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熱血青春日記(癒し系)
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2004年07月30日(金)
顔面爆破

最近、『ラブラブサンド』というパンがお気に入り。
どこらへんがラブラブなのかわからないのですが、(二個入りだからか?)要するにサンドイッチみたいなモノで、バニラとか、チョコレートとか、ピーナツバターとか、色んな味がある。
17時~23時まで塾にいるので、ハラ減るんですよ。
いつも休み時間に塾の隣にあるスーパーでラブラブサンドを買うのがささやかな楽しみです。


ところで、今日は塾もお休み。
大学の講義もないのですが、レポートがまだ終わらない。
ていうかテーマすら決まってない(駄)
午前中ずっと頭を抱えていたのですが、暑さにやられたのか結局決まらない。
つーか暑すぎですよね。この間の地震で北海道自体が多少南にズレたんじゃないか?
暑くてやってられないのでレポートなんぞブン投げて花火を観に行きました。うんしょうがない。
明日図書室でラッシュかけるさ。


河川敷の花火大会を観に行ったのですが、なかなかおもしろかったです。
出店で売ってた焼きそばを片手に観てましたが、あの焼きそば激ウマです。
普通に売ってくれんかな(笑)
肝心の花火のほうは
「今のボブ・マーリーじゃねぇ?」
とか
「あのキラキラは美川憲一のスパンコールだな」
とか、一般の人とは感動のポイントが違う僕らですがおもしろかったです。

途中で『ドラえもん花火』なるものが上がったんですよ。
どんなものか楽しみにしていたら、うん、たしかにドラえもんに見えなくもないです。
ただ、夜空に咲いたドラえもんの顔は『ドーン!』という音とともにバラバラに砕け散るのです。
あの、ドラえもん公開処刑ですか? 顔面爆破の刑ですか?
次に出てきたアンパンマン花火も同じ。バイキンマンに顔吹っ飛ばされましたか?


まあ一部そんなこともあったけれど、おもしろかったです。
花火を見ているといっつも思うのが、花火を飛行機かなんかに乗って上から見たらどうなるんだろうと思います。
一回やってみたいのよね。思いません?


帰り道、浴衣に下駄を履いている彼女に合わせてゆっくり歩いていると、どっかのホテルのおっちゃんに
「兄ちゃん、コレ!」
となにやら無理矢理手に掴まされる。
何を貰ったろうと思って見てみると
『ブライダル相談会 開催中』
……よし、結婚するか。



2004年07月29日(木)
涼む

主にクーラー目的で大学図書館へ行きました。
いや、本当はレポートを書こうと思ったんですよ。
もうほとんど講義がないので、大学はむわっと熱気に満ちています。
けど、図書館にはちらほら人がいるので、ガンガンにクーラーが効いている。
とりあえず、もう少しで読み終わる本を読みつつ汗が引くのを待ってから、レポートに取り掛かろうと本を取り出して読み耽る。
一時間ほどで読み終わって、パタンと本を閉じ、さあやろうとカバンをごそごそやっていると、誰かがブンブンと手を振りながら駆けてくる。
よく見ると彼女さんでした。
「あれ、今来たの?」
と訊くと
「うん、本借りに来ただけなんだ。すぐ帰るよ」
と言うので
「じゃあ、そこまで一緒に帰るか」
と言い、彼女さんが本を選んで借りるのを待ってから、一緒に帰りました。





……あれ? 僕は一体大学に何をしに行ったんだろう。



2004年07月28日(水)
忘れっぽい

「せんせー、これ訳して」
と、中学生の生徒がなにやら英文を持ってくる。
宿題だったら自分でやれ! と追い返すところですが、そうではありませんでした。
見てみると、なんだかめったやたらと難しい英文。
韻を踏んでいるらしく、ちょっと文法が無視されていたので悩んだあげくにわからず。
途中まで訳してこんな感じじゃない? と言ったら
「先生のくせしてわからないんだー」
と小バカにしたような口調で言われました。
だって、僕の専門は臨床心理であって英語ではないもの(;´Д`)
しかも塾では国語担当だもの(;´Д`)
と言ったら、
「そっか、日本語しかわからないんだね!」
と言われる。
正しいような、ちがうような……。


ところで、何か忘れてるなあ、とここ最近思っていたんですが、まあ思い出せないならそんなに重要なものじゃないんだろう、と思って気にしていませんでした。
学習塾で書かなきゃいけない書類も書いたし、申し送りもしてあるし、テストの丸付けも終わってるし。
ま、いいか。気にせず授業に行こうと思い、自分のクラスに行く。
さっそく授業を始めると、突然、耳が「ぶつっ!!」といったきり、片耳が聴こえなくなる。
ああ、忘れていたのはこれだ。
最近突然耳が聞こえなくなるから耳鼻科に行こうと思ってたんだ(駄)

いや、その後わりとすぐに治ったから、気にせず授業進めたんですが、一体なんなんでしょうかね。
ストレスか? 突発性難聴か?
などと思うんですが、片方だけなので心因性じゃないと思うんですよね。
単純に、ゴミかなんかが詰まったんだと思うんですが。
ここ最近はなかったのですっかり忘れてました(笑)いや、笑い事じゃないか。


暇が出来たら耳鼻科にいこう、と思いつつ授業後の雑務を済ませ、夏期講習は生徒が毎回授業の感想を書いてくれるので、それを読んでいたら、突然お金の振込みも忘れていたことに気付く。
猛ダッシュで振込みに行き、これも一件落着。
よっしゃ、これで後は忘れていることはないなー。
と、開放感に満ち溢れて家に帰ってきた瞬間、思い出しました。

大学のレポートやってねぇよ。

かーなーりマズいです。
心理学の自由課題だってさ。一番面倒だよ。
とりあえず、塾講師をやっているから学習あたりを書こうかと。
それとも、忘れっぽいのを研究したほうがいいのでしょーか。すると記憶だな。
アレだな。北海道のくせにこんなに暑いから、頭がイカれたんだ。狂ってるのは元からだけど。
感想を読む限り、塾ではちょっと変わった先生ってことになってるみたいです。
僕は金八先生を目指しているのに。



