キミの息遣い 聞こえて ちょっと いぢわるしたくなって そっと 壁に隠れたんだ
キミがボクを捜す姿 見たくて ちょっと いぢわるしたんだ
ごめんね
いつも 不器用で
あなたが持ってきてくれた毛布きて
今日 眠る
あなたがずっと注いできてくれた愛情感じて
今日 眠る
煩わしいこと忘れたくて 明日 目覚めたくなくても
あなたが教えてくれた温かさ もう一度感じたい気がして
今日 眠って 明日 目覚める
火は何もなしでは起こらなくて 木の葉や小枝や新聞紙を燃やして 小さな 小さな 種火から 大きく 大きく 育ちます
ココが熱くなったら 動けると思っていたけど
自分で熱くしなきゃ 動けないこと 知った
でも あなたの手が 差し伸べられたから
種火 起こすこと できた
抱き締めたり
突き放したり
いつも それの繰り返し
あの日
あなたを抱いたのは
たぶん あたしじゃなかったんだよ
君は病気を知っているか?
目に見えたり 見えなかったり
痛かったり 痒かったり
愛したり 突き放したり
全部がバラバラで どうしようもない
君は ボクを 知っているか?
生きてます
たぶん これを 「生きている」と 言うのです
なんとなく あたたかいから
なんとなく 呼吸が聞こえるから
泣いています
自分の体でちゃんと生きることができなくて
何をすればいいのかわからなくて
道に迷って
泣いています
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