高い屋根の上から見た空は いつもより近くて ちょっと あの人を身近に感じた記憶が蘇る
写真の中の 変わらない笑顔は あたしを見てるのではないけれど あたしを見てる
もう あなたを想った季節は セピア色に染まりそうだけれど
それが また 美しくて 切ない
「きれいなまま」で置いておけるものがあることは たぶん 幸せの証
めずらしい君を見ると ちょっと違うことしたくなるよ
いつも ちょっといぢわるな私が なんとなく 丸くなれるんだ
秋風のせいかな?
木の葉の音のせいかな?
季節の足音が よく聞こえる 時期だね・・・
そこに横たわってる君は 僕を見て 伝える
そこに横たわってる君を見て 僕は「生きる」ことを 知る
動かなくなった君を見て 僕が生きていることを感じる
人って 逆のこと知らなきゃ 何も 解らないんだね
失くしてた 鍵 見つけた
その鍵 使う扉 探した
まだ 見つからない
けど きっと ある
なんだか いいこと ありそう
「自分」の可愛がり方 間違って
「他人」のこと 傷付けた
君の流した涙に ため息も出ないよ
海はもっと広いんだって
君は もっと 知らなくちゃいけない
素直に言葉が出ないのは
心に 源がないから
素直に笑顔になれないのは
心に 喜びがないから
ないものを ねだられて
あなたを求めることなんて できない
心が言葉で 届かないのなら
あなたの顔の横にある その 二つのものは 要るのですか?
冷たい風が吹いたから
君がくれたもの 全部要らなくなったよ
ボクのココロがビー玉みたいに ガラスでできてるコト 忘れられたから
不安定な箱の中 行ったり来たりしてるの 忘れられたから
ボクは君のこと
もう要らない
ボクの大事なモノ 忘れられたから
ボクも君のこと 忘れてあげる
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