2004年07月27日(火)
国語。

塾で夏期講習が始まり、毎晩国語を教えております。
「熟れる」という言葉を説明するために、柿に例えて話をしようと思い、黒板に柿の絵を書いたら
「先生、それゴルフのボール入れるところですか?」
と訊かれたので
「そうそう、ボール飛んできてホールインワン。ってんなわけあるかい!」
と、思わずノリツッコミをしたサマージャンボバカことゆうですこんばんは。


今日の授業で文語詩と口語詩について説明をしました。
どうせ中学レベルだから、わかりやすさが第一と思い、文語は昔の言葉、口語は今の言葉で書かれた詩だよ、と説明しました。
実際、これでほとんどの問題に対応できるのですが、中にはヒネクレ問題があり、この説明では100%正解というわけにはいきません。
でも、そんなん出ねぇよな、最近は問題簡単になったって言うし。
そう思いながら、次の時間に実施する確認テストにさらっと目を通しました。
まさにそのヒネクレ問題が出てました(;´Д`)

これ、本当に説明しようとおもったら難しいんですよね。
文語は古い言葉の中でも「書き言葉」であるもの。
口語は今の言葉なんですが、旧仮名遣いでも「話し言葉」であれば口語です。
候文なんかは完璧に文語だって言えるんですが、口語の説明となると……。うーん。
萩原朔太郎が“口語詩”をつくったと言われている(らしい)ので、口語詩は朔太郎以降、だから今の言葉で書いてあるのは口語詩だよ、という仕掛けになっているのですが、それを踏まえるとこの説明は十分ではないというのはわかりますよね。
そのまで言わなくてもいいだろうと思ってたんですが、言わないとダメなんですね(笑)
そんなんは大学の国文学でやるのかと思っていたんですが。
そこまで考えると、文語視と口語詩の見分けはなかなか難しい。
一応塾長に聞いてみたんですが、自分もよくわからないから先生と同じ説明で済ませてる、と答えました。
こういうとき、教育大の国語科の人と仲がいいと助かるなあと思います。
明日訊きに行くつもりです。劇団に入っててよかった(笑)



2004年07月26日(月)
悪い癖

今日で試験最終日。
大学の試験は、開始から三十分が経過したら、終わった人から順に途中退出が認められます。
どういうわけか、自分が解きおわって席をたったら、まわりの5,6人も同じタイミングで終わり、どやどやと講義室から出てきました。
その5,6人の中に彼女さんと友達軍団がいて、いちおう
「おはよう」
と挨拶だけ交わしたのですが、帰る方向が同じなので、いきおい彼女らについていく形になる。

自分の悪い癖なのですが、自分は集団で居ても自分は自分、人は人と思っているところがあって、たとえばみんなで一緒に帰っていても「一緒にいる」っていう概念がないのです。
だから彼女らと一緒に歩いていても自分の世界の中にいて、「一緒に帰ってる」とはさらさら思っていないのです。協調性がない根無し草タイプという、一番仲間意識がひくいタイプ。
それを見抜いたのか、彼女に
「ねえ、黙ってないで一緒に話そうよ」
と言われ、そこで初めて「一緒に帰ってる」のか、と思うような人です。


なんか話せということで、小噺でもひとつして笑わせると、彼女の友人軍団は昼ごはんを食べに行く、ということでどやどやと去っていく。
なので、駅までの道を彼女さんと二人で帰ることになりました。
彼女さんは嬉しそうに
「二人きりだね」
と言います。
毎日顔をあわせるけど、意外と二人きりになるケースっていうのはレアです。
彼女は友達軍団とずっと一緒だし、自分は勝手にあっちこっちをふらふらしているのでチャンスはないのです。
やろうと思えばできなくはないです。
でも二人でいると彼女の友達の中にTさんという人がいるんですが、奴が
「あたしのKちゃん」
などと称して彼女をさらっていくという罠が二人を襲うのです。
一回、友達に彼女さんを奪われたので
「おれのKがーー」
と言ったら、それをおもしろがって余計に邪魔されるようになりました(笑)
奴はいつかシメようと思います。



2004年07月23日(金)
フルーツトマト。

大学図書館でとある本を必死で探していると、友人に声をかけられました。
「何探してるの」
と言われたので、本のタイトルを言って、なかなか見つからないんだと言うと
「これだべ」
と一発で発見され、今までのオレの時間はなんだったんだと思うゆうですこんばんは。
探し物って、探してるときに限ってないですよね。

関係ないけど、いつも本を返すとき、図書室のお姉さんが「にやり」としながら「お疲れ様です」って言ってくるんですよ。
別に疲れちゃいないが、まあ「お疲れ様です」って言われるのはいいんですよ。
でも、あの「にやり」がいつも気になります。
貸し出しの時は普通なんですよね。
返却のときだけ「にやり」なんすよ。
営業スマイルというのではなくて、「にやり」です。なんでにやりなんだろう。
もしや、返却の方法は実は違うとか(笑)


試験が終わって、留年の危機をひしひしと感じながら家に帰ってくるとまだ3時半で、暇だったので友人を呼びました。
雑談の中で、そういえば最近は野菜や果物の品種改良がすすんでいる、という話になる。
サラダほうれん草や、ゴールデンキウイなんかもそうですよね。
特にゴールデンキウイなんざ、奴はキウイと名乗ってはいけないほどの進化です。
あれはキウイじゃねえな。ゴールデンだな。ただの。
というわけで、もしやスーパーに行けば未知の食材があるかもしれない、ということで軍資金530円を握り締めてスーパーへ旅立ちました。
ところが、自宅近くのスーパーはわけのわかる食材しか置いてません。
これは企画倒れか、と思ったところ、フルーツトマトなるものを発見。
わけがわかるのでつまらないが、これは気になってたんですよ。
トマトのくせにフルーツを名乗るとは、並大抵の根性じゃありません。


で、買って来ました。
トマトだけじゃつまらないので、馬肉の缶詰も一緒に買いました。
トマトを開封し、外にある、花に水やる用の水道で洗い、部屋にもどって食してみる。
フルーツと名乗るからには、さぞ甘いことだろうと思いながら、かぶりつきました。
うん。
一言言っていいかな。


トマトじゃん。


どこらへんがフルーツなのか。
あんた詐欺ですよ?
シュークリームって書いてあるから買ってみたら、中にクリームが入ってなくて、てめえただのシューだろ! ってつっこんだ某パン屋並に詐欺ですよ?
でも、後でよくみてみたら、商品解説に
【シュークリームの生地をチョコでやさしく包み込みました】
って書いてある二重の罠でしたよ? 国語力を試してるんですかあのパン屋は?


