2025年06月03日(火) |
最高の一年 / 真田 正明 |
五十六歳で逝った妻は教えてくれた
妻は秋に子宮がんの手術を終え、ふだんの生活に戻り冬を過ごし、春には長女の出産で単身オーストラリアへ。しかし夏に体調が急変し…。「朝日新聞記者の200字文章術」の著者が、自身のいちばん大事な人を失った体験を綴る。
著者は2010年11月から2018年3月まで夕刊のコラム「素粒子」を担当されていた。
あまり感情をだ出さずに 夫婦して終の住処になるはずだった鎌倉の自然もたっぷりと、淡々として書かれている
奥様が亡くなられるときの情景は 私も主人のときのことを思い出して思わず涙した
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