過去問以外に最近の重要ニュースなどは頭に入れておくと良いです。
二月上旬の私立受験は大抵1校一日(お昼は無しで午前中に終わることが多い)ですが、 三月中旬の公立受験は大変です。 ほぼ一週間試験です。例ですが、
月曜日 ピンク筆記試験(お弁当持ちで一日がかり)。 火曜日 ピンク面接試験。午前あるいは午後(時間は月曜に指定される。高校による) 水曜日 なし 木曜日 ブルー筆記試験(お弁当持ちで一日がかり)。 金曜日 ブルー面接試験。午前あるいは午後(時間は木曜に指定される。高校による)
問題も2種類作らなくてはいけないので大変でしょうね。でも、ピンクの試験に出た分野は ブルーには出ないので、後半ちょっと有利? 実際、KNのピンクの時の得点ではピンクは合格圏でしたがブルーは難しかったかもです。 ブルーが後半でよかった! とにかく体調も大事なので、マヌカハニー常備してましたよ(笑)。
あと、面接・・・。 KNは緊張こそしないものの、女子らしい愛嬌とかまろやかさとかいうものに欠けているので、 悪い意味ではないのですが「まだインタビュー慣れしていないアスリート」のような淡泊な 受け答えをします。ニコニコもしません。 中学校で、校長先生を相手に面接の練習をしたそうです。
練習がひととおり終わってから、
校長 「全体的にはよかったです」 KN 「ありがとうございます」 校長 「キミ、男の子っぽいって言われない?言われるでしょう」 KN 「・・・よく言われます・・・」 校長 「(笑)・・でも、あれ・・一人っ子なんだよねえ?」 KN 「はい」 校長 「そうなんだよねえ??親御さんの教育方針かな」
ど ん な 教育方針なんスか!!我が家!!!
教室に戻ってからその話をクラスメートにしたら「校長ナイス!」と大受けしたそうです。
まあ、余程のことがない限り「面接で不合格」ということはないそうです。 KKの時代には、試験は一回・面接は無しだったので本当に驚きです。
ここ最近、学校の先生の労働環境見直しなどで、部活の時間が短縮されたりしているようですね。 さみしい反面、そうなると受験勉強に取りかかりやすくなるのではないかとも思います。 あまり参考にならないとは思いますが、こんな例もあるということで書いてみた次第です。 ここ以外でも、高校受験についてもっと詳しいブログがあるのでぜひ検索してみて下さい。 では、受験生とその保護者の方、頑張って!!
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