というくらいに、ただのトマトでした。
ちなみに、馬肉のほうはネタになるかと思ったのに、普通においしかったので割愛します(笑)



2004年07月21日(水)
お父さん。

ゆう君はテストの日は朝から元気だよね、と色んな人から言われました。
自分は基本的に午後1時からエンジンがかかり始めて、放課後にテンションが最高潮になっている人なので、朝からテンション高いのは珍しいのです。
朝はたいてい半目で、話し掛けられても「ん? ……うん。」しか言いません(笑)
その代わり、みんなのテンションが下がってくる放課後間際に一番テンションが上がるので迷惑がられます。
だから、別に元気じゃないんですけどねぇ。
あえて言えば早く帰れるからなんだろうけど、帰ったところで毎日の様に塾があるから結局のところ寝るのは翌日の2時か3時なのですが。
試験期間は遊べないし彼女さんにも話し掛けたら殺されそうだし、元気になる要素はないのですが元気らしい。
多分諦めが悟りにかわって、余裕が生まれるんだと思うよ。



今日も、ヨーグルメットを片手にもう諦めの境地でへらへらしながら廊下を歩いていると
「あ! お父さん!」
と、見知らぬ姉さんに言われました。
え、何? あなたを生んだ覚えありませんが。
つーか2年の教室から出てきたってことはあなた私より年上ですが。
昼ドラによくある認知するしないとか言って教育費を請求ですか?

と、色々なことが頭を駆け巡ったんですが、そういえば前回の公演で自分はお父さん役でした。
姉さんはその芝居を見たからお父さん役をしていた自分に「お父さんだ」って言ったんだと判明しましたが、周りの人のびびった顔が今でも忘れられません。



案の定、今日の試験の行動学と運動科学は撃沈し、家に帰ってくると明日は解剖学だから気合を入れようと勉強し始めたのに、20分後くらいに睡魔がおそってきて、気がつくと外はまっくらで、あと30分でお仕事に行かねばならない時間でした。

今日は教師全体の会議というのがありました。
夜の22時から始まって、主に夏期講習の話。
あとは教室別にもう一度会議をして、夏期講習の打ち合わせ後、もっとここをこうしたほうがいいとか、生徒ともっと会話を、とかいう意見の交換を行いました。
終わったのが24時少し過ぎ。
さあ帰ってまた解剖か、と思っていると、高校数学担当の先生が寄って来て
「ゆう先生、演劇をやっていらっしゃいましたよね」
とおっしゃる。
採用のときに、学生劇団に入ってるって言ったな、と思いつつ
「ええ、劇団○○です」
と言うと
「この間の芝居、観に行きましたよ。僕、教育大生なんです」
とおっしゃる。
こんな所にもお客様が(笑)


こうやって話し掛けてきてくれるのはすごく嬉しいですね。
そんなこんなで、芝居っておもしろいなあと再認識した日でもあります。



2004年07月20日(火)
GTO.

またもや夜中に携帯が鳴りました。
今度こそデートのお誘いではなく仕事のお誘いで、英語の担当が休みだから着てくれとのこと。
テスト期間だから本当はやめてほしいんだけどどうせ家にいても勉強しないので行って来ました(笑)

さて、以前も書きましたが塾講師の仕事が突然舞い込んできて、あれよあれよと言う間に面接だの採用試験だの研修だの一通りが終了し、先週の土曜から自分のクラスを担当しています。
本名のイニシャルがOなので、オレはGTOになるんだとか彼女さんには言いましたが、実際は給料泥棒(駄)
だいたいが、自分が中学生のとき、塾で何してたかっていったら、先生がちょっといなくなった隙にテキストを隠して代わりにエロ本を仕掛けていたほどのアホでしたから(笑)
そのせいで、うちらのクラスは塾内一のバカクラスとして全国的に有名になりました。ええ。
小学校のときなんか脱走の常習犯だったし。
気が向いたらその頃の話を書いていきたいと思います(笑)

自分の担当は中学国語、なんですが、これまた国語っちゅーのが教えるとなると難しい。
この間も、問題の解説をしているときに、解答と考えられるのが選択肢の中に二つあったんですよ。
でも、問題文の指示は「どれか選べ」だから一個しか答えはないはずで。
一体どこがどうちがうのか、生徒の前で一分くらい悩んだ結果、
「はい、これは問題がわるいね」
と責任転嫁に走る給料泥棒教師です(駄)

しかも、普段大学の授業に慣れているせいか頭が80分で一区切りするようになっており、ブッチギリで時間オーバーの常習犯だったり、口調も相手が中学生であることを忘れて大学で研究発表するみたいな授業になったりと色々やらかしてます。

けど、この塾はテキストは決まったものを使うけれど、別にカリキュラムは決まっていないので、自分の担当クラスは好きなように時間を使えるのがありがたい。
今日は2コマ続きの授業なんですが、申し送りで指示されていた不定詞の説明は一時間で終了してしまいました。
次のコマで理解度確認のテストをするべきなんでしょうけど、いかんせん新人なものでどこに何の書類があるのかわからず(笑)
仕方がないので次のコマは全く関係のない授業をして過ぎました。
英語の五文型がわかっていらっしゃらないようなのでもう一度説明したんですけどね。
こう考えると教師ってのも大変だなあ。



2004年07月18日(日)
関白宣言。

友人に勧められて、姓名判断っていうのをやってみました。
姓名判断っていっても、ごく簡単なものですけどね。

なんのこっちゃかよくわからんのですが、自分の恋人の名前と誕生日、血液型を入力すればわかるそうな。
さっそくやってみたんですが、なんだか矛盾してるし、結局何が言いたいんだかさっぱり……?


だいたいこんなことが書いてありました。
恋愛の相性? だかは
『二人はベタベタのベストカップル! でも、あなたが彼女に一方的につくす関係になりがちかも』
続いて結婚の相性は
『妻があなたを助け、あなたは自分のペースでがんばれる、いい関係でしょう』

いや、どっちやねん(;´Д`)
結婚したとたんに立場逆転ですか。
今は彼女につくしているが、結婚したら亭主関白してもいいってことだな。
お前を嫁に貰う前に、言って置きたいことがあるってか(古)


一応心理学部の学生なので、こーゆーのは何の根拠もないと否定すべきですがね。
占いなんて、誰にでもあてはまるような当り障りのないことしか言ってないから誰がやっても当たるわけであって、別に生まれた年や血液型が関係しているわけじゃないんですよ。
よくある血液型別の性格占いなんかも、まあ身も蓋もない言い方をしてしまえば、あれは占いではなく『統計学』です。たまたまそんな人が多いっていうだけ。
友達に超がつくほど几帳面なB型もいますし、超がつくほど適当なA型もいますから、例外が存在する以上般化できない=理論として成立しないわけであって、しかもプラシーボ(偽薬)みたいに「○型はこんな性格」といわれればそうかな、と思って自然とそんなふうな振る舞いをしてしまう、ということが含まれる以上これは妥当性が疑われるのであって、だいたいがA型でも全ての血液型の要素は少なからず持っているわけであって、ああ、100歩譲って血液型で性格が決まるとしよう。そんなら多重人格っちゅーのはどう説明がつくんだい、はははまいったかこのやろうとか、ぶつぶつ……。


とか何とか、暇なときに難しいことを考えるのが好きです。
↑の文はほぼ適当なので信じないでほしいんですがね。
毎朝占いをチェックして、チベット占星術の講義も受けた男の言うことですから(笑)
たまに気になることを思いついたりすると、会話中でも考え始めるので、そう言うときは魂が抜けてるだのと言われたりします。



そんなことを書いていると、たった今メールが鳴りました。
けっ、こんな夜に鳴るってことはどうせ仕事の話だと思いつつ見てみると彼女さんからで

「30日の金曜日に花火大会観に行かない? 予定いれちゃったかな……。」

なんてメールが来たわけで

「全然入ってないです! ぜひ行こう」

なんて即返信したわけで、返信した後でやっぱり付き合っているうちはこの女の子に踊らされるんではと思いました。
……占いの言う通り、関白宣言できるのはいつの日か。



2004年07月17日(土)
うまちょびれー

というメールをいろんな人に送ったところ、理解してくれたのは一人だけでした。


つい書くのを忘れたんですが、昨日心理学の試験があったんですよ。
その試験というのが全て記述式で、もう手が痺れるかと思うくらい書かされるんですけれども、問題の中に
「以下の文を読んで心理学的な解説をしなさい」
とかいうのがあるんです。
まあ、始めのうちは、家のカギがちゃんとかかっているかどうか確かめないと気がすまないとか、簡単なものだったんです。
ああこれは脅迫性障害だなとか、転換性障害とか心因性の感冒だなとか。
ただ、強敵が一人。

「私には好きな人がいます。でも、好きって言うとふられないかどうか心配で、
 彼女がいるの? って訊きたくても、「いる」って言われるのがこわいんです。
 そんなだから、未だに進展がありません……」

まあ、一部誇張はしてますが(笑)、だいたいそんな問題文でした。
……これを心理学的にどう解説しろと(;´Д`)
がんばれとしか書けません。

いや、書いたけどさ。接近回避葛藤だけどさ。
なんかふに落ちないっていうかさ。



2004年07月16日(金)
夏も酣にして

つい先日、ポータブルラジオを買いました。
1000円くらいの2バンドで、安いながらも音はクリアだし、軽くて小さいしで大変重宝しています。
もともとラジオ好きなのもあり、受験生時代はずーっと勉強中にラジオを流していたのです。
学校の行き帰りもこれでラジオを聴きながら自転車を走らせています。

そのラジオで、今日札幌市の地下鉄に風鈴が取り付けられたという話題をしていました。
そういえば毎年花火大会の前日くらいに風鈴をつけていたはずで、去年までは
「今年もそろそろ夏が盛りになってたなあ」
なんて話を地下鉄で友達としていたものでした。
最近は地下鉄なんて滅多に乗らなくなって、久しぶりに乗ろうかなあと思っていたちょうどその時、偶然後輩とのメールの中で、今日演劇部に顔を出すという話になりました。
去年と同じ様に風鈴が地下鉄内で音色を奏で、それを聴きながら高校へ到着。
ゲネを見せてもらい、まあ、ここまで来れば言うこともないから楽しんでやれ、とだけ言い、その後で後輩を二人つれて食事に行きました。

食事をしながら、女子高生二人は喋りに喋りまくる。
よくそんなんで喉がぶっこわれねーなと思うくらいに喋る。
彼女らといると、オレって無口なほうだなとしみじみ思うくらいです(笑)


途中から、それぞれの恋愛談義に花が咲き始めました。
後輩の一人は只今先輩に片思い中という、なんだかそこらへんの青春ドラマみたいな恋愛で、一体どうしたらいいのか、なんて言いまして。
好きなら好きって言えばいいんだ、というと
「だって、す……すき、なんて言葉、恥ずかしくていえません……」
などと、この時代でもまだいたのか、と思うくらい純な事を言う。
いいなあ。おれもそのくらい好かれてみたい(笑)
うちの彼女、口では好きというけれどホントに好きなんでしょうかね、なんてたまに思ったりするもんです。
「好き」より「殺す」って言われた回数のほうが多い気がするんですがね(笑)
長いノリツッコミかもしれませんね。
10年くらい付き合ったあとで、別れの言葉が「って、なんでやねん!」みたいな。



とりあえず、アドバイスとしては

①短い会話でも、毎日話をすること
②何か二人の共通点を見つけること
③色んな表情を相手に見せたり、秘密を打ち明けたりすること

と、三点くらい言っておきました。
まあ当たり前といえばそうですな。
自分も実践済みですから効果は確かです(笑)
共通点なんざ、我々の場合共通よりも違いを探したほうが早い気がしますが、片思いなら共通点があるっていうのはでかいですな。
好きな音楽とか、趣味とか。なんでもいいんですけどね。

とりあえずは、メールアドレスを知らないというので、さりげなく聞く方法を伝授しました。
「いたずらメールするからアドレス教えて」
ってちょっとそっけなく言うんです。これだと結構すんなり訊けます。
ふっ、俺様の恋愛テクをみたか。







まあ、恋愛テクなんてものがあったなら、「殺す」より「好き」の回数が多くなるんですが(笑)



2004年07月15日(木)
劇団会議。

今日の夕方、劇団で前回の公演の反省会を行おうということで、久々にメンバーが集合し、大学近くの喫茶店へ赴きました。
ここは水出しコーヒーとお持ち帰りも出来るケーキが美味と評判の店で、前から気になっていたのでこれ幸とばかりについていく。
すると、木曜日は定休日とあたりまえのようにオチがつき、結局ミスドで大量のドーナツを30%引きで購入し、大学の講義室を借りて話し合いをしました。

最初はまったりしたお茶会だったのが、途中から白熱した演劇論が飛び交う。
自分もふられれば喋りますが、こういう話し合いでいかに自分の意見をいうかって大事なことなんだなあと思いました。

大学生になって、本当に様々な人の話をきく機会があり、自分の持っている価値観も少し揺さぶられたりします。
やっぱ、まだまだ小物だなあ。



2004年07月14日(水)
壊れる。

先日、洗濯機がご臨終しました。
スイッチを入れると、ウィーンという音だけがして一向に動く気配がない。
修理しようにも手が出ない状態だったので、仕方がなく新しい洗濯機買いましたよ。
最近の洗濯機はすごいですね。動く音が静かだし、早いし。

で、昨日。
昨日は早く帰ってきたので、自炊でもしようと思ったら、今度はガスが出ない(;´Д`)
何らかの理由でガスが規定値より多く流れ込んでしまったため、安全装置が働いてガスの供給がストップしたそうです。
これも修理の人を呼んで直してもらいました。

さて、次は何が壊れるやら(;´Д`)



2004年07月11日(日)
カリー。

お昼、スープカレーつけめん、という謎の物体を食しました。
要するに文字通りで、ご飯の代わりにラーメンの麺をスープカレーの中に浸して食べるってやつです。
味としては、カップヌードルのカレー味がおいしくなった感じでした(笑)
いや、美味しいけど、やはりスープカレー専門店には勝てないというか、スープカレーはご飯で食べたいというか(笑)
スープカレーは野菜がおいしく食べられるので好きなんですよ。


微妙なランチのあと、友達を呼んで男四人で映画を観に行きました。
金曜の日記にも書きましたが、小学校来の友人についに彼女ができたそうで。
そいつに根掘り葉掘り訊かねばならぬということで車で拉致しました。
奴は肝心なところになると照れて口を割らない。
判明したのは、バイト先で知り合った女の子ということだけです。
今度また調査してやる。
昔からの友達四人が集まって、話すことといえば恋愛話と車の話、それから近況報告と、懲りずに喋り続けています。
昔は部活の話ばかりだったっけな。
なんだか最近は、あいつはどうしてるとか、今何してるとか、そんな話が多い気がします。
大人になってもこうしてたまには皆集まれば、ほんとに楽しい。

映画は、『ブラザーフット』という韓国映画を観に行きました。
ほんのり泣けました。本格的には泣けないけど(^^;
戦争の悲惨さを伝えるという点では、いい映画と思います。
戦闘シーンがリアルすぎて気分が悪かったなあ。




今日は選挙の開票がありますね。
来年はもう選挙権を持つのか。
政治に無関心でもいられないな。



2004年07月09日(金)
恋にうたえば

いい加減書いてて煩わしいので、登場人物紹介でも作ろうと思うのですが、元来ものぐさが影響して一向に書かないゆうですこんばんは。

うちの劇団にH君、というジャニーズ系イケメン(?)の男子がいます。
つーかそこらのジャニーズより断然かわいいです。
男子だけどかわいいです。個人的に許せません。
もう一人、Sさんという、結構美人な女子がいるのです。
前に書いた、地域環境専攻ゆえに『チカンの女』と呼ばれている人です。
このSさん、なにやら人に抱きつく癖があるらしいのですが(それがチカンの女と呼ばれる一つの理由でもある)、近頃観察しているとH君に抱きつく回数が異様に多いことが発覚。
これはもう、あれでしょ。SさんがH君を狙ってるってことでしょ。ファイナルアンサーでしょ。
そういえば、二人きりでいることが多い気がするなあ。
狙っているっていうか、もう付き合ってるんですかね?
詳しい情報が入り次第、追ってお伝えいたします。芸能リポーターゆうでした。


そんな二人のラブラブ度(多分)を間近に見せ付けられた最近、我々も付き合っているはずなのだが、二人でいることは無いなあとぼんやり考えました。
あの二人、めっちゃラブラブでええなあ、と思い、何かこれは、対抗したほうがいいのでは、と負けず嫌いの心が勝手に燃え上がり、とりあえず大学に来て、講義の前に時間があったので彼女に飴をあげに行きました(笑)

彼女さんと平和に雑談していると、Nという男が現れて会話に加わる。
このNがまた、クセ者なのだ。
だいぶ前に、Nが彼女さんに携帯の番号を訊いていて、
「お、奴はうちの彼女を狙ってるぞ」
と勝手に一人決めしたんですが、どうやら彼はただの女好きらしいことが最近判明(笑)
この間、講義がちょうど休講になり、持参した小説がもう少しで読み終わるので講義室でゆったり読んでたら、彼女の友人と女の子が一人、講義室に入ってきたんですよ。
何かこれからここで相談事があるらしく、その女の子は
「ねえ、クララ君(←すでに大学共通語)って口堅い?」
と訊きました。
「小説に夢中だから、口堅いの前にどうせ聴こえない」
と言うと彼女の友人が
「そうそう。この男難聴だから」
という。まるで全然聴こえないみたいじゃないですか(;´Д`)
えー、かわいそう……、などと同情されました。
いえ、日常生活に問題ありませんから( ̄∇ ̄;)

で、実際聴こえたかというと、ほとんど聴こえなかったんですが(笑)、断片が聴こえてきて、それから推測するにそのNという奴がその女の子に付きまとってるそうなのです。
何されたんだか、女の子はえらくご立腹でした。
そうか、飴あげるくらいが正しいのだな、と思っていました。


そういえば最近、小学校からの友人についに彼女ができたことが発覚。
みんな恋しちゃってるね。



2004年07月08日(木)
殺人ペーパー

「ゆう君、口あけて」
と、彼女の友人が満面の笑みで何かを人の口に突っ込もうとする。
見るとなにやら一センチ弱四方の紙のようなもの。
「こんなん食えない」
と訴えると、周りの人々は口々においしいだの、食べ物だの言う。
何か嫌な予感がして頑なに拒否し続けていると、講義室に彼女さんがやってきた。
彼女さんも「食べたらびっくりするよ」と満面の笑みで言うので、やっとのことで食べた。
彼女の言う通りびっくりしました。
びっくりするくらい辛かった。死ぬかと思った(;´Д`)
何の食べ物か知らんので、「殺人ペーパー」と命名しておきました。


そんなことをしていると教授がやってきて、講義が始まる。
実はトイレに行きたかったんだけど殺人ペーパー騒動で行けなかったのです。
この講義は2コマ続きのプレゼンで、1コマ80分。
そう思うと猛烈に行きたくなり、発表する学生が機器のセットでてこずっていたのでこりゃチャンス、と思って挙手をしました。
教授が、はい、なんでしょう、と言うので
「先生、おしっこ」
と言うと、彼はその場にへなへなと崩れ落ちました。
彼女に怒られたのは言うまでもなく。



2004年07月07日(水)
暇人。

気合で今日提出のレポートを書き終えました。
レポートといっても、パワーポイントでプレゼンテーションのスライドを作るだけなので、一時間もあればできます。

情報処理は二時間続きの授業で、今日やるべきことはそのスライドの提出のみ。
なので、授業自体は一瞬で終了し、二時間の暇ができました( ̄∇ ̄;)
えらく暇で、誰かにちょっかいかけようにも彼女はなにやら熱心に作業してるし、他のみなさまも忙しそう。
自分だけ暇人なので、江国香織の『号泣する準備はできていた』という小説を読み、手付かずだったのが半分ほど読み終えてもまだ時間がある。
しかたがないので、色んな人にメールを送って耐えてました(笑)


しかし、今日は午後から急に忙しくなる。
実は最近、とある学習塾から連絡があって、夏からの授業を担当してくれないかと頼まれてました。
んで、今日、澄川まで行って打ち合わせをしなければならなかったのです。
まだ採用というわけではないのですが、恐らく土曜日の国語の授業を担当することになるかと。
ひょんなことで先生になりたいって夢は叶ったけど、大丈夫かなあ……。
自分の担当した生徒、片っ端から成績落ちそうな気がするんですけど(笑)
大学図書館で教育心理学の本でも借りてこよう……(^^;
こういうとき、教育大の人と仲がいいと助かります。
確かT先輩は国語科の人だったはず。チャンス。



そういえば、教育大で思い出したので脱線しますが、(というか、この日記に本筋なんてモノはありませんが)、教育大の専門課程に『地域環境』っていう学科があるのです。
そこに所属している女の子がいるんですが、彼女は地域環境って名前がいやだとおっしゃる。
何がいやなのか、と訊くと

「だって、地域環境って、略して『チカン』っていうのよ?」

チカンて( ̄∇ ̄;)
おかげで劇団内では『チカンの女』と呼ばれています。
ちゅーか、その話をした日の朝、彼女本物の痴漢にあったそうで(^^;
痴漢はねー。怖くてもちゃんと通報しないとねー。



そんなこんなで、まあ、打ち合わせが終わり、せっかく街まで出てきたから社会人の友人を誘って夕飯を食べに行きました。
たまたま見つけた狸小路のお店は、なかなか安くておいしかったです。空いてるし(笑)
メンチカツ定食が550円。社会人におごってもらう。ごちそうさま。



2004年07月06日(火)
消える男。

自由課題のレポート、明日までだってさ。
22時くらいに彼女さんが言ってました。
提出二時間目だってさ。
明日の一時間目にラッシュかけるさ(-_-;)
日記やら小説やら台本書いているおかげでタイピングだけは早いので、書くことさえ決まればなんとかなります。
研究テーマは『バナナ』です。もう人生棄ててます(駄)
いや、でもバナナすごいんですよ。
気が向いたらHPで公開します(笑)



大学で心理学の授業を居眠りし、運動科学で正しいサーキットを教えてもらって筋トレに目覚め、ひたすら腹筋をした帰り、廊下でばったり彼女さんと彼女の友人に会いました。
他の授業は全部一緒だけれども、二人は唯一運動科学を選択していないのです。

ジャージにTシャツという格好で、汗もかいているのだけれど、どうせこのあと自転車に乗って帰るだけだし、サイクリングも運動だ、と思って着替えずに帰ろうとしていたら、彼女の友人が

「ゆう君、そのまま帰るとカゼひくよ。テスト近いのに……」

と、文章で書くと心配してくれて優しいんだなあと思うけど、実際にはえらくバカにしたような口調でおっしゃる。
いや、オレは死んでもテストには来るよ、というと、死んだらこれないじゃん、とまともなつっこみが入ったので、魂が来るんだよ! と反論(?)する。
と、ご友人は

「そういえば、ゆう君ってたまに気配消えるよね」

という。
え、そうか? と彼女さんに訊いたけど、別に……。という顔をする。

「だってさ、さっき心理学の授業のとき一瞬気配消してたじゃん」

などと不可解なことを言う。
すると彼女は、

「それは、ゆうが短期記憶の領域にいるからだよ」

と、さっき習った記憶のメカニズムを持ち出してくる。
(短期記憶……今日の朝食のメニューなどといった、短い時間で消去される記憶)

端的に言えば、アウトオブ眼中ってことネ(;´Д`)



でも、気配が消えるって、この人だけじゃなく色んな人に言われます。
たぶん、小学校時代、授業をさぼるときにそっと教室を抜け出してた時に身につけた技だろう。
おかげで大学の講義さぼっても、彼女以外には発見されません(笑)



2004年07月05日(月)
同窓会。

いざ公演が終わるとやることも無いので急に暇になる。
大学で講義が終わり、部活はもうないのだからまっすぐ帰ればいいのに、なんとなく違和感があって、講義室に残って彼女の勉強を邪魔してました(駄)
彼女は忙しいらしく、たまに送る意味なしメールも
「あんた、そろそろ殺すよ?」
と怒られたので自粛中。
つまらないので、何かやることはないかと思っていたら、たまたま高校時代のクラスメートに会う。
そういえば僕は同窓会の代表幹事で、そういえばもう7月で、そろそろクラス会の時期じゃないか!
ということで、さっそく皆に連絡をとっています。

現代は形態という文明の利器がありますが、いちいちメールを送るのが面倒なので、いっそのことメーリングリストを作っちまおう、というわけで只今作成中。
だいたいの人が揃ったら、クラス会の企画をたてて、場所を押さえて、日程組んで……。
なにやらわくわくしてきます。
こういう風に企画をたてるのって好きなんですよね。
デートも旅行も、こういう集まりも全部自分が企画します(笑)
おー。盛り上がってきた。
基本的に忙しくしていないと彼女にちょっかいかける男なので、こう言う風に仕事がなくては。



2004年07月04日(日)
暴走列車。

さて、昨日は本番でした。


10時に稽古場入りだったのですが、20分ほど遅刻しました(駄)
というのも、地元の友人(スピード狂)が事故りまして。
まあ、事故は大したことないんですが、その処理を手伝うのに新川のあたりまで車で行ったのです。
新川で友人と別れ、大学のある学園通りまで帰ろうと思ったら、新川なんざバスでしか来た事が無いので帰り道がわからない。
とりあえず大きな道を走っていればいつか環状線に出るだろうと思ってたら札幌市を突き抜けて石狩市の花川まで行ってしまい大変焦りました(笑)
なんとかそこから屯田に帰り、新琴似から環状線に出て帰ってこられました。
ていうか、その前に朝起きて自分の車のチェックを何気なくしたら後輪がパンクしてまして、慌ててスタンドに駆け込んで直してもらいました。
いやあ、教習所でやった始業前の点検ってバカにできないんですね。今度からちゃんとやろう(^^;

そんなこんなで遅れたわけですが、家に無事ついて、さあ大学のある学園通りへ向かうぞ、と思っていたら演出さんからメールが入りました。

「ゆう、すまん。来るとき赤マルボロとライター買って来てくれ」

こ、この29歳め。


学園通りまでの道はこれでもかというくらいの田舎道で、コンビニなんざギリギリで一軒あるだけなので、自宅近くのコンビニに寄る。
マルボロください、というと

「ごめんなさい、今一時的にタバコ売ってないんですよ」

なんてネタだ(´Д`;)


仕方が無いので、学園通りに続く道の唯一のコンビニに寄り道して買ってきて、結局本番の日に20分遅れて稽古場入りという暴挙に至りました(笑)
もう皆テンションあげに入ってしまって誰も構ってくれないので、一人アップを済ませてコンビニでお昼を買い、福利施設の和室でまったり一人昼ごはん。
そう、教育大には和室があり、小ホールの隣に位置しているため、昨日今日と役者の控え室として押さえてあったのです。
昨日も彼女さんとここで煎餅食べながらまったりしてました(笑)

昼を済ませると、もう開場の時間が近いので、舞台裏に台本とタオル、飲み物と小道具類を持ち込んで準備を済ませ、怪我しないようにゆっくりと体を伸ばしてました。
皆さんテンションあげが最高潮に達しており、
「ゆうも来いよ!!」
などと主に先輩方がバシバシ背中をたたいてきます。
テンション上がってるので手加減なしで、えらい痛いです。こんど仕返ししてやろう。

そんな感じでテンション上げが終わり、結局自分は本番前の打ち合わせとか何もないまま会場の時刻を迎えました。
演出家と共演者に、今日のネタ(←日替わりのアドリブセリフがあるのです)を伝えて裏に控えます。
先輩方は一年生の為に一人一人声をかけに来てくれて、なかなか優しい一面もありました(笑)


本番は5分ほど押してスタート。
今日は元々用意されているアドリブネタ以外は決められた通りにやろうと思ってました。
でも、自分が酔っ払って帰ってくるシーンがあるんですけれども、そこで本番前に演出家と
「頭にネクタイ巻いて帰ったらおもしろいかもしれませんね」
と話したので、それを実行に移しました。
するとテンションが上がってきて、酔っ払いシーンは全てアドリブという暴挙に至る(笑)
というか、セリフを一つ勝手に追加しただけなんですけど、共演者の一人がノリのいいやつですかさず乗せられたので、全部アドリブで行くしかなくなったのです(^^;
でも、そういうときに限って練習のときよりおもしろかったりするんですよね。
場面が終わって袖に引っ込んだとき、待機していた先輩達に握手を求められました(笑)


しかし、そんな裏事情を知らないお客さんにとっては、自分はヘンなキャラというイメージが固まってしまったらしく、全くウケを狙ってないマジなセリフで爆笑されて傷つきました。あそこ泣かせるシーンだったのに(笑)


そんなこんなで、まあ大きな失敗はなく、暴走列車ゆうの舞台は終わりました。


公演にはうちの高校の演劇部の後輩たちと同級、それと先輩が来てくれてました。
客だしの時に会い、先輩は「クララ大きくなったねえ」と言われました(笑)
あと、見知らぬお客さんから、あなたの演技が一番好きです、と言って頂きました。感謝。



まあ、その後打ち上げの席で共演者から本番で急に暴走するなと怒られましたけどね(笑)
お酒も入っているので、H先輩は
「オレはお前にテンション上げてもらったよ!!」
などと舞台声でお店に迷惑かけつつ語り、なぜか人のポケットに優良舞台賞などと叫びつつ、どこで買ったのかロケット花火をねじ込む。
T先輩はお酒を飲むとテンションがガタ落ちするので
「君にはね。天性の才能がある。僕にはお客さんを笑わせることはできない……」
と、異様にお好み焼きを上手に焼きながら、涙ながらに語ってました。この人十分笑わせてたんですけど(笑)
演出さんには、本番強いなあとバカウケ。音響さんは何気ない一言がツボらしく、終始笑っているし、隣のジャニーズ系みたいな顔した同期の男は、かわいい顔してオヤジギャグを連発する。
そんなオヤジどもがひしめき合う席で、自分は炭酸が飲めない(飲むと高熱が出て倒れるのだ)ので、ソフトドリンクをちびちび飲みながら遠巻きに見ていたんですが、酔ったH先輩が
「クララも飲め!!」
と勧めてくる。
炭酸が飲めないとなると、残るはワインくらいしかなくなるのですが、ボトルで、しかも宴会は食べ飲み放題だけどワインだけ別料金取られるんですよ。
だからいいです、と言ってるのに
「オレのおごりだ!!」
などと叫びつつ勝手に注文する。
一人でボトルを開けるわけにはいかないので、ワインボトルをグラスを四つほど持って、色んな人に振舞ったんですが、なぜかうちの劇団はワイン嫌いの人がほとんどで誰からも拒否られる。
H先輩はいずこかへ消えたので、親父どもから離れて彼女さんの隣に移動しました。
そこで平和にワインを飲みつつ女性陣とお喋りをし、酔っ払いオヤジ共を観察していたのですが、いかんせん一人でボトル開けようとしているのでいいかげん頭が痛い。
唯一ワイン好きの女の子に一杯勧めて、今日は飲まないと言う姐さんにも勧めて、彼女さんにも勧めて、と色んな人にお酌しました(笑)
そのうちH先輩が舞い戻り、ヒゲ面で抱き締めてくるので、やだーホモーあっちいけーなどと泣いていたら(実際マジ泣き)そう言えばさっきまで隣にいた彼女さんがどこかへ行ってしまった。
トイレに行くフリをしてH先輩を隣の男子に「生ゴミ」と言ってパスし(←すでに先輩として扱ってない)、探しに行くと彼女は階段で寝ている(笑)
何杯飲んだやら顔が真っ赤で、意識ははっきりしている、というか自分よりはるかにまともなんですが、なにやら大変そう。
店内に戻り店員をとっ捕まえて「すみません。冷たいお水を一杯いただけませんか」とやけに低姿勢で頼んで水を貰い、また戻って見ると女性陣が彼女さんを囲んでなにやら声をかけてました。
彼女さんにお水を差し出し
「みず」
と、ロレツがまわらない口で言うと女性陣から
「クララ優しいー!」
と言われる。
ふっ、まかしとけ、と背中で語りつつ席に戻ると、一人ごとをなにやらぶつぶつと言っている人や、H先輩と隣の男子がなぜか抱き締めあっており、それを先輩(女)がにやにやしながら見守っており、29歳は誰に言っているのか演劇論を高々と論じており、と完全に意味がわからない状態。
なんとなく席に戻りづらいよ、この酔っ払い軍団め、と思っていると彼女さんたちが帰ってきたので一緒に席につきました。
彼女さんは隣の女の子にもたれかかって眠りだしたので、その女の子が
「ねえ、クララ~。この子かわいい~」
としきりに連発するので、自分も
「かわいいね」
と、彼女に(珍しく)本心で言ったのに、反応したのは29歳男で、しきりに可愛い演技をしてくる。
仕方がないので
「可愛いオヤジがいるよ!」
と言うと、“オヤジ”の部分は聞こえてないらしく彼は満足そうに頷いたので、残ったワインを持たせて追い払いました(笑)


そんな感じの飲み会も終了し、まだ飲むとさわぐH先輩たちと別れて、札幌駅まで彼女を送ることに。
意識ははっきりしていて、
「大丈夫?」
と訊くと
「大丈夫だけど、寒くて、眠い」
と言ったので
「暖めますか」
と両手を広げたら、
「いりません」
と普通に拒否される。大丈夫じゃないのは僕のほうでした。

そんな風にして、帰り道は普通の雑談をしながらゆっくり歩きました。
酔ってたので、好きだとか、カワイイだとか二、三言言った記憶が片隅にあるんですがもう覚えてません。
確か、女子部員に
「さっきから二人っきりでいいムードだけど、デート?」
などと訊かれて
「そーだ!」
と適当に受け答えしてました。まあ、向こうも覚えてないだろう(笑)
もう隠すとかどうでもよくなってきました。昨日でバレたかもしれんがどうでもいいよ(笑)
で、駅の改札で彼女を見送り、まだ不安なので、同じ方向に帰る先輩に託して、ゆっくり休みなよ、と声をかけて帰りました。

ところがやっぱりゆっくり休んだほうがいいのは自分らしいです。
あの後、何をどうしたんだかわかりませんが、普通に家に帰って、貰った花束を花瓶に移して寝たんですよ。
でも、翌朝5時くらいに目が覚めると、右足がめちゃくちゃ痛くて耐えられない。
何したんだか、すごい激痛でした。
しかも恐ろしいほど寒く、布団を何重にもかぶって一人でガタガタ震えつつ痛みに耐える日曜日。
明日生きてるだろうな(^^;



2004年07月02日(金)
青春だ。

今日は公開ゲネの日。
ゲネっちゅーのは、本番に限りなく近い状態で行う通し稽古のことで、それを『公開』しました。
つまりは、今日本番でした(笑)


本番前、ミーティングが終わるとそれぞれテンション上げ、と言って、音楽をガンガンかけて好き勝手暴れるというのがあります。
自分は試合前などはテンション上げをしないで黙っている人なのですが、むりやり舞台に引きずられて何だかやらされました。

客入れ前に円陣を組むのですが、その時の掛け声を決めるのに演出さんが
「すまん、ゆう。お前のネタもらうぞ」
と言い、
「青春だ!」
と叫びました。
元は自分のネタじゃないんですけど、うちの劇団で人気です(笑)

でも、ホント青春だなあと思います。
熱いな。


常々言っていることなんですが、試合は神様が見に来るのだと思います。
練習中はありえないようなプレーも、その神様が後押ししてくれることで飛び出たりするのです。
演劇の本番も然り。神様が微笑めば急に輝きだす人がいる。

今日は今までで最高の演技だったと演出さんに言われました。
けれども、まだまだ足りない。あんなんじゃお客さんに「おもしろかった」とは言わせられないな。
勝負は明日。いよいよ本